「不正」遊技機の撤去状況、スロット事情、エリア別新規開店状況など

先日、知人店長とTELで近況を話し合う機会があり、その中で「不正」遊技機の撤去の進捗状況や、現在のスペック構成比、スロットコーナーの状況、更には最近はエリアによっては新規開店情報も出てきているので、そこらへんの事について話題になりました。

 

今回は、この会話の内容からいくつか採り上げて、軽く書かせて頂こうかと思います。

 

パチンコのスペック構成比について

まず、私が管理しているお店のスペック構成比について、軽くではありますがご紹介します。

 

2015年7月時点

4円パチンココーナー

・旧MAX=54%前後

・ミドル=15%前後

・ライトミドル=17%前後

・甘デジ&羽根物=14%前後

 

他ホール企業の方針というか機種構成比がどんな感じなのか詳細は不明ですが、他所よりも元々、ライトミドルの割合が多めであるという特徴があると思っています。

 

実際、大当り確率1/130~1/250くらいの確率帯でないと、資金的に気軽に打てないという会社員層も増えていたり、重い確率で大当りを追いかけて貰えるくらい面白味がある機種が少なかったりといった事情がありますので、時代背景には合っていると思っています。

 

次に、現在のスペック構成比をご紹介します。

 

2016年7月時点

4円パチンココーナー

・旧MAX機=24%前後

・ミドル=29%前後

・ライトミドル=25%前後

・甘デジ&羽根物=22%前後

 

検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の2016年内での撤去に関して、8月末が期限になっている機種を計画的且つスピード感を持って撤去する必要がありました。

【参考】2016年6月23日公開

『「不正」遊技機の最終撤去リスト公表』

 

その過程で、適当に使えそうなライトミドルを中古で多めに購入したり、新台購入時にも特定の機種を多めに購入することはせず2~4台くらいずつ多機種構成になるようにしたりと、特に会社員層の打ち手のお財布に優しかったり選択肢を増やす事を主眼に置いての入替を実施してきました。

 

本音を言えば、旧MAX機のようなスペック機を他の機種に置き換える際には、ほぼ同等の売り上げる力を持った確率帯、すなわち現行でのMAXである確率1/319機で入れ替えたいのですが、読者の皆さんも日々の遊技で実感している事と思いますが、現状では「打ってみても良いかな」と思ってもらえる確率1/319機は

 

・千円16回以上の北斗無双

・千円18回以上の巨人

・新台の蒼天

 

これくらいしか無いという方も多いものと推察します。

 

なので、新台で確率1/319機が出てきても少台数しか買わず、私のやり方と同様に多機種構成にしながら旧MAX機を撤去していったというお店も、全国的に多いものと推察します。

 

そして、この傾向は当面継続し、現在の新台のスペック状況や販売予定などを考慮すると、今後は全国的に確率1/150~1/250くらいのスペック機の設置比率がかなり増えてくるものと読みます。

 

ちなみに、知人店長のお店ではかなり軽い確率帯~甘デジの割合が多く、ご本人の言葉をそのまま書けば

「自分のキャリアで初めて、1/130以下のスペック機の設置比率が28%という高水準になった」

との事でした。

 

初めは「かなり多いな」という印象でしたが、それでも、1円~0.5円パチンコにしてしまって売り上げが減るよりは、4円で軽い確率帯の機種を弾いてもらった方がハネる時はハネるので(しっかり稼動し売り上げて、まともな利益が出る)ので、営業手法的には良いと思います。

 

また、軽い確率帯の機種は中古価格も維持しやすい傾向にあるので、数ヶ月~1年くらい経ってから入れ替える時も案外まともな売却益が発生したりするので、そういった観点からもアリかと思います。

 

もちろん、どのような機種構成が好ましいかに関してはエリア差や客層の差などがかなり大きいので、一概に「これが成功パターンだ」とは言えません。

お財布に優しい

お財布に優しい確率帯の機種を増やすお店も多くなりそう

 

スロットの状況について

スロットに関しては、2万枚問題に触れる機種(高射幸性スロット機)の設置比率を段階的に減らして行こうという取り組みは業界内に存在はするものの、実際にそのように進めているホール企業とそうではないという企業の差は現状では大きいものと推察します。

 

また、これは業界全体のトレンドの問題とも言えるのですが、パチンコの業況が悪く今後の見通しも不良で、そういった中でスロットコーナーの方に集客を求めたり、場合によってはパチンコの一角をスロットに改装したりといった動きも出てきています。

 

特に、2016年に入ってから、新規出店や全面改装の情報が出回り実際にグランドオープンしてみたらスロット専門店だったという場面も結構多いように思います。

 

私としては、スロットの今後のスペックダウンの問題や夏場のまともな機種不足の状況からすれば、こういった時期にスロット専門店とは勇気があるなと思った時期もありましたが、その後は2016年9月~2017年春先くらいまでにかけては、集客力がありそうな新台の販売予定情報がどんどん入ってきているので、選択としては間違っていなかったんだなと考え方を改めている次第です。

 

今後は強めのコンテンツ機が出てくるので、これらをしっかり導入して売り上げを確保し、それを基にして会社員層向けにはAタイプ機にまともな設定を使うなどすればバランスがとれた営業ができるかと推察します。

 

Aタイプ機に関しては、大した台粗利は得られないので積極導入には及び腰というお店も多いでしょう。

 

しかし、この夏にかけて新規開店したスロット専門店のスペック構成比を見ると、45%前後がAタイプ機+RT機だというお店も多いという情報もありますので、やはり無視できない勢力になりつつあると言って良いかと思います。

 

また、現状ではまともな設定が入るAT/ART機が限られているので、さすがにイベントもマンネリ傾向にあるというお店や打ち手も多いでしょう。

 

いつまでもバジリスク絆という訳にもいきませんから、良設定使用のバリエーションを増やすという観点からも、今後出てくる強めのコンテンツ機には期待したいと思います。

 

新規開店について

私の手元にある情報では、2016年7月は新規開店が11店舗あり、そのうちの6店舗はスロット専門店のようです。

 

私の勤務地とはエリア違いなので、営業スタイルなどの詳細は不明ですが、250~300台規模でジャグラー&Aタイプバラエティーの設置台数が多めで、それに旧基準AT機を多めに配置する(40%以上)傾向があるようです。

 

2016年に入ってからの新規開店数を、エリア別に俯瞰すれば、

・北海道/東北=4店舗

・関東甲信越=14店舗

・東海=2店舗

・中部/近畿=14店舗

・中国/四国=3店舗

・九州/沖縄=9店舗

※自社調べのため、若干上下するかも知れません。

 

このようなものになっており、特に大阪エリアに関しては8店舗(自社調べ)の新規開店があることからも、2016年秋口~年末にかけて、これまでの勢力図に変化が出てくるエリアもあるものと推察します。

 

 

以上、知人店長と意見交換した際の話題から、いくつかピックアップして記事の体裁にしてみました。

参考にして頂ければ幸いです。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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コメント
  1. 近所の大型店は牙狼が100台、が売りでしたが、今はどうなっているのやら。そしてこれからどうなるのやら。

    • ゴンザレス さん

      たしかに、見物ですね。

      業界人的には、
      ①牙狼魔戒の現シェアがどの程度同ブランド(金色リユース&魔戒リユース+新作牙狼)で置き換わるか
      ②海系機種の現シェアが~(同上)

      この2点が注目ポイントなので、打ち手の皆さんにもご近所のお店がどのような戦略で入替えていくか査定しながら過ごして頂きたいと思います。
      ※サンセイはなんとかなるでしょうが、三洋は踏ん張りどころでしょうか。
      次回作の沖縄4で自社シェアを維持出来るか否か?

      それによって、業界がこのような状況に陥っていても高粗利体質の機種選定/調整しかできないお店なのか、或いはしっかり稼動させながら利益を残す事を意識しているお店なのか見えてくるかと思います。

      商売なので利益を出すことは現場にとって必要なミッションですが、これまでのようにデカく勝つか激しく負けるかといった丁半博打的な遊技を強いていたのでは打ち手のお財布が持たないことは明白なご時世ですから、やはり私としては今は1/319機よりは1/150~1/250確率帯で面白そうな新台が出てくることを期待しています。。。

      • 返信ありがとうございます。

        まぁ中央メイン通路にズラっと並べて統一感を出すような配置ですから、入れ替えるとしたら全て同じ機種?社内でも揉めてそう。

        一年以内にグランドオープンした店には珍しく、個別の計算機でなく箱を使うことで出玉感を演出する店でしたから、より一層複雑ですね。安くない牙狼を集めて気合を入れて新規オープンしたら、この騒動。ざまぁ見ろとは思いつつ、担当者が可哀想で仕方ない。

        • ゴンザレス さん

          マルハンの北陸エリアの新店が北斗無双120台で開店との情報ですから、年末にかけてはメーカー同士でのシェアの奪い合いというか、仁義なき戦いの始まりといった感じでしょうか。

          私としては、打ち手にはもっと選択肢を提供すべきと考えており、近隣他店がどのように動いてきても当面はこの考え方を変える気はありませんね。

          現状では、来店して釘を見て、牙狼魔戒開いてない、北斗無双開いてない、じゃあ退店!という打ち手も多いでしょうから、自店では夢福神や巨人、AKB、モモキュンソード、マクロスフロンティア、乙女フェスティバル、などを開けてみるとか地味に誘惑作戦実施中です。

  2. これはもうホールは新内規はクソ台しか出ないってことで見切ったってことなんですかね?
    モンキーとか増台してるホールがいっぱいありますし。

    見切る前に設定を使っても客がつかない。みたいなステップは踏んでないんでしょうか。

    • おっさん さん

      新しめの機種に、設定4くらいなら試そうかと、今まさに試行錯誤中のお店が多いと思います。
      ・・・といった矢先に、8月に入ってからのスロットの売り上げが低下しているので、無い袖は触れずに悶々としている店長さんが多いのではないでしょうか。

      私に関しては、今月は幸い確率的に辛く動いており売り上げが目減りしても欲しい粗利はあるので、コードギアスやデビルメイクライクロス、ガールズアンドパンツァーなどには設定4と6をちょこちょこ使えました。

      打ち手も違和感を感じるようでしっかり打ち込んでくるので、やはり設定4が入るかどうかというのは重要なポイントだと実感しておる次第です。
      (コードギアスは、今月4回設定6を使って、一番出たのが2,500枚というショボ結果でしたが・・・)

      デビルメイクライクロスに関しては、自分で使用した分と知人部長から貰った分で設定6の営業データが6件集まったので、近日中に記事にしてご紹介します。

  3. 古い機種の方が使えててファンも多いというのは、先行き不安です。

    個人的には、もう絆は飽きました。

    ところで、古い機種と言えばなのですが、ユニバとサミーの展示会に出てた灼熱牙王ってどんな機種なんですか?

    • のだなのだ さん

      おのののか みたいな感じでナイスなHNですね。

      さて、聞いてしまいましたか、灼熱牙王を。

      当時の資料が残っているので、今度記事にしてお応えします。

  4. うちの地域のホールは旧MAX機を一台たりとも撤去していない
    8月過ぎても壊れるまで使い続けるだろう
    客も新規準なんか全く打ってない

  5. あ さん

    私が今心配していることは、事務管理が適当だったり店長さんがしっかり現場に出て来ないようなお店で、8月末撤去期限の機種を見逃してしまってバラエティーコーナーに1台残ってました的に問題になる場合もあるんじゃないかと。

    それを写真に撮られて所轄等に情報提供、違法機の設置と言うことで行政処分が下る、と。

    私が所属している会社では8/22(月)時点で完全撤去が決まっているので、計画的に入替プランが組めてホッとしています。

    ですが、入れ替えで導入してきたのは古めのライトミドル等が多いので、あ さんがご指摘の通りヘソ賞球4個機種や払い出し性能が弱い確率1/319機などは打ち手に支持されていないものばかりだなあと実感しておる次第です。。。

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