現行スロット機種の設定の使い方や基本性能一覧-その②

前回の記事では、現在のスロットコーナーで存在感を高めているAタイプ(ノーマル)機種とゴッド/ハーデスについて、それらの設定の使われ方も含めて簡単にではありますが状況を解説させて頂きました。

前回の記事をまだご覧になっていないという方は、こちらからどうぞ↓

参考:2016年6月24日公開

『現行スロット機種の設定の使い方や基本性能一覧-その①』

 

それでは、今回の記事では、具体的に主要な数機種をピックアップして、それぞれの基本性能と共に現状での設定の使われ方について個別で見ていきます。

 

主要な新基準機の個別解説

・北斗強敵

ベース値(千円あたりG数)=44前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.60円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,700枚

 

千円でかなり回せるな、というイメージをお持ちの読者の方が多いかと思います。

 

また、やっと当たっても、手元に残るのは数百枚程度・・・という場面も多々あるので、どちらかと言えば、どうせ北斗を打つんだったら転生の方がいいや!という方も多いかと思います。

 

それだけに、北斗という同タイトルで旧基準AT機が残存している現状では、この北斗強敵のような機種をイベントのような場面で活かすためには、設定4と設定6の使用が必須であり、実際にこれらの設定を使用する機会が多いというお店も沢山あると言えます。

 

・ガールズ&パンツァー

ベース値(千円あたりG数)=45前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.70円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,600枚

 

北斗強敵と基本性能の数値は似ていますが、設置台数が北斗ほどは多くなかったり、北斗以上にマニアックなファン層を抱えていたりする機種であるため、その設定の使い方にも違いがあるように思います。

 

実際のホール現場でも、設定1でも打ち込まれることでデータランプの当たり回数欄に70回超の回数がカウントされたりといった場面も多々あるので、それに甘えて連日設定1で放置しているというお店も多いものと推察します。

 

・沖ドキトロピカル

ベース値(千円あたりG数)=39前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.75円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,700枚

 

前作の沖ドキと比較した時に払い出し性能面で大きく劣っていたり、販売時に不利な条件を提示されたホールが多かったりと、概ねマイナスのイメージを持たれている機種と言えます。

 

実際、10台TOP導入したけど、あまりに稼働が低いので頭を抱えてしまったという店長さんも多いものと推察します。

 

設定配分としては、設定4を使用すれば設定6と酷似した挙動を示す場合が多いのですが、明確な高設定示唆演出が無いシンプルな作りであることがネックとなり、実際に良設定を使用するお店はごく少数であると判断します。

 

初代沖ドキが、設定1の放置でも数か月間にわたって良稼動し、日当たり平均台粗利6,000円前後といった高い水準の粗利益をホールにもたらしてくれたのに比べてしまうと、やはり初代に勝るものは無いという業界の通説が当て嵌まる機種であるように思います。

 

そう考えると、パラダイスも・・・これはもう、導入してみないことにはわかりません。

 

・戦国乙女将星

ベース値(千円あたりG数)=46前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.50円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,400枚

 

3~5台の設置店舗が多く、この程度の台数であれば現時点でも適当には稼働して適当な利益があるものと推察します。

 

偶数設定示唆演出があることにより、イベント時に設定4を使用することで設定6と酷似する挙動が出たりと、マメに設定を上げ下げするお店であれば比較的重宝している場合もあるかと思います。

 

当初は、前作の西国参戦編と比較したときに人気の度合いが劣ると見て早めに撤去しようかと考えた店長さんも多いかと思いますが、その後まともな機種の販売がかなり少なかったこともあり我慢して使っていたら、なかなかどうして適当な稼働なら維持できていてラッキーだったという場合があり、結果的に良設定を使って営業することもある機種に格上げされたといった感じでしょうか。

 

・マジカルハロウィン5

ベース値(千円あたりG数)=32前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.50円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,400枚

 

ベース値が低めであること、ステージ移行が頻繁になされてヤメ時の判断に迷う打ち手も多かったりするといった要因により、最近の機種の中では売り上げが進む機種であると言えます。

 

設定の使い方に関しては、設定4を使用する事により、それ相応の挙動を示すので、イベント時には重宝しているという店長さんも多いものと推察します。

 

お店にとって一番都合が良い点は、設定1の放置であっても時折ART100回超といった派手なデータがカウントされるので、日常的にまともな設定を使っていると勘違いしてもらえる可能性も高い機種であるということでしょうか。

 

・偽物語

ベース値(千円あたりG数)=35前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.15円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,200枚

 

最近の機種の中では最もマイルドな部類に属する機種と言えますが、設定1の放置でも3,000枚級の差枚数が発生することもあり、払い出し性能が低めな割には良く打っているという読者の方も多いのではないでしょうか。

 

良設定示唆演出も出やすい機種なので、虚実織り交ぜつつ、実際に設定4以上を使っても良いし、連日低設定でも良いし、お店にとっては使い勝手が良い機種であると言えるかと思います。

 

・南国物語

ベース値(千円あたりG数)=46前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.80円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,900枚

 

この機種が導入された当初は、特に打ち気をそそるような作りでもなかったり、これを打つくらいなら沖ドキやゴッド/ハーデスの方がいいやと敬遠される事も多かったような扱いでした。

 

店側としても、10台という台数縛りを我慢して頑張って導入したは良いが、稼働(IN枚数)の悪さに驚愕してその後もまともな設定を使ってファンを増やそうという気にすらならず、設定1を放置し続けたというお店も多いものと推察します。

 

そして、来月には同タイトルで別スペックの販売が予定されている訳ですから、尚の事、この機種には今後もまともな設定は入りにくいものと見通します。

 

・アステカ

ベース値(千円あたりG数)=34前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.90円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=3,100枚

 

ハード面での性能が高いことは認めますが、お店側も打ち手側もそこの追及を求めている訳ではなく、ゲーム性であったりアステカというオールドファンも多いビッグコンテンツを十分に活かす事を求めている訳ですから、そのどちらの期待にも沿えなかった機種と言えます。

 

結果的にそれは稼働の低さの原因となり、どのお店のデータランプを眺めてみても、連日1桁の当たり回数しかカウントされていないといった残念な状況になってしまいました。

 

売り上げが無いから、粗利も残せない、詰まるところまともな設定も使えない、設定56だとそれなりの出方をするので、使えば粗利マイナス・・・こういった感じで、兎に角、何か一つも高い数値や好材料が無い機種のまま撤去を待つ状況のように思います。

 

・秘宝伝伝説への道

ベース値(千円あたりG数)=35前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=3.00円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=3,200枚

 

最近別スペックThe LASTが出て来たこともあり、旧作のこちらは存在感が一層薄まった格好です。

※新作の方も大した存在感が無いですが・・・

 

設置状況としては依然として5台以上並べて使っているというお店は少なくなり、バラエティー要員くらいの役割しかありませんので、バラエティーにまともな設定は使わないというセオリー通り、今後も設定1を放置するというお店がほとんどでしょう。

 

ちなみに、設定1の放置でも、売り上げが無い状況で一撃5,000~7,000枚前後の差枚数が発生することも結構あるので、打ち手の皆さんが思っているよりは薄利だというお店も多い事と推察します。

 

それだけに、尚の事まともな設定を使う程の余裕が無いとも言え、他方の新作The LASTに関しても、早い段階で(適当な稼動があるうちに)機械代を作っておきたいと考える店長さんがほとんどであるため、どちらにもまともな設定は望めないと判断します。

 

・ルパン三世ロイヤルロード

ベース値(千円あたりG数)=46前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=3.10円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=3,000枚

 

8/1以降は新作消されたルパンが出てくることもあり、存在感は更に薄くなる格好です。

 

こちらも、秘宝伝と同様に、もはやまともな台数を並べて置いているお店は少ない訳ですから、今後も大事に使っていく気が無い機種に関してまともな設定を使用する理由は無く、設定1の放置という状況になる可能性は高いと判断します。

 

・鬼武者時空天翔

ベース値(千円あたりG数)=45前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=3.10円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=3,000枚

 

ルパン三世ロイヤルロードと似たような機種性能数値ではありますが、こちらの方が暴れ要素が強く、低い売り上げで3,000枚超の差枚数が発生するなどして営業の邪魔をする機会も多い機種だと思っています。

 

現状ではバラエティー要員のため、今後もまともな設定を使って営業する機会は無い機種だと言えます。

 

・ストリートファイターⅣ

ベース値(千円あたりG数)=42前後

コイン単価(高いと暴れ要素が大きく、低いとマイルド)=2.35円前後

MY値(最大差枚数:一撃での払い出し力を見る時の指標)=2,200枚

 

同じゲームコンテンツという括りでは、前作のアスラズラースよりは稼動が良く、2~3台の設置であれば結構売り上げ貢献しているというお店も多い事と推察します。

 

私は偶数示唆演出などの関係で設定2を放置して使っていたところ思いのほか稼動が良く粗利益も大きかったため、イベント時に試しに設定4を使用してみたところ、高設定と紛らわしい挙動を示すようで売り上げ/粗利益/稼動のバランスが良い結果になりました。

 

ただ、だからといって頻繁に設定4を使用する訳にもいかず、また秋口まで適当な台数を置いておくかと言えば難しいので、基本的には設定2の放置になるかと見通し、また、そういったお店も多いものと推察します。

 

ちなみに、余談ですが、この機種の少し前、4/4に導入が開始されたミルキィホームズに関しても、同じような事が言えます。

 

当初心配していたほどは稼動が悪くなく、設定4を使った時に設定6との判別が困難という挙動を示しやすいため、例えば萌え機種コーナーの中でまともな設定を使ってイベント営業するとなった時には、この機種や百花繚乱サムライガールズ、前述の通り偽物語などに設定4を使用すれば、それなりの挙動を示す事も多々あると言って良いかと思います。

 

・その他、直近(伊勢志摩サミット以降)に導入された機種

5/30以降、コードギアス、ガルガンティア、テラフォーマーズなどが導入され、その後は沖ドキパラダイスや南国物語SPECIAL、真田純勇士などが続きますが、新台=売り上げ担当ということで、少なくとも導入してから1か月以内にまともな設定を使うお店はほとんどないでしょう。

 

6月は天候不良も相まって例年営業数字が落ちやすいのですが、今年の6月も(エリア差はあるものの)いかにも梅雨らしい状況になってしまい、会社が要求する数字を大きくショートしていて冷や汗を流しながらお店を切り盛りしている店長さんも多い事と推察します。

 

それだけに、まともな設定を使わなくても、新台だというだけで稼動するこれらの機種に関しては、大きな売り上げと粗利益を期待するのみという状況になりやすいと判断します。

 

 

以上、ここ半年前後に出て来た機種に関して、それぞれ簡単にではありますが設定の使い方や機種性能を書いて参りました。

 

毎週土曜~日曜に更新している『今週の見通し』記事でも断りを入れておりますが、機種評価や営業数字が良い/悪いといった判断には店長さんごとの考え方やエリア差が大きいので、あくまでも参考程度にお考え頂ければ良いかと思います。

 

 
今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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コメント
  1. こういう台毎の評価、面白いですね。地域差もあるとはいえ参考になります。
    とはいえあんまり店の特徴を読んで台を選ぶとかせずに
    打ちたい台を打ちたい時に打つスタイルなんですけどね私は。
    サミット以降導入の機種ではコードギアスが気になりますので
    次回の個別解説も期待しております。

    • シュウジ さん

      コードギアスに関しては、導入当初は結構暴れて「扱いにくい機種なのかな」と心配した店長さんが多かったと思いますが、何やら導入2週目(6/6~)から一気に落ち着いて来て、かなり高粗利になっているお店が多いかと思います。

      現状では、4台設置していて稼動がIN枚数13,000~15,000枚水準のお店が多いかと思いますが、これで全台設定1なら日当たり平均台粗利8,000円~10,000円くらいの高粗利だというお店も結構あると思います。
      まあ、それだけ辛く動いているということです。

      IN枚数2,100~2,200枚で1時間遊技している、といった感じなので、上記の例だと1日6時間~7時間は稼動があるとお考え頂いて良いです。
      この場合の台売上は55,000~60,000円水準にはなるので、最近の機種の中ではよく売り上げて、良く抜けるといった機種のようです。

      売り上げがあって、基本的には辛いのなら、導入から1ヶ月後くらいからはイベント時にまともな設定を試すお店も出てくるので、今回のコードギアス(5/30導入)で言うと7月上旬には設定456使用に期待してみても良いかもしれません。

      例えば、7/7とか。

      個人的には、そろそろ設定4以上が使えそうな感じなので、近日中に試してみようかと思います。
      また、交換枚数6枚台~7枚のお店の知人店長からは、「設定6だと、公表出率よりも払出性能が高い気がする。6,000~7,000枚クラスの差枚数も良く出る」とのことなので、打ち手にとってはコンテンツ的にも(歌も良いらしいですね)機種性能的にも、最近の機種の中では魅力がある感じなんでしょうかね。

  2. 詳細な解説ありがとうございます。辛く動いてると言われてしまうとなかなか手が出しにくい気がしてきました。
    ここはもう少し我慢して7/7にでも打ってみようかと思います。ライバルが多そうなので朝早くから並ばないと台の確保もままならない気はしますが・・・。

  3. シュウジ さん

    今年の7/7はパチンコ屋にとっては本当に日程的に都合が良いので、頑張ってくれるお店は多いと思います。

    あとは、シュウジ さんの行きつけのお店が、その頑張ってくれるお店かどうか!?

    戦果報告お待ちしておりますm(_)m

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