毎日毎日雨降りで、テンションが全く上がらないという読者の方も多いのではないでしょうか?
私も、その一人です。。。
4円P | 20円S | |
26(日) | 💀 | – |
27(月) | × | – |
28(火) | × | × |
29(水) | × | × |
30(木) | × | × |
1(金) | × | × |
2(土) | 💀 | 💀 |
♥:有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
○:遊べそうな日
-:全体的に、普通の日。
(或いは、お店ごとの考え方によって還元度に大差が出そうな日)
×:特定の機種やコーナー狙いでない限り、打ちに行かない方が無難な日
💀:全体的に、絶望的な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
<解説>
パチンコ
基本的には、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
この6月は、天候不良も相まって売り上げを大きく落としたというお店も多く、会社が要求する営業数字(特に粗利益)を大きくショートしていて、世間的な給料日以降の最後の1週間で、何とか少しでも多くの利益を残したいと考えている店長さんも多いものと推察します。
なので、6月末~7月初旬にかけての釘調整に関しては、稼動を意識するというよりも利益を主眼に置くお店がほとんどになるとお考え頂き、一言二言アドバイスさせて頂くとすれば↓
①新し目の機種には極力手を出さない
釘がしっかり見れる方であれば、導入1~2日目であればまだ釘調整(ゲージ構築)が定まっておらず、閉め方が緩い台も拾える可能性はあります。
ただし、店側としては、新台に関しては技術介入力が低い一般客層の稼動によって可能な限りの売り上げ&粗利を得ようと目論む事が多いので、興味本位で打っていたら千円15回の台でいつの間にか数万円負けてしまっていたといった惨事も多々あるかと思います。
店側の考え方を理解して、なるべく危険地帯を回避したり欲求を自制できるようになれば、また違う楽しみ方が出来るのがパチンコという遊びだと思います。
②バラエティー機種などの趣味打ち時は注意
お給料が出たから、バラエティーコーナーの贔屓の機種で遊ぼうという意識が働くのはわかりますが、同コーナーは基本的には渋い釘調整で放置するお店がほとんどなので、やはり来店時には予算や時間を決めて臨み、無駄打ちで大事なお金/時間を失わないように留意して頂きたいと思います。
③お店の定番(看板)機種を平日に打つ
海系、牙狼魔戒、北斗無双などなら、収益重視のこの時期であっても平日に板1~2枚の範囲でプラス調整するお店は多いものと推察します。
特に、今後は海系、ミドル機種の稼動を上げていきたいと考えるお店が増えるので、そういった観点からもしっかりとお店の告知を見て臨むことが肝要です。
例えば、これまで正面入場口至近には牙狼魔戒が陣取っていたが、配置替えによりそこが海IN JAPANに変わったとなれば、普通に考えれば最初の1週間くらいはまともな釘調整で臨むので、それを狙って打つといった事なら、旨みはあるかと思います。
ただし、土日祝には夜時間帯からの売り上げが伸びにくいので(特に都市部、ビジネス街などは会社員層が居ない)、こういった日にはお店側としては釘を開けたくないという心理が働きやすいので、ご注意下さい。
今週~来週の主な新台(地域差あり)↓
特になし
スロット
パチンコと同様に、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
直近で導入したコードギアス、テラフォーマーズに関しては、当初思っていたよりはしっかりと売り上げて、思いのほか大きな粗利益が得られているというお店も多いものと推察します。
ただし、いくら粗利があるとはいえ、交換枚数5枚台のお店がこれらの機種に設定4以上といったまともな設定を使うのにはまだ時期が早く、仮に設定狙いをするのであれば、それは7/7にイベント営業するお店などに限定した方が良いかと思います。
7/7、或いは前日の6日(6が付く日)は、店側にとってはイベント営業をするには都合が良い日程と言えます。
※参考:6月8日公開
『2016年7月7日(木)は設定6使用に期待しても良いか?』
理由は、仮にこれらの日に薄利になっても、直後の7/8(金)、7/9(土)或いは7/10(日)にベッタリと設定を落として営業することで、出過ぎた分を十分に回収できる見込みがあるからです。
告知面で規制が掛かっている現状にあっては、打ち手から6や7が付く日は熱いとか、ゾロ目の日は要注目といった具合に認識してもらうことができれば、特に派手な告知をして自店を危険に晒さなくても勝手に集客できるのでウェルカムと言えます。
なので、これらの機種に(初めて)まともな設定が使われるのであれば、それは上記のような日になるかと推察します。
これら以外の機種に関しては、下記の直近の2本の記事で近況を解説させて頂いたばかりですので、今回はそちらを参考にして頂きたいと思います。
・6月24日公開『現行スロット機の設定の使い方や基本性能一覧-その①』
・6月25日公開『現行スロット機の設定の使い方や機種性能一覧-その②』
今週の主な新台(地域差あり)↓
・沖ドキパラダイス ・南国物語SPECIAL ・真田純勇士 など
以上、今週の見通し解説は、これくらにしておこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※稼動や利益が良い/悪いという判断には、エリア差やどれだけの数字を期待しているかといったお店ごとの営業目標によって違いがあります。
また、この見通しはあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。
その際は、お手数ですがこちらからコメントお願い致します↓
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はじめまして。
ふと思ったのですが、4号機の北斗、吉宗が全盛期の頃の設定配分はどうんな感じだったのでしょうか?
タケノコ さん
全盛期というと、2004年くらいでしょうか。
私は当時、”指示表通りに設定変更する”程度の業務を任されている駆け出し管理職時代なので、設定内容くらいしか分かりませんが↓
・設定4、設定5、設定6はちゃんと使用する
・設定1も頻繁に使用する
・ストックの有無(飛ばし)に関しては、不明
・札などのガセ告知も非常に多い
これくらいしか書けませんね。
設定変更してジャギステージを選択させて「青オーラ」札を挿しておくようにとか、設定変更なしで「黒王」札を挿しておくとか、朝一の準備段階での札の指示が細かかったので面倒な思い出でいっぱいです。
営業中も「19時に大家紋札に挿し替える」とか「80回超の当り回数がデータランプに上がったら赤オーラ札に変更する」とか、とにかく面倒でした。。。
両機種とも、まともな設定を使用しても売り上げが異常なくらい伸びるので、例えば、今となっては不謹慎ですが「マグニチュード6」「北斗百裂祭!1/3以上の確率で5or6?」的なイベントを実施しているときに、不幸にも午前中からかなり甘く動いて「これ、今日は大赤字なんじゃ・・・」とビクビクしながら営業数字を見ていても、遊技客が入れ替わり立ち代わり現金投資するので閉店データを見ると極大な粗利益が残っていたり、まあそれぞれ60万台/20万台以上販売しただけあって規格外の集客力だったのは確かです。
自身で設定配分を考えたりといった事に関しては、同世代であればかなりのスピード出世をした方や、私よりも少し年齢が上の方でないと実情は分からないと思います。
なので、もしも1960年代生まれの店長さん、部長さんや、1970年代であれば初期の生まれの方でこういったブログを運営している方との遣り取りが可能であれば、同様の質問をしてみると良いかと思います。
お力になれずにスミマセンm(_)m
お忙しいところ、詳しく体験談などコメントありがとうございました。
私は30代前半ですが、2003〜4年にスロットを知り、パチンコ店の店長になるのが夢でした。
↑当時20才そこそこで世間知らずだった自分はパチンコ店の最高ポジションが店長だと思い込んでました…笑
なかなか結婚やら仕事のタイミングが合わずにパチンコ店で働くの機会はなかったですが、今でも密かに憧れてます!
これからもブログの更新を楽しみにしてます!
ありがとうございましたm(._.)m
タケノコ さん
パチンコスロットは、「自分が釘調整する立場だったら」、「設定を決める立場だったら」、「遊技機を選定する立場だったら」・・・などと考えている内が一番楽しかったりするのかも知れません。
現に、スロット専業者あがりの知人店長は、「若造の頃は、自分が設定をやったら、もっと客も増えて、店も潤って」・・・と考えていたようですが、入社して数年経つ頃には、自分の裁量で釘調整したり設定変更したりできるようになるには、まずは会社員として上のポジションを得なければならないという現実にブチ当たってかなり思い悩んだようです。
30代前半くらいの年齢の店長が日々やりたいことをやっていても会社から自由度を認められるには、20代の頃に自身も周囲の者も誰もやりたくないような業務をやり切り、当り前のことを標準の300%くらいの量/精度で数年単位でこなし、同僚が寝ていたり遊んでいる時にも働いて勉強したりしないといけません。
ここら辺は、タケノコさんの会社でも同じではないでしょうか?
ただし、一般業種とパチンコ屋で決定的に異なる点は、若い頃の努力が周囲の人々に認められたり、社会の構成員として必要というか自分が日々やっている事に意味があるのかどうかについて考えた時、どうしても胸を張れるような要素に欠ける点だと思っています。
パチンコ屋の店長とは別の人生を歩んでいるタケノコ さんにとっての、密かな憧れの対象である役職者の私。。。
そう考えた時、やはり私に出来ることは、このブログを通じて少しでも質が高く読み応えがある記事を日々更新することくらいしかありませんが、今後とも覗きに来て頂き、何かありましたらその都度ご意見等お寄せ頂けたら本当にうれしいですm(_)m
今週は特に海の甘デジは渋いでしょうか。
来週に海ジャパンの甘デジが登場するようですね。
海は新台登場前になると、かなり厳しめになってしまうのが、
私の行くエリアのホールの特徴です。
そして新台は厳しめでスタートするのですが、
古い方の海は甘めの釘になっていたりします。
海の今回の甘デジは、相当数購入するホールさんも
多いのではないでしょうか。
こちらのホールでは319バージョンは
北斗無双が大健闘のようです。
サミーのパチンコ台は、パチスロ北斗の購入を
スムーズに行うために必要数以上買わされているだろうと
憶測していましたので、あまり積極的に打ちたいと
思わなかったですが、北斗無双は今までとちょっと違う印象です。
MAXやハイミドルスペック台が無くなるということですが、
甘デジの台数を少し増やしてほしいですね。
ドラム系の甘デジにもう少し力を入れるホールさんが
増えてくれることに期待しています。
海の王様 さん
正にその通りで、不出来な新台ミドル機を頻繁に入れ替えたり、ちょいパチを買おうかなどと考えたり、集客に関しては低貸しコーナーに依存するなどといった状況に陥るよりは、初めのうちは売り上げが低下するでしょうがライトミドル機種や甘デジコーナーに手を加えた方が先々営業にとっての好材料となるようなお店は結構沢山あるように見受けます。
そうするには、やはり価格ですかね。
現状ではちょっとしたドラム機の新作で398,000円以上する訳ですから、ドラム機や羽根物は20万円台で販売するとか、ミドルから甘デジへのスペックダウンリユース対象機を増やすとか、お店側が付き合いやすい価格設定/条件で販売してくれれば、それが打ち手の喜びにも繋がるかと思います。
もしも、それでも暴利を得ようとするお店があるのなら、それはもう潰れてもらって、粗利益期待値を現実的な水準で考えられるホール企業だけ生き残っていけば良いかと思います。
奇しくも「不正」遊技機問題がきっかけとなって、打ち手側のホール/遊技機のチェック目線はレベルアップしたように思います。
毎日は無理でも、少しも遊ばせる気が無いようなお店で打ってやる理由は無い訳ですから、これまで「新台価格が高くて」と文句を言ってきたお店が安価な遊技機を手にした時でも同じような営業に終始するなら、より一層の遊技人口減は目に見えているでしょうね。
楽太郎様
コメント、ありがとうございます。
海以外の甘デジではフイーバークイーンⅡが、
設置台数も多いですし、複数台設置している
ホールも多いようです。
F・クイーンⅡは中高年層の方の支持を集めているのは、
間違いないようなので、ドラム式は面白いんじゃないかと
感じています。時間効率も良い点も長所でしょうか。
先日の撤去リストでは、甘デジは難を逃れたようにも
思えますし、中古の流通も大丈夫なようなので、
甘デジを大事に扱ってくれるホールが
増えることを期待します。
これからは新台入荷に加えて、「増台しました」という
宣伝文句が増えてきそうな予感がしています。
海の王様 さん
甘デジは機種選定さえ間違えなければかなりうまく運用できるのは事実です。
例えば、単に購入/売却の事だけ考えても、1年後でも定価に近い水準の中古価格で取引されているものも多いので、私が以前見ていたお店でやっていたのは↓
新台で2~3台購入⇒バラエティーコーナー(全70台ちょっと)に分散して配置⇒半年~1年くらい使って1台だけ残して他は売却(1台30~40万円とかで売れる場合も多い)⇒その売却分で新台購入⇒これを2~3機種で同時に繰り返す
こんな感じです。
旬な甘デジが早めのサイクルで複数機種入れ替わるので、バラエティーコーナーらしい顔ぶれが維持できますし、何より結構入れ替えている割には実際には機械代がそれ程かかっていないという点がポイントですね。
また、少なくとも1台は残すので、その機種を贔屓にしているファンを無視している訳でもないと。
これがMAXやミドル機だと、導入してから1か月で10万円水準まで中古価格が下落することも割と良くあるので、前述のような遣り繰りには余程の機種選定眼というか運の良さも無いと成立しません。
スペック面を見ても、甘デジは売り上げる力は弱いですが固定客をつかむ力は強いので、4円パチンコの常連客、特に資金が乏しい会社員層や年配層が低貸しコーナーにレベルダウンしてしまうよりは、甘デジで遊んでもらった方がお店としては都合が良いので、もう少し遊べる調整で提供すれば甘デジバラエティーコーナーに打ち手が戻ってくるお店も多いんじゃないでしょうかね。
店長さんによっては、会社員層や年配層が資金不足で店から離れてしまう最終ライン=防波堤を低貸しだと思っている人も多いでしょうが、この防波堤を甘デジだと捉え直せば、また違う釘調整になるのではと思います。
楽太郎 様
防波堤を自ホール内で築けるかどうかは、
経営者側の大きなポイントですね。
海のミドルを離れた客の防波堤になったのが、
海の甘デジだったのではないでしょうか。
白海・黄海と人気があったのも、
ホールが防波堤作りをしてくれたお陰でした。
5号機前半にパチスロから離れそうになった客の
防波堤はジャグラーだったのではないでしょうか。
低貸し玉コーナーも防波堤の役割がありますね。
これからパチンコを打ってみたいという人に
ユーザーが勧められる台を作れるかどうかが、
今後の業界の課題のように思えます。
等価のMAX・ハイミドルスペックの台を
人に勧めることは、さすがに出来ませんでした。
海の王様 さん
人に勧められるかどうか?
大事な観点かと思います。
そういった意味では、今のホールには出口はあれど入口は無いと言えますね。
新規客を呼び込む手立てが乏しい、或いはほとんど無く、それなのにパチンコスロットをやめていく理由は豊富にある。
やめる前に最後に立ち寄るのが低貸しだが、それでも遊ばせてもらえず・・・
コメント欄だからひっそりと書きますが、私は今回のように旧MAX機が姿を消す事になって良かったと思っています。
まだちょっと先でしょうが、これが経営者が粗利益期待値を下げるきっかけになるでしょうし、遊ばせる気が無い駅前のお店が閉店してその場所に商業施設などが入り、エリアとして再活性して消費や雇用が改善し、結果的には地域民からその時に生き残っているパチンコ店に足を運んでもらう場面も出てくると思うので。