10~11月の新台入替プランを思案中、ちょっと気疲れしたので、休憩がてら息抜き的な記事を書いてみようかと思います。
さて、何を書くか・・・最近は時事雑感が多かったので、久しぶりに『再会したい懐かしの店員』シリーズの続きを書いてみる事にします。
どんなシリーズなの?
ごく最近このブログを覗きに来てくれるようになったという新しめの読者の方には、どんなシリーズか分からないかと思います。
なので、過去記事をご紹介しておきますので、無茶苦茶暇だという方は読んでみて下さい。
※もちろん、全部読んできたという方は、次段落まで飛ばして下さって構いません。
【参考】
・2016年4月19日公開
・2016年5月3日公開
・2016年5月12日公開
『再会したい懐かしの店員③-DA PUMP大好き奈美ちゃん』
・2016年6月16日公開
・2016年7月8日公開
読んだところで別に業界知識が増えたり、人生観が変わったりするような類の記事では無いのでご容赦下さい。
それでは、今回の主役「丸男(マルオ)」のご紹介です。
丸男、こんな奴
①楽太郎が平社員時代の、近隣他店舗のアルバイトスタッフ
頭取りでウチの店に出入りしたり、食事休憩中に行きつけのそば/うどんのお店や回転寿司店で顔を合わせるくらいだったが、その時の印象が強烈だった。
冬場しか見かけなかったかと記憶しているので、数ヶ月で退職した模様。
②山王の河田弟(スラムダンク)があだ名の由来・・・だと思う
身長は170cmくらいだが、雰囲気が何となく似ていることから、誰からともなくそのように呼ぶようになったような記憶あり。
③お前、力士か?
ふた回りくらい小さくした水戸泉のような、アンコ型の体格で、スロ専だからこそ雇ってもらえたような人材。
腹がどーんと出ているので、たぶん自分で自分の股間を直視することは出来ない、と思う。
それくらい太っている。
※楽太郎の19年近いキャリアの中で、見知っているスタッフの中では最大のデ●である。
④上級管理職が、エレベーターの使用許可を与えるが・・・
頭取り時は他店の設備(おしぼり、無料ドリンク、トイレ等も含む)は一切使用しないのが暗黙の了解だが、階段昇降に難儀している姿を憐れんで、当時の上級管理職である先輩社員が彼にエレベーターを使用することを提案するも、断る。
⑤ウチの店内で、ウ●コを漏らした事がある(推定)
ある日、フロアーの隅っこでゴルフのパターのラインを読む時のような姿勢でしゃがんでいたのを目撃される。
その後、歩き方が異様で、嫌な臭いがしたので、インカムで「丸男、たぶん漏らしてます」「さっきまで、しゃがんでたのは、かかとで肛門を押さえて我慢してたんじゃないか」などと様々な憶測を生む。
⑥つぶやきがウザい
後ほどご紹介。

何度張り手を喰らわそうと思った事か…ムカつくぜ!
人柄を買われての採用なのかな、と思いきや、とんでもないゲス野郎
こんな感じで、体格的にはパチ屋向きでは無いのに雇われている、ということは、それを補って余りあるような人物面での良さがあるもの・・・と思っていたが、早々にその推測は外れることになります。
この丸男、独り言が多く、その内容が強烈なのです。
そして、そのつぶやきに、彼の人間性が垣間見れます。
①生意気に、自店と稼動を比較する
バインダーとペン、計数用のカウンター(道路交通調査や白鳥の飛来数を数える時などに使う、カチカチするやつ)を持って、丸男が店内を行きます。
すると、擦れ違い様に、何か聞こえてきます。
「あれ?思ったよりも(お客が)入ってるな・・・ウチの店よりもひょっとしたら・・・、いや!入ってない!全然入ってない!」
「駅前(のお店)でこの稼動か・・・」
②要らぬ一言をつぶやく
ウチの店内でスタッフと擦れ違う時には、頭取り時の当然のマナーとして会釈なり目礼なりしますが、後ろの方から
「それでは~、お邪魔致しますよっ、と!」
「本日も~、ご苦労様ですっ」
などと、つぶやく時があります。
外見上は礼儀正しいようで、おっとりした感じのキャラなのですが、そのギャップにムカムカします。
③導入機種に茶々を入れる
当時はすでに、現在のようにほぼ毎週のように新台が販売されるようになっていたので、近隣エリアでもお店ごとに特色がある入替を実施します。
A店は京楽ならなんでも導入するとか、B店は羽根物が好きとか、C店は4~5台ずつ多機種導入するとか、D店はサミーを大量導入するとか、そんな感じです。
※丸男のお店は、7枚交換のスロ専で、どちらかというとバラエティー色豊かな機種構成をウリにしていました。
そんな中、当時のウチのお店はどちらかと言うと保守的で、マイナーメーカーの機種はほとんど導入せず大手メーカー機種をメインで導入するというスタイルでの営業でした。
新装開店当日、頭取りにやってきた丸男
「ああ~、これ買っちゃったのか~!アイタタタ・・・」
「もっといい台、あると思うけどなあ」
耳にしたスタッフが「ああ!?」と反応すると、さも「ぼく、何も言ってません」的に、そそくさと危険地帯を離脱します。
④女性客やスタッフをチラ見して、コメントを言う
「ホホウ・・・」
「これはこれは・・・」
「フン!」
「小さい・・・思ってたより」
といった具合に、寸評します。
気持ち悪いです。
現在なら、このような者が店に出入りしているとなれば、即刻上司に報告が行き、所属するお店にTELしたり組合の会合の場などで「お宅のスタッフさんが・・・」などとクレームを入れるのが当然でしょう。
しかし、当時のパチ屋はまだまだ不良人材の宝庫であり、かなりエキセントリックな人材が多く出入りしていたので、丸男くらいなら「変な奴だな」くらいの感覚で、まあセーフかな、くらいのレベルです。
⑤食事休憩中も、癪に障る
エレベーター使っていいよ、いや結構です、の遣り取りにも垣間見えますが、人当たりが良く謙虚なように見えて実際はかなり横柄、傲慢なのが特徴です。
当時は、食事休憩時は近所のラーメン店、丼物のお店、そば/うどん店といったところに出かけて30分以内でパッと食べていました。
焼肉店やステーキ店などもあるのですが、距離的には近くても、焼いたり出てくるまでに時間が掛かるので、焦って食べるよりはということで、私も含めた若いスタッフは主に回転寿司店やそば/うどんのお店等に行くことが多かったです。
当然、同じエリアということで他店のスタッフと顔を合わせることも多く、その中で実はウチのスタッフとB店の景品カウンターの娘が付き合っていたとか、付き合ってはいないが肉体関係だとか、色んな噂も飛び交います。
まあ、基本的に他店とは馴れ合う事は無いのですが、そうはいっても同業ということで会釈くらいはします。
丸男に関しても、「ああ、どうも」くらいの挨拶はしました。
そして、場合によっては相席などして、同じ空間で食事を摂る訳ですが、その食事風景がまた、気持ち悪いのです。
回転寿司店では
「大将、ウデ上げたな」
「なんだこれ、酸っぺえ!」
などと茶々を入れます。
そば/うどんのお店では
「自分で作った方がマシだな」
「出てきていきなり、伸びてやがる」
こんな事をつぶやきます。
さらば、丸男
こんな感じで、親の顔も、面接で採用した責任者の顔も見てみたいくらいのゲス野郎ですが、ある日革靴の底が抜けてパカパカした状態で頭取りに来たのを目にしたあたりから消息が途絶えます。
体格的に左右どちらかの足に負荷がかかり、片方の靴底が極端に削れて穴が開いたものと推察しますが、たぶん「買い替えるのお金が掛かるし、そうまでしてやるほどのバイトでもないな」くらいの感覚で退職したのだと思います。
それまでの私の人生で、身体が大きくて色白な人は心優しい良い人、そんなイメージがあったし、実際そういう傾向があったのですが、丸男に関して言えば180度真逆の人材だったと言えます。
何かにつけて文句を言ったり、姑息に突っ掛かってきたり、どうしようもないダメ人間であり人と関わり合いながらの生活など不可能なようにも見えた丸男。
その後、どうなったものか、気になります。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
次回は、『最強のツンデレ女子、Hさん』を予定しています。
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私も、そう思います。
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「大将、ウデ上げたな」って所に思わず笑っちゃいました。
どこの仕事場にも変な人ってのはいますね。
端から見てる分には楽しくていいですけど
一緒に仕事するとなると本当に苦労しますけどねぇ・・・
シュウジ さん
今で言うコミュ障とか、引きこもり系オタみたいな奴だったのかも知れませんが、犯罪者になっていなければ良いなと思うばかりです。。。
デブの丸男は腋臭とか体臭も強烈かー?
確変中とか大当たりラウンド消化中に、大量にある貯玉をずっと出し続けて
あっという間にドル箱山積み状態にして気分良く打ってたら店員が
「お客様 大当たり中の貯玉の再利用はご遠慮ください」と注意してきたが
何か問題あるのかー?
毒蛇 さん
ゴト防止や管理目的の可能性もあるので、そこら辺の事情の解説をさせて頂くと言うことで記事にして回答します。
もうちょっとお待ちくださいm(_)m
丸男は別に臭くはなかったですね。
(たぶん冬場だけの付き合いだったからかも知れませんが)