「新基準に該当しないスロット機の、2017年内の完全撤去が確定した」という情報は本当ですか?-回答

今回は、新基準に該当しないスロット機の今後の成り行きに関するご質問に回答します。

 

ご質問内容

このブログのお問い合わせフォームとTwitterのダイレクトメッセージでのものを合わせて、一昨日から今朝にかけて8件、下記のようなご質問が寄せられています。

 

「業界内では既に、新基準に該当しないスロット機(1日に2万枚以上の払い出し実績がある高射幸性スロット機を含む)が、2017年内に完全撤去される事が決定している、という話は本当ですか?」

 

このようなものです。

 

ご質問を個別に見れば、

 

  • 2016年9月末までに30%以下という数値目標に変更されたというのは本当ですか?
  • 2018年3月末までに全廃という話ですが本当ですか?
  • ついでに、パチンコの確率下限も1/299に定められる事が決定という内容でブログ公開している人が居ますが事実ですか?
  • 確かな情報筋から、旧基準スロット機の2017年内での全廃が決定したという情報を得た、という内容でブログ公開している人が居ますが本当ですか?

 

こんな感じの内容になっていますが、今回は表題にある通りの内容にだけ回答させて頂きます。

 

回答

結論

まず、私からの最終的な回答からお話します。

 

2017年5月29日時点では、私が知りうる限りでは、新基準に該当しないスロット機(1日に2万枚以上の払い出し実績がある高射幸性スロット機を含む)が2017年内に完全撤去される、という事実はありません。

 

このブログでは、この話題について何度も触れて参りましたし、業界人の中にも、いつまでも新基準に該当しないスロット機を設置しておけると過度に楽観視しているような者はおらず、やはりいつかは「射幸性の抑制」や「依存問題への対策」という理由でもって撤去せざるを得ない状況に至るだろうという事は念頭に置いています。

 

しかし、その時が2017年末なのか、と聞かれれば、そのような話はまだ出ていません。

 

では、現時点ではどこまでが事実なのか、このようなブログでお話できる進捗状況なのかと聞かれれば、それは下記の通りになります。

 

『2017年6月2日および6月15日に、主なスロットメーカーで構成される団体である日電協と、ホール団体である全日遊連の会合の場が持たれる』

 

色々と話が出回っているようですが、実はこれだけしか確定している事はありません。

 

そして、今後の成り行きに関しては、こんな感じで進んでいく可能性が高いですよ、というものだけを書き出せば

 

①6月2日および6月15日の会合では、日電協から全日遊連に対して、新基準に該当しないスロット機の段階的な撤去目標の変更案が示される可能性が高い

 

②6月2日および6月15日の会合では、日電協から全日遊連に対して、1日に2万枚以上の払い出し実績がある高射幸性スロット機の段階的な撤去目標(或いは全廃)が示される可能性が高い

 

③6月20日前後に開催される全日遊連の理事会にて①と②の内容が揉まれ、ホール団体としてこの日電協案に対してどのように正式回答するか、一定の結論が出される可能性がある

 

④全日遊連は、警察庁に対して「夏までには」一定の回答をする必要性を感じている。

よって、時期としては、遅くとも2017年6月末~7月中の回答を意識して動いていると考えて良いと思われる。

 

・・・こんな感じです。

 

なので、仮に最速最短で物事が動いたとしても、2017年6月下旬にならないと、いつまでに●%だとか、高射幸性スロット機単独でも段階的な撤去目標を定めて動こうとか、こういった具体的な話は出て来る可能性はありません。

夏までに

「夏」までには、回答させて頂くぜ!

 

想定外の事は起こるか?

では、一応、ホール側と打ち手側にとって、かなり無茶な方向に話が進む可能性についても触れておきます。

 

日電協が独自に警察庁に働きかけて、この新基準に該当しないスロット機の最速撤去に法的な妥当性があると、全日遊連に突きつけて来た場合です。

 

現時点では、新基準に該当しないスロット機は、風俗営業上の何かの規定に違反しているものではありません。

 

これは、高射幸性スロット機についても同様です。

 

つまり、ホール側は、

 

警察庁が業務を委託する保安通信協会による型式試験に適合したスロット機の、公に認められている段階設定機能を、日々上げ下げする事で利益コントロールしながら営業の用に供している。

 

ただそれだけであり、何かに違反していたり、後ろめたい事はありません。

 

よって、パチンコにおける検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の撤去問題の時のように、本来違法なはずの釘調整を日々行って営業の用に供しているのとは、話の性質が全く異なります。

 

より強い表現をすれば、本来は段階的な撤去目標を自主的に定める必要すらもありません。

 

しかし、警察庁の要職にある方から、諸々の会合における行政講話にて、

 

  • 業界側はユーザーに、費消金額が極めて高い遊技をさせている
  • 射幸性の抑制は業界にとって急務である
  • カジノ関連の動きにより、世間は業界に対して厳しい目を向けている
  • 射幸性の抑制は、依存問題への対策として必須である

 

このような事を毎回指摘されている中で、監督官庁の意向を無視する訳にもいかずに自主的に対応しているのが現状です。

 

ですが、仮に日電協が、警察庁と共に

 

「いや、新基準に該当しないスロット機は、著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機であり、これを営業の用に供する事は風適法違反であり行政処分(営業停止/許可取り消し)の対象になる。よって、可能な限り早期に、全て撤去するように」

 

といった具合に無理やり決定してきた場合は話が変な方向に動きます。

 

この流れであれば、最近出回っているという

 

『新基準に該当しないスロット機(1日に2万枚以上の払い出し実績がある高射幸性スロット機を含む)が、2017年内に完全撤去される』

 

このような事も、ありうるでしょう。

 

しかし、この方向に持って行くには相当な無茶があり、警察庁としては監督官庁を名乗るにはあまりに杜撰な型式試験を実施しているという非難を受ける事は確実であるとも言えるでしょう。

 

そして、販売したメーカーにしても、ホール側は正規に販売されたスロット機の、段階設定という基本機能を使って営業しているだけなのに、それが急遽違法であるとされる、いつまでに撤去せよと命令される、ではその補償(”合法”遊技機への入替や営業補償など)を求められた際には、無視はできなくなります。

 

もちろん、これは世の中一般の常識的な観点であり、この業界はあまりにも特殊であるがために

 

「そんなホール側の事情など知らない。警察庁としては、これからは違法機扱いするから、期限までに完全撤去せよ」

 

「新基準に該当しないスロット機は、メーカーとしては1台5,000~40,000円でお引取り致します。なお、今後販売する新機種の価格は、これまでの1台40万円~45万円水準から、50万円水準に値上げさせて頂きます。ご理解の程、宜しくお願い致します」

 

このような方向に動いた場合は、ホールも打ち手も、相当な負担を強いられる事は確実でしょう。

 

ただやはり、普通に考えれば、この流れに持って行くのには無理があります。

 

 

以上、

 

「業界内では既に、新基準に該当しないスロット機(1日に2万枚以上の払い出し実績がある高射幸性スロット機を含む)が、2017年内に完全撤去される事が決定している、という話は本当ですか?」

 

このご質問に対して回答させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年5月29日

コメント
    • 現時点での状況整理、こんなもんですよね?

      お目通し頂き、ありがとうございます。

      ガセ情報でも、妙な方向に動いて結果的にガセ情報と同じ結果になる場合もあり。。。
      その際には、「間違ってたのはお前の方だろ」と叩かれますので、その際には弁護してやって下さいm(_)m

  1. 現在は1分間に400円まで負けてもOKですね
    これが300円までに法改正されたらどうでしょう
    20円スロが存在しても旧基準は置けなくなるし、置いても15スロが最高レートになります
    撤去がスムーズに行かない場合、ありそうな気がしてます
    6号機移行&期限切れ強制撤去のが簡単そうですけど、どうなることやら

    • 名無しさん さん

      さすがに法改正の内容までは読めませんね。
      警察庁の行政講話では、「依然としてユーザーの費消金額が大きい」という言い回しが多いので、ここらへんに関わる変更になるのは確実でしょうが。

      旧基準機の撤去を本当に徹底したい場合は、これを依存問題対策としてではなく、法的な必要性があるから実行するように、という方向性に持っていく可能性はゼロではないですね。

      つまり、射幸性が高いうんぬんではなく、違法機だから撤去せよ、という流れです。。。

  2. パチ屋のくせにそこいらのスロプロより情弱ってwww
    年内撤去は規定路線、ポラさんのが正しい。
    ペラッペラな内容でご意見番ぶって偉そうに記事書いんじゃねーぞクソが

    • 現時点で確定している事実のみを楽太郎さんは書かれてますので、最終的には年内撤去の可能性もゼロではないですね。各団体からの正式発表等、何かしらの進展があれば、楽太郎さんも記事として取り上げられると思いますよ。

      • junjiii さん&ぴえろ さん

        思い切った事を予言的に書いて、それが当たる場合もあるでしょう。
        しかし、現状では記事の通りですねm(_)m

    • junjiii さん

      フォローしてくれる方が居るという事は、ポラ さんという方は人気がある方なんですね。
      私はそこらへんの事情には疎いので、何とも申し上げられません・・・

  3. 今回ガセ情報を書いたポラーマン(ポラ~マン、ポラマ~ン、ハイエナマジシャンKENJI、トクさん、正道プロ)が今までに流したガセ一覧
    ・バジリスク3はリセットでも天井ゲーム数を引き継ぐ、確かな筋からの情報
    ・秘宝伝伝説への道はリセットかかってもスルー回数はリセットされない
    ・番長2には仁王門がある
    ・アナザーゴッドポセイドンの天井恩恵は1/2でトライデントアタック
    ・ガンソードにはコナミコマンド以外にも「スクリューコマンド」「レイジングストームコマンド」が存在する【独占&最速】情報→某ブログの釣り解析記事に釣られる

    • ゴエモン さん

      私は他の方のブログ記事を熟読する時間までは無いので、詳細にご説明して頂きありがとうございます。
      拝見した限りでは、悪意があってやっているというのではなく、情報の最速公開に拘った結果とも言えるんですかね。
      しかし、しっかり取材したなどと書かれると、へえ、そうなんだ、となる読者も多いでしょうから、ご注意頂きたいですね。

  4. ガセブログのミスリードを鵜呑みにしてしまった方々の尻拭いにしか思えませんが
    きちんと記事にして回答する辺り楽太郎さんの誠実なお人柄を感じている所でございます。

    パチンコの釘問題と違いスロットの場合は法的な根拠がありませんからね
    察庁が自らのメンツを守るための苦肉の策ですよ、国会で高井議員に質問されたからですよね。
    今市場にある旧基準サブ基板AT・ART機は違法機ですが認可してましたすいませんと認めるわけ
    にはいかないのでカジノ・依存問題にかこつけて早期撤去を要請してきたとしか思えません。

    業界側としては2015年に合意したシェアコントロール案をちゃんと守ってきてるわけで
    なんら非はないので要請を突っ撥ねることも可能なのかも知れませんが
    やはり何らかの案を出すのではと見ています(9月までに30%→来年4月までに15%とか)
    しかし検定期間が残ってる台を強制撤去させるのは流石に無理じゃないかなって思うんですよね

    • 4ちぇ さん

      その後、そちらのブログの内容を拝見したら、おそらくはかなり修正したのでしょうか、コメント欄の内容まで変わっていましたね。
      現状に則した内容に近いものになっていました。

      検定期間の認識は、取り締まり行政側と業界側ではかなり差があります。
      取り締まり側としては、都合が悪くなれば認可した事自体を取消し処分によってナシにできるからです。

      業界側としては、じゃあ財産権的なものは無いのかと食って掛かりたい所ではありますが、そこは監督官庁なので逆らえないという構図ですね。
      何とも闇が深い関係性です。。。

  5. さまざまな思惑があるんでしょうね。
    中古市場では新基準機が暴騰してます。
    一方で近所の店は旧基準機をサラ番10台などしています。

    前者は年末までに撤去と判断している勢力
    後者は規制が行われないと考えている勢力ですかね。

    • ishiken1018 さん

      監督官庁と、供給側であるメーカーの強権を甘く見ない方が良いですね。
      失礼な表現かも知れませんが、両者は、都合の良い方向に持って行くためなら、何でもやって来たし、これからもそうすると私としては考えています。

  6. 知り合いのメーカー営業マンが『昨年のMAX機の撤去特需の再来です♪♪』って喜んでましたよ(^^♪ ホール関係者様は大変ですね♪ご愁傷様です<m(__)m>

    • 舐め時引き時( ;∀;)  さん

      その特需に与れない可能性がある大手も出て来そうですね。
      特に、平和(オリンピア)は、余程頑張らないとシェア減が見えていると思います。

  7. 楽太郎さんはあえて書かなかったのかも知れませんが、
    可能性としては、実効力のある以下の内容も想定されますね。

    2017年○月○日以降、

    ・高射幸性回胴式遊技機の認定申請不可
    ・高射幸性回胴式遊技機の移動申請不可

    ・新基準に該当しない回胴式遊技機の認定申請不可
    ・新基準に該当しない回胴式遊技機の移動申請不可

    • ぴえろ さん

      どの時期に型式試験適合した機種なのかで2~3段階に分けての撤去や、ご指摘のような移動に関する制限などはあるかも知れませんね。
      一番良い、というか業界としては仕方ないな、と思えるのは、法改正して新規則が施行されて以降、旧法下で認可された遊技機は「違法機」だから、いついつまでに撤去してね、みたいな流れです。

  8. 本文と無関係なコメントで申し訳ないですが
    谷村ひとし氏のオスイチ(ポロイチ)理論の検証企画は中止になったのでしょうか?
    もしかしてどこぞから圧力や警告、脅迫などあったのでしょうか?
    ただたんに多忙で実践できずにいるだけだとよいのですが…

    • Y.N さん

      お待たせして申し訳ありませんでした。
      その後、ようやく最新記事を公開できました。

      意外にファンが多いこの企画ですが、本業との兼ね合いがあり実戦時間がとれないと記事公開が無理なのです。。。
      もちろん、圧力が掛かったなどという事は一切ありませんので、ご安心下さいm(_)m

  9. 日電協「ふむ?やはり反対が激しいな。もう少し先伸ばしつつオリンピック前にとなると・・・」

    こんな風に会合前に業界の反応を見るために敢えて流したブラフとか?本音かもしれませんが(笑)

    • ゴンザレス さん

      中古機を取り扱う方々も含めて、色んな情報が錯綜するのは常ですが、今回はちょっと酷いですね。
      釣られたり、過度に心配するユーザーも出て来る訳で。

  10. 関わらず怪しげな情報が流れるのは、流す側に何らかの思惑があるんだろうなと邪推してしまいます(中古業者の市場操作、一部メーカーのシェア拡大、個人的怨恨、自己顕示欲など)。

    • まるちゃん さん

      中古機を取り扱う側の市場操作目的というのは、あるかも知れませんね。
      しかし、業界内だけで留め置かれるのではなく、今は一般の方にも流れてしまう情報な訳ですから、過度に心配するユーザーも出て来て可哀そうですね。
      もちろん、ブログのアクセス稼ぎという目的での派手な発言には、顔をしかめざるを得ません。

  11. まあいずれ撤去されるでしょう
    まず夏に改正される予定の風営法執行規則の中身次第では2017年内撤去はないにしろ2018年撤去とかありえるのでは?

    • パチンコ店員894 さん

      日電協案の通りに動く必要性は無い訳ですが、全日遊連としてはどのように取り決めるでしょうね。
      早ければ、6月最終週には、今後のスケジュールが確定するとみて良いと思います。

  12. 法改正にて、今夏発表、来年早々に施行と発表がありましたが、6号機決定ですか?
    警察がパブリックコメント前の公表は控えるようにと要請しているようですが。
    5.9号機の検定が通らないとの噂がありましたが、これが原因?

    • 業界人A さん

      今回は、ホール側の人間は全日遊連からの呼び掛けに応えて大人しくしている感じですね。
      本決まりするまでは、妙な憶測を生む情報発信は慎むように、と。

      となると、漏れ出ている情報は、メーカー/販社側から?

      阿部理事長は、メーカー側からの情報漏れでご立腹だったようですしね。
      まあ、今は静観しましょうかね。

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