今回は、広告宣伝関連でちょっとした動きがありそうなので、資料を交えてご紹介したいと思います。
注意喚起や「お断り」の掲示もNG
昨日、知人店長より、「規制を順守して営業しているかチェックする機関である健全化センターとしては、取材系/ライター招致系のイベント時に、”収録カメラの映り込みにご注意下さい”や”当日営業中の取材につき、皆様のご理解の程、よろしくお願い致します”的な掲示や告知も、今後は全て不健全な広告宣伝とみなすらしいよ」といった情報を頂きました。
そして、もらった資料がこれです↓

これで、来店に伴う全ての告知は違反扱いに…
これが取り締まり行政の装備やステータスだ
今回ご紹介した資料で言われるところの「行政」が、一体どこを指しているのかは現時点では不明ですが、どうやら一部エリアの所轄生活安全課レベルよりは上位のところであるようなニュアンスがあります。
ちなみに、まあ、敢えて書くまでもありませんが、業界に関わる団体/機関の中でも最強の存在なのは、もちろん警察庁本庁や国家公安委員会です。
仮に今回の見解が警察庁本庁、生活安全局保安課のものだとしたら、これはかなりの強敵です。
RPGのキャラクターのステータスで例えれば、こんな感じですね↓
名前:警察庁
LV:110
①攻撃魔法「営業制限」
口頭での是正指導、管理者呼び出し、指示処分<営業停止処分<営業許可取り消し処分などレベルがあり、威力が及ぶ範囲や期間などに差がある。
指導は同じ部位に2度喰らうとダメージが大きく、停止以上を喰らったパチ屋は、立ち直るのに一定期間を要したり、再起不能に陥る。
もちろん、メーカーに対しても有効である。
②カウンター魔法「とりあえず・・・ダメ!」
パチ屋やメーカー団体、健全化センターなどから「これって、取り締まり行政側の見解としてはアリですかナシですか?」と聞かれた場合、高確率で「ナシ!ダメ!」と返してくる。
③名刀「射幸心」
パチ屋やメーカー団体などがいかなる装備をしても、あらゆる場面でそれを無効化してバッサリ両断する威力を持っている。
「著しく射幸心をそそるおそれがある」と断じられれば、従うより他は無い。
とまあ、主だったものだけでもこれだけの力を有しており、今回の健全化センターの通達書面で判断すると②と③がクリティカルヒットしたと言えるでしょうか。
通達が実効性を持つかは不明
元来悪ふざけが大好きであり、赤信号を皆で渡り、喉元過ぎれば熱さを忘れて、物事を自身の都合が良いように解釈する名人であるパチ屋業界ですが、許認可業種である以上は取り締まり行政の見解に従わない訳にはいきません。
また、取り締まり行政=監督官庁は、所管する業界を正しく導くための措置をとってくれているとも言えます。
この通達が厳密に適用されれば、現在定期的にTV番組(CS番組含む)の実戦収録を行っているお店や、雑誌やスポーツ新聞、Web媒体系の実戦取材と付き合っているお店なども、営業時間中に注意喚起/お断りを掲示すれば不健全な広告宣伝行為とみなされて行政通報され、最悪の場合には行政処分が下るリスクが生じるという訳です。
ただ、この通知は2016年10月4日付のものですから、まだ今後どのように適用されるか、どの程度の影響力があるのかは不明です。
また何か動きがあれば、記事にしてご紹介したいと思います。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。
「一番射幸心をそそる広告宣伝活動をしているのは、リーディングカンパニー、業界TOP企業を自任するマルハンだろ!」という方は、そっと押して下さい。
楽太郎的には、そう思っています。
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大阪界隈では取材により映り込み云々を結構見かけますが
ライターどころか撮影されていません。
これは射幸心だけを煽る違法イベントってことでしょうか?
(大阪では法令でイベント告知NGだった筈なんだけどねぇ)
ぐっちさん さん
まさに、看板に偽り有り!といった感じですね。
関東でも、そういった事例がありますよ。
取材とか言っておいて、実はポスター掲示のみで何もやらない、誰も来ないという・・・
確かに、誰も来ないライターイベントありますねぇ・・
ダメならダメで、一切合切禁止にしてくれた方が変に期待させられなくていいです。
獣 さん
仰る通りですね。
お客さんの注目というか期待は遊技機で集めたいものです。
広告宣伝で集めたところで、来店してみたら遊べない遊技機ばかり、これではハリボテ的な営業でガッカリ感満点ですから。
建前としては、取材(笑)されている事を知らずに来店して、客が写りこんだらプライバシーの観点からまずいから、あらかじめ告知しておくね、って事なんですよね?
そもそも取材って何の取材だよって話だろ。取材(笑)自体禁止にしろよ。あんなゴミどもに金を払うなら、遊べるような設定を入れなさいと言いたい。店長の所は、真面目な経営をしていると信じたい。
ジャグキチ さん
実際に、CS番組で映り込んだ一般の方が、放送をみて「これ俺じゃん、勝手に撮りやがって!」と揉めた事例もあります。
実戦塾だったか、ビジュRパチンコ劇場だったか忘れましたが。
私のエリアの所轄は告知関係はかなりうるさいので、派手なイベントや告知は全く出来ない感じです。
会社としても、取材系/有名人招致系どちらも好きじゃない社風です。
一応、制作会社や出版会社との個人付き合いはありますが、規制がうるさくなってからは実際にお店に呼んだりはしませんね。
ガイアのチラシに「業界のリーディングカンパニー」と記載されていて笑ってしまいました。
笑った理由は色々あります。
北の養分 さん
こ、これは・・・悶絶ものですね!
どの口が言うのでしょうか。。。
↑え~、そうなんですか、これは大爆笑。
害悪と書いてガイアと読む!
トップ自ら違法●物に手を染めて・・・
かずま さん!
・・・そっとしておいてあげて下さい。。。
名刀射幸心(笑)、まさしく警察の伝家の宝刀ですよね。(;^_^A
それにしても、規制は厳しくなるばかりですね・・。
テツ さん
身から出た錆なので、仕方ありませんね。。。
「射幸心をそそる」という表現は、曖昧だからこそ強力な名刀です。
初めてコメントさせていただきます。
ここ数年、雑誌や web媒体を介した、ライター来店や番組収録の告知的な煽りをかなり見るようになりましたね。
有名な人やアングラな人、果ては「誰?それ?」な人まで「来店取材」とかなんとか言った意味不明なイベント(?)の多いこと。
一見、盛り上がって見えるような映像でも、そこはスタッフの腕というか、アングルと編集の妙というやつで。
去年、美人パチンカーとか名乗った誰やらが来店取材日にホールに行ってみましたが、盛り上がってなかった記憶がありますね。客はいつもより多いけど、パチンコ・スロット共に出玉感がないというか…
店内撮影していたカメラマンがGODのデータを見て渋い顔をしてたのが印象的でした。
それでも、放映されたら「盛り上がってるように」見せるから大したもので。
実戦とか何とか謳っても、ホール側に不利のないように見せるんでしょうね。
優しくレバーON さん
最近見かけたHNの中で、一番センスを感じました。
素敵です。
収録は、入場口から入ってくるところを何回も撮ったり、どの場面でも全部チャンスボタンを押したり、当たったら決めポーズをとったり、打ちながら即妙に解説したり、真面目に取り組んでいる人はそれなりに大変そうですね。
TVチャンピオン世代の、いわゆるパチプロと呼ばれていた年代までは、礼儀正しいですし知識も技術も伴っている方が多いです。
出版や制作会社も40代以上であれば、まあ同様というか、自分でホールを開拓して収録オファーしたりしてきた経緯があるので、お店としっかり付き合う感じです。
ただし、それ以下の年代だと、ホールとの付き合いを理解していないというか、先輩が築いてきたものをダメにしてしまったりする人もいるので、たぶんそういった取り組み姿勢の至らなさが、読者の皆さんから寄せられる「芸能人気取りの、何者かもわからない若造が騒いで打っているだけ」に見えるんでしょうね。
初めてのコメント失礼致します。
2ヶ月位前に来店イベやら解禁された北海道ですが、一部店舗のみ実施している様です。
私の住んでる地域は楽太郎さんの言う様にトップカンパニーのみ危うい告知をしています笑
来店系は未実施ですが、アド◯ブ店長の〜みたいなポスターが有ったり無かったり。
そんな流れでまさかの規制強化みたいな話でビックリしました。
シビ さん
マルハンとアドリブ店長のコラボは、関東圏でもかなり派手に告知していましたが、情報では池袋店が自社HPで派手に煽り過ぎて健全化センターから指摘を受けてトーンダウンに至ったとのこと。
真偽の程は不明ですが、実際に最近ではそこまで派手な事は出来ていないので、まあやり過ぎたという事でしょうかね。
北海道エリアの事に関しては、「北国のパチンコ店長の頭が禿げるブログ」の管理人ジョブス さんに聞いてみると、色々わかるかも知れません。
楽太郎様
こんばんは、お疲れ様です。
ライターなど呼べず、カメラが入ることのないホールにとっては、
他のホールのライター招致などは、目の上のタンコブという
ところなのでしょう。
大して設定が入っているわけでもないのに、
ライター招致などが集客に効果を発揮しているから、
「射幸心を煽っている、けしからん、何とかしてください」と
お上に頼んでいるのは、ホール関係者じゃないでしょうか。
「射幸心を煽るのはけしからん」という文句が
伝家の宝刀として扱われるのは、
とにかくホール間の競争だけは避けたいホールが
多い証と思っています。
海の王様 さん
さすがのご指摘ですね。
チクり合い、通報合戦が激しいエリアがあるのは事実です。
東京都内の知人店長は、web上では大人しくしていても、実際にお店に足を運んでみないと告知内容が分からないので社員を偵察に行かせて派手な告知物やイベント、設定示唆的なものを見つけたら写真に撮って、といった情報収集をやっています。
それで、一般客を装って、健全化センターなどに「●店でこんなの見かけたんですが、これって規制無視ですよね」的な通報をする、と。
告知ではなく、営業の中身で勝負したい、同じ土俵で戦いたいと思っているお店も多いので、そういうお店にとっては今回のお触れはウェルカムでしょうね。
お疲れ様です
マルハンが数ヶ月前にトップ主導でライターイベントをやめて、最近実施を復活した矢先ですね(笑)
ライター、撮影、取材系は最近調子に乗ってNGだったはず!の事前告知も含めすっかりあちこちの店でやってますから、いい加減にしとけよ?ってことですね
許容していたはずの当日告知も含め一切知らせちゃダメとはきましたね(笑)
自分としては、前々からライターやら名ばかりの取材イベントは店側としても客側としても大嫌いなんで、
さっさと全面的に禁止でバッサリやって欲しいところです
なぜスロット、パチンコを打つだけのよくわからんオッサンや若造をよぶのに10万20万かかるのか?
しかも時には負け保証までつけて(笑)
有名ライター?だと50万?かなりバカらしい経費ですよね
スロプあがりの若造やニートみたいなオッサンを高い小遣いやって、食わせてやるほどパチ屋に
余裕はないでしょ(笑)
だいたいスロライターって何よ?なにやってんの?(笑)みたいな(一般人目線)
イベント禁止?以前は、「そんな経費なかった」んですから、パチ業界人はいい加減、バカな経費の使い方に
冷静になって欲しいですね
お客さんが減っててバカな経費ばかり増やして
旧イベントや特定日匂わしたい、力入れてるのを告知したいんでしょうが、いくらでもやりようはありますよ
ライターや取材やそれを企画してる雑誌社や広告代理店が儲かってること自体、ホールの体力が奪われていることに気づきましょうよ、業界人(笑)
長々と失礼いたしました
楽太郎さんのご意見はいかがでしょうか。。?
けいたろう さん
マルハンの取材系/ライター招致系イベントに関しては、各店舗判断なようですね。
会社としてはやめようとなっても、実際はDMM系のリアル取材「掟」とかいう企画と付き合ったり、東スポ系の取材で女の子(何者かは不明)の来店企画をやったり、色々とやっていた店舗はある模様。
都内の知人店長から聞いた限りでは、一番派手でえげつないのは池袋店のようで、毎週何かしらの企画をやっているとの事です。
ライター招致系のイベントの是非に関しては、こういった記事を読みたいという読者の方も多いんですかね。
まとめサイトなどを覗いてみても、ライター憎し!みたいなノリのものを良く見かけますし、今回のお触れも好意的に受け止められているようです。
私に関しては、一応出版会社や制作会社、いわゆるパチプロの方と個人付き合いはありますが、今では会社的にそういったイベントを好んでいないので実際に来てもらうことはないですね。規制が掛かる前なら、たまにありましたが。
書けば書くほど身元が危うくなるので記事にするか迷いますが、余程コメントやお問い合わせが多いようなら、今度「楽太郎と収録絡みの事情」といった感じで記事にしてみようかと思います。
初めてのコメントです。
イベントや機械の検定等の規制で騒がしくなっていますが、スロットにおいては4号機からの5号機初期の絶望感を越えるような事は無さそうですね。
そこで一つ思うのが、新宿◯◯ジンさんの今です。もちろん使える広告等は使いつつの営業だとは思いますが上記の絶望期の中、過疎店から超人気店へ駆け上がれたという事実。
たまたま自分はタイミングが合って上記店舗の黎明期(改装リニューアル直前後、当時並び順)から今(抽選の人増えすぎてからは知りませんが)を見ていました。
少々の広告や示唆なんかはあっても結局の所やはり営業の中身が伴い口コミ(情報ツール発達の今なら尚更)による集客の良い循環を作るのが最も強いんじゃないかと思います。
まあでも、長期的に良い循環作るよりサクッと金払って集客できたほうが経営陣の意向には添えるのかなとも思いますが(^_^;)
ところで、楽太郎さんに記事のリクエストを検討していただく事などは可能なんでしょうか?
聞いてみたい事や興味がある事がありまして。
長文失礼いたしました。
はく さん
同店は、私にとっても懐かしいお店ですね。
最近では、某炎上youtuberさんが収録していたり、スロパチステーションさんが出入りしていたりと、発信力がありそうな方々が贔屓にしているなら当面は話題性を維持できそうですよね。
やり過ぎにだけは要注意ですが。
※ちなみに私はスロパチステーションさんから、アプリへの情報提供オファーを受けて「宜しくお願いします」と返事しましたが、その後3か月間連絡がつかず困っています。
メンバーさんのtwitterに呼びかけても返信なし、メールを送っても返信なし、これは一体・・・
さて、お問い合わせに関しては、メールでお願いします。
なぜかというと、必ずしも記事にしてお応えできない性質のものも非常に多いためです。
過去にあった例を挙げれば
・これまで付き合った収録/ライター企画などで、一番ムカついた人をその時の出来事と共に教えてください
・ホール企業の●や、●店の営業についてどう思いますか
こういった、記事にする事でどこかの誰かの利益を損ねたりする可能性があるものや、エリア違いで状況がよく分からなかったり当事者ではないのでどうこう言いにくいものなどです。
※マルハンとか、超巨大企業なら話は別ですが。
とりあえずは「お問い合わせ」フォームからメールして頂き、それに対しては分かる範囲でですが必ず返信致します。
そして、これは記事にした方が喜んでくれる読者の方が多そうだな、となった場合には、お問い合わせ頂いたご本人に「先日の遣り取りを、記事にして公開しても良いですか?不都合そうな所は伏字にしたり略しますので」といった具合にこちらから連絡してからの記事公開、という手順を踏むようにしています。
楽太郎様
こんばんは、お疲れ様です。
コメントへの返信、ありがとうございます。
名刀「射幸心」ですが、刃を一生懸命研いで、
お上に進呈したのはホール側だと思っています。
時期は、イエローキャンペーンの頃じゃないかと・・・。
爆裂台は社会的不適合機の烙印を押されましたが、
確かに客もホールも少々過熱気味だったのは確かです。
爆裂台の最大の欠点は、
「ガチでイベントを行うとホールが赤字になること」
だったのではないでしょうか。
「射幸心を煽っている台もホールもけしからん、そして何より
ホールが赤字になるイベントなんて、まっぴら御免。
近所でイベントされるたびに俺のホールは閑古鳥。
お代官様何とかしてください。」
そういう心情のホールのオーナーさんが
多かったのではないでしょうか。
昨年の釘曲げ問題も国会議員に話題を提供したのは、
業界の人たちなんだろうと推察しています。
釘曲げは射幸心と一見関係ないのかと思っていましたが、
へそに玉が集中するのも射幸心を煽ってけしからん、という
理屈になっていたようで、どこまでも射幸心が好きな
業界なんだなと感心してしまいました。
不正釘曲げ解消とMAX自主規制がいつのまにか
セットになっていますが、誰が得をし、誰が損をしないで済んだか、
これらの点を調べると、釘曲げ問題の発火点が見えてきそうですね。
海の王様 さん
仰る通りで、単に文字面だけ見れば「規制強化」「指導が厳しくなる」といった締め付けや抑制、外圧的に捉えられがちですが、実際はそのような方向に進むことで得をする者もいる訳で。
遊技機関連だけでなく広告宣伝に関しても言えますが、話題の新台を大量導入し過度な釘曲げや派手な触れ込みでもって集客を図るやり方をどこもかしこも実施していたころは体力勝負でありやった者勝ち的な状況でした。
そのようなお店ばかりのエリアでは、身の丈営業に徹している(そうせざるを得ないor法令順守意識が高い)お店は長らくバカを見て来たのかも知れませんが、今後規制が更に強化されていくのであれば、意外に営業数字が回復するといった場面もあるかも知れませんね。
近隣店の多くが、高射幸性遊技機や派手な告知という翼をもがれて営業数字が落下するなかで、近隣客にとって外見上は何も変化というか落差を感じさせないマイペースなお店の方が遊びやすいという状況です。
あらゆる手段で煽る事で来店意欲をそそっていたお店ではなく、お客さん方から自発的に選ばれて贔屓にしてもらっている小規模店舗が生き残るのであれば、それこそ結果的にですが健全な流れにあると思います。
コメントへの返信、ありがとうございます。
HNのお褒めもいただき、嬉しく思いますm(_ _)m
楽太郎さんのわかりやすく解説する文章力、コメントへの丁寧な返信は真摯な性格で、人との繋がりを大事にしておられる方とお見受けします。
今のネットの世の中、誰でも動画等で情報発信できるのは素晴らしいことですが、「単なるノリ」で作成してネットに垂れ流す薄っぺらい情報の多いこと。
技術も大してない、台に対する知識もない、よく耳にするセリフは「悪くないんですけどねぇ」。
発信する側としてのモラルとか責任がないものが多く感じますね。
それと安易に呼ぶ大型チェーン店。ライターと店舗には利害が一致してるからこう言ったことが企画されるんでしょうが、一般の打ち手としたら「だからどしたん?」にしかなりませんね。
優しくレバーON さん
5~6年前だったか、隣接エリアの大型店に江頭2:50氏が来店しました。
私はたまたま現場に居合わせており、大体想像できると思いますが
①定番の布袋サウンドに乗って颯爽と登場(もちろん上半身裸で黒タイツ)
②エガちゃん札なるものを該当コーナーにビシバシ挿していく
③握手を求められた客にドロップキック(のフリ)
④マイクパフォーマンスで「店長がボタンに手をかけたので、これから一斉に・・・」などと叫び店員に制止される(打ち合わせっぽい)
⑤別積みされていた大量獲得の「●万個OVER」的な札をおもむろに股間に挟んで「俺の股間も●万個オーバーだぜ」みたいなギャグを披露し店員に制止される(打ち合わせっぽい)
こんな感じのハチャメチャな状況でしたが、憎まれにくいキャラもあってかかなり盛り上がっていました。
実際には、すごくシャイで礼儀正しい方のようで、お客さん方も好印象を持ったのではないでしょうか。
その傍らでは、雑誌系でしょうか、よく知らないライターがポツンと一人で(カメラも居るので2人か)打っていて、近くに置いてある立看板には「有名ライター●さん実戦取材中!」のポスターが。
本物の芸能人とバッティングしたのが運の尽きとも言えますが、彼が来たところで何のニーズも満たせてない状況を目のあたりにして、ライター事情も残酷なものだなと実感しました。
何か一つでもお客さんのニーズに応えられれば存在価値はあるのでしょうが、何一つない来店企画や取材/収録が多いのは残念ですよね。