近所に派手な告知やイベントを実施するお店があるが、なぜ処分を受けないのか?-回答

今週末から来週初めにかけては、お問い合わせにお応えしたいと思います。

 

記事公開予定

今回は ぬくぬく さんからお寄せ頂いた「とある小規模店舗の営業事例と警察との関係」について

※メールでの遣り取りをまとめます

 

次回は エンドゥー さんからの「封入制エコパチの話ってどうなったの?」について

※メールでの遣り取りをまとめます

 

そして最後は、 単発親父 さん、いしけん さん、二度見 さんからお寄せ頂いた内容をまとめて、「高射幸性スロット機の、期限を設けた自主回収の可能性はあるか」について

※単発親父 さんへの回答がメインです。

それに、いしけん さんと二度見 さんとのメールでの遣り取り内容の一部を抜粋して援用して、解説します。

 

これら3つの記事を公開していく予定です。

 

毎週土曜~日曜に恒例で公開している「今週の見通し」記事を挟むかたちでの公開となり、また待機中である『Once Upon a Time in Ameyoko-ある夏の記憶【おまけ】』の公開も予定しているため、それぞれなるべく読みやすい文字数にコンパクトにまとめて書いていきたいと考えています。

 

それでは、まずは今回のお問い合わせ内容からご覧下さい。

 

ぬくぬく さんより

はじめまして

いつも読ませて頂き参考にさせて頂いています

(中略)

 

今回は、私が普段利用しているホールの事について質問させて下さい

(地域名などが記載してあるため割愛。複数県にまたがってチェーン展開するネームバリューがあるお店や、設置台数が多い大型店が近所にあるような繁華街にある、小規模スロット専門店をイメージして読み進めて下さい)

 

ここは元々相当派手なイベントをするスロ専で、レートは等価が長かったのが一旦7枚にして、半年くらいで5.6枚に変更して今は6枚に落ち着いています。

 

等価~7枚時代は専務、社長、会長、とか、北斗7星とか、色んなレベル付けできるもので札を差して設定示唆とか発表をしていましたが、規制が厳しくなってからは札やポスターは使わずにデータランプの色を変えて光らせたりして、以前と全く同じようなスタイルを引き継いでいます。

 

また、ブログで第三者が書いているように装って、実際には店側の人間が獲得枚数ランキングやイベント告知、前日の設定の一部を発表したりもしています。

 

この店ですが、このご時世、こんなことをやっていてなぜ無事なのか、突如営業スタイル変更したり営業停止したりするリスクについてご意見を頂きたいです。

 

けっこう通っているので、店長と話ができるのですが、こんなことをしていても大丈夫なのか聞くと

「オーナーが警察との関係が良いので、ヤバい事にはならないと思う」みたいな事を言います。

 

実際のところ、そのようなことはあるのでしょうか?

(中略)

 

ここのイベントは強いと思っているので、警察から入られたりしてレートやスタイルが変わったり、閉店することになったりしたら個人的にはキツイです。

 

楽太郎 の返信

ぬくぬく さん

 

お問い合わせフォームからのメールでのお問い合わせ、ありがとうございます。

 

早速ですが、回答です。

 

内容を拝見する限りでは、よくあるスロ専かなという印象でした。

 

営業スタイルに関して、そちらの地域では、かなり目立つようなお店なのかも知れませんが、関東圏の私としては、そんな感じです。

 

まず初めに、これはご質問とは直接は関係ありませんが、保有している貯メダル量をどうするかとか、今後の付き合い方について考えながら、じゃあ他の店舗も開拓しておこうとか備える姿勢は正しいと思います。

 

いくら店長さんが「大丈夫だ」と言っても、これは私自身についても同じ事が言えますが、所詮はパチ屋が言う事です。

 

是非や価値の判断をパチ屋の言葉に置くべきでは無く、あくまでも利用者であるぬくぬく さんご自身が行うべきだと私としては思っており、危ないなと思ったら貯メダルを引きあげたり、別の選択肢を模索しておく事は重要です。

 

それでは、本題です。

 

・なぜ派手な告知やイベント営業を継続できるのか?

・店長さんの、「オーナーが警察との関係性が良いので、ヤバい事(行政処分)にはならないと思う」という言葉の信憑性

 

これらについて、まとめてお応えします。

 

回答

<反則の上手さ>

まず、規制が厳しくなる以前の営業スタイルを、表面だけ変えて継続している事に関しては、これはまあ良くある事と言えます。

 

より具体的には、札/旗といったアナログ告知物を、web上やデータランプといったものに変えるという手法ですね。

 

当然、アナログ的なものは誰が見てもその意味は推測できますが、デジタル化されたものに関しては、それ相応のチェック目線を持っている人でないと意味が分からないという場面は、パチ屋に限らず世の中に溢れていると思います。

 

また、本来はやってはいけない事でも、手を変え品を変えやるというのは、小規模店舗であれば特にありふれた事と言えます。

 

そうしないと、強い看板を掲げている(ロゴマーク自体に集客力がある)チェーン店舗や大型店がある中で、対抗まではできないが存在感を示したり差別化するために、つまりは生き残っていくために、やむなくやっている事情もあるでしょう。

 

また、単に4号機時代までのノリを踏襲している、やんちゃなお店の可能性もありますね。

 

このように見てみると、最初のご質問にある通り、なぜ規制下でここまで派手な事が継続できるのかに関しては、微妙な表現ではありますがやはり「上手い」のだと言えるでしょう。

 

例え話で申し訳ありませんが、プロレスでの反則攻撃の上手さや間合い、センスに通じるような感じです。

 

規制に違反するお店を美化する意図はありませんが、悪には悪の華があるというか、まさにプロレスで言えば「忍」や「炎」というフェイスペイントを施していた頃のグレート・ムタみたいなものです。

※分からなかったらすみません。またメール下さいm(_)m

 

反則負けになる前に適当に切り上げたり、チェックする者の目を盗んで巧妙に都合が良い行為を繰り返すというやつです。

 

そういった意味では、違反行為にもテクニックやセンス、クリティカルヒットを避ける危機察知能力みたいなものが必要とも言えますね。

プロレス

試合巧者?ただの暴れん坊?

 

<常連客による支持>

こうした事に加えて、ぬくぬく さんご自身もそうかも知れませんが、根強いファンがお店と共同体意識を持っていて、現状を壊したくないと強く思われているお店の可能性もあるでしょう。

 

つまり、どんな営業スタイルでも、仮に規制に違反していても、自分たちにとってメリットが大きいので通報などしない、或いは調和を乱す余所者は弾くといったファン層が居るお店という訳です。

 

実際、私も、他エリア探訪時などのプライベートでごく小さなスロ専にお邪魔した時に、まさしく邪魔者というか、物凄いアウェー感を感じた時があります。

 

これに関しても是非について語ればきりがありませんが、もちろんやり過ぎは禁物ですが、色んなお店がある事で業界の多様性が保たれているとも言えますので、ここでは触れない事にします。

 

さて、次のご質問ですが、オーナーさんと警察との関係性についてです。

 

<地元警察から、優良企業/店舗と認知される事の重要性>

まず、警察との関係が良いという言葉自体に関してですが、これは所轄警察署という事で間違いないでしょう。

 

本庁といった、より大きな警察組織に顔が利くパチ屋オーナーなどはおらず、あくまでもその地域での関係性という事です。

 

そうであれば、店長さんが話してくれたような、「オーナーが警察との関係が良いので、ヤバい事にはならないと思う」という事情は理解できますし、実際にそうである可能性はあります。

 

以下で、その理由をご説明します。

 

まず、これは所轄によって、もっと言えば生活安全課の署員によっても考え方が違うでしょうから、あくまでもそういう地域があるという程度で読み進めて下さい。

 

例えば、私が担当しているエリアの中には、所轄担当者から事前に色々な情報を教えてもらえる所があります。

 

こちらが申請書類を提出しに行った時や、所轄の担当者が新装開店時に該当台のチェックのために来店した時などに、書類の取り扱いや入れ替え台のチェックなどはさっさと済ませたり実際にはチェックなどせずに書面に署名だけさせて、あとは雑談なんて事もよくあります。

 

その雑談の中で、「最近は、お忙しいんですか?」、「今日はどこも新装開店でしょうから、これから店舗回り大変じゃないですか?」みたいな感じで振ると、ちょっとした情報が得られる場合が多いです。

 

「そうなんだよ、年末にかけてさ、掲示義務があるもの、携帯義務があるもの、見させてもらいに行くかも知れないから、そこらへんしっかりしておいてよ」

 

こういったお話があった場合には、私としては「営業許可証が目視可能な場所に常設してあるか、確認しておくように」、「従業者名簿はしっかり更新しておくように」、「街頭でのティッシュ配布の際には、道路使用許可証の写しを忘れずに携帯するように」といった伝達をして、実際にチェックが入った時に駄目出しされないように前もって備えます。

 

また、「この前、遊技台の裏にさ、ガムテープで何番とか貼ってある状態で営業していた店があったから、注意したんだよ。入れ替え作業の時に設置順を間違えないようにとか言ってたけど、余計なもの付けちゃ駄目だからね」などといったお話があれば、遊技機周りで何かしら不備が無いか確認して備えます。

 

より具体的に、「この前、某店で、大型パネルのデータ表示機で大量獲得のランキング情報を流していたから注意したよ。おたくはそういうの、無いよね?」とか、「専用の荷台にメダルの箱を載せて、札とか(パト)ライトとかで飾ったりしている店があったから、こういうのどんどんエスカレートするから気を付けるように言っておいたよ。おたくは、いっぱい出た時とかはどうしてるんだっけ?」このような話が出る場合もあるので、ああ、最近はこういう所をチェックしているんだなとポイントが分かる訳です。

 

こんな感じで、現場レベルであっても、所轄との関係性が悪くなければ、それなりに備えができるので、立ち入られて何かまずいものが見つかって・・・というリスクを減らす、無くす事は可能です。

 

それが、経営者クラスともなれば、より大局的な情報が得られる場合もあるでしょう。

 

地域に根差している優良企業と見なされれば、所轄で行われる恒例行事に呼んでもらえたりする場合もあります。

 

例えば、正月の武道初めとか、その都度開かれる地域交流会/懇親会/懇話会と呼ばれる集まりへの招待です。

 

このブログにも情報提供してくれている知人店長のところはわずか2店舗しかない会社ですが、経営者の方は所轄との関係性は非常に良いとの事です。

 

地域の法人会へも毎月出席したり、地域のお祭りや催しへの協賛なども、絶対に欠かさないとの事。

 

上記のような所轄の催しにも声が掛るそうで、課長や署長クラスの方と直接話す機会を得て、何か今後動きがありそうであればそれに備えたりしている模様です。

 

例えば、その会社/お店では、路上犯罪の抑止や何かあった際の確認ができるように、店頭に監視カメラを設置してくれないかという所轄からの要請を受けた際に、二つ返事で設置して地域の安全への協力姿勢を示したりしているようなので、このことからも所轄から良い印象を持たれている事が推察できます。

 

まとめ

このように見て来ると、一見派手な事をやっているようでいて、実際にチェックが入って指示処分などを喰らう前にまずいものを片付けたり、大丈夫な程度に加減していたり、あるいはそもそも詳しくチェックされないような会社としての信用があるお店の可能性がある、と言えるかと思います。

 

もちろん、実際に私が現場を見た訳ではないのであくまでも推測ですが、ご質問のように、経営者クラスの方がフットワークが良くて所轄との関係性が良好で色んな情報を前もって得たり、それによって備えたり、会社として良い印象を持ってもらえている事は十分にあり得る事でしょう。

 

今回お問い合わせ頂き思ったのですが、そのお店が派手な事をやっていられる一番の理由ですが、これも邪推ですがおそらく「やんちゃな営業スタイルをファンに支持されている、ファンに守られているお店」だからだと思います。

 

業界の健全化という観点では宜しくないのは承知していますが、ファンが支持するのは無味無臭で簡素なスタイルのお店よりは、自分たち独自のアピールポイントを持っていて分かりやすいメッセージを前面に出してくるお店という場面も多いでしょう。

 

程度問題で言えばやはり危な過ぎる事は控えるべきですが、ぬくぬく さんのご近所のお店は、一定の客層のニーズをしっかり満たしているスロ専であると推察しました。

 

こういった派手な営業スタイルに関してですが、私としては、マルハンなど、業界のTOPやリーディングカンパニーを自任する企業であれば、このような事は好ましくないと思っています。

 

コンプライアンス以前に、横綱には横綱なりの振るまいというものがあり、スロ専と同じようなドギツイ告知でゴリゴリの営業をしているとなれば、これは毎回の取り組みで立ち会いと同時にはたき込みをしたり、猫だましをしたり、蹴たぐりやぶちかまし、張り手ばかりで勝っているようなものでしょう。

 

業界としても、世間的にも、トップにはそれ相応のものを期待するので、規制内容なり世間的な批判なりをまずはしっかりと受け止めてからの取り組みが望まれるのは当然と思っています。

 

ですが、現実には、その地域で一番派手で射幸心を煽るような告知物を出していたりするのは、マルハンだ、というエリアも良く耳にしますし、実際に目にもします。

 

私としては、取り締まり行政側からのチェック目線がこれ以上は厳しくならない事を望みますので、どのお店もほどほどにして頂きたいと考えています。

 

 

以上、ご質問への十分な回答になりましたでしょうか?

 

もし不明な点であったり、また何か別の疑問点などありましたら、お気軽にコメント/お問い合わせ頂ければと思います。

__________

以上が、ぬくぬく さんとのメールでの遣り取り内容を、段落分けや文字強調/色付けなどで、読みやすく記事の体裁に仕立て直したものです。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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