厳し過ぎるハウスルールにムカついています-回答

今回は、メールでのお問い合わせに回答させて頂きます。

 

謀反人 さんからのご質問

はじめまして

いつも参考にさせてもらっています。

 

近所のホールの事について、半分グチで半分ご相談という事でお願いします。

(地域名やホール事情などが詳しく記載されているので、中略)

 

この店は、ハウスルールがク●みたいで日頃からムカついています。

 

いくつかを書かせていただくと

 

  • 新台は食事休憩不可(その他の台は30分休憩を1人1日1回まで)
  • 単発打ち、止め打ち禁止でオーバー入賞狙いのストローク調整や両面打ちも禁止
  • 上皿に肘をつくのは禁止
  • 足組み禁止
  • 台枠を掴んでの遊技禁止
  • 自前の玉計量カップの使用禁止
  • 台上に私物を置くのは禁止

 

他にもありますが、私が特にムカついているのは主にこれらです。

 

楽太郎さんの以前の記事で、パチンコはそもそも技術介入が前提なのに止め打ちを禁止している店の気持ちは理解できないとか、何でもルールにしないとやれない店のレベルは低いみたいな事を書いておられましたが、いちユーザーとして激しく同意です。

 

この店のハウスルールですが、どう思われますでしょうか。

 

理由自体が分からない物もあるので、もし良かったら解説していただけるとありがたいです。

_______

ここまでが、ご質問内容です。

 

それでは、回答させて頂きます。

 

回答

いくつかあるようなので、項目別にお応えしたいと思います。

 

また、実際の禁止理由に関しては、そのお店の者ではないのであくまでも経験上でお応えします。

 

①新台は食事休憩不可(その他の台は30分休憩を1人1日1回まで)

こちらは凄く稼働水準が高いか、一昔前の世代の管理職の方が決めたルールで、それを踏襲しているお店かと推察します。

 

時期的な判断は難しいですが、大体2010年以前くらいまでの新台であれば、導入1週間くらいの日あたり平均稼動はどんな機種でも45,000~50,000個の高水準だというお店が多く、そういった状況では食事休憩を取られると営業数字をロスすると考える管理職が多かったと言えます。

 

仮に新台を甘めの調整で提供しているのであれば、「話題の新作を、1人でも多くの方から体験してもらいたい」と考え、食事休憩を取りながら1人が長時間粘って打つのは好ましくなく、少しでも遊技客が入れ替わるようにしたいという意図があるかと思います。

 

また、新台は常に渋い調整で売上/粗利担当にしたいお店であれば、「休憩時間=打ち込み、売上を中断させる行為」と打算的に考え、ルールで禁止してより多くの遊技客で稼動させたいという意図があるかと思います。

 

一方、新台以外の他の機種に関しては、私見では現在のパチンコスロット事情を考慮すると、かなり厳しい時間設定や回数制限かなと思います。

 

近くに飲食店が多いエリアなら良いですが、回転効率が悪い飲食店に入ったがばかりに待ち時間が長かったりすれば30分では足りず、また必ずしも食事だけが目的ではないので、せめて40~45分くらいの時間をあげても良いかと思います。

 

まあ、業界の慣例上、30分という時間設定をするお店が多かったので、これもおそらくは一世代前の管理職の方が決めたルールを踏襲しているものと推察します。

 

また、1人1日1回までという制限に関しては、これは私見では改めた方が良いと思います。

 

理由は、そこまで厳密に管理できない場面も多く、「俺は2回目はダメだと断られたのに、向こうの台のアイツは店員が把握していなくて3回行ってたぞ」みたいな状況もあり、つまりは遊技客間での不公平感が発生したり、お店の管理体制の甘さみたいなものを自ら露見させる場合も多いからです。

 

また、現在は一昔前のように多種多様な客層が入れ替わり立ち替わり遊技してくれるという状況ではないので、別に45分休憩を2回取られたからといって、営業数字の要素(稼動/売上/粗利)を大きく損ねるまでは行かないと思います。

 

②単発打ち、止め打ち禁止でオーバー入賞狙いのストローク調整や両面打ちも禁止

これに関しては、過去記事をご覧頂けたようなので、ここでは詳しくは説明する必要は無いかと思います。

 

まだ、読んでいないという読者の方のために、リンクを貼っておきます。

 

【参考】2017年1月11日公開

『パチンコの技術介入を注意されました-回答』

厳しい

き、厳しい・・・

 

③上皿に肘をつくのは禁止

これは、おそらくですが、ゴト行為対策かと思われます。

 

やはり一昔前の業界慣習的なルールとも言えますが、事実としてかつてはパチンコのアナログ系ゴトの多くは上皿~下皿周り、ガラス面で何か不正行為に及ぶというものが多かったです。

 

ざっと例を挙げると、

  • ガラス面押し(ガラスとゲージ盤面間で玉が動くスペースを狭めて、ブドウを発生させる)
  • 強化磁石の使用(ブドウを発生させ、肘をつく事でスタッフの目線から隠す)
  • ガラス面や台枠側面からの異物挿入(針金などで要所の釘を引っ張って曲げる、など)
  • 上皿、下皿からの異物挿入(入賞口周りのセンサーに不正を働き、払い出しを得る、など)
  • 上皿の玉に不正を働く(糸付き玉や大玉/油玉などを弾き出す、など)
  • アナログ抽選機におけるドツキ行為
  • 不正な電波発信(電チューに電波を当てるなどして、不正に開放させる、など)

 

スタッフや監視カメラによる目配り上、上皿に肘をつく事は上記のような不正行為に気付く障害となる場合があるので、禁止しているものと推察します。

 

④足組み禁止

このお店は、おそらく遊技台同士の間隔がかなり狭いのではないでしょうか。

 

なので、足を組まれると隣近所の台に着席しにくく、売上にマイナス影響するという考えからのルールかと思います。

 

パチンコ島の設計上、遊技機同士の間隔は、概ね6cmあればユニットサンドを嵌め込む事ができるので、古いお店であればギリギリの間隔で島を作っている場合が多いです。

 

一昔前は、遊技台は多ければ多いほど良いと言え、客数も多いので狭かろうが何だろうがすし詰め状態でもしっかり稼動しました。

 

今では、充電設備やちょっとした物置きなり、手元足元にはスペースがないと遊びにくいという考え方が常識になっているので、時代の流れやファン人口の減少につれて、状況は変わったと言えるかと思います。

 

⑤台枠を掴んでの遊技禁止

パチンコに関しては、先ほどの③でお話しした理由が当てはまるかと思います。

 

スロットに関しても、たまに癖で左手で筐体を掴む遊技客が居たりしますが、お店側の観点では筐体左側というのは異物挿入リスクがあるので手を留め置いたりして欲しくはない場所と言えます。

 

ハーネス、基盤ショート系のゴト行為は、ドア(開錠して手前に開く部分)と本体(島に残る部分)の隙間に異物を挿入したり、挿入する経路を作るために固い物で乱暴にこじ開けたりする行為に及ぶ事が多く、その場所の多くは筐体の左側です。

 

なので、その場所を掴んでくれるなよ、という意味あいでのルールかと思います。

 

⑥自前の玉計量カップの使用禁止

計数しやすい、四角い小皿型のものなどでしょうか。

 

具体的な理由までは分かりかねますが、店内においてはお店側が用意している設備機器/用具以外は使ってくれるなよ、程度の意味あいでのルールかと思います。

 

やはり、自前の物を常用されると、それを使って不正を働く可能性もあると考えているのかも知れません。

 

⑦台上に私物を置くのは禁止

おそらくは、スロット筐体のドア部分(手前に張り出した部分)を棚として使う行為を禁止している、という意味でしょうか。

 

もしそうであれば、私見では、3つの意図があるかと思います。

 

まず第一に、盗難リスクです。

 

遊技に没頭していると、自分ではしっかり見ているつもりでも、ふとした時に悪意ある輩が筐体上に置いている長財布などに手を伸ばして来ても、意外と気がつかないで盗られてしまうという場面も想定できます。

 

お店側としては、私物は自己管理とは言え、被害にあった遊技客から「なんで目配りしていなかったんだ」と管理責任を要求される場面も多々あるので、それへの対策かと思われます。

 

第二に、破損リスクです。

 

最近は特に、スマホに代表される手持ちの電子機器が増えています。

 

そういったものを筐体周辺に置いていて、例えばメダル補充やセレクターエラーなどの対応のためにドアを開け、そして閉める、という時に不幸にもそれらを挟み込んだり落として破損させてしまう可能性もある訳で、こういった事故の防止という意味もあるものと推察します。

 

第三に、電波系ゴト行為の防止目的です。

 

今では大幅に件数は減りましたが、一昔前までであれば、色んな物に電波発信機を収納して遊技機に電波干渉しようと試みる輩が結構居ました。

 

私自身、何をしようとしたのかまでは分かりませんが、15年ほど前ですが、タバコの箱を回収したら中に押しボタンがついた小型の電波発信機を発見した事があります。

 

こういった事情もあり、古い世代の管理職であれば、遊技機に箱型のものを置かれるのは気分が良くないと言え、やはり目配り上、スロット筐体の上に何か物を置かれると、その中に不正行為用の物が入っているのではと勘ぐってしまう場面もあるかと思います。

 

考え過ぎ、厳し過ぎと思われるかも知れませんが、実際にこういった事でお店側は被害を被って来た歴史もあるので、私としてはこのルールはある程度理解できます。

_______

以上、

「近所のお店のハウスルールがク●みたいで日頃からムカついている」

「その理由が分からないものまである」

 

こういったご質問に対して、私見を述べさせて頂きました。

 

まとめ

ご立腹極まっていて、お店の人とお話するのも嫌かも知れませんが、真っ当なお店であればルール関係の事は聞けば理由を教えてくれるものなので、今度思い切って聞いてみる事をお勧め致します。

 

返って来た言葉が、謀反人 さんにとって納得できるものであれば容認すれば良いですし、そうでないなら「遊びにくいお店」として見切りを付けて頂けば宜しいかと思います。

 

それこそ、打ち手はお店をいくらでも選べる訳ですから、自分にとって窮屈に感じて楽しめないお店で貴重な時間やお金を使うのは、勿体ない事と言えるかと思います。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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コメント
  1. 楽太郎さんが言われるように

    スタッフに何故かを聞いた上で判断した方が良い思います。

    因みに私は「台上に私物を置く」事はお断りしています。

    理由は、楽太郎さんと同じです。

    その他は、他のお客様に不快感を及ぼす様であれば

    丁重にご理解して頂きます。

    万一、ご理解頂けない場合は

    店舗への出入り及び遊技をお断りしています。

    ほとんどのお客様が理解し、ご協力を頂けています。

    • ゴーゴー さん

      オリンピアとエンターライズなんか特にそうですが、無茶苦茶出っ張っていて、物置きにしたい気持ちは分かるんですがね。

      やはり、ごく一部であっても悪事を働く輩はおり、ルール関係は全般そうですが、そういう輩のためにどんどんルールが厳しくなって行くのは悲しい現実です。。。

  2. ⑥自前の玉計量カップの使用禁止

    上記については、楽太郎さんご指摘の防犯的な理由以外に、攻略打ちを禁止する延長のような意味合いもありそうな気がします。

    小皿型のカップで「マイ勝ップ」という物が販売されていますが、それを使うと持ち玉でも正確に何玉使って何回転回したかが把握できます。

    なので、いわゆる養分打ちをしない人はお断りということで、そのようなルールを設けていそうですね。

    • ファウ介 さん

      しかし、そこまで来ると、「~禁止!」とは違う書き方をした方が良いかも知れませんね。

      当店の遊技ルール
      ①パチンコは打ちっ放しの養分打ちでお願いしております
      ②スロットは期待値無視、萌え機種の豚打ちでお願いしております
      ③ひたすら玉/メダルを借りて一心不乱に打って頂いております

      ・・・とか

  3. ホール内のルールから外れますが、20年前頃大阪西成のパチンコ店に行ったトイレで、大の用足しをしようとしたら、「ペーパーが必要な方はカウンターまでお越しください」と貼り紙があり、ズボンを降ろす前だったので、慌ててカウンターへ行きました。

    カウンターでは、女性店員の人がペーパーロールの先っちょから片手の方でぐるぐる60センチくらい巻き取り「ハイ!どうぞ」くれる訳です。

    ギリ下着を汚す事なく、「いや~さっきは危なかったよ~しかし何で手渡しやの?」と聞いてみると、「お客さんが負けた腹いせに、ペーパーを便器の中へ突っ込んだり、中には予備用のペーパーを持って帰られたりするんです」とのこと。

    まぁ今よりもっとお客が多くて、店内もにぎやかでしたから、色んな客が大勢いたしハウスルールも結構ありました。

    ふと、このコラムを読んでの感想です。

    • ニューマン さん

      トイレットペーパー事情は、パチ屋あるあるですね。

      ロール丸ごと、便器の中に突っ込む方が結構居ます。

      なので、鍵付きのロールストック箱にしたり(結構高い。2~3個ストックの小型でも5~8万円)、レコードサイズのキンバリークラーク社製の特殊大型ロールにしたり、色々と対策を練っているお店がほとんどかと思います。。。

  4. 食事休憩、30分はおろか無い店が今でも若干有りますよね。

    5年前位に通っていた店もなかなかのものでした。

    (食事休憩有りません、会員様のみ食事休憩10分、1回迄)

    最初見た時、ハァ?って思ったものでした。

    • ジャグキチ さん

      とんでもねーお店でございます。

      自分が打ち手の立場で、北斗転生で玉を80個貯めた状態でどうしても30分くらい離席しなければならない時、どうするんでしょうかね。

  5. たしかに、旧時代の遺物のようなハウスルールを恥ずかしげも無く掲示しているホールさんはありますね

    先日訪問したところも、「~禁止」の羅列でこりゃわかってないなぁと

    せめて「ご容赦願います」「致しかねます」「お断りしております」「~とさせて頂く場合もございます」だろと

    客なんて掃いて捨てるほど来るから、こっちは一方的に選ぶ立場、みたいな昔の考え方が丸見えで萎えますね

    • 珊瑚 さん

      メーカー側の方から見てもそう感じる場面が多いというのは、本当に時代錯誤的なハウスルールのお店が多いという証左でしょうね。

      「お客さん」には、気分良く利用して/過ごしてもらいたい。

      物品/サービス提供者であれば、そういう意識は忘れてはいけないと思います。

  6. ホールの選択理由に居心地の良さ
    自己を承認してくれているという、ホスピタリティーの質はかなり重要だと思います。

    黙っていても集客が出来るホールならいざ知らず、どこも顧客離反を食い止めるのに試行錯誤しているなか、殿様営業ホールのマインドが理解出来ません。

    • 北の養分 さん

      良く行くスーパーは夕方は例外なく混雑しますが、食品陳列係もレジ係も、どのスタッフさんも非常に丁寧な対応です。

      一方、近所のパチ屋は、閑散としているのに対応が雑です。
      そして、ハウスルールが厳しいです。

      業種は違えど、否応なしに比較してしまいますね。。。

    • マジ さん

      す、凄い・・・
      MAX711枚の大花火じゃなくて、ネズミ花火といったところでしょうか。

  7. というか全てにおいて言える事だけど
    そこまで気に入らないならその店を使わなければいい話で…
    なぜ必死に抗えないルールに従いながらもムカつきながらそのホールに通うのか理解に苦しみます。

    • ヒカル さん

      選べる立場な訳ですから、それを有効活用しないとストレスを抱えてしまうだけですからね。
      余程、食える台が落ちているお店なのかも?

  8. ハウスルール関係で一つ。

    時短中・確変中・AT/ART/ボーナス中の台にお客様が連絡無しに戻らない場合、その台をどうするのか。

    クリアしてから解放/そのまま解放/電源落として閉店まで

    これをハウスルールとして明言化して告知しているホールって見たことございますか?

    • シラーニャ さん

      パチンコは既定の時間よりも長めに待って、それでも来なければクリアかけて開放。
      スロットは電源落とす対応のお店が多いですかね。
      開放後の揉め事回避の意味合いでも。

      ルールとして掲示しているお店は、たしかに見た事が無いですね。

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