直近で、警察庁から業界団体への指導があったため、解説させて頂きます。
スロット機の状況
このブログでは、再三にわたり、スロットの方でも「新基準に該当しないスロット機(ごく簡単に言えば、サブ基板でAT/ARTを管理する機種)」、特に「高射幸性スロット機(DK-SISで1日に2万枚以上の払い出し実績が確認されているスロット機)」が、期限を設けての撤去問題に発展する可能性がある事について、解説して参りました。
また、新基準に該当しないスロット機については、業界としては2016年(平成28年)12月1日までにその設置比率を50%以下とし、2017年(平成29年)12月1日までに30%以下とするように自主的に取り決めて段階的な撤去を進めている事についても、解説して参りました。
しかし、カジノ関連の動きが依存問題への取り組みを喚起し、その中で射幸性が高いスロット機が多く残存している状況は、取り締まり行政側にとっては、より一層不都合なものになりました。
結果的には、近い将来において新基準に該当しない遊技機は「全廃」される可能性も否定できない状況にある、要は警察庁としては業界による自主的な撤去の取り組みには納得していない可能性が高い、ここまでが私の認識でした。
過去記事に関しては、内容を紹介すると本題に入るまでかなり面倒なため、主要なものをいくつかピックアップして下に用意しておきます。
事の経緯が不明だという読者の方は、お手数ですがここらへんの記事をご覧頂ければ、大部分の状況は掴んで頂けるかと思います。
【参考】
①2016年12月21日公開
『スロット旧基準AT機の段階的撤去に暗雲&パチンコ「不正」遊技機は年内撤去完遂見込み』
②2016年11月8日公開
『パチンコ機&スロット機それぞれの撤去問題について-全日遊連からの書面通知』
③2016年10月18日公開
『旧基準機、高射幸性スロット機の期限を設けた撤去回収の可能性はあるか?』
④2016年12月16日公開
『5.9号機時代に突入したら、旧基準AT機などが撤去対象になる可能性がゼロではない根拠は?-回答』
⑤2017年2月5日公開
『新基準に該当しないスロット機の設置比率が50%超の店舗数一覧(エリア別)』
⑥2016年4月5日公開
『高射幸性スロット機(2万枚超の払い出し実績がある機種)一覧』
⑦2016年2月17日
『2017年になってから、旧基準スロット機を新台として導入するお店が増えている理由は?-回答』
⑧2017年4月18日公開
『ゴッド凱旋のサブ制御基板の不正事案発生は、かなりタイミングが悪い』
それでは、以下で、今後のスロットシーンに影響を与えそうな今回の動きを紹介させて頂きます。

また激震すんのかな?のんびり寝ても居られねーぜ!
警察庁からの呼び出し
2017年5月9日16:30に、業界6団体(全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商)の代表者が警察庁に招致されました。
この会合の場にて、業界側が警察庁から指導を受けた内容は、以下の通りです。
※全日遊連が各組合員に通知した「警察庁訪問メモ」の内容に、私が補足を加えたものです。
________
①IR法案が審議された際、パチンコスロットへの依存問題が大きく取り上げられるなど、国民の視線は一層厳しい状況にある。
2015年(平成27年)9月30日に、「高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書」及び「高射幸性遊技機についての申し合わせ」を締結した当時と現在とでは、遊技業界を取り巻く環境が大きく変わった。
②2016年12月1日を期限に定められていた、新基準に該当しないスロット機の削減目標値について、全体としてはその目標を達成したと聞いている。
しかし、ホール個別で見た場合、目標を達成できていない店舗が多数あるほか、高射幸性スロット機の撤去が進んでいないと聞いており、これは大きな問題であると考えている。
③新基準に該当しないスロット機、高射幸性スロット機の撤去が進むように、業界6団体で2年前に締結された合意書及び申し合わせへの対応を再度検討して、その結果を報告願いたい。
その際には、以下の2点について、特に検討して頂きたい。
- パチンコスロットへの依存防止対策が喫緊の課題となるなど、業界を取り巻く環境は急激に変化しているにも関わらず、新基準に該当しないスロット機の設置比率の目標値は2年前に定めたもので良いのか?
- 高射幸性スロット機については、これらの設置台数減が進まないのであれば、設置台数減の目標を設定する必要は無いのか?
________
以上が、業界側が警察庁から指導を受けた内容のまとめです。
今後のポイント
指導の内容を素直に読み解けば、本記事の表題の通り、スロット旧基準機の撤去は早まる、これは間違いありません。
後は、
- いつまでに、どの程度の設置比率にしていくのか?(段階的な撤去目標の見直し)
- 適当な設置比率に収まっていれば、警察庁は納得するのか?
- 警察庁が「射幸性が高い」と判断するスペック機は、将来的には全廃されるのか?
これが重要なポイントになります。
業界団体側が、この先の事をまだ具体的にアナウンスしていない以上は、成り行きを見守るよりほか無い状況ではありますが、読者の皆さんは、どのようにお考えでしょうか?
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
「これはまた、”業界激震”という文字が、2ちゃんねる や まとめサイトで派手に踊るな・・・」、という方は、そっと押して下さい↓
[記事公開]
2017年5月11日
近所の店(地方に本社がある企業で地元ではリーディングカンパニー、関東地方にも数店舗構える。最近、千葉に出店したw)ですが、先々月くらいでしたか、バジ3、モンハン恐竜などの通路になっていた新基準機などを撤去し、絆と沖ドキを(特に沖ドキは20台規模だったのが70台規模に)増台した店があります。これってどうなんでしょう?って思いますw思い切り時代に逆行してるようなwまぁ、自社の金銭的利益を追求するということだけに着目すれば正しいのかもしれませんけどね。
かっちゃん さん。
4号機→5号機への移行期は俺の空、パワフル、ウィニングポストなどの終末4号機がしっかり稼動して稼げた経験則があるお店なのかも知れません。
初代エヴァとか、最初期の5号機なんか全無視して、旧スペックで数字を作れた、と。
まあ、色んな手法がありますが、私は新基準機を多機種構成で1~4台買って、適当に設定を使って運用してそれなりの営業数字を作れていますが、そんな運用で得られる粗利では足りないホール企業なのかも知れません。
メーカーと御上がタックを組んだ入替特需の始まりですな( ;∀;)
全国のホールの皆様!ご愁傷様です<m(__)m>
五右衛門 さん
どちらかと言えば、行政寄りなのはホール側ではなくてメーカー側ですからね。
そういった点では、ホール団体である全日遊連は、今後もっと立ち回りを向上させないといけないでしょうね。
去年のパチンコみたいに一気に話が進む予感が…
シビ さん
決まったら、早い、これはよくあるパターンですからね。
メーカーが株主から叩かれるから天下りのOB使って無理強いしてるだけでは?
とにかくまともな業界ではないね、この数十年足並みが揃ったことがない。
@ezweb.ne.jp さん
本気で足並みを揃えようとして来なかったから、厳しい局面でさえも、こうなっていると言えそうですよね。
その決めてる警察に聞きたいよね。国営ギャンブルである競艇や特に競馬はなぜ規制しないのかをね。ウィン5?とか下手したら億目指せるし、掛け金によってはスロットとか比べ物にならないくらいギャンブル性が高いですよね。スロットを規制するなら国営ギャンブルも同じようにしないと不公平です。そろそろパチンコ、スロット屋もこのままだと閉店や倒産等を余儀なくされるだろうから、業界をかけてみんな潰れる覚悟で警察と戦ってはどうですかね?
青汁 さん
行政側にこちらの立場や考えを具申したり見直しを求めようにも、落ち度や突っ込みどころ満載なのでそんなの通らないというのが現状でしょうね。
なので、どんなに厳しい規制を掛けられても、それは業界側が悪いというのが実情かと思います。
そのとばっちりを受けているのが「遊技」としてパチンコスロットと付き合ってきた大多数の打ち手であり、業界がこうなった片棒を担いだとも言えるのが「仕事」とみなして最大限の期待値をとって来たごく一部の専業層。
国は「勤労の美風」を根付かせようとしながらもカジノ法案を動かしているので、チグハグなようにも見えますが、そこは突っ込んではいけない風潮になっているのが不気味ですよね。
>>業界がこうなった片棒を担いだとも言えるのが「仕事」とみなして最大限の期待値をとって来たごく一部の専業層。
その専業達がどういう風に影響を与えたのかイマイチ理解できないんですが
仮に無職はパチ屋に入店禁止だったとしても時代の流れを見るに
今回のような道を辿っていたと思うんですが違いますでしょうか。
楽太郎さんは専業が嫌いなのかなぁというのは最近の記事から感じますが
(昔から書いていたり違ってたらすいません
ただの無職なので専業って言葉もなんかおかしいですけどね。
レインメーカー さん
特にパチンコでは、専業層がこれまでは見向きもしなかった回転率の台でも打たざるを得ないので遊技する中で、状態が良い台にありつけない一般客が増えているお店も多いかと思います。
私個人の好き嫌いに関しては、ハウスルールさえ守ってくれれば専業層だろうがなんだろうが関係ないですね。
ただの無職なので・・・というご指摘については、この業界、それは言わない約束という事で。。。
恥ずかしながら長年スロ、パチを打ってきて、幾度かの激動期も見てきましたが、今回で最後になりそう
ですね。
チェーン店糞くらえ さん
メーカーが遊技機をリリースしている内は完全終了まではしない訳ですが、これで撤退するメーカーがどんどん出て来れば、それこそ「業界オワタ」なのかも知れません。
こんばんは!
ふと思ったんですが
自分は競馬を嗜んでおりまして
馬券の中から国庫納付金が国に支払われてるのは理解してるんですが
(地方競馬の場合は自治体へ)
パチに関しては、一般的な企業としての税金以外に
国や自治体に納めてたりはしないでしょうか?
ここは換金時にパチ税を課税するなどして
税が徴収出来れば
ある意味、国や地方の財源として貢献出来れば
規制のブレーキは緩みそうな気もするのですが
もちろん打ち手に痛みも伴いますが
どこかで妥協点を見出さないと、終わっちゃいますよね
ちんぱん さん
税金、寄付、寄贈以外に、自治体/国に対して向かうお金は無いですね。
私としては、「取られる前に、差し出す」のが良いと思っており、ブログでも何度か話題にしているのですが、営業規模に応じて自治体に支払ったり、営業許可を2~3年で更新制にして更新料を国庫に入れるとか、そういう方策も考えるべき段階に来ていると思っています。
還元率 法律 法の目的
宝くじ 45.7 % 当せん金付証票法 地方財政資金の調達
競艇 74.8 % モーターボート競走法 船舶産業の振興 公益の増進 地方財政の改善
競輪 75.0% 自転車競技法 機械産業の振興 公益の増進 地方財政の健全化
オートレース 74.8 % 小型自動車競走法 機械産業の振興 公益の増進 地方財政の健全化
競馬 74.1% 競馬法 畜産の振興
サッカーくじ 49.6% スポーツ振興投票の実施等に関する法律 スポーツ振興に必要な財源確保
パチンコ 85%前後 – –
よそのサイトから持ってきましたが
ここは思い切ってパチンコに関してはグレーじゃなく法制化して
国なり地方なりに貢献した方が良いと思います
公営ギャンブルも一応は、何かの役に立ってるという形にはなってるので
ちんぱん さん
いくらお金を出しても世間一般から業界が認められる可能性はゼロでしょうが、社会にお金は不可欠なのでせめてそこは負担しますよ、何かの資金、維持、ケアには役立っていますよというのが大事かと思います。
それこそ、生活保護であったり、寡婦、親の居ない子供、勤労学生、スポーツ振興、色んなところへのケアになれば、当事者のためにはなるでしょうから。
パチンコ業界から出てきたお金なんか、一銭も受け取りたくない、そういう層も居るのかも知れませんが。。。
いやぁ本当に終わる予感しかしないんですが
もし旧基準全撤去せよとなればパチンコMAX機の時の比ではない絶望感がありますね。
レインメーカー さん
旧時代的な水準の極大な売上/粗利が無いとやっていけないホール企業であれば、まさに終わりでしょうね。
どれだけ一時的な入替特需をうもうと、新台の平均稼働貢献期間が5週の現状では
長期的にはどうにもならないでしょう。メーカー側もそれが分かってないってこともないでしょうし。
今後抱き合わせ販売も益々増加し、中小ホールは崩壊する道しか残ってない気もしますが、
ぶっちゃけ機械の人気に依存しきった経営なら今の内に潰れとくのが利口だとも思いますね。
規制については個人的には温いの一言。旧基準全撤去や5.9号機の内容ですら中途半端さが拭えない。
建前の一つである依存症本格的に減らしたいなら、多シリーズ物やオリジナル以外の版権物の使用禁じるだけでもう確実に一定数削れる段階まで来ているから。
のむりっち さん
メーカー、ホール、打ち手が、法改正や依存問題なども考慮しながら身の丈に合う規模/お金の出入りに緩やかに縮小する流れが理想ですが、大手メーカーとホールはまず無理で、どんどん売ってどんどん買い続けるでしょうね。
一部の打ち手はパチンコスロットで生計を成していますが、それが難しくなり離脱。
年配層も加齢によって離脱。
つまり打ち手側は一気に縮小する可能性がある訳で。
すると、構図としては大手メーカーとホールがやっていけるように、大きく減ったファン人口にこれまでと同等の負担を求める最悪の未来もあるかも知れません。
或いは、中小ホールの離脱で浮いたファンがそのまま大手ホールに出入りするようになり、間引き効果が出て大手は潤い一定の恩恵を残った打ち手に与えるのか。
どうなるでしょうね。
時流はノーマルAで売上、稼働の安定と新基準機の穏やかなMYを利用した割数の安定化だと思います。
嫌なんです。
旧基準機で割数跳ねて、ぱちんこの釘に負担来るのw
エゴとはいえ、4Pの稼働に影響を与える(スロットで跳ねた分の粗利不足をぱちんこに求めるなら)先細りのオペレーションは営業側、ユーザー共に良くないと思います。
日当りの売上、粗利が不安定なのと占有率、客滞率は相関性有りますよね?
北の養分 さん
売上が読めない営業日が多くなっているのは事実ですね。
以前よりも減った売上の中で、以前の粗利に近い数字を残そうと試みると、「無難な」調整になってしまう。
お店にとって無難という事は、打ち手にとっては地獄の調整になる訳で。
変に稼動が上がってその過程で出玉が発生して薄利になるよりは、売上の大部分を粗利として頂きたい、つまり当たらずヤメの人が何人か入れ替わってくれた方がありがたいと考えるような不良店舗もあるでしょうね。
こういったお店は、もちろん先細りしますが。
カジノ法案のとばっちりを受けたのは明白ですな
結局のところこれで得するのはメーカーと検定料でウハウハな保安通信協会だけなんだろう
メーカーも本音は旧基準を大事につかって客に還元する金があるなら台を買えよというのが本音なんだろうし
思い切って番長3も全撤去すればいい
ゲーム数天井はなくなるくせに出玉の天井はつける5.9号機ははっきりいって産業廃棄物
パチ屋店員894 さん
ホール同情論は、もう絶対に出て来ない訳ですから、取り締まる側と一部大手メーカーにとってはこんな楽な仕事は無いですね。
警察庁としては、法の厳格化を進める。
メーカーとしては、射幸性を抑制した遊技機に変更し、釘曲げを確認できるシートを運用する。
ホールは、この期に及んでも広告宣伝規制無視、釘曲げを継続し、世間からは依存者、犯罪者、不正生活保護受給者を生み出す温床とみなされるだけ。。。
今回の規制で完全にスロットを辞めれそうです(^o^)警察はいい仕事しますね>^_^<
ハマー さん
私自身は、パチンコスロットの勝ち負けのお金や、ホールで過ごす時間は、人生設計上無駄だと思っています。
今まで遊技に使っていたお金や時間が、その人にとって本当に大切なもの、家族とかですね、こういったところに向かうのであれば良いですね。
射幸心をある程度維持する代わりに
各店舗に依存症対応の医師をかならず一人以上配置する
常連とは定期的に面談する
というバーターは可能でしょうか?
ishiken1018 さん
ホールにとって都合が良いものをバーター的に残そうとしたり新たに引き出そうにも、現状では何か具申できるようなホール状況ではないから無理でしょうね。
この期に及んでも規制無視のお店ばかりで、自分らがやるべき事をやっていないのに、要求して来るとは何事か、と。。。
1日も早く、パチンコ・パチスロをやめることです。
多くの方々が真面目に働いて得たお金が、数時間のうちに無くなっていく今のパチンコ・パチスロ。リターンは、ほとんど期待できないのに、なぜ打つ必要があるのでしょうか。
パチンコ屋に入り浸っている姿を、自分の親やご先祖様が見たら泣きますよ、きっと。
規制うんぬんより、この業界に関わらないことが一番です。関わらないとは、打たないことです。
今年は、パチンコ業界にとって、大激震が走る年になります。詳細には触れませんが、夏以降、パチスロだけでなくパチンコにも、さらなるキツイ規制が入ると思われます。
こんな状況でも打つという選択は、一生懸命働いて貯めた価値ある皆さんのお金が、どんどん減っていくことを意味します。これは明らかなことです。しかも、これまで以上に、貯金が目減りするスピードが速まります。
ハイリスク ノー リターン。これが今のパチンコ・パチスロです。
十全 さん
付き合い方が悪いと、手元に残るのが精神的なダメージと借金だけですからね、パチンコスロットは。
少しでも小遣い稼ぎできていたり、それこそ納得して余暇=趣味として成立してさえいれば、まだ救いはありますし個人の自由ですが、なかなか本当の意味での趣味に収まっている人は多くは無いと言えます。
私はチョイ打ちしかおすすめしませんし、やはり貴重なお金や時間な訳ですから、本当に大切な人のためにそれを使うというのが真っ当な生き方だと思っています。
当方も現役P店業界の者です。
私見と致しましては2020年度よりのカジノ法案施行に向けまして、P店業界をギャンブル依存症対策として八百長で当局が業界を叩く振りをしているだけと考察しております。
7号機が出るであろう2020年度頃にはエンドユーザーには忘れられている問題では?と。
5.5で119.9のAタイプが検定通る様では先行きは暗くなる要素が無いとの弊社での見解が多数でありました。
御社の他の店長級以上の管理職も様々な公私別れる見解をお持ちだと思います。
もし可能でしたら一分ご紹介をして頂きますようお願いします。
たー さん
私個人としては、最近結構Twitterなどでも呟いているのですが
・取り締まり行政側が業界管理/法規遵守させやすいように、管理遊技機(封入式)の運用開始に向けて動きが具体化する
・場合によっては、その過程で釘がない遊技機の開発が進む
・場合によっては、その過程でパチンコに段階設定機能を付ける
こんな感じなのかな、と思っていますが、同時に、そんなに早くは現行の釘が打ち込んであるパチンコ機からは、お別れしないで済むのでは、と思っております。
スロットに関しては、5.9号機時代に移行してからの状況次第なので、読み難いと言えそうです。
このスぺック機でも、要所の行政講話などで「射幸性が高い遊技機の存在によってユーザーの費消金額は依然として高い水準にある」といった事が繰り返し語られるようであれば、もう一段階あるいは更に踏み込んだスぺックダウンも覚悟、といったところでしょうか。
社内の他の者に関しては、私よりも一回り若い店長職が多いせいか、まだまだ見識不足であるがゆえに過度にポジティブ或いは過度にネガティブなどちらかな感じですね。
幸いなのは、業界の先行きに対して無関心な者が居ない事ですが。
過度にポジティブな者は、それこそ たー さんがご指摘のような状況分析に留まらず「実際にカジノができてしまえば、世間の感心はそっちに向くので、今みたいに色んな改善要求が一気にパチンコ業界に集中する状況からは、自然に離脱できるんじゃないか」と考えているようです。
「政府、与党は、パチンコや公営ギャンブルの競馬などで深刻な依存症に陥った顧客に対し、事業者が入場禁止措置を取れる制度を導入する方針を固めた。国内のカジノ解禁を踏まえた依存症対策強化の一環。本人や家族の申告を基に適用する仕組みを想定している。関連法改正も視野に入れ、今夏までに制度の骨格を固めたい考えだ。政府関係者が13日明らかにした。」
ホール側にはまたもや逆風となる重い課題ですね。
どんな施策を取るのかわかりませんが、お金も掛かるでしょうし。
manamana さん
業界がいくら反発しても今回はほぼ青写真通りに動きそうな気配がありますよね。
反発などできない体たらくだろうが、というのが取り締まり行政側のスタンスであり、業界側が堂々と意見したり何か譲歩を引き出せるような関係性に持ち込むにはまだまだ年月が必要な感じです。
そもそも、許認可関係にある監督官庁に対して、堂々と対峙などできないんだという考えを持った「行政人」も多いかと思いますが。