スロットの設定状況は全国的にどんな感じなのか?-回答

今回は、スロットの設定の使用状況についてお話しします。

 

あかぎしげる さんからのご質問

こんばんは。

いつも楽しく読まさせていただいております。

 

さて早速なのですが質問があります。

 

楽太郎さんのブログを拝見させていただきますととてもスロットは勝てない状況かと推察させられますけど、実際はどうなのでしょうか(勿論、ハイエナは設定関係なく客層が全てなので割愛しますが)。

 

設定状況だけでも現在のお店の状況を教えて頂けたら有難いです。

 

これは楽太郎さんのお店のみではなく推察で構いませんので全国的にどうなのかなと思いまして質問させて頂きます。

 

4号機を打っていた自分としてはまだまだ良設定を打ちたい気持ちで一杯でハイエナなどはしたくなく、休日に目一杯 打ちたいのです

※自分の住まいは●●(注:関東)です

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ここまでが、あかぎしげる さんからのご質問内容です。

 

回答

全国的にと聞かれると・・・

釘調整や、設定配分について、「全国的に、どんな感じなのか?」というご質問は結構多いです。

 

しかし、全国11,000店舗近くの営業状況を集約したデータベース的なものが存在する訳では無く、よく「業界情報」として出て来るものは、あくまでも

 

  • ダイコク社のホールコンピュータを使用していてネットワーク(DK-SIS)に参加している4千数百店舗分のデータ
  • P-WORLDに登録している9千数百店舗分のデータ

 

こういった断片的なデータに過ぎません。

 

特に営業状況や設定配分については、ホールコンピュータのメーカー全社が日々の設定配分を集約してひとつの巨大なネットワークでも構築しない限りは、全容の解明は不能です。

 

もちろん、ホールコンピュータを使用しているからといって、全ての店舗が帳票(釘帳、釘帳簿、設定表などと呼ばれる機能)に日々の釘幅/設定を入力している訳では無いので、例えば最近の全国全店のスロットの設定配分を読み解こうと試みても、相当な部分は推測になってしまいます。

 

業界人がweb上で「全国的に~」とか表現する場合、主にDK-SISのデータの事を指してそう言っている場面が多いと思うので、それが読者の皆さんに対して、業界には全国全店の状況を網羅したネットワークが存在するんだと勘違いさせているという側面があるのかも知れません。

※このデータベースは業界内では権威があるのは事実であり、例えば最近話題になっている高射幸性スロット機についても、その高射幸性の定義は、DK-SISで1日に2万枚以上の払い出し実績がある機種というものになっています。

 

まあ、もちろん情報が生命線とも言える販社や、個人であっても幅広いコネクションを有している方であれば、より多くの店舗のより詳しいデータを保有している訳で、私のような者もそういった情報提供者からネタをもらって営業の参考にしたりブログの要素にしている訳です。

 

今後、これが主要ホールコンピュータメーカーの上位3社くらい、つまり北電子製のホールコンピュータ(全国シェア13%前後)にもダイコク社と同等のネットワーク機能がついて、各メーカーを横断する形で情報共有されれば全体の60%近いデータが得られるため、もうちょっと違う回答ができると思うのですが、現状では「全国の状況」と聞かれても、回答に困ってしまう業界人が多いかと思います。

 

さて、そんなこんなで、まさに あかぎしげる さんが仰るように「推察」になってしまいますが、全体として見た時の今のスロットの設定状況について、ごく簡単にではありますが私見を述べさせて頂こうかと思います。

スロット設定アゲアゲ

設定アゲアゲだぜ~い!

 

ジャグラー系の存在感が大きい

まず、スペックを分けないで「スロット全体の平均」としてお話すると、「ジャグラー系が平均値を大きく上げている」という回答になります。

 

では、ジャグラー系はどの程度の設定状況になるのかと言えば、

 

  • 全て1か2というお店はごく少数派(しかし、存在はする)
  • 5枚台の交換枚数のお店なら、基本設定が3という場面もあり得る
  • 6枚台~7枚のお店なら、日常的に456があり得る
  • 設定1の放置件数が最も少ない現行機種は、ジャグラー系である
  • 設定5を使用する件数が最も多い現行機種は、ジャグラー系である
  • 設定6を使用する件数が最も多い現行機種は、ジャグラー系である
  • 最新台(導入2週間以内)の内から設定56が使用される機会が最も多いのはジャグラー系である

 

このように言えるかと思います。

 

特に、現状ではアイム系、マイ系、ハッピー&ゴーゴー系のジャグラーの全国設置台数が多い訳ですから、BONUS確率/出率設計値で判断すれば設定3があるか否か、また56の使用実績があるか否かでそのお店の基本稼働或いはイベント等の何かアクションを起こした際の信頼度が大きく変わってきます。

 

また、パチンコにおける海系の考え方と同様に、次機種がどんどん出て来てもそれを「最新台」として捉えて売上/粗利担当にするのではなく、あくまでも「後継機」として捉えて旧タイトル機の贔屓客層を維持する事を第一に考えるお店が多いため、前述したような良設定使用になると言えます。

※マリンちゃんと魚群さえ出てくれば海であり、GOGOランプが付いてさえいればジャグラーな訳ですから、これらの最新機種でその客層から抜くのは愚策です。

 

ゴッド系が平均値を下げている

次に、現状では全国に10万台規模で設置されているゴッド系ですが、これらはスロットを全体として見た時に、平均値にマイナス作用していると言えます。

 

たった10万台と見るか、10万台もあると見るかは人によりますが、全国のスロットの設置台数は160万台水準な訳ですから、その内の10万台となれば、無視して良い台数ではありません。

 

ゴッド系の特徴は、一発良いのを引っ掛けた時の一撃感であり、それこそが集客力の源になっています。

 

つまり、乱暴な言い方をすれば設定2以上は不要であり、ただ単に設置してあるだけでニーズを満たす事ができる稀なジャンル機という事になるかと思います。

 

もちろん、イベント営業で6を使用するというお店もあるでしょうが、イベント営業に実績がある特定のお店だけが、ごく限られた日にだけ、そうしていると判断しますので、ほとんどのゴッド系の中身は1であると断言して良いと思います。

 

設定2が増えている

次に、設定2の増加についてお話しします。

 

全国的に、警察庁の実質的な指導により業界等価の見直しが図られ、これまで5枚交換だったお店でも、5.6枚程度の交換枚数に変更するお店が増えました。

 

また、消費税の増税にあわせて、これまでは納税負担はお店側が全てかぶっていたところを、遊技客側にももってもらう判断をするお店が増えました。

※全ての遊技客から入口でもらう=貸し出し枚数減算か、計数できた遊技客から出口でもらう=交換枚数を遊技客側が不利なように変更かによって少し事情は異なりますが、ここでは割愛します。

※パチンコスロット営業で消費税を取る判断が妥当か否かは業界内でも見解が分かれますが、ここでは割愛します。

 

このような状況下で、等価交換時代よりは楽になった分を遊技客に設定UPという形で返そうとするお店が増えました。

 

もちろん、楽になった分を丸抱えするお店も沢山あるでしょうが、全体として見た時には、出率設計値98~99.9%水準が多い設定2の使用頻度が増えたというお店は非常に多いと思います。

 

また、別の理由でも、2の使用頻度は上がっていると言えます。

 

それは、演出上で偶数/2以上を示唆する機種の割合が増えており、その使用によって、

 

  • マメに設定変更しているというPR
  • 2以上があるというPR
  • 設定6使用実績があるお店であれば、6か4か2かなどと邪推させる

 

このような効果が期待できます。

 

なので、全体として見た時には、等価交換且つ消費税5%時代よりは、2の使用件数は増えているものと推察します。

 

設定4について

最後に、設定4についてお話しします。

 

この設定は、結論からお話しすると、サミー系、KPE、エンターライズ等のメーカー機において使用する事で、設定6と疑わしい挙動を示す場合があるので、マメに設定を上げ下げして運用しているお店は、特にイベント営業時には重宝していると言えます。

 

撹乱目的で4を使うのではなくて、そこは正直に6を使えよ、という声も聞こえて来そうですが、例えば10台あるバジリスク絆や前述したメーカー機に設定配分する際に、1~2台6を使用するよりは、3~4台の4の方が稼働面或いは良設定にありつける遊技客を増やせるという点で有効な場面があります。

 

なので、良設定使用実績があるお店に限っては、これまでよりも4の使用頻度は上がっているものと推察します。

 

まとめ

そんなこんなで、あくまでも私見で設定状況をお話しして参りましたが、割合としては低設定=1、2の割合は全機種全台の60~70%を占めているのはまず間違いないと言えそうです。

 

これが仮に、今後の法改正やスペック変更、或いはジャグラー系に代表されるAタイプ機の設置台数が増えて行くなどして状況が変われば、また中身や割合は変わって来るのは確実です。

 

ただしそれでも、設定1,2,3,4の割合は全体の90%くらいであり、高設定=5、6の割合は多くても全体の10%水準(リアルな数値だとおそらく7~8%程度)に留まるのではないかと見ています。

 

この割合が妥当と見るか、全然少ないと見るかは立場によって異なるでしょうが、お店側の立場としては設定5、6を設置台数の10%以上に対して毎日使用すると、会社が要求する粗利を残す事ができない場面が多いものと推察します。

 

日常的に5、6にありつけるお店は魅力的だから、持っていかれて薄利になる可能性よりも来客数や売り上げが増える可能性の方が高いから、そうするべきだという意見もあるでしょう。

 

しかし、打ち手側はより強い期待値に引かれて常に移動している訳であり、広告宣伝を無視してでもより具体的な告知を実施するお店を支持します。

 

そういった点で、お店側が日々の通常営業でまともに高設定=5、6を使用できる割合は、この水準が限度なのかな、と思います。

 

 

以上、十分な回答になったかどうかは分かりませんが、今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年5月15

コメント
  1. 新基準が世の中に蔓延し始めた頃から6は消えたと思うわ
    6確出した店も今や普通のボッタ店
    また規制で糞スぺ入れ替えでケツの穴までむしられるやで~

    • あげぽよ さん

      ユニバーサル、サミー、北電子に関しては、非常に都合が良い流れになっていますね。

  2. 本文とされた部分で申し訳ないのですが、

    ※パチンコスロット営業で消費税を取る判断が妥当か否かは業界内でも見解が分かれますが、ここでは割愛します。

    この部分に非常に驚きました。賛否あるんですね。

    • 倒産じいじ さん

      楽しい遊技体験、アミューズメントの対価として頂いて当然、と堂々とは言えない業界ですからね。
      パチ屋も人間なので、特に若い30代以下の世代は、これまでの慣習的なもの全般に対して疑問を持っていると言えますね。

  3. 打ち手側としては新基準機は勝てない
    私自身(50万は負けてます笑)
    と思っている人が多いと思います、、、
    ゴッドを全ツッパしているときよりも勝てないのは
    たまたまなのでしょうか?それとも新基準の低設定はゴッドの設定1よりも
    でにくいのでしょうか??

    • ishiken1018 さん

      新基準機だと7,000~8,000枚計数みたいに大きくハネる場面が少ないので、場合によってはゴッド系の適切なG数狙いなどに徹していた方が収支的にプラスに作用するというのは、あると思います。

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