パチンコ業界は車内放置事故撲滅を-日産が「熱駐症」防止動画公開

日産自動車が、車内放置による熱中症(熱駐症)防止のための注意喚起をYouTubeにて実施しているとの報道がありました。

 

皆が再認識を

日産はこれまでも、自社HP上で車両事故防止のための注意喚起を行ったり、最近では「冬場には、タイヤの上で暖をとる猫がいるので、急発進して巻き込み事故を起こさないように」といった啓発活動を実施してきたのは、よく知られている事と思います。

 

自動車業界のような、国を代表する産業/業界と、パチンコ業界のようなものを並べて見るのにはかなりの無理がありますが、機械を売った後/遊技機会を提供した後は、全てユーザーの問題だからと投げっぱなしにしないで、最大限のケアをすべきであるとの認識を特にホール側が再認識するには非常に良い機会であるように思い記事にしました。

 

もちろん、読者の皆さんも、日常的に車でお店に行き来しているという方は、我々業界人と同様に改めて意識を強く持って頂き、駐車場における子供の車内放置による事故を絶対に発生させないようにして頂きたいと思います。

 

動画の内容について

私はこの動画を見たときに、ある程度の知識はあったものの、率直に言って

「このような車内状況で、ここまでの高温になるとは!」と絶句しました。

 

この動画の内容を、私が管理しているお店の駐車場での出来事だったらと考えながら見ると、ぞっとします。

 

外気温は35℃

 

子供を連れて車で外出中、トイレに行きたくなった保護者の方がパチンコ店のトイレを利用しようと駐車場へ

 

ほんの数分だからと子供をチャイルドシートに座らせたまま店内へ

 

用をすませて、店内を見渡していると、話題の新台で激熱リーチがかかっていた

 

ロングリーチに見入ってしまい、数分経過・・・

最悪の場合は、子供連れなのを忘れて、遊技でもしてしまったら・・・

 

ホール側も、契約している巡回警備員さんがちょっとした事で持ち場を離れており子供連れでの駐車場利用を見逃してしまい、清掃や設備点検等で店外に出たスタッフ/管理職も、不幸にもこの状況を見逃してしまっていたら・・・

 

直射日光が当たる車内、あっという間に炭酸ドリンクのペットボトルキャップは吹き飛んでいます。

この時点での室温は、45℃にもなっています。

炭酸ペットボトル破裂

ものの1分くらいで・・・

 

その後も、時間の経過とともに、室温はどんどん上昇し続けます。

 

お菓子(チョコレートやグミ等)はドロドロに変形し溶けてしまいます。

 

また、炭酸系ドリンクの密閉缶などは、内容物の膨張により勝手に開栓します。

 

子供が、幼稚園/保育園で、クレヨンで描いた絵でしょうか。

ほのぼのした家族の絵も、熱でドロドロに溶けてしまいます。

 

そして、1時間30分もの時間が経過してしまえば・・・

58℃超

見るも恐ろしい温度です・・・

 

日産では、場合によっては室温は70℃を超えるとも公表しています。

 

他人事と考えず、改めて注意をお願いします

業界では、取り締まり行政側からも世間からも、子供の車内放置事故防止のための、より一層の活動を求められています。

車内放置ダメ

車内放置ダメ!

 

全国的に、巡回警備、ポスター等の掲示による注意喚起を継続的に実施していますが、やはり本件は子供連れの大人の方の危機意識が最も重要なのは言うまでもありません。

 

今回の日産の動画公開を機に、パチンコ業界に関わる皆の意識が改めて高まることを望みたいと思います。

 

<2016年8月18日 追記/訂正>

下記コメント欄にて、「今年(2016年)は車内放置による事故が発生していない」と回答していますが、実際には私のチェック抜けであり事故事例がありましたので、訂正してお詫び致します。

 

この事故事例は、2016年6月10日に沖縄県内のホール駐車場にて、軽ワゴン車内に放置された生後5か月の乳児(男児)が熱中症により亡くなるという悲惨なものです。

当日の同地域の外気温は29.8℃を記録しており、そういった状況で、立体駐車場1Fに停めた車内(エンジン停止)に5時間以上放置された末の事故であるとの事でした。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します↓
「まだ動画を見ていないので、この機会に見てみる」という方は、そっと押して頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 パチンコブログ パチンコ店・店員へ

にほんブログ村

コメント
  1. あれは衝撃映像でした。その直前くらいに通勤途中に子供を預け忘れてそのまま職場に行き、気付いたのが●時間後・・・というニュースが話題になりましたから、より一層ゾッとしました。

    あの時のネットニュースのコメント欄には「親として信じられない」とか「ありえない」などの記事が多かったですが、正直言って人間の記憶や集中力なんて大したもんじゃなく、ちょっとしたことで忘れてしまい習慣で行動してしまいます。それで悲劇が起きる。

    しかもギャンブル関係は、更に脳の認知機能(興奮等により)を低下させるため、注意喚起の放送やポスターなんて目に入らず、悲劇も起きやすく実際に起きています。つまりホールの呼び掛けは、残念ながらほぼ無意味。しかし今の業界の現状で、放置による死亡が複数起きて隠しきれなくなったら、今まで以上にバッシングが起きるでしょうね。もし海外メディアが報じた日には、内圧には強いが外圧には異常に弱い日本の政治がどう動くかも予想できない。

    個人的には30分に一回くらいRTCとして、あの映像を流しつつ車内放置禁止を呼び掛ける演出があっても良いと思います(ホールやユーザーが嫌がるでしょうがw)。あとホール密集地には合同で一時預かり保育所を設置するとか。

    • ゴンザレス さん

      遊技機の待機画面にはゴト防止の文言やのめり込み防止の文言も表示されているので、子供の車内放置に対する注意喚起文言を表示しても何ら不自然はないかと思います。
      ありそうでなかった感じで、さすがのご指摘ですね。
      そのうち、取り入れるメーカーが出てきてもおかしくなさそうです。

      今年は幸いパチンコ屋絡みでは世間を賑わせていませんが、保護者の方には十二分に気を付けて頂きたいものです。
      通勤で急いでいて、子供を乗せたままにしてしまい・・・というニュースは、本当に可哀そうでした。

  2. 子供の頃ですが、親と一緒に東京まで出て、用事をしている間に車の中で待っていた記憶があります。さすがにカンカン照りの季節ではなく、苦痛だった覚えもないのですが、今考えるとぞっとしますね。小学4~5年生くらいでしたから暑ければ自分でなんとかしたかもしれませんが、親に待っていなさいと言われ、見知らぬ土地ということもあって我慢していた可能性が高いです・・

    • 獣 さん

      今年は幸いにして無事故をキープしていますが、絶対に起こって欲しくないですよね。
      私としては、真夏を過ぎたあたりが最も危ないと思っています。
      意識的に油断が生じやすいですし。。。

コメントを残す