皆さんのご近所のお店の仕事人は、徐々に遊べなくなっているか、導入初日から全力回収のどちらでしょうか?私のエリアでは後者です。
今週の判定
4円P | 20円S | |
28(日) | 💀 | 💀 |
29(月) | × | – |
30(火) | × | – |
31(水) | × | – |
1(木) | × | – |
2(金) | × | – |
3(土) | 💀 | – |
- 「♥」有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
- 「○」遊べそうな日
- 「-」お店ごとの考え方によって還元度に大差が出そうな日
- 「×」特定の機種やコーナー狙いでない限り、打ちに行かない方が無難な日
- 「💀」全体的に、絶望的な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
また、仮に得られたとしても、それはごく短期的/個人的なものであり、人生設計上は何の役にも立たず、周囲の人を幸せにできるようなものではありません。
解説
<パチンコ>
基本的には、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
直近の事情に関しては、仕事人の状況に触れない訳にはいきません。
京楽が5/22の最速開店に間に合わせる形で同機を用意したのは、概ね10台超の購入といった諸々の条件をクリアした店舗に限られる訳ですが、その店舗の導入初週の動きは非常に甘いものになっています。
これが、意図的に遊ばせる調整で使ったからなのか、マイナス調整し切れなかったのか、単に確率の問題なのかといった具体的な理由までは推察し切れないのですが、
- 稼動50,000個水準
- 台売上65,000~70,000円水準
- 台粗利マイナス1,800円~マイナス3,000円
※データ抽出台数=11,500~15,000台程度
DK-SISでは、このような営業日も見受けられるのは事実です。
なぜこんな初動データになったのかは、現時点では情報が少ないので、解説は控えさせて頂く事にします。
同機のホール内における位置付けとしては、コンテンツ(時代劇且つ定番シリーズ)やスペック(数千個程度の出玉の作り易さ)的には、年配層や会社員向けの機種になるのかな、という印象です。
海系機種で集客できているお店では、海コーナーの常連客層が変化を求めて同機を打つようになる光景が眼に浮かびますが、それには台粗利2,500~3,000円という低めの水準で使い続ける事が条件になってくるので、そんな使い方ができるのは余程営業上の体力があるお店か、基本稼動が高めのお店に限られるでしょう。
よって、一般的なお店であれば、他の新台と同様に同機は新しいもの好きな会社員層から大きく頂くための売上/粗利担当として使うでしょうし、そうするためには相当なマイナス調整で臨まないとまともな水準の粗利を残せないものと推察します。
参考までに、以下で、私のエリアの同機の調整状況をレポートさせて頂きます。
<CR必殺仕事人Ⅴ 地域2番店(28個交換)>

仕事人寄りマイナス調整
ご覧の通り、寄りを大きくこぼして、逆ハカマの出口でしっかりと左に蹴って寄らないようにしています。
その代わり、一般入賞口周り~道連釘~ジャンプ釘はほぼ無調整になっています。
命釘は、左右均等開けだと拾ってしまうので、右釘を右に引っ張る形で不恰好な見た目になっており、同じホール側の目線で見ればなりふり構わず抜きにかかっているな、という印象です。
これを、一般的なぶっこみ狙いのストロークで弾いた場合、千円あたり13回前後といった数値でした。
これは、ボーダーからマイナス6回転程度の水準であり、スランプグラフデータも考慮した結果、おそらくですが台粗利4,000~6,000円ほどの営業数値になっているものと見受けました。
一応、寄りの2分岐ルートの左からも、寄りに送り込む、という技術介入を試みました。

仕事人寄り2分岐入り口
一般的な強さで弾いた場合はほぼ例外なく右側のルートを通って寄り付近に至る訳ですが、チョロ打ちする事で、左側のルートにも玉が通過しやすくなります。
こうすることで、仮に寄り付近がマイナス調整であっても、上から玉が降りて来てこぼれる、というよりは、左側から玉が寄って来てこぼしゾーンの上を通過する頻度が上がる場合もあるかと思います。

仕事人逆ハカマ~風車付近。右側ルートから降りてくる=こぼしに引っ掛かる。左側ルートから進入する事でこぼし箇所の上を通過して逆ハカマ~風車に至り易くなる場合もある。ワープ付近にもちゃんと絡む。
説明した内容は、添付画像をご覧頂ければお分かり頂けるかと思います。
ただし、やはり逆ハカマの出口で左に蹴られて寄りにくいのは事実であるため、この工夫で臨んでも千円あたり1回転ちょっと増やせて15回ちょうどの数値にできるくらいでした。
まだ導入1週間程度であるため、今後の調整の成り行きまでは読めませんが、私見では今回画像で紹介したような、相当なマイナス調整で同機を運用するお店が多くなるものと見通します。
今週の主な新台(地域差あり)↓
特になし
<スロット>
パチンコと同様に、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
スロットの状況には直近ではそれほど変化が無く、先週の見通しでも解説した通り、まともな設定が日常的に入っているお店と、いつ何時でも設定12しかないお店にはっきりと分かれているものと推察します。
では、このような状況で専業/兼業層がプラス収支に拘るにはどうすれば良いかですが、セオリーとしては設置台数が多いお店で、一般客層が養分打ちして手ごろなG数/天井狙いなどが効く状況に育った台を摘まんで打つ、これ以上の立ち回りはないでしょう。
もしも、近隣がエリアとして盛り上がっていて、いつもどこかのお店が適当な信頼度のイベントを実施していて設定狙いが効くのであれば、抽選等の関門なり下見/データ収集などの労力はかかりますが、ある程度は良設定狙いの立ち回りも可能かと思います。
では、そんな労力は払えないという会社員層などは、スロットとどのように付き合うのが良いかと言えば、好き嫌いはあるでしょうがジャグラー系を絡めて立ち回れば、お小遣いを温存したり、大きなマイナスを喰らって精神的なダメージを受けるようなリスクを軽減できると言えます。
現状では、お店側が力を入れているのはジャグラー系な訳ですから、その意図を読み取って稼動する事が肝要と言えそうです。
今週の主な新台(地域差あり)↓
特になし
<直近の機種評価&調整/設定配分評価>
さて、毎週恒例で、
- 最近1ヶ月くらいで出てきた新機種に対する読者の皆さんからの評価
- このメーカーの開発販売状況について、一言もの申したい!
- ご近所のお店の釘調整/設定配分状況
- 期待して出掛けた他エリアのお店のイベント状況はこんな感じだった
こういった、業界絡みの直近の状況などについて、色々と呼び掛けてさせて頂いております。
それぞれについて、何か思うところがある方は、お気軽にコメントをお寄せ頂くとありがたいです。
※コメントに対しては、原則として必ずお返事しております
※読者の皆さん同士での遣り取りには、なるべくお邪魔しないようにしていますが、あまりにもヒートアップした場合などは「お、落ち着いて下され~」と仲介させて頂く場合もございます
今週のお題は↓
「ご近所の仕事人は、いまだに連日満席ですか?」
もちろん、「今週のお題」以外に関しても、ご意見等ある方は、お気軽にコメント願いますm(_)m
_______
以上、今週は、これくらいにしておこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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<備考>
※市況の分析に関して、稼動や売り上げ、利益が高い/低いという判断には、エリアやお店の立地、営業規模、設置機種等によって差があります。
※遊技機の台粗利等に関しては、どのような調整数値で臨んでいるかや、そのお店の基本稼動(アウト個数/IN枚数)、どれくらいの期間でどれくらいの利益を得る事を目標にするか等によって大差が生じます。
また、この見通しはあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。
その際は、お手数ですがこちらからコメントお願い致します↓
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[記事公開]
2017年5月28日
釘調整うんぬんは駆け引きも醍醐味と思い遊戯しているので全然構わないのですが(ボッタ店が解りやすいので)結局くぎ確認シートは意味が無いものなんですね。抜き調整がまる解りで仕事人まだ打ててません。
こういち さん
画像をご覧の通り、仕事人の釘調整具合は本当に酷いですよね。
ただし、全くの無調整だと、33個交換店でも1,000円前後の台粗利しか残らない造りのようです。
税込み50万円の機種にしては、あまりにお粗末な設計ですよね。
ホールも打ち手もしんどいという・・・まあ、ホールにその程度の台粗利でやれ、無理なら42個交換営業に切り替えてギャップ分で利益を取れ、と言うのであれば仕方ありませんが。。。
そんなジャグラーシリーズでもおそらくほとんど1だなって店知ってますよ
凄まじいまでの当選履歴で1を使えばここまでなるのねと参考になるものの(;^ω^)・・・
恐ろしいのはそんなジャグでも2割くらいの稼働があるところ
ちなみにその店はボッタで有名な某G系列でしかもその店は台入れ替えが凄まじく下手くそですwwww
一番衝撃的だったのは絆とバジ2のシマを潰して全部バジ3に入れ替えたこと(30台以上)
ベタピンだし即客ぶっ飛んで今は1台もありませんがね
税金対策かなんかかと疑うくらいの酷さ、ちなみに台入れ替えは週1くらいでやってますね不思議
あげぽよ さん
ジャグラー系でほぼ全台1だと、適当な稼働があればですが7,000円水準の台粗利はあるでしょうね。
これは新基準ART機の低設定放置とほぼ同等ですから、ボッタ認定間違いなしです。
しかし、そこまで入れ替えセンスというか勝負所が分かっていないお店でも、現状では営業できているという事実。
それはそれで怖いですね。
ボーダーマイナス5回転がOKなら
ボーダープラス5回転もOKなわけで
釘確認シートは結局業界に何の変化ももたらしていないのでしょうか?
つい最近自浄能力がないとスロットの件で叱られたばかりだと思うのですが、、、
本当に自浄能力がないんですかね??
ishiken1018 さん
全くの無調整だと粗利マイナスになるか、本当に利益が残らない(残っても28~30個交換店で数百円~1,500円/日とか)機種が多いのは事実であり、やはりシート運用開始はメーカー側の免責目的だけでありホールの事を考えてはいなかったようですね。
これで、暗に低レート化に誘導しているのなら大したものですが。。。
対行政で危ない事はしたくないというホールも増えているので、釘を動かさないで利益が取れるなら(台粗利3,000~5,000円水準)そうしたいですが、叩かない事には赤字営業になる、これが現状です。
普段は東京ですが、仕事で西の方に行き、昼に用事が終わってしまったので午後旅打ちとなりました。
A店 ほぼ等価に近い 客付き 午後2時ころでパチ・スロともに2割程度 釘無残
B店 3円 客付き 午後3時ころでパチ・スロとも3割程度 釘等価ボーダー程度
C店 3円 客付き 午後3時過ぎころでパチ8割程度 釘エヴァで1K22回(15Kで330回強)
仕事人が導入されてたのはC店です(Aにもあったかな?見当たらなかった)。C店は両北斗が派手に積まれてました。
当たり前ですが、回らないとつらいです。
A店はあちこち試し打ちして、いつの間にか5000円くらい消えて吐き気がして退散。
B店はバラエティに客が多く、打ちたい台がない。ちょっと海打って、これはいかんと退散。
C店は客付き多く、余裕もって座れたのがエヴァだけでした。まあまあ回ったので確率分打ち込んで退散(履歴で1000ハマり)。当たってないのでわかりませんが、アタッカー近辺も目立ったマイナス調整はありませんでした。
10年以上前から、よく西の方に行ってましたので、各店の様子はそれなりに記憶しています。
A店は、周りとの差別化を図るためか等価で、しばらく客付きもよかったのですが、ここ数年の客の飛び具合が悲惨です。遅い時間帯には客が適当に集まります。
B店は、調整だけすこしづつ悪くなっていった感じで、やはり少しずつ客が減っています。
さてC店です。
調整は以前と変わらない印象です。客付きは明らかに増えています(日中昔は6割程度→今は8割程度へ。夜はかなり以前からフルハウスに近い)
これについて、楽太郎さんが日ごろ言われている「経営者から求められる利益水準」を推察するに、
A店→厳しく求められている。交換率で盛り返そうと思ったが、結果的に劇薬で失敗。
B店→高い水準で求められている。バラエティ拡大で大幅な客飛びは抑えられているが、利益水準維持は苦戦。
C店→おそらく、経営者側の要求水準は柔軟。割数より稼働率を相当に優先。客から見て、変化がない。期待が常に一定。
もともと優良店というほどではなかったのが、特に下げもしなかったために相対的に優良店になってしまいました。結果的に他店から客が来るので、割合的利益はともかく、絶対的利益(粗利)はかなりのものだと思います。仕事人を多く入れられてるのもここだけでしたし。
出張手当を超えて大幅赤字なので自分の収支はともかくとして、経営方針がぶれずにかつ情勢(行政の意向や経済的背景)を踏まえて柔軟に対応できるか、ということが店としての勝ち負けにつながるのかなあ、と考えた次第です。
なお仕事人については、激熱という形で刷り込まれているトランペットがあちらこちらで安売りされている音が聞こえてきますので、ちょっと打つ気がしません・・・
daidai さん
詳細にありがとうございます。
ご存知の通り、私には関東圏都市部の勤務経験しかないので、こういった情報は非常に参考になります。
相変わらずの細かいホール分析はさすがです。
さて、後半部の、別に優良店ではないが、他のお店の営業レベルが低下したため、相対的に地位が向上した、という事情はリアルですね。
そういった、エリア内での序列の変動が起こっているところも多く、地位向上するお店の特徴としては
・海系の台粗利水準が低い(2,000円台)
・平日に既存のメイン機種の釘がローテーションで開く(どこかに遊べる機種/コーナーがある)
・ジャグラー系の台粗利水準が低い(2,000円台)
・新基準スロット機に良設定使用の実績がある
このようなものが挙げられます。
つまり、至って当たり前の事を当たり前にやっている、という事です。
そして、地位低下するお店の特徴としては
・お客が居る機種/コーナーから多く取ろうとする(最悪の場合は、低貸しコーナーでさえもその対象)
・過度に釘を曲げて、打つ気が起こらない見た目になっている
・スロットコーナーのデータランプに連日「0」が並んでいる
こんな感じです。
これも、そりゃそうだ、当たり前だろ、という内容です。
要は、当たり前のレベルをしっかり保っているお店かどうか、単純ですがこれが一番大事という訳ですね。
近くの競合3店舗ですが22日、23日導入店は、アウト35,000~48,000位です。
ハーフBOXから1BOX導入です。
ただし、沖海4が稼働落ちてます。
状況として、導入4日間は甘め、週末は抜き、週始めも辛めの様子です。
それにしても写真の寄り釘、溢しポイントを見ると眩暈がします。
2,3週目導入店舗の扱いがどうなるか、その時の競合店の扱いも気になるところです。
北の養分 さん
仕事人に関しては、その後お問い合わせへの回答記事を公開しましたので、私の成り行き分析としてはあんな感じですm(_)m