スロットバラエティーコーナーに高設定を入れて営業するには?-物語形式で回答

今回は、過去記事のコメント欄での遣り取りから生まれた記事です。

 

ファウ介 さんからのコメント

「バラエティーコーナーの機種には設定が入らない」風潮を何とか改善して行く方法は無いのか?

 

・バラエティーに設定を入れてもリピートに繋がらない

・バラエティーは収支度外視で趣味打ちしてくれる人が居るから、抜ける所から抜いておけ

 

このような情報が氾濫しているから、収支に敏感な中級者以上の方はバラエティーで打つことを諦めてる人も多いかと思います。

 

しかしながら、大型ヒット機種が生まれにくい最近の状況を見るに、益々バラエティーや少数台構成の機種の需要は高まっているように感じます。
※ただし、これはあくまでも店舗側の都合で、打ち手側からすると、設定を使ってくれるなら大型機種だろうが、バラエティーだろうが関係ない。

 

店舗側からすれば、動く可能性が高くない台を複数台抱えるリスクだったり、はたまた、絶対外せない大型機種のトップ導入のためのお付き合いで、渋々購入している場面もあるのだとは思いますが。。。

 

ただ、ここで他店との差別化の一種として集客に繋げることはやはり、かなり難しいのでしょうか。

 

マイナー機種にも日の目を!バラエティーを打つ時もワクワク感を!

 

やはりスロットの醍醐味は「高設定かもしれない台を探すこと」だと思います。

 

偉そうに済みませんが、一人の長年のスロ好きの心の叫びですm(_ _)m

_______

ここまでが、コメント欄で頂いたご質問の内容です。

 

それでは、とあるスロ専を舞台に、

 

「バラエティーコーナーの機種には設定が入らない」風潮を何とか改善して行く方法は無いのか?

 

これについて、仮想店舗を舞台に、物語形式で書いてみたいと思います。

 

大阪エリアの、とある弱小スロ専が舞台

<店舗情報>

  • 総設置台数:20円スロット全100台/1フロア(県下にスロ専2店舗を構える小規模ホール企業)
  • 交換枚数:5.6枚
  • 立地条件:繁華街、駅から徒歩5分

 

社内の状況としては、あまり宜しくない。

 

ちょっと前に、前任店長が退社。

 

妻子ある身でありながらLINEを使って若い女性と関係を持とうと試み、あわせて設定漏洩にまで手を染めて小遣い稼ぎに腐心していたのが本社にバレた格好。

 

これにより、5年間主任として勤めていた”俺”が新任として業務にあたる事になった。

 

店舗付きの正社員は他に2名(新任の主任:26歳男性、景品担当兼ホール巡回:30代女性)

 

<営業状況>

ある日の閉店後、当日の営業データを眺める。

 

平均稼動5,600枚、売上140万円、粗利24万円

 

どうにかこうにか適当な粗利は残せたが、慢性的な稼動/売上不足の状況では、ゴッドハーデスがひと暴れすればあっという間に薄利水準まで押し込まれる危険性がある毎日。

しかし、現状ではここが適当に稼動しているので、外す訳にも行かない。

 

営業上の課題を考え始めればキリがないのだが、目下の悩みどころは、この5点だ。

  1. 前任者が、メインとなる機種/コーナーを残してくれなかった
  2. 前任者が、自分の好き嫌いをそのまま反映させた機種構成のバラエティーコーナーを残し、全く機能していない
  3. 設備全般において、とにかく古い(サンドも、遊技台2台に1機で千円券しか使えないタイプである)
  4. まとまった台数の入れ替えを行うだけの予算が無い(3ヶ月で400万円も使えない)
  5. 経営者は、時代錯誤的に、旧基準AT機全盛時代とそれほど変わらない粗利益を今でも要求している

 

手持ちの機種が弱い、設備も古い、基本稼動が平日5,000枚台と低水準である。

 

これらの要素で考えれば、まあ、コンサルタント会社の目で見れば、明らかな廃業予備軍店舗と行って良い部類である。

 

毎日本当に、頭が痛い。

 

この状態から、どうやって浮上していくか?

 

<近隣の競合状況>

このような零細店舗を尻目に、ここ大阪エリアの状況としては、近県に複数店舗持っているホール企業がひしめく激戦地と言える。

 

ここ15年ほどで、自店のような小規模店舗は相当数淘汰され、区によっては20店舗以上が店仕舞いしたエリアもある。

 

実際、自店がある区でも、例えばマルハンなどは

 

「本日は22日木曜日!」

 

「クックックッ・・・」

 

「皆様、おはよう。

パーラーロマネスクの店長、そう~小早川です」

 

「ようこそ ロマネスクへ、今日もみんなのアドリブ来店を待っているぞ!」

 

こんな具合に、相変わらず、舐め腐った告知を堂々と出していて、ウチの前任店長が飛んでしまう原因にもなったLINEでも、毎回かなり具体的なイベント煽りを仕掛けて来る。

 

そんな中で、一旦、基本稼動がある水準を割ってしまったスロ専が、ライター招致や単発イベントでの出玉の放出アピールでお客を戻すのは困難で、単に利益を垂れ流して終わってしまう可能性が高いため、愚策と言える。

 

特に、近隣に強い営業力を有した競合店がある場合など、ゾロ目や6や7が付く日など、打ち手側が勝手に期待するような日は大体はどこかのお店が何かしらの催しをやっているので、似たようなコンセプトで何かやっても打ち手側には全く響かない。

 

また、頑張って格好を付けたとしても、営業上の体力が違う訳だから、単発で終えざるを得ない危険性も高い。

 

やるのは簡単、しかし、しっかりした中身を伴ってやり続けるのは困難、そういう事である。

 

せめて、旧イベント日など、自店に強めの営業日があれば、そこで今後の営業姿勢を設定配分なりで打ち出していく事もできたのかも知れないが、前任店長の無策によって、残念ながらこれといって集客や今後の生き残りのために使えそうなネタは何一つ無い。

 

<節約の日々>

しかし、自店の状況は、これまで主任の立場から見ていたが、内部的にはかなり無駄が多く、まだまだ業務を効率化したり色々と節約できる面が沢山ある。

 

立て直しのための営業企画を練る傍ら、こういった状況の改善にも取り組む必要があるだろう。

 

まずは、作業の効率化による節約だ。

 

特に、この業種で月々の負担が大きいのは、電気代である。

 

現在は、早番/遅番共に、やれる時にやれる業務をやり、両番合わせて開店までに「台清掃、椅子・箱清掃、メダル計数機清掃、床清掃、吸殻清掃、トイレ清掃」などの基本清掃および、「メダル洗浄、サンド補充、ホッパー補充」などを、一通り終わらせればOKという作業割り振りになっている。

 

しかし、これは非効率である。

 

よって、電力を使用する時間を可能な限り短くする、という方針を立てて、業務の見直しに取り組んだ。

 

これまで、前任店長がその日の都合で、閉店後に設定変更業務を行ったり、開店前に行ったりしていたものは、例外なく閉店後速やかに実施する事に変更した。

 

自店くらいの台数規模であれば、遅くとも0時半には作業が完了するので、すぐに島電源を落とす。

 

そして、開店前は、何なら開店の15分前くらいまで落としておき、立ち上げた後に速やかに全台チェックし、仮に立ち上げ時の不具合があればすぐさま対応、これでかなりの節約になる。

 

無駄を減らし、ルーティーン業務の精度を上げてムラを無くす。

 

事務所には、

「電力の無駄遣い、ダメ!絶対!」

「その電力、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アーーー!!!!!!」

 

このようなポスターを自作した。

 

出来栄えに満足しているが、主任からは「何すか?これ」と素っ気ない言葉が返って来た。

しかし、取り組み自体には理解が得られたようでホッと一安心である。

 

<ポスティング>

自店では、3台以上の新規導入にあたっては、近隣一帯15,000戸に対して新聞折り込み広告を入れている。

 

しかし、実際の所、これはほとんど慣例化して毎回実施しているだけであり、大手がやっているような休眠会員の掘り起こしや、エリア別の来店客数分析といった高度な意味合いも兼ねている訳では無く、またひと昔前のように「チラシ持参で~」といった付加価値を提供する事も規制上NGであるため、現状の自店においては効果があるのかどうかは疑問が多い。

 

しかし、経営者側としては、営業数字が思わしくなかった時には、「広告宣伝活動が不十分だったのでは?」と、そこを突いてくる。

(そのくせ、部数を2倍3倍にしようとすると、「高い」と文句を言う)

 

正直言って、これに毎回5万円ほどの費用負担をするのは、そろそろ見直すべき時だと考えているが、かといって近隣に向けての広告宣伝活動がいきなりゼロというのには、先に述べた理由もあり悩ましいところである。

 

そこで、新任店長として、改めて地域理解を深め、且つ、社内での率先垂範を示すという副次的な目的も兼て、店舗直近の団地や一人暮らし物件のアパート/マンション約1,200戸を対象に、ここぞという時の新装開店時およびイベント時に、自作の小判チラシでダイレクトマーケティングを行うことにした。

 

小判チラシは、光沢紙A3用紙を4等分したA5サイズとし、これは300枚の印刷から切り出す事になる。

 

カットにはAmazonで12,000円で購入した、ディスクカッター(裁断機)を用いれば、効率upは間違いないだろう。

 

さしあたっては、来週の新装開店にあたり、大幅にバラエティーコーナーの機種配置も見直す事になった事をネタとして小判チラシを作成する事にした。

 

さっそく作業に取り掛かる。

デザインも、自身でイラストレーターを使って行った。

 

閉店後の店内、節電のため、寒い夜だがエアコンは付けない。

 

店内の電灯は、トイレと今居る事務所内しか点けていない。

 

締め切ったシャッターに風が当たって寂しい音を立てている。

(いや、惨めで独りぼっちの俺を、嘲笑しているのかも知れない)

 

単調な作業のお供として、デスクのノートPCでYoutubeを開いて、ZARDの楽曲まとめを聴く。

 

「いつも輝いていたね、少年のまま、瞳はMy Friend♪」

・・・思えば中学、高校の頃は、自分には弁護士になって弱い立場の人の力になる、という夢があった。

それがどこでこうなったかスロ専の店長をやっている。

 

「あなたを想うだけで、心は強くなれる♪」

・・・大学の頃、密かに恋をしていた友梨亜ちゃん。

当時の自分は、消費者金融に150万円ほどの借金があった。

あんなに素敵で、学科のみんなから好かれている女性に、俺のようにパチンコスロットばっかり打っていて借金まである薄汚い男が想いを寄せている事自体がおかしいんだ、自分にそう言い聞かせて想いを押し殺した。

大学だって、結局は中退してしまったじゃないか。

 

「ずっと見つめてるから、走り続けて!」

・・・なんだか、感傷的な気分になる夜だ。

しかし、作業の手を止めてはいけない。

俺は店の責任者なんだ。

前任のク●店長がダメにしたこの店、俺が立て直してやる。

 

坂井泉水の透き通るような声が響く事務所内で、無心で作業を続け、独りの夜は更けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・と、スマホのアラームが鳴る。

もう朝の7時半か。

 

いつの間にか寝てしまったようだが、予定していた分量の広告物は出来上がっている。

脂でベトベトなので、取り敢えず顔を洗う。

 

8時半

主任が出勤してくる。

 

<退勤>

店長に就任してまだ日が浅い俺。

収穫があるとすれば、この主任の存在だ。

 

現在26歳、元々は3年ほどスロプロの真似事をやっていて、食えなくなってウチの店に拾われた男だ。

 

肩にちょっとした彫り物があり、HIPHOPだかラップだか何だか分からないものが好きで、田舎のヤンキーみたいな気質だが、悪い奴ではないのは分かる。

 

毎週、深夜のTV番組『フリースタイル ダンジョン』でライム&リリックの研究に勤しんでいるとの事である。

 

最近の若者にしては手数足数が多く、なかなか良い仕事もするが失敗も多い。

ちょっとした事でイライラし、落ち込み、よく喋る。

しかし、こういうタイプこそスロ専向きである。

 

自分から動けない人間を動かすには、かなりの労力が掛かる。

場合によっては、声掛けによる指導だけではなく、待遇や給与upなどもチラつかせないと動かない奴までいる。

 

しかし、失敗や問題は多くても、自分で動くタイプなら、こちら側が動く方向性を示してやり、自身の向上に繋がるように導いてやれば良い訳だから、前者と比べれば圧倒的に楽である。

 

思えば、俺自身もそんな感じだった。

実力もないくせに、よく先輩に突っかかっては困らせていたものだ。

 

なんだかんだで、食わせてもらった業界、店である。

社畜思考と笑う奴もいるだろうが、自分がしてもらった事は、今度は世代を変えて若手に返してやりたい。

 

前任店長がどうしようもないク●野郎だったせいもあるだろうが、現場で陣頭指揮をとる俺の事は、ボスとして認めてくれているように感じる。

 

この主任を一人前にする、それもまた目標になった。

 

精算機に千円札の束を十分に入れて、景品自動払出機には交換用の特殊景品を満タンにする。

 

「悪いけど、じゃあ、あがらせてもらうよ。後は任せたぞ」

 

主任に後を託し、ロッカー室へ。

着替えを済ませて、ようやく退勤である。

 

陽光に、眼球を押されて痛い。

 

角のセブンイレブンでアサヒスーパードライ500ml缶を買う。

仕事明けのビールは、べらぼうに旨い。

 

・・・と、ゴミ捨て場のあたりでうずくまっている人が居るのに気付く。

 

オカマだ。

 

この界隈には飲み屋街があり、ホストクラブ、キャバクラ、そして目の前でゲロゲロやっている青々とした髭剃り跡が香ばしいオカマが集うバーなど、雑多な地域と言える。

 

彼、いや、彼女もまた仕事明けなのだ。

「お疲れ様だ・・・俺も、お前も」

 

その大きな背中に、そっとつぶやく。

この街では誰もが、自覚の有る無しに関わらず、皆が戦士なのかも知れない。

 

ようやく、帰路へ着く。

ゆっくり休んで、夜の勤務に備えなければ。

 

そして、今後の営業企画を練る必要がある。。。

 

営業企画

店長に就任して1ヶ月。

 

自店の現状を把握して、今後の方策を練った。

 

ウチのようなちっぽけなお店が生き残って行くには、先人の知恵を頼りにアナログ的な手法でPRしていくのが一番という結論に至った。

 

デジタルツールはありふれ、その規模では大手ホールには到底太刀打ちできない。

 

企画内容は、ざっとこんな感じだ。

  1. 現在機能していないバラエティーコーナーを、集客できるコーナーに変える
  2. 高設定使用に勝手に期待して来店したり、邪推してくれる客層を増やす
  3. 独特な営業スタイルで、近隣他店と差別化する

 

特にバラエティーコーナーに関しては、全部で40台規模だが、一時期は「近所ではウチしか置いていない機種を取り揃えよう」という意図があったものの、前任店長の手によって次第に「設定1の放置で抜けやすい機種」を残す利益目線に変わっていき、現状では「品揃えが悪いみじめな博物館」みたいな状況になってしまっている。

 

これは、”弱小スロ専あるある” とも言える事情だろう。

 

本来であれば、まとまった費用を投じてユーザー支持率が高い中古機で入れ替えて行くのが筋なのだろうが、残念ながら現状では経営者からその費用を引き出すだけの営業成績ではない。

 

結果、まずは手持ちの機種/コーナーで、ある程度の実績を作って見せる必要があるという事だ。

 

これらの営業企画を突き詰めて、更に具体化すると、取り敢えず2点、こんな感じになった。

 

<バラエティーコーナーを細分化>

スロ専のバラエティーコーナーにまともな設定が入らない理由は、いくつかある。

 

  1. 趣味打ちの客層が適当に打ち散らかし適当な売上/粗利だけあれば良いという、横丁的な一角になり易く、日々マメに設定を上げ下げして営業数字のメインを張るような扱いはされにくいため
  2. ほとんどの機種は1台の設置であるため、どれか1台が良いデータになったり差枚数を伴っていても、その放出がコーナー全体に与える集客効果は弱いので、まともな設定を使おうという気が起きない
  3. 奥まった一角や上階/下階といった、正面入場口から離れた場所まで足を運んで貰うには、その一角が目的性が高いコーナーである必要がある。よって「好きな機種がある」という客層を引っ張って来る目的でバラエティーコーナーを奥まった一角に配置するお店が多い。しっかり設定を入れてPRするのは、目立ちにくい奥まった一角よりは正面入場口付近のメイン機種になり易い。結果、バラエティーコーナーは軽視されがちである

 

色々と理由はあり、店によって考え方にも違いがあるが、セオリーとしては、こんな感じだろう。

 

ウチについても、まあ、同じ事が言える。

 

今回の営業企画において、バラエティーコーナーを、更に3つのコーナー「REDコーナー」「BLUEコーナー」「YELLOWコーナー」に分ける事にした。

 

これは、4号機時代の小規模店舗運営の王道とも言える施策である。

 

すなわち、数台が良さげな挙動を示したり、不意に差枚数を伴った場合、「あれ?今日はBLUEコーナーが”当たり”コーナーなのかな?」と邪推させるためである。

 

また、実際に良設定を使用したり、それこそ本気でイベントを実施するにあたっては、狙いどころを絞らせたり、「前回はREDコーナーを可愛がっていたから、今日はYELLOWかも?」などと色々と考えさせるためのネタになるからである。

 

<ドヤ写(どやさ!)美術館コーナー>

次に、バラエティーコーナー付近に、インスタントカメラの「チェキ」(FUJI FILM)を用意した。

 

これも、4号機時代のスロ専では良く見受けられた手法で、強い上乗せ、高設定確定演出を、スタッフ或いはお客さん自身で撮影して掲示する場所を作り、

  • 高設定演出(設定6確定画面)
  • プレミアム演出
  • 大量獲得

 

これらを、客観的事実として告知する意味を持たせるという事である。

 

イメージは、こんな感じで良いだろう。

ドヤ写真おくれやす

ドヤ写真おくれやす~

 

これによって、ウチのバラエティーコーナーには、高設定があるんだという事を告知して行く。

 

管理手間だったり広告宣伝規制等々でうるさいエリアもあるので次第に廃れていった手法であるが、それを敢えて今、復活させてみるにあたり、今どきはこの界隈ではほとんど見かけない手法なので、逆に新しいという印象を受ける打ち手も居るかも知れない。

 

<更に、営業企画を練る・・・>

前述の具体的な施策2点については、まあ、こんなもんだろう。

 

しかし、何かが足りていない。

それは一体、何なのか?

 

考え事をしながら、街を行く・・・

 

と、コンビニの前で、ある光景を目にする。

 

先日のオカマが、フリーペーパー求人誌「ジョブ アイデム」と「タウンワーク」を手に、ピザまんを喰っているではないか。

 

 

 

 

 

 

 

・・・「こ、これだ!」

青いイナズマが脳内に落ちる。

 

意を決して、接近戦を挑む!

 

「あ、あのお~」

 

推定二日酔いの、虚ろな目で振り向くオカマ。

身の丈170cm、体重は、腹の出具合からして80kg以上か。

 

TVのバラエティー番組などでは重宝されそうな、絵に描いたような容姿でる。

 

「オネエさん、いきなりで不躾ですが、お仕事お探しなんでしょうか?」

 

「あ?何よアンタ、人攫いか何か?」

 

「いや、怪しい者じゃなくて、この近所でちょっとした店をやっている者なんですが」

 

「あら、オーナーさんなの?凄いわね~」

 

「あ、いや、店舗管理の責任者で、雇われなんですが、今ちょうどスタッフ募集をしている最中でして、オネエさんみたいな方だったら、すぐに候補に挙がるかなーと思いまして」

 

「あら、何屋さんなの?週に2~3日、早番で4~5時間くらいスポット的に働けたりする?」

 

「基本的な勤務形態には、そういうスポット的なのは無いですが、オネエさんならアリかもです」

 

「その気にさせておいて、アリアリのナシナシ、なんて事は無いわよね」

 

「いや、今お話ししている感じでは、アリアリですよ」

 

「タマタマもアリアリだけど、大丈夫?」

 

「タマタマの方は、特に仕事には使わないので大丈夫です」

 

「あら、そう?じゃあ、せっかくだから、ちょっとお話聞かせてもらおうかしら。何屋さんなの?」

 

「パチ屋ですよ。スロット専門店なので、重い物を持ったりとか難しいトラブル対応したりとか、そういうのはナシナシです」

 

「へえ~、どこのお店なの?」

 

「アソコですよ」

 

30mほど先の、自店を指さす。

 

「あ!知ってる、っていうか、仕事明けにアソコの自販機で水飲んで、たまにゲロ吐いてるわよ」

 

「・・・側溝のところにたまにあるゲロ、オネエさんだったんですか!」

 

「これも何かの縁ね!今日の三碧木星は、不思議な出会いがあるって事だったけど、これかもね」

 

「さんぺ・・・何ですか?林家三平なら大嫌いですけど」

 

「三碧木星よ、九星気学って言って、まあ運気がどうのってやつよ」

 

「ああ、占いみたいなもんですか」

 

流石にコミュニケート能力が高く、話していて楽しくなってくる。

スタッフとしては十分アリだ。

 

まさか、近隣の大手チェーン店舗で、こういった絵に描いたようなオカマを雇用しているところなんか無いだろう。

これは、イケる!

 

<事務所にて>

妙に手応えを感じ、店に戻る。

 

主任が休憩中である。

 

「主任さ、ひょっとしたら今度、マツコ・デラックスを二回り小さくした感じのスタッフ、雇うかも知れないよ」

 

「何すかそれ、面白いですね!斬新ですよ」

 

思いのほか、すんなり受け入れてくれた。

 

タバコを吸いながら、主任がつぶやく

 

「そろそろファン感、煽るぜ不安感♪」

「パチ屋じゃ沢山ニート・見つかる、寒い夜だからボーイ・ミーツ・ガール♪」

 

どうやら、休憩中に良い感じのフロウが浮かんだようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・むむ、これも、使える!

再び、青いイナズマが脳内に落ちる。

 

「主任さ、どうなの、最近そっちの活動の方は」

ラップみたいな身振り手振りで話しかける。

 

「いいっすね~、DOTAMAとかT-Pablowくらいなら眼前、般若さんクラスはまだ全然♪、って感じですよ」

 

「ああ、そう、俺みたいなオッサンだと、スチャダラパーとかEAST END×YURIくらいしか分からないよ」

 

「何だっていいですよ、大事なのはココなんで」

胸元に拳を当てる仕草をする主任。

音楽表現は古い/新しいではなく、やはりハートが大事なようである。

 

それはさて置き、ふと思いついた事を話してみる。

 

「主任さ、巡回中に、良い感じのリリックとかフロウが浮かんだ時は、どうしてるの?」

 

「店長、それ、聞いちゃいますか。実は、業務上のメモの振りして、こっそりネタ帳に書いてるっす、島端でこっそり。もちろん、仕事の方は万全、これ断然♪」

 

「なるほどな、それさ、今度からマイクロフォン・CHECK・ワン・トゥーで店内BGMに乗せてC’MON SAY! でいいぞ」

 

「え?」

 

「下ネタとかFU●Kみたいなコンプライアンス的にNGワード以外だったら、適当にかませ~っ!て事だよ」

 

「マジですか?営業上、そんなんで大丈夫なんですかね?」

 

「まあ、見てなって」

四次元ポケットから新手の便利グッズを出した直後のドラえもんのような台詞で、会話を締める。

 

当の主任は、ちょっと不安そうである。

 

新生バラエティーコーナーOPEN

そんなこんなで、バラエティーコーナーの機種配置換えおよびRED/BLUE/YELLOWコーナーに細分化して装飾も済んだ。

 

「独自のラインナップで、新生バラエティーコーナーOPEN!」

 

ポスティングも実施し、店内外告知も万全である。

 

そして、本業のお店に出勤する前の小遣い稼ぎとして週に2日、スポット的に勤務する事になった秘密兵器、オカマスタッフの「ドドリア」さんも、名札を付けてスタンバイ。

 

いよいよ、新生バラエティーコーナーのお披露目である。

 

さすがに、いくら告知したところで、マルハンのような大型店舗が広告宣伝規制を無視して大々的に実施する違法イベントには適わない。

 

客数は、普段より2割ほど良い感じか。

まあ、現状のベストと言えるだろう。

 

大事なのは、これからである。

 

と、開店間もなくして、さっそく主任が良い感じのフロウが浮かんだ模様。

 

摩訶不思議な営業開始!

<主任が活躍>

「so!俺こそがバラエティーの真の支配者、冴えねえお前らの負けっぷり腹痛えぜ敗者♪」

 

いきなりかましてくれたが、まあ、聞こえるか聞こえないか微妙であり、お客さんとしては「ん?若者向きのコンセプトに変更したのかな」程度である。

 

更に続く

 

「もこみちキッチンばりに料理してやるぜCHECK IT UP!、どのみちケツカッチン取り切れねえぜ鉄拳RUSH♪」

 

すると、お客さんの一部がザワつく。

 

鉄拳2nd.か?それとも鉄拳3rd.か?・・・どっちかが今日の当たり機種なのかも。

 

実際の中身を知っている俺としては、しめしめである(どちらも1である)。

 

しかし、イベント営業の雰囲気というのは、不思議なもの。

 

鉄拳3rd.から、適当に2千枚くらいの差枚数が発生する。

 

鉄拳3rd.はREDコーナーだ。

 

コーナー単位で稼働が上がり始める。

 

<ドドリアさんが活躍>

一方、「ドドリア」さんも奇妙な存在感を纏って巡回に勤しんでいる。

 

最早、スタッフがお客さんの遊技をサポートする黒子に徹する時代は終わった。

 

今、この場所こそが、彼女がドラァグ・クイーンの如くスポットライトを浴びるステージなのかも知れない。

 

一瞬彼女が大舞台に立つ姿が見えた気がしたが、目をこするとやはりただの薄暗いスロ専である。

危ない危ない。

 

さて、そんなこんなで、いよいよ彼女のコミュニケート能力が開花し始める。

 

「ドドリアさんっていうんですね、いや~個性的ですね」

 

「アナタ、なかなかの色男ね、でも好みじゃないわ」

 

「いやいやいや、好かれても困りますって」

 

「ふふふ、それはそうと、格好良い帽子ね」

 

「これ、漫画のキングダムのイベントショップで買った限定品なんですよ、羌瘣(きょうかい)デザインの」

 

「へえ~、何が何だか分からないけど、素敵ね。ところで、アナタ生年月日は?」

 

「平成7年の●月●日ですけど」

 

「ふむふむ、五黄土星ね、やっぱりね!」

 

「え?何ですか」

 

「今日のアナタ、白色が相性良いわよ。その帽子も白じゃない」

 

「あっ!」

 

俄然気になり始めた若者。

 

普段はあまり打たないが、こういう状況だと、白い筐体のまどかマギカから目が離せなくなる。

「・・・ちょっと、打ってみるかな!」

 

次第に、営業と客層に変化が

こんな感じで、機種配置の変更およびコーナーの色分けを実施し、主任とドドリアさんには一風変わった巡回をしてもらった。

 

設定の中身的には6ではなく2~4が多いが、普段よりも4,000枚近く稼働が上がって売上も3割増しで、差枚数も適当に発生し、残った利益も20万円くらいはあった。

 

これなら合格点だ。

 

そして、嬉しい事に、「摩訶不思議な営業スタイルのスロ専がある」という事で、これまでは見かけなかった顔が、平時からチラホラと見えるようになる。

 

ありがたやありがたや~

 

主任とドドリアさんの巡回に関しても、本人たちは特に意図を持って何か言っている訳ではないのだが、それを元に当日の当たり台/コーナーを邪推したりするお客さんも増えて来て、営業数字にも変化が表れて来た。

 

そして、まれに

「店長、ドドリアさん、今度いつ勤務ですか」

などと聞かれるようにもなって来た。

 

しめしめ

 

「次回は・・・2月22日の予定ですね」

 

「それって・・・もしかして、期待しちゃってOKって事ですかね!?」

 

「ふふふ、そこらへんは、私の口からは何とも・・・」

 

思わせぶりな事を言っておく。

 

バラエティー主体でも、「何か、あるかも!」と期待させる事ができればという当初の狙いは、少しずつだが形になって来ているようである。

 

また、スタッフ自体に集客力があるのなら、わざわざ費用負担してイベントを買ったりライターさんを呼んだりする必要もない訳で、これもお得である。

 

機種単位で個別に見て行っても、ハイスクールオブザデッド、ダーカーザンブラック、やじきた道中記、バイオハザード5、ドットパルサー、コクッチーブラック、輪廻のラグランジェ、ンゴロポポス、テラシグマ・・・もうダメかなと思っていた台でも、平時から適当に稼働するようになって来た。

 

それから先は、あっと言う間だった。

 

新任として店長職に就き、早くも4か月が経過。

 

どんどん面白い企画を練って、更に稼働を上げて、経営者から予算を引き出してもっと良い設備や機種構成でファンを増やしたい!

 

希望の道筋が見えて来た、その矢先に・・・

 

本庁の立ち入り

「ここか、特定の営業日や機種/コーナーを指定してイベント営業をしている店というのは」

 

背広の2人組、片方はいつもの所轄担当者だが・・・

 

「オイ!ここチェックしろ!」

 

「ハ、ハイッ!」

 

本庁らしき人物と所轄担当者が、店内外全域を事細かくチェックして行く。

 

ドヤ写美術館コーナーで立ち止まり、「これって、設定使ってるアピールだよな、大量獲得の誇示だよな」などといちいち指摘される。

 

また、ドドリアさんに関しても、「彼女・・・彼?まあいいや、彼女がお客に話してるのって、占いだろ?情報によると、アレで設定示唆してるんだって?」

 

「え、い、いや、そういう訳では」

 

「なんだかなー、もし違うにしても、肩揉みとかもそうだけど、過剰な役務の提供って事で、見ようによってはダメだからな」

 

「ハ、ハイ!スミマセン」

 

「あとさ、外に出てたポスターあるじゃない、あれの背景色が青で、このコーナーに青色札挿してあるの、特定のコーナーに誘導してるんじゃないのか?アウトだな」

 

なんと!

全く意図していなかったところも指摘されてしまった。

 

これは、本当に違う。

 

「い、いえ!これは・・・」

 

「オイ!さっさと用意しろよ!」

 

「ハ、ハイッ!」

 

怒鳴られた所轄担当者が、黒い鞄からファイルを取り出して、何かの書面を用意している。

 

まさか・・

 

「これ、呼び出し状な!オーナーさんに事情を話して、ちゃんと渡しておいてよ!期日あるからな!」

 

初回という事で、一発アウトでの行政処分は免れたが、違反営業を指摘されて経営者が事情説明のために所轄に出頭する事になってしまった。

 

・・・おそらくは、マルハンの仕業だろう。

 

ええい!本当にどうしようもない連中だ!

 

不祥事で会社を去った前任店長に代わり、これから、という時に、いきなり出鼻をくじかれた格好である。

 

新任店長の前途は多難である・・・

 

 

the END

_______

 

 

今回は、これくらにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

 

下らない内容の割には、1万2千字以上も書いてしまいました。

 

「ご苦労であった~」、「また物語形式の記事が公開されたら、読んでやっても良いぜ!」、という方は、そっと押して下さいm(_)m

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コメント
  1. 大作お疲れ様でござる。
    結局はバラに設定使うのは無理って事なんでしょうかね。

    • シビ さん

      日常的に設定56を使用する、というのは、難しいかも知れませんね。
      稼動水準が低すぎた場合、メイン扱いの島/コーナーなら、設定の上げ下げで営業数字に変化が出るように工面したりするお店が多いですが、バラエティーに1台となると、パフォーマンスが悪い?じゃあ外しちゃえ、となり易いのは事実です。

      しかし、パチ屋も鬼や悪魔ではないので、よく見る顔が頻繁に同じ機種に・・・といった場合、台粗利は1,300円しかないけど、まあ、贔屓にしてくれる客層が居るって事で、撤去の優先順位は落としておくかな、くらいの加減は十分にあり得ます。

  2. 今回の記事は力作というか、楽太郎さわが鼻息荒くして執筆してたのか伺えますね笑
    バライティーコーナーに関して、高設定とまではいかなくても平時から2、3を相当数混ぜるかベタピンにするかでかなり稼働に差が出ると素人考えに思ったんですがその辺はいかがでしょうか?
    バライティーや低貸しスロにちょこちょこ設定2以上確定演出が見られたりリセット確定や濃厚挙動が出る店と、ほぼ鉄板でペタピン放置な店とでは稼働に雲泥の
    差があるように感じます。
    偽物語なんかは2以上確定演出が出てくれると安心して豚打ち出来るので笑

    • 貞子 さん

      設置台数やそのお店の設定担当がどれだけ細かくデータを見るかにもよりますが、昔6枚台のお店に勤務していた時、それこそ「設定は上げないまでも、おいしいゲーム数で終わっているから、わざと据え置きにしておこう」とか「朝一挙動で液晶演出に変化が出やすい機種だから、同一設定でもリセットしよう」とか、1台1台マメに管理していました。

      イベント時に、ひと列10台前後あるところの、入口から手前の3~4台を設定56にして、「まさか、この列全56か?」みたいなザワつきを見るのが好きで、たまにそうやってみたり、まあ色々やりましたが懐かしい思い出です。

      今は、身元バレ防止の都合上あまり詳しくは書けませんが、基本的に偶数示唆する事で売り上げが伸びる可能性がある機種に関しては、2を多用しています。

      1が一番大きく抜けるかと言えば、売上がどれくらいあるかによって大差が出るので必ずしもそうではありません。
      あえて2以上を多用する事で挙動に違和感を持たせてサンドに入れてもらうお金を多くするのも本来は大事な工夫なので、ベタピン放置のお店があれば是非そういった運営手法を試してみて欲しいですね。

      そうすれば結果的にはですが、貞子 さんが仰るように2以上確定演出が出たからもうちょっと遊んでやるかな、みたいな楽しみ方ができる打ち手が増えるのかと思います。

  3. 初めての書き込み失礼します。楽しく拝見させて頂いております。
    今話題のネタですかww
    隣の県に住んでいるので、近いうちに顔出してみようかな・・・

    私は週に1度しか打てませんので「プラスで終われば良い」というスタンスで打っています。ある程度浮いた時点でマイナスに転落しないようにバラエティコーナーで趣味打ち(ハイエナ優先)を楽しんでいます。

    そういう立場の人間からすると、毎日打てる人が触らないような少台数設置機種に中間設定があると夢があるのですが・・・やはりそういうことは無いんでしょうかね^^;

    ちなみに私がよく行く店はモンハン1台設置でした。全然おもしろくない・・・よくあんな売り方できましたね(笑)これからの記事も楽しみにしております。

    • マルディーニ さん

      ある程度のプラスで終わる、これは単純ですが至言ですね。
      というか、これ以上優れた考え方は無いです。

      生活を成り立たせるくらい勝ちたいとか、今までのマイナス分を一発逆転するとか、時間やお金がある限り打つとか、そういうのは本当に危険な訳で。

      マルディーニ さんのようなお店のとの付き合い方こそが、本当の意味での遊び、余暇というもので、そういった方が増える事を望みます。

  4. はじめてコメントさせて頂きます。

    昨年末から見させてもらっていますが、緻密な分析力をお持ちの生真面目な方だと思っておりました。

    それが今回はホール攻略のクロロさんが書くようなこういう記事も書けるんだと、凄くびっくりしました。

    その多彩さと文才に脱帽致します。

    • へろへろ さん

      ベタ褒めじゃないですか!

      割と評判が良いようなら、またこの手の記事を企画してみましょうかね。

  5. ちょwww

    楽太郎さん!

    飯休憩中に吹き出しましたよ!
    ドドリアさんってwww

    いろいろ、本当にありそうなネタ記事でした。

    ネタふりしたファウ介さんに大感謝!

    • かずま さん

      コメント欄が盛り上がるのは私にとってはウェルカムですね。
      今回みたいに、記事を書くネタを頂けたりするので。

  6. 原稿用紙30枚分じゃないですか!

    導入部分のLINE流出の件、業界的に笑えないですが、読者を世界観に引き込むタイムリーな書き出しで…。

    文才あるので本出しませんか?
    オファー来そうですね

    • 北の養分 さん

      面白いかどうかまでは分かりませんが、冗談抜きで、電子書籍出してみませんかという連絡は受けた事がありますね。
      ただし、それだと売る事になりますし、内容をこのブログで無料公開とかできないので、結構面倒という事でやめましたが。

  7. お疲れ様です。
    これは「小説家になろう」に投稿しても
    ポイント集めそうな文章ですね。
    フィクションとノンフィクションが絡み
    あったような身につまされるお話でした…

    • まさ さん

      皆さんコメント欄で褒めて下さるので、隣にいる嫁さんまで「真剣に取り組んでみたらどうだ」と、そそのかしてきます。。。

  8. 今晩は、初めてコメします。とてもオモロかったです。何かを変える事は簡単じゃ無いけど、求めるだけじゃなく、そこに在るものにオモロさをプラスし作り上げる。ナンかとても勉強になった気がしました。次回はいつでしょうか?

    • 久城 さん

      次回はいつか・・・

      いかんせん本業があるので、本業で余裕があってじっくり取り組める時に限られますね。

      一般的な記事だと、正味1時間半くらい(企画、記述、構成、見直し、画像選びなど全て含む)で書いていますが、今回のやつだと書くだけで3時間くらい(複数日に分けて、ネタを追加します。ラップの箇所とかドドリアさんとか)ですね。

      書き始めたらかなり早い方だとは思うので、何かネタになりそうなお問い合わせでもあれば、また書いてみます。

      • 楽太郎さん、つまらないコメにまで返信いただきありがとうございます。やはりここまで配慮出来る方の元で仕事が出来る人は幸せだと思います。怒られる理由が出来るかは本人次第かと思いますが…俺はそう、なれるかな…?(笑)パチより人の使い方でご相談をしたいな(笑)S42 年生まれより♪(/ω\*)

        • 久城 さん

          お褒め頂き恐縮ですが、謙遜する訳では無く、私などこの業界には良く居るありふれた人材です。

          不思議なもので、やればやるだけ自分の実力ははっきり見えてくるので、どこまで行っても業界人としては釘調整/設定管理/店舗管理/人事ほか、色んな面においてどの項目も60点くらいの人材でしかないな、と分かってしまいます。

          ただ、現状ではその60点の人材すら確保が困難な時代なので、会社からはポジションを与えられているだけです。

          ブログの運営に関しても、業界内にはもっと優れた見識や精度が高い情報を持っている人が沢山居て、本来はそういった人が活字化して発信した方が業界事情を誤解なく伝える事ができるのでしょうが、そういう方ほど多忙なのでブログなんかやっている余裕はないでしょう。

          だから、という訳ではありませんが、将来的に真の業界人がこういう場に出て来るまでの暇潰しというか、中国故事の”まず隗より始めよ”、ではありませんが、現状では私くらいで満足して頂ければ幸いです。

  9. 記事作成お疲れ様です。
    長文なので、結構作成時間掛かったのではないでしょうか。
    とても面白かったです。

    バラエティーコーナーの色分けは効果ありそうですね。
    実際に青・黄・赤で色分けするとマルハンにチクられそうなので、違った手法になりそうですが。

    • 飛鳥 さん

      バラエティーは、それメインでスロットコーナーの数字を作るのは難易度が高いですね。
      設定発表やヒント札の使用など、何かしらの工夫があれば可能でも、現在のように規制下では法令順守の上でそれを行うのは不可能な訳で。
      ライター招致系も絡めて来店客数を増やさないと、設定6を多用しての営業は無理があると思います。。。

  10. 力作お疲れ様です。

    普段の記事と違って、まるで小説のような細かい描写に脱帽しました。主任が発するフレーズまで良く考えましたねー(゜ロ゜)

    話は逸れますが、いつかパチ屋を舞台にした長編小説が描けそうですね。機会があれば楽太郎さんには是非とも挑戦して欲しいです♪
    他サイトですが、打ち手が主人公の秀逸な小説があって、昔食い入るように読んだのを思い出しました。

    さて、本題ですが、非常に興味深く拝見しました。恥ずかしながら、自身も適当な大型店を3つほど「今日はどこが一番マシに遊ばせてくれるか?」という程度の店選びしかしていなく、小規模店からは足が遠のいていました。

    コーナー分けや費用の掛からない告知など、確かにやってる店はないな。なるほどなるほど。

    と思って読み進めたら・・・

    バラエティーコーナーの本当の意味での盛り上がりは、なかなか難しそうですなぁ。。。

    • ファウ介 さん

      ちょうど雑談記事を書くには良いタイミングというか、ネタを下さったのでありがたい限りです。
      物語形式は、舞台設定を考えるのと、飽きないようにおふざけを入れたりするのに、ちょっと時間が掛かりますね。

      基本的には、私は一気に書き上げた後で修正していくタイプの書き手なので、出来上がったものを数日寝かせておくうちに主任のセリフみたいなやつが浮かんで来て足して引いてを繰り返して完成させました。

      おふざけもありますが、そんなに評判が悪い訳ではなさそうなので、また何かの機会に書いてみましょうかね~

  11. 長いっっっ!!!
    お疲れ様です_(._.)_

    もうツッコミどころ満載で、文章全体に感想述べたら記事一本分くらいになっちゃいそうなんで、特に琴線に触れた個所を。
    ・冒頭のLINEネタ、ブッこんできましたねw周りでもやはり話題になっていますか?
    ・最近の若い子にはディオ伝わりませんか…時が止まりそうです_| ̄|○
    ・ZARD好きでしたねぇ~。他にもWANDSにT-BOLANにB’z…ビーイング系は青春です。
    ・楽太郎さんから「フリースタイルダンジョン」ネタが出てくるのは何か意外ですね。番組の合間に繰り広げられる般若の小ネタ、結構好きです。
    ・青いイナズマ。その昔通っていた店で、設定発表時に流れていたのをふと思い出しました。

    キリが無いですね(;^_^A

    • テツ さん

      ベラジオの件は、関西の知人店長は特に驚かなかったですね。
      あちらでは、とにかく若い会社という認識が強いらしく、今回もたまたまでしょうが若手店長という事で、「ガキがやらかしやがった」くらいの感覚で話していました。

      職場は、色んな世代や立場、考え方の者が集まって出来ていて、パチ屋は特に世代差が大きい職種です。

      その中で、嫌な思いをしたり、乗り越えようとしたり、勉強になったり、色々と経験する中でキャリア研磨しますが、今回の彼は全てにおいてただの若造だった、そういう事ですね。。。

      自分が何をすればどういう影響が出るのかさえ、イメージできなかった訳ですから。
      業界の先輩としては、残念です。

  12. 初めてコメントさせていただきます。
    ◯で働いている者です。
    いつも楽しく読ませていただいております。

    節電の下りや風適法違反の具体例など、あるある過ぎて思わず膝を打ってしまいました。

    自店の設定について知り得る立場に無いですが…機種選定の点で「退役軍人の墓場」みたいになってるのはとても悲しく思います。思い出したように1〜2台新台を入れて「バラエティも力入れてるよ(チラッ)」みたいな見え透いた策をとる姿も何だかなぁという感じです。

    とりとめの無い感想になってしまいましたが、楽太郎さんに質問したいことが1点ございます。
    この業界、新規顧客獲得の活動というか、パチンコ・スロットを全く知らない層へのアピールが弱過ぎじゃないでしょうか?現状、商圏内の少ない顧客を必死に奪い合うだけというか…
    他店を潰してナンボの消耗戦ではなく、根本的な遊技人口の増加施策について、楽太郎さん的に何か腹案みたいなものはあるのでしょうか?
    パクって社内でプレゼンしてやろう…みたいな腹黒い思いはないので、お聞かせ願えたらと思っております。

    • まるちゃん さん

      舞台設定を考える上で、いかにもありそうな(でも、やっぱり無い)お店を設定するのに苦労しますね。
      今回は、最初は張り切って機種揃えに拘ろうとしたけど、途中で利益主眼になって単に品揃えが悪い博物館化するという、業界的には良くあるパターンを主軸にしたので、ある程度は楽でしたが。

      ド新規客の獲得施策ですか、業界全体で見た時に、ここ数年以内でそれができたのは、初代AKBがパチンコで出て来た時くらいですかね。
      その前だと、たぶん初代からセカンドインパクトにかけてのパチンコエヴァ、そんな感じにかなり限定されるかと思います。

      なので、結果的にはここ15年くらいはコンテンツでしかド新規客を獲得できていないという風にも見えるので、今後同程度かそれ以上のビッグウェーブを起こすには・・・

      お時間を頂ければ、雑談記事で「パチンコスロットを全く打った事が無い人が新規客になるには、どんな条件が必要か?」的なものを考えてみましょうかね。

      メールでのお問い合わせへのお返事や、記事作成、他所様への記事寄稿など、現在結構同時進行で動いているので、そんなに早くは書けないかも知れませんが、どうぞ気長にお待ち下さい~

      • >この業界、新規顧客獲得の活動というか、パチンコ・スロットを全く知らない層へのアピールが弱過ぎじゃないでしょうか?現状、商圏内の少ない顧客を必死に奪い合うだけというか…

        これすごい気になります。
        いろんなブログや雑誌見ても「新規開拓は無理なので」と言う意見ばかりで他のホール(メーカー)の顧客を奪う方法ばかり論じられてる気がします。
        何故無理なのか、さっぱりわかりません。どこでそんな「無力感」を学習したのか知りたいです。
        あるいはこの業界は努力をしない言い訳を考える天才の集まりなのか。
        業界内のカニバリゼーション(共食い)で持続可能だと思っているのか…?

        コンテンツによるファンの開拓にしてもスロットしか打ってなかった若年層がパチンコを打ち始めるきっかけになっただけとも言われてますしね。

        色々お忙しいと思いますが、気長に待ってます。

        • 通りすがり さん

          せっかくなので、気楽に考えてみましょうかね。
          (法規やお金の動き等も考慮すると、案が出にくいので)

          ちょっくらお待ち下さい。

          まるちゃん さんと、通りすがり さんとのコメント欄での遣り取りという形で、記事にしてみます。

  13. 昔、神楽坂にあったパサージ◯という店で、初代北斗の拳の設定をゲリラ的に21時になると目の前で、全台設定6にしてくれるサービスを思い出しましたよ、「店長、設定漏えいでサクラと利益折半」という記事をネットで読んで・・・。
    一般の人には、こういう事件が明るみになると、業界全体が腐っているような印象を与えてしまいますね。ますます遊戯人口が減り、警察による業界に対する締め付けも強くなるんでしょうね。
    楽太郎さんの今回の記事は、思わず笑ってしまいました。力作だと思います。業界の衰退は加速していくと思いますが、楽太郎さんのお店は生き残ってほしいです。

    • 十全 さん

      業界全体が腐っていたというか、当り前の基準が低かった(大らかだった)感じですかね。
      警察も、ホールも、打ち手も、メーカーも、販社も、パチンコ業界クオリティ/モラルのレベルはこんなもんみたいな時代が長くて、そういう来歴が嫌で今の40代くらいの世代が「ギャンブルからアミューズメントへ」という旗印でイメージ改変も含めて取り組んで来ましたが、道半ばで釘問題なり今回の様なイメージダウンに拍車が掛るような出来事が。。。

      いつもコメント頂き、また応援して頂き感謝しておりますm(_)m

  14. マルハンの仕業だろう。

    こういう記事みたいです。マルハンのちくり、妨害。マルハンの記事よろしくお願いします

    • 設定よりもヒキ! さん

      あくまでも推測ですがね。。。
      でも、業界人が100人集まったら、少なくとも98人はマルハンの事が嫌いです。

      もちろん、従業員の方に対する好き嫌いではありません。あくまでもホール企業、店舗としての取り組みに対してですm(_)m

  15. マルハンのアドリブ店長は企業イメージのキャラなので問題ありません。
    >>「本日は2月2日木曜日!」
    ただの当日の日付けを書いただけ

    >>「クックックッ・・・」
    >>「皆様、おはよう。
    そのキャラの笑い声と挨拶。

    >>パーラーロマネスクの店長、そう~小早川です」
    キャラの自己紹介

    >>「ようこそ ロマネスクへ、今日もみんなのアドリブ来店を待っているぞ!」
    アドリブはキャラの名前の一部なので来店を待っていると言っているだけ。と言う判断です。

    ユーザーが見ても、一般人(パチンコやらない人)が見ても、射幸心は煽っていないと判断できます。

    仮にウルトラマンセブンがこれを言ったら、
    本日は『7月7日火曜日!』
    『おはよう!俺はウルトラマンセブンだ。』
    『みんなの来店をスぺシウム光線で待ってるぜ』
    ってなれば、7とセブンを掛けていると判断出来てしまうので、NGになるかもしれません。
    7はやっぱりラッキー7と掛けられてしまうからです。

    しかし009が9月9日9時(地域によっては10時ですが)開店となれば問題ないかもしれません。
    ラッキー9とはいわないので、一般人が9が意味するところが分かりにくいからです。
    *あくまでも個人的見解です。

    • >如くさん
      世間的にどうとか、そうゆうのは関係なく普通の日と差別化したらダメなのが広告規制のはず。

      業界内では熱いとされるキャラクターをわざわざ使って熱いとされるゾロメ日を強調して、いつもと違う「アドリブで」来店してくれ、

      これで立派な広告規制違反になるみたいな認識でおります。

      新台入れ替え日の告知以外で日付を特定してなんかやることを匂わせちゃダメみたいな。
      変な業界ですね。

      • >如く さん&熊酒場 さん

        今回のお二人の遣り取りを元に、昨日記事にしてみました。

        特定の営業日を殊更に強調する告知は、新装開店と事前の店休を伴うリニューアル以外は全て不可です。

        都遊連健全化センターの記事と、記事末に『パチ屋に関する諸規制の出発点と現在地』の過去記事リンクもご用意しましたので、宜しければご一読頂ければ、何がNGなのかはお分かり頂けるかと思います。

        しかし、都遊連健全化センターの記事でもデータ紹介しましたが、いかに「出玉イベントを想起させる規制違反告知」事例が多いか。

        如く さんがご指摘のマルハンの例も、この規制違反にしっかり引っ掛かる事例な訳で。。。

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