今回は、根強い人気機種である、まどか☆マギカにおける新手の不正事案について紹介したいと思います。
基板開封の痕跡
まず、まどかマギカに限らず、ユニバーサル機においてはこれまで、特にBZ筐体におけるサブ基板およびサブ中継基板の不正品が確認されていました。
特に、全国設置台数が多く一撃性能も強いゴッド/ハーデスにおける同事案、また認定の過程で悪意ある者が関わったのが原因とされるバジリスク絆における同事案は、セット手順を踏む事でそれを知る者だけが有利な遊技状況を生み出す事ができるものとして業界内では高い警戒レベルにありました。
では、上記機種において、どの程度の数量の不正サブ基板/サブ中継基板が流通したのかと言えば、事情に明るい方から教えて頂いた限りをお話ししますと
「リード線の引き込みやハンダ付けに至るまで全てが手作業なので、数千数万という量の流通は、まず考えられない」
「あって、数百であり、おそらくは特定のエリアに集中している」
「セット手順は不明」
「中古機の新規設置時には、特に注意が必要」
「店側の人間と結託するか、息がかかった者をアルバイト/社員としてお店に入社させて設置に至るケースもある模様」
このようなお話でした。
なので、おそらくは今回のまどかマギカにおける事案も、それに近い状況なのかな、と思っております。
今回の不正箇所は「ドア中継基板」との事でしたが、これは私自身は過去に聞いた事が無い事案です。
BZ筐体(その他、基本構造が同じもの)は、バジリスク等のようなミニリール搭載機種ですとリールユニットとリール枠ASSYを外さないとドア中継基板等は露出しないですが、まどかマギカならその基板は常に露出しています。
つまり、チェック意識があれば容易に見付ける事が可能な場所にあるので、ゴト師の「仕事」の中では非常に雑というか、安易な部類に属する不正事案だという印象を持ちました。
念のため、今朝の段階で全管理店舗の同機を点検しましたが、この後紹介するような不正の痕跡は見受けられませんでしたので、とりあえずはホッとしておる次第です。
まどかマギカの不正事案
本件に関しての、ユニバーサルからの通知書面を紹介します。
この書面に付随するチェック表を見るに、やはり
- 雑なハンダ付けの痕跡
- カシメの開封痕跡
- ビス留め箇所のゆるみ
- 封印キャップ/封印バンドの開封痕跡
こういったものが点検項目に挙げられるようです。
特に、ハンダ付けの状況に関しては、正規品と手作業による不正品とではクオリティが全く異なるようなので、店側としては目視確認はそれほど難しくはないと思います。
後は、
ドア中継基板という比較的珍しい箇所に不正に手を加えて、何が出来るのか?
という事です。
これについては、遊技上どのような影響が出るのか等の情報は現時点では手元に無いため、もしも一般の打ち手の皆さんに何か影響がありそうなものであれば、改めて続報という形で記事にさせて頂こうかと思います。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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[記事公開]
2017年8月10日
凱旋、ハーデス 絆 まどか モンハン月下は即時撤去でお願いします。きっと会社ぐるみでしています。
らるく さん
ユニバーサルは胡散臭さMAXの会社ですが、不正基板に関しては会社として絡んでいる可能性は無いでしょうね。
まあ、私のようなホール側の者には、実際に確認する手段がないのでこれ以上は何とも言えませんが。。。
ホールは毎日犯罪行為である釘曲げをして違法改造してるしゴトあるし本当に犯罪だらけの業界ですよね
設定漏洩で話題になったアホ店長然り、店側も客側も程度の低い人間しかいなくなったんでしょうね
正義 さん
趣味としてパチンコスロットに付き合っている打ち手も多い訳ですから、その趣味に対して程度が低いとか私は考えた事が無いですね。高尚な趣味とか低俗な趣味とか、そこらへんの線引きもなかなか難しいですし。
ホールとメーカーに関しては、事実として違法事例が沢山出て来ていますし、組合の取り決めを守れないなどいつまで経っても下らない事ばかりですから、程度が低いというご指摘は当たっています。ただし、程度が低い人間しかいなくなったのではなく、昔からずっとそうで、それは今も同じ、という表現の方が適切でしょうね。