パチンコ機&スロット機それぞれの撤去問題について-全日遊連からの通知書面

今回は、直近の組合関連の資料を2つご紹介します。

 

はじめに

読者の皆さんもご存知の通り、現在、業界では2つの撤去問題が進行しています。

 

①パチンコにおける、検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の撤去問題

※第一次&第二次リスト記載機種は、2016年8月末が撤去期限であり、現時点では撤去完遂という公表

※第三次(最終)リスト記載機種は、2016年12月末が撤去期限であり、目下進行中

 

②スロットにおける、旧基準機の段階的な撤去問題

※2016~2017年にかけて、設置比率を全体の50%以内、30%以内に減台していこうという努力目標

 

どちらも、取り締まり行政が絡んでおり、厳しい文言による行政講話に業界側が反応して、いついつまでにこういった機種は全廃します、段階的に減台していく予定ですと意思表示して形式上では自主的に進めている案件なのですが、その進捗具合や現状には各ホール企業によってかなり違いがあります。

 

全日遊連からの通知書面2件

それでは、以下で、最近全日遊連から各方面(東京都や大阪などのエリア区分の事)のホール組合連合会/協同組合宛に出された通知書面の画像をご紹介します。

 

<パチンコの「不正」遊技機の撤去問題について>

「不正」遊技機の2016年内での撤去について

2016年内での撤去に向けての念押し的な意味合いを持つ資料です

 

<スロットの旧基準機の段階的な撤去問題について>

スロット旧基準機の段階的な撤去について

こちらも、改めて念押しした恰好です・・・

 

口約束だけでは足並みが揃わない

なぜ、このような通知が出てきたかと言えば、理由はたった一つです。

 

やらないホール企業が存在するからです。

 

パチンコに関しては、手元にある情報では、8月末が撤去期限であった機種が9月20日前後の時点で数店舗に数台残存していたというエリアもあり、それは取り締まり行政のお膝元と言える東京都内でさえ、3店舗に5台あったなどという情報もあるくらいです。

 

こうした状況で、2016年も残り50日ちょっとというところまで来ていますが、全日遊連としては各店舗の取り組みに一任しておけるかと言えば、そうではなかったという事です。

 

つまり、信用できないから、撤去の取り組み状況を書面にして提出(申告)しなさい、という訳です。

 

これは、スロットの旧基準機の段階的な撤去問題に関しても同じ事が言え、上記どちらの通知書面にももう一部書面があり、各店舗の管理責任者に、対象機種の保有状況および、今後どうする予定か回答させるような主旨の内容になっています。

 

例えが悪いかも知れませんが、「宿題はこういう予定で終わらせます」、と子供に宣言文を書かせて提出させるみたいな措置と言えます。

 

個々のホール企業ごとに、本件への考え方はあるでしょうし、メーカー側のケアがほとんどと言って良いほど見受けられない状況に業を煮やしているという心情もあるでしょう。

 

また、場合によっては、法的な根拠がないのであれば従わないというスタンスや、個別にメーカーを相手取って訴訟案件にする事も辞さないというスタンスのホール企業もあるかも知れません。

 

しかし、現状では、組合組織として決定した案件なのだから、これは期日通りにしっかりと完遂させて、先の事を考えていくべきという考え方が主流と言えます。

 

揉め続ける事、ゴネ続けることは得策ではないという訳ですね。

 

・・・読者の皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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コメント
  1. たしかに法的根拠が無い以上、それを理由に営業停止もできない。(御家芸の別件逮捕ならぬ別件営業停止はあるかもしれませんが。)

    店としてと他のホールに無いMax台があれば、集客率は新台効果以上のパフォーマンスが見込める。そして新台を入れることもできないホールが割とある。

    禁断の果実は、大層美味で実に魅力的ですね。食べてしまう店も少なくなさそう・・・。

    • ゴンザレス さん

      著しく射幸心をそそるおそれがある、という魔法の言葉・・・

      そそる、とは断言していない、でもおそれがあると付け加えるだけで変幻自在に応用が効くようになるから、法制に携わるエリートはやはり優れていますね。

  2. 楽太郎 様
    こんばんは、お疲れ様です。

    不正釘問題ですが、この問題の特殊性は
    国会で取り上げられたということだと思います。

    警察やメーカー、そしてホールが撤去リストを
    作成して改善に取り組んだようですが、
    国会で質問された議員さんが納得されているでしょうか。

    事後調査を議員側で行った場合に
    一般入賞口に全く入らない台が多数を占める状況が、
    改善されていればいいのですが、
    そうはならないように感じています。

    再燃する火種を残したまま、業界と警察が
    改善策を講じたように見ています。

    議員に不正な釘の話を持ち込んだのが、
    メーカーなのか、ホールなのか、ユーザーなのか、
    この点をはっきりした上で、改善策に取り組まないと、
    問題視した勢力が今回の撤去リストに納得しなければ、
    また国会で取り上げられる可能性はあるように思います。

    • 海の王様さん、横から失礼します。
      個人的には「釘調整」問題が他穴入賞のみクローズアップされた事と、いつの間にかMAX機廃止に話が変わったのが気掛かりです。
      話を逸らしただけで根本は変わらない訳で。

      • 海の王様 さん&シビ さん

        本来釘の問題だったものを、実質的にはスペックの問題にすり替えて妥結させた、それによって今後そこを突っ込まれた場合への不安要素を残したというお二人の観点は正しく、必ずまた問題視される事になるでしょうね。

        それが、どの場で問題視されるかが重要であり、最悪の場面を想起すればそれは国家公安委員会や警察庁の要職にある方が出席した国会議事堂の中である事は言うまでもないでしょう。

        この場での遣り取りは100%記録され、一般の人でも目にする議事録となり、世論も巻き込んで面倒な事になるという意味ではやはり火種を残したと言えますね。

  3. シビさんの疑問はもっともです。ネットでは、なんらかの裏取引があったとの噂も多いですよね。
    裏取引でなく表取引ならば、議事録とかあると思うので、なんらかの方法での確認はできると
    思いますが、、、、そうでなく積極的に開示すべきだと思うんですよね。
    開示できない、裏取引、プロレスだった!揶揄されている現状なわけで業界に得がないと思います。

    • いしけん さん

      日工組なり全日遊連なり、各組合の上層部と取り締まり行政側の密室での会話でも入手しない限りは、事の経緯の本当のところは分からず仕舞いですからね。
      金沢氏暗躍説、誠か否か・・・

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