スロットコーナーの現状と今後の見通しについて

今回は、直近のスロットシーンについて見て行きたいと思います。

 

2017年内の販売動向について

まず、年内はどのような感じの機種が出て来て、スロットコーナーの状況がどのような感じになるのかについて、ごく簡単にではありますが解説させて頂きます。

 

これに関しては、最近の「今週の見通し」記事で何度か話題にしていますが、サブ的な位置付けの機種が多く出て来るので機種構成が大きく変わる、と言えます。

 

この理由としては、第一に、2017年10月1日以降の設置は5.9号機になるという事と2018年2月の法改正を考慮すると、手持ちのネタは今の内に形にして販売しておくのが得策という事でメーカー側は一気に販売攻勢に出るからです。

 

しかし、現状では北斗新伝説以外は、そこまで多くの台数を販売する予定までは無いようです。

 

数年前までであれば、大した機種ではなくても10,000~20,000台の販売台数で出て来ていましたが、今はもうホール側が買い控えをしていたり、機種力が落ちている中で特定の機種にウェイトを掛けたくないと考えるお店が増えているので、売る方もそれを考慮して販売台数を抑えています。

 

実際、ここ2ヶ月以内の新機種の販売台数を見てみると、

 

<3,000台以下>

刃牙、ラストエグザイル、黒神、賞金首、タイムクロス、ラッキーベガス、アベンジャーズ、信長の野望、ギルティクラウン、しすくえ、シェイクⅢ SIDE-A、閃乱カグラ、熊酒場、エイリヤン、ドラキュラ、そらのおとしもの など

 

<3,000~4,000台級>

呪怨、水戸黄門、逆転裁判、ケロロ軍曹、アクエリオンEVOL など

※ハイパーリノ(レンタル機)もこの水準だと言われていますが、手元に確定情報はありません。

 

<5,000台以上>

サクラ大戦、忍魂暁、ツインエンジェル、サイコパス、リング終焉、テイルズオブシンフォニア、スーパーミラクルジャグラー など

 

・・・こんな感じですね。

 

今後、8~9月にかけても、名乗りを上げている機種数は多いものの3,000台前後のものが多いと見て良いので、この状況をポジティブに考えるのであれば、お店によって特色がある機種構成になる可能性があるかと思います。

 

2017年12月1日時点での、新基準に該当しないスロット機の設置比率を30%以下にするという取り決めの下で動いている訳ですから、機種構成において新陳代謝が進むのは道理です。

 

北斗新伝説の導入状況はどうなる?

大した造りではなくても、一応直近の唯一のBIGコンテンツ機として、何台規模で導入するか悩んでいるお店は多いものと推察します。

 

当初は、総台数150~200台くらいのお店であれば、全体に対して1~2%水準、つまり3~4台の導入で良いのでは、と考えていた店長さんも多かったでしょうが、話はちょっと面倒な方向に動いています。

 

昨日時点で、設定6出率が116%の型式が適合して(当初は111%)、それが販売される事になったからです。

 

これによって、導入台数水準の再考を余儀なくされるお店もあり、限られた新台予算内でどの機種をどれだけ買うか?

 

遊技機購入の担当者は、悩みどころと言えるでしょう。

 

みなし機と、旧基準機の運命は?

ホール側だけでなく、打ち手の皆さんの多くが気になっている事のひとつに、検定切れの機種(=いわゆる”みなし機”)がいつまで設置しておけるか?

 

この問題があるかと思います。

 

法改正の意義を念頭に置けば、旧規則化で認可された型式をいつまでも設置しておけると見通すのは、楽観的過ぎるのは事実です。

 

また、新基準に該当しないスロット機の段階的な設置比率減の動きに、不正サブ基板/中継基板の存在が大きく問題視され、この撤去への圧力はより一層強くなっています。

 

そこに来て、「1日に2万枚も出るなど、自分たちで射幸性が高いと位置付けたスロット機(=高射幸性スロット機)を、なぜ優先的に外せないのか?」という警察庁の目は非常に厳しいものになっています。

 

ただ、現時点(2017年7月)では、いつまでに全撤去だとか、認定は不可だとか、そういった具体的な話にはなってはいません。

 

よって、これに関しては、今後の警察庁と業界団体の話し合いの成り行きに注目が集まるところです。

 

5.9号機と6号機

2018年2月1日に法改正が施行される事、またメーカーによる型式試験持ち込み/適合/販売のスケジュールを考慮すれば、最短で打ち手の皆さんの元に「6号機第一弾導入決定」という新台入替情報が届くのは、おそらくは2018年のGW前後になるものと見通します。

 

では、どのようなスペック機、具体的にはA+ART、ARTメイン(旧Cタイプ的なもの)、A+RT、Aタイプ(ノーマル機)のどれが主軸になるのかと聞かれれば、現状ではまだ読めません。

 

新規則において、メーカー側がそれをどう解釈して、どのようにスペック面に落とし込んでいくのか?

 

ホール側の人間である私には、それを推し量るまでの知識が無いからです。

 

ただし、ひとつ見通しとしてあるのは、6号機の前段階的なポジションとして2017年10月1日以降に設置が進む5.9号機は、おそらくはAタイプが多くなるだろうという事です。

 

より良い条件で型式試験を通すのが難しかったり、有利区間1500G上限など打ち手側から敬遠されそうな要素があるART機よりは、2017年10月1日から2018年1月末までという過渡期的な微妙な期間において、Aタイプの方がホール側から受け入れられやすいスペックと言えるからです。

 

 

 

・・・以上、ごく簡単にではありますが、5.5号機→5.9号機、そして法改正に伴う6号機、といったスペックの変わり目においてどのような動向が予想されるかについて整理し、解説させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年7月13日

コメント
  1. 店「新台で客寄せ&機械代ぶっこ抜こう」

    客「新基準機は出玉少なすぎ、ARTの純増少なすぎ、低設定しかない」

    結果、新台好きな養分のカス以外は誰も座らず、新台の機械代分は他の台から徴収

    こういう悪循環を一生繰り返してるんだから
    もうスロの新台とか無理に入れなくていいのに・・今時「新台だ!」つってパチ屋来る人いないでしょ・・

    • にゃんぱすー さん

      理屈ではそうなのですが、理屈で行動しない客層も依然として多いので、ホールコンピュータのデータを見たら打ち手の皆さんはびっくりすると思います。
      設定1の新台が最も売り上げて(最低でも既存台の2倍以上)、粗利もそれに応じて多く残る場面が多いので。
      G1が25,000円の台売上で4,000円の台粗利だとしたら、アクエリオンEVOLが6万円の台売上で11,000円の台粗利、こんな感じのデータです。

  2. なるほど
    見方を変えれば、ホール側は上手く機種選定しないと当面メーカー主導の状況になるとも言える訳ですね。
    新北斗がハイスペックに変わって抱き合わせの攻殻機動隊が完売すると仰ってましたし。

    • 熊酒場 さん

      そうですね、メーカーは新台の部材が余らないように「効率良く」セールスしようと考えていますから、購入時の判断はより一層重要になって来ています。

  3. いつも拝見させていただいてます。
    6号機含めた今回の法改正ですが、改正前の機械の納品期限は施行前の1月で確定なのですかね?
    そこが伸びるとメーカーも最後の2,400個の機械ですとか、ボーナスタイプももう出せないスペックとして無駄な機械を輩出しそうですよね。
    あとお聞きしたいのが、北斗無双なんかの撤去対象後の機械で法改正までに発売されたものを前倒しで認定通して延命させるとかはあると思いますか?
    通常、認定は検定切れる前にしないと寿命的にもったいないのでそこまで前倒しにすることはないと思います。でも、私の記憶では前倒しにしてはいけないというのもなかったと思います。
    回胴式だとメーカー申請で許可が下りそうにないですが、ぱちんこなら組合の匙加減なのでとおるのではとか思います。
    私見で申し訳ないですが、ご意見いただけると幸いです。

    • しろくま さん

      パチンコ機の旧内規機種(要は、現行機)については、現状では1月末まで型式試験申請が可能ですが、パブリックコメントが出て法改正に動き出している事情を鑑みてメーカー団体側が自主的にその期限を前倒ししたり、警察庁側が暗に「持ち込んでくれるなよ」的な圧力をメーカーにかける可能性はゼロではないかと思います。ただし、そうした場合は新規則での開発の前倒しを余儀なくされる訳ですが、現状ではその新規則が確定していないのでそれが出来ない・・・という事で、結局は1月末までは現行機の持ち込み可になると思いますね。北斗無双などの早め認定に関しては、出来ない事はないが、警察の顔色を窺った際に業界側が自粛する方向に動く可能性があるかと思います。

  4. 北斗の出率が116%だからそんなにも買う必要ある???
    甚だ疑問しかない、パチスロ北斗の拳 修羅の国篇 が115%でしたけどお察し・・・

    • にや♪ さん

      BIGコンテンツ機ならなんでも打つという客層も依然として多く、要は会社員層なのですが、5~10台並んで置いてあって派手に告知/装飾してあり適当な稼動があると自分も吸い寄せられるように着席して3~5万円突っ込んでしまう、という状況になります。北斗修羅でさえもホール側はまともな利益が確保できるくらいの稼動はあったので、今回出率upした北斗新伝説も、早期に完売してしまうと思います。ちなみに、機種自体の出来のほどは、100点満点だと20点くらいの機種ですね。

  5. 時代が移り変わっても安泰とおもわれたジャグラーシリーズでさえ変更を余儀無くされるとは…
    四号機のジャグラーから打っていて五号機のアイジャグに移行したときも最初はショボいとおもっていたが結局は飼い慣らされてしまったので6号機?のスペックダウンしたジャグラーにもいずれ飼い慣らされてしまうのでしょう。

    • ねこたろう さん

      法改正案の通りで決まった場合、北電子はどう動くでしょうね。
      A+RTにして純増枚数の減少分を体感的に軽減しようとするのか?
      どうでしょう。。。

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