パチンコの適正なストローク(発射位置)の見つけ方を教えて欲しい-回答

今回は、パチンコの発射に関するご質問にお応えします。

 

猫太郎 さんからのご質問

楽太郎さんこんにちは。

 

素晴らしい内容の記事を毎日更新していただきありがとうございます。

 

さて、質問があります。

 

私はジャグラーや華々が大好きなのですが近隣(東京都●●区在住)にまともに遊べる設置店がありません。

 

東京都(できれば23区内)にジャグラーやハナハナを大事に使っている(甘めに)と話題の店をご存知でしたら 教えて下さい。

 

あと、ひとつ質問があります。

 

パチンコについてなのですが 適正なストローク(打ち出し位置、狙い場所)の見つけ方を教えてほしいです。

 

基本的にどこを狙うのがよいのでしょうか?

 

また、楽太郎さんのような釘を調整する方々は釘調整をするときに、どこを狙って打ち出ししたこと(遊技者がどの位置※ぶっ込みなのか、 天打ちなのか、チョロ打ちなのか)を想定して釘調整なさっているのでしょうか?

 

あと、打ち出し(打ち込み位置※ぶっ込み、天打ち、チョロ打ち)の違いで、楽太郎さんが思い描くよりベースが高く(低く)なったり予想以上に回ったり(回らない)することはあるのでしょうか?

 

よろしくお願いします。

________

ここまでが、猫太郎 さんからのご質問です。

 

回答

<熱いお店の情報は・・・>

まず、東京都内でジャグラー系やハナハナ系の良設定使用に定評があるお店は・・・というご質問の件、いきなりがっかりさせてしまいますが、ホール側の者、特に私のような役職者は打ち手の皆さんほど(ユーザーとしての)自分自身の利益に敏感ではないので、どのお店が熱いとか、具体的な設定配分情報などは持っていません。

 

なので、「どのお店のどの機種が熱いのか」的なご質問については、それこそ稼働ブログを公開していたりファンの評判が集まるサイトで情報収集して頂いた方が有益かと思います。

 

ただ、大雑把な業界事情としては、お住まいのエリアである都内はジャグラー、パルサー、アクロス系、沖スロ全般について設定配分は低いとお考え頂いて良いです。

 

理由としては、ここに高設定(上から2つ)を使用してしまうと客滞率と呼ばれる数値が跳ね上がり、薄利或いは粗利マイナスになり易くなります。

 

要は、1人のお客さんから持ちメダルで粘られてしまい、売り上げが進まない状況がこれにあたる訳ですが、都内のセオリーとしては会社員客に入れ替わり立ち代わり打たせる事で売り上げを伸ばして、より多くの粗利を残す手法がメインです。

 

これには、地代家賃が高いので、郊外や地方よりも多めの台粗利が必要という事情も関係しているのですが、ジャグラー系やハナハナ系の基本設定を4以上にしたり、強めのイベント時に全6にしたりといったお店は非常に稀で、使ってもイベント時に456を散りばめる程度というお店が多いかと思います。

 

茨城や栃木など、関東圏でも北関東エリアに区分されるところでは、基本設定が高めでイベント時にも相当頑張ってくれるお店が多いとも言われていますが、そういったエリアと比較すると、都内は「エリア内の総設置台数に対して、ジャグラー系やハナハナ系の高設定の使用割合は極めて低い」と位置付けざるを得ないかと思います。

 

そんなこんなで、店舗情報に関しては、交流があるクロロ さんが運営しているこちらの情報サイトを紹介しておきます↓

 

『みんパチ』(管理人:クロロ さん

 

<発射に関するあれこれ>

次に、パチンコの発射位置についてですが、お店側は、一般的なぶっこみ位置で打ち手側が弾く事を想定して調整していると言えます。

 

羽根物或いは一発台テイストの機種に関しては、天4本或いは天5本の一番左の釘より少し下あたりを狙っての発射と想定して、釘調整するのが主流です。

 

ちなみにですが、この天釘の一番左の釘とその左ナナメ下にある釘の間隔は、出来る限り狭くしておく調整のお店が多いです。

 

下の画像の、赤囲みが天釘の一番左にあたり、白囲みが左ナナメ下の釘にあたりますが、この台においても白囲みの釘は右ナナメ上に動かされており、赤囲みの釘との間隔が狭くなるように調整されているのがお分かり頂けるかと思います。

天下一閃天釘周り

CR天下一閃 天釘周り

 

これは、そこを玉が抜けると羽根が拾いやすくなったり、天穴に入賞しやすくなるからであり、ここの間隔が狭ければ発射された玉が抜けずに、天釘の一番左釘かその左ナナメ下の釘にファーストタッチして玉が暴れやすくなります。

 

これによってスランプが発生しやすくなり、売上が進みやすくなるという理屈です。

 

余談ですが、これはあくまでもこの手のジャンル機における釘調整の基本です。

 

なので、この基本を知らない若手の釘調整担当者であれば、ここは触らない可能性も多々あると言えます。

 

次に、遊技客の技量や、発射位置によってお店側の想定以上の数値になるか否かについては、これは頻繁にある事です。

 

大体、一般的なデジパチにおいて、高度な技術介入が出来る打ち手と、普通の打ち手では概ね千円あたり2回転以上の差が出ます。

 

また、過度に下手な打ち手と比べた場合では、特に旧基準機(高ベース仕様ではない、且つ一般入賞口がマイナス調整でなくてもそれほど拾わない)であれば、5回転以上の差が出る場合もあります。

 

一番技量差が出やすいのはステージ性能が良い機種で(主に、中央に溝があるタイプ)、下手な打ち手だとステージからヘソに至る途中で、渡って来た玉がぶつかって入賞を阻害したり、オーバー入賞したりといった具合に非効率な遊技になる一方で、技術介入度が高い打ち手はそこらへんの無駄が無いのでほとんどが有効スタートになり、その差は非常に大きくなります。

 

<適正な発射位置の見つけ方>

それでは、どこに弾けば最も良く回るのかについてですが、これはゲージ(釘並び)や釘調整の度合いによって大差があるので一概にこうだとは説明できません。

 

ですが、逆の言い方をさせて頂くと、どう頑張っても止め打ち以外では技量差が出にくい調整の台もありますので、まずはそれについて解説させて頂きます。

 

極端な例をあげると、藤商事や大一、ニューギンの機種などで最近多い、釘ではなくアクリルの突起や板状のルートによって玉の動きが制限されている箇所が多い機種に関しては、頑張り様がない場面も多いです。

 

また、上記のような造りではなく、しっかり釘が打ち込んである機種に関しても、要所の釘の間隔が狭くなるように調整されている場合は、やはり発射の強弱を試みても違いが出にくい場面はあります。

 

例えば、

液晶画面左肩

液晶画面左肩

 

液晶画面の左肩、要は弾かれた玉が寄り付近に進入する最初の関門ですが、ここの赤囲みの部分にあたる釘の間隔が詰められていて、それに加えて

逆ハカマ出口

逆ハカマ出口

 

寄りを経て、赤囲みの部分=逆ハカマの出口の釘間隔も狭められている場合、強く弾こうが弱く弾こうが、ほとんど玉の勢いに変化は生じず、店側が意図した調整数値に収まりやすいという場合はあります。

 

では、どのようなゲージの機種であれば、弾く位置を工夫する事によって、回る/回らないの差が生じやすいのかと言えば、やはり玉が盤面を走る領域が広い機種、釘が多い機種がそれにあたると言えるかと思います。

 

これも例を挙げるのが難しいので、逆の言い方をすれば、液晶画面が大きくなったせいで寄りの領域が極端に狭かったり、釘の本数が極端に少ない機種の場合は、頑張り様がない場面が多いという事です。

 

これは例えば、ルパンthe ENDなどをイメ―ジして頂くと、分かりやすいかと思います。

 

<パチンコは技術介入する遊びである>

では、適正な発射位置の見つけ方はどうあるべきかについてですが、結論としては、そもそも工夫の余地がある機種/ゲージかどうかが第一であり、第二にはしっかりと玉の動きを想像する事です。

 

玉の動きを想像するにあたっては、

 

「強く弾いた方が、玉が暴れて勢い良く寄りそうだな、ワープ通過しやすそうだな、寄りのこぼしポイントに引っ掛からないかも知れない」

 

「ぶっ込み狙いではこのルートで玉が走るが、チョロ打ちすると別のルートを走りやすくなるので風車を抜けて寄る玉が多くなるかも知れない」

 

「強めの発射の方が、一般入賞口が拾いやすい気がするので試してみよう。ベースUP分で、より多く弾けて回る時もあるかも知れない」

 

「強めに弾いた方が、右側に流れた玉を羽根が拾ってくれる場面もあるかも知れない」

 

・・・こんな感じですね。

 

もちろん、ハウスルールで、そういった工夫を許さないお店も存在する訳ですから、お店選びもまた重要になって来ます。

 

こういった技術介入の事情については再三申し上げていますが、私としては

 

「スロットにあらゆる技術介入が認められ、奨励されもしている一方で、パチンコではそれをさせないのはフェアではない」

 

「パチンコが本当に”遊技”であるならば、打ち手が工夫したり技術介入で臨むのは当然である」

 

このように考えております。

 

猫太郎 さんにおかれましては、時には無駄玉も弾いてしまうでしょうが、是非色んな機種の色んなゲージで、ストロークを工夫して頂き、自分なりの成功パターンを身につけて頂けたらと思います。

 

 

以上、十分な回答になったかどうかは分かりませんが、今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

「近所のお店は、どこを狙って弾いても回せない台ばかりである!という方は、そっと押して下さい↓

にほんブログ村 パチンコブログ パチンコ店・店員へ
にほんブログ村

 

[記事公開]

2017年6月3日

コメント
  1. 楽太郎さん、おはようございます。

    丁寧かつ的確なアドバイスをありがとうございます。

    ドヘタな初心者バレバレの初歩的な質問が公開記事として掲載されとても恥ずかしいです(笑)が
    初歩的な質問にも手を抜かずレクチャーしていただき本当に感謝しております。

    今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。ありがとうございました。

    • ねこたろう さん

      別に上級者向けのブログという訳でもないですし、結構同じようなご質問は多いです。
      気にしないで、いつでもご連絡下さい。
      記事作成&本業の傍ら、順番で返信しますので、1週間くらいお待ち頂くかも知れませんが、それだけご了承願います。

  2. 昔、初心者だった頃は盤面にある矢印の所に馬鹿正直に打ってましたね。あの盤面左上の矢印って何か意味があるんですかね?それとも昔の名残とか?

    • ゴンザレス さん

      言われてみれば、気付いたらそこにあった感じですね。
      いつ頃からなのでしょう・・・

      意味があるかどうか、と聞かれると応えに困りますが、気付いたらそこにあったという観点では、「愛」にも似たものなのかも知れません。

  3. わたくしごとですが、実は盤面上部(打ち出した玉が最初に着地するところ)は、あまり見ていません。道釘にのった玉がどう動くかで、無意識に調整してる感じ、個人的にはそちらの方が入賞率上がってる気がします。気持ちの問題かもしれませんが。
    あと、ハンドル固定(楽太郎さんごめんなさい)も、台によってするかしないか決めてます。

    • ムツ さん

      打ち手は、自分で納得して、一番効率が良い、楽しめるやり方で弾けば何でもOKです。
      正解というものは無いですからね。

コメントを残す