「くぎ確認シート」の入手を企んでいる者が居る

先日公開した、「くぎ確認シート」絡みで、誠に僭越ながら、同業であるホール側の読者の皆さんに、1点注意喚起させて頂きます。

 

はじめに

本記事は、この「くぎ確認シート」の事を把握している事が前提になっていますので、全く状況が分からないという方がいらっしゃれば、お手数ですがまずは過去記事をご覧頂く必要があります。

 

新入社員や一般社員、下級管理職クラスだと、初耳だという方もいらっしゃるでしょうが、大事なお話ですのでご面倒でもご一読頂きたいと思います。

 

【参考】

①2017年3月11日公開

『激渋釘調整の台ばかりのホールには衝撃-釘曲げを目視確認できる透明シートの導入が決定』

 

②2017年3月24日公開

『「くぎ確認シート」の運用について【続報】』

 

知人より

先週末、このブログに色々と情報提供してくれている知人から、

 

「”ホールから、くぎ確認シートを持ち出す人員”の募集をかけている人間が居る」

 

という話を聞きましたので、これはマズい事に発展する可能性もあると判断してこの記事を書いています。

 

ホールの営業データの一部やメーカーから提供された「社外秘」的な資料(特に新機種情報など)を、文面でも画像でも、望まれない形で公開する事は(訴訟案件になれば)何かしらの罪に問われる訳ですが、私も含めて業界関係者でブログ運営している者は、程度の差はあれ何かしらの情報公開はやっていると思います。

 

その私が、「こういう物を持ち出すのはダメだからね!」と言ったところで、「お前が言うな!」、と。

 

今回は、そのようなお叱りを受ける事を承知で、書かせて頂きます。

 

それだけ、放っておくと、いちブログで自分の読者向けにデータ公開しているのとは訳が違うくらい大きな問題に発展する可能性を孕んでいると判断しています。

 

誰が、何のために?

まず、どのような立場の者が、「くぎ確認シート」の入手を、人員募集をかけてまで目論んでいるかと言えば、私見ではその入手によってホールをゆすりたい者や都合良く立ち回りたい者と言えるかと思います。

 

想定されるものとしては、攻略軍団系が入手して、

 

  • ホールから、厳しい遊技ルール(止め打ち注意など)を提示された際に、釘を動かしている事を示してゆするためのネタ
  • 新規加入メンバーへの、釘の状態を見分けるための指導材料
  • 転売
  • ホールに、行政通報をチラつかせて金銭を要求
  • ホールに、自分達をサクラとして扱うように要求
  • その他、ゆすり たかり全般

 

このような利用方法です。

 

入手の手法としては、自分の息がかかった者を、ホール内に送り込んで、それを持ち出させるという単純なものです。

 

それは、業者として堂々とホールに人員を送り込んだり、ホールスタッフ(アルバイト/社員)として送り込んだり、或いは管理職の買収もあり得るでしょう。

 

この際、けし掛ける者が、そういった物品の持ち出しを犯罪行為だと説明した上で行わせるのかどうかによっても状況は変わってきます。

 

言われるがままに「くぎ確認シート」をホールから持ち出して渡した、そして対価を得た。

 

当の本人は軽い気持ちで行ったとしても、それが明るみに出れば罪に問われる可能性が高い訳です。

 

では、どのような罪にあたる可能性があるのか?

 

ホールからのデータ/物品の持ち出しについて

私は法曹の専門家ではないのであくまでも経験上ですが、例えばホールコンピュータの営業データの一部や、ホール備品類を持ち出した場合には、窃盗や電磁的記録不正詐取のような罪に問われる可能性があると、業界では昔から言われています。

 

こういった事情を考慮すると、今回話題にしている「くぎ確認シート」の持ち出しをした本人は窃盗で、犯罪行為であるのを隠して(そそのかして、指示して)利益を得た者は、詐欺や不当利益の返還請求を受ける可能性があると推察します。

 

実際のところは、それこそ弁護士の方にでも見解を伺わないと分かりませんが、それだけ、重い行為なのだという事だけ理解して頂きたいと思います。

 

いくら斜陽産業と言われていても、業界内では徐々に世代交代が進んでいます。

 

勢いがあるホール企業であれば、旗艦店の店長や上級管理職連中は皆20代後半だ、という場面もあるでしょう。

 

そういった若い世代が、業界全体や所属会社、或いは世論に与える影響を考えずに、何の気なしに「くぎ確認シート」の画像などをSNSで公開したり、今回紹介したように入手を目論む人間と結託する事が無いように祈ります。

 

 

以上、今回は同業であるホール側の読者の皆さん向けに、大変僭越ではありますが注意喚起という意味合いで書かせて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

「それでもやはり、くぎ確認シートがどんなものなのか、見てみたい!」、という方は、そっと押して下さい。
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コメント
  1. 輩に渡れば恐喝、脅迫の類いに発展するのは明らかですね。

    ベラジオの件もありましたから、業界関係者は今一度、自分の行動を再確認した方が良いです。

    個人的には、もう少し遊べるゲージにしてね~と思いますが…
    (エグいゲージが多すぎるので)

    • 北の養分 さん

      結局は自分たちにマズイ事があるから、ビクビクする訳で。
      しかし、全くの納品ゲージでは27.5~28個交換ではキツイので、おそらくメーカー側はこのシートの導入によって33個水準での営業が主流になるように誘導したい考えがあるのでしょう。
      最悪の場合は、そういった業界の未来図さえ描いておらず、こっちはやる事やったからな、あとはホール責任だからな、かも知れませんが・・・

  2. 一般的なリーマン層の打ち手ですが、私の目に止まることはないかな?と思ってます。
    blogにあるように軍団に渡ると、それこそ更に状況が悪くなる気がしてなりません。

    まぁ、メーカーが設計してくる右の作りが悪すぎる台が多いので…(更に抜けるように弄ってる可能性もありますが)
    せめてラウンド消化や、電サポ中はストレスフリーで打ちたい物です。

    • かふぇ さん

      メーカー側も、こういったブログでも運営して、リアルな打ち手事情を知ったりコメント欄で交流などすれば有意義かも知れませんね。
      今は単に、一方的に出して、ほら買え、ほら打て、みたいなスタンスのメーカーもあるくらいですから。

  3. 根本的な話として、行政の指導通りに釘を調整していれば恐喝される理由がないと思うのですが、、、
    それは言わない約束ですかね笑

    • まっさん さん

      いや、こういったブログのコメント欄で遠慮は無用です。
      指導通りにやれよ、それが打ち手側の本音でしょうし、もっと言えば監督官庁もしっかり指導しろよ、こう言いたい打ち手は多いんじゃないですかね。

  4. 私も法律専門家ではありませんから詳しくは分かりませんが、実際にはホールにとって超重要物品だったとしても、建前的には何も変化がないはずの釘を確認する「だけ」のシートですから、横領や窃盗ではありますが、それをもって不法な利益を得ることはほぼあり得ない、というのが建前になってしまうのではないでしょうか?(せいぜい販売して得られるくらいの利益)

    無論警察に訴えれば捜査はしてくれるでしょうが、深く追及すればグレーな部分が明るみに出るでしょうから、建前の方を重視するのではないでしょうか?

    また民事にしても、何故そのチェックシートが超重要で犯人集団は多大な利益を得るのか、その説明をするのに自分達のグレー行為を説明せにゃならんし、それこそ薮蛇状態に(´・ω・)

    無論弁護士さんなんかは、上手く上手く回避してくれる可能性がありますが、それにしたって随分綱渡りになりそうです。

    そういった説明を犯罪グループが説明するとハードルが随分下がったように勘違いしてしまう方もいるかもしれませんし、やはり注意喚起はホール側を中心にした方が良いのでは?できれば金庫に入れるくらいの勢いで。

    業界の人間だから、というわけでなく人間というのは目の前の誘惑に弱いですから。

    • ゴンザレス さん

      実際に訴訟案件になった際に、どういった流れになるのかまでは読めないですが、たしかにゴンザレス さんが仰るようにこのシートがどういった物であり、どんな役割を担っているのか、その流出によって誰にどんな被害が発生するのか、こういった事を例えばホール側が疎明すればするほど、ホラ釘いじってるよね、となる可能性が高い訳で。

      まさかぶっちゃけ話する訳には行かないですからね。

      「釘いじってるんで、動かしてるのバレると無承認変更で処分されます。
      だから、チェック機能があるこのシートの流出はマズイんです!」とか・・・

  5. 世間の人々に違法行為である「釘曲げ」が今も堂々と行われてる事を知って頂く良い機会になるのでは?
    叩いちゃダメなものはダメでしょ!!

    • ダッキー&キレッキー さん

      仰る通り、無調整で営業できるような仕組みに業界全体で変えて行かないといけません。
      今はその(ようやくやって来た)過渡期な訳で。

      ところで、素敵なHNです。

      タッキー&翼にも似たセクシーさを感じますね。
      優しくレバーON さんというHNの方がいらっしゃいますが、その方と1.2を争うセンスです。

  6. 楽太郎さんの危惧するところも十分分かり得るところですが、たま~にしか行かないパチンカーの小生にとって、今回の件が事件化され世間に報道されるに至るような「負」の部分 が話題になると、尚更私のような頻度の少ない者や全く遊ばない人までもパチンコ業界に興味を失い、とてもじゃないけど遊技人口減少に歯止めがかかりませんね。

    それは、店内で起こる事件(客側の暴力事件や様々な案件)が負のイメージにつながるようなことは、ないといいのですがね~。

    まだ遊技人口が今の3倍くらいあったときは、あっちこっちで話題に上がり、知らないと仲間からつまはじきのように扱われたことが懐かしい・・・・20年も前の話しですが・・

    • ニューマン さん

      色んな考え方があるでしょうが、業界の根本的な負の部分や業界内で揉めている事なども、程度の加減はありますが世に出して判断のまな板の上に乗っけてみた方が今後の業界のためには良いんじゃないかと考えております。

      秘すれば花的な技術というか伝統芸能であった釘調整ですらも、今や単なる違法行為なだけですから。

      万事、過渡期というか転換期にある、そういう状況かと思います。

  7. こんちは

    未だにそんな判りやすいステレオタイプの輩さん居るんですね…

    全然違う場面ですが、5~6年前スーパー銭湯でそんな人達(俺ら大人しく上がったのに、今のニーちゃんどうたら)見た以降見掛けないんで…
    運が良いんでしょうな

    • ニュー天狗花*花 さん

      若い時、銭湯で見掛けたのですが、風呂上がりに頭を下に向けて扇風機の風に当てて乾かしていたニーチャンが、頭に血が上ったらしく、グラリと体勢を崩して扇風機ごとひっくり返った現場に遭遇しました。

      こいつ、アホだな、そう思いました。

  8. 結局そういう付け入るスキを作ってきた業界全体の問題かなと思います。
    昔はまだそのスキをつくような人達しかいなかったけども、今はそのスキに手を突っ込んで無理矢理傷口を広げようとする人達も中にはいますからね。
    まともに営業できないような腐ったゲージを作ったメーカーは売ったらもうホールに投げっぱなし。
    なんかあってもホールの自己責任とか言ってホールに責任転嫁して終わり。
    最近の機種の基礎ゲージと同じで腐ってますねw

    何にしてもそういう輩の手に渡らない事を祈るだけですね。(いずれは間違いなく手に入れるだろうけど)

    • マサ さん

      おそらく、かなり早い段階で画像なり何なりで情報流出するかと思います。
      流出ルートは中小販社からで、そしてそれは一気に拡散すると思います。

      悪い予感ほど良く当たる業界ですから。。。

  9. メーカーが警察に媚を売るためのチェックシートなんてしょうが、ホール企業やホール組合と一緒に流出対策を考えてから実行すべきでしたね。

    何かあったら全部ホールに押し付けるつもりか・・・トホホ

    • ゴンザレス さん

      押し付けにしか感じていないホールがほとんどじゃないですかね。
      でも私、このシート導入には更に裏があると思います。
      今度記事にします。

  10. 釘を弄らなければ良いだけでは?
    寧ろ客に配布しても良いくらいだと思いますけど
    いい加減ホール側が不正を止めるべきですね
    不正しなければそこをつっこまれることもありませんよ

    • あ さん

      このシートやいまギャンブル依存対策で話されている更なる射幸性の抑制は、27.5~28個交換での営業を難しくします。
      ひょっとしたら30~33個の交換玉数での営業店舗が多くなる時代が来て、ギャップ分はお店側が吸収して更にファンは減少という未来も見えます。

  11. 本日も勉強させていただいております。

    そもそも釘シートを作るならばメーカーHPから誰でもDLできるようなものにしてしまえばいい、と思いました。その方が抑止力になり業界が変わることに繋がると思うのです。メーカーが業界を変えたいのなら、ですが。
    お上の目だけ気にしての行動だからこそ、中途半端な運用や使用・公開になるのかもしれませんね。

    シートは配布・公開に対して何のお咎めも生まれないようなもの、とメーカーが後でも先でも定めるならば、結果、甘んじて受け入れなければならないのはホールですよね。ならば初めから後ろ指さされない釘があればいいので、いずれにせよ具体性のない『健全化』とやらには進んでいきそうではありますね。

    ともかく、業界の強者や行政は、時として私利私欲に集中してそうだな、と思わせます。どこもそうかもしれませんが…。

    • 読者何某 さん

      くぎ確認シートでの照合に関してですが、打ち手側からは、まともに計測できませんね。

      理由は、遊技盤面に対して数度の角度が付いて釘が打ち込まれていて、ガラス盤面があって、という構造上、ガラスの上からシートを当てても、釘の根元からガラスまでの距離が大きい為、基準となるシート状の目印とは決して合致しないからです。

      つまり、シートは直接釘頭に接触させる事でしか、正確に計測できない作りになっている、という訳です。

  12. 釘確認シートのまんまの釘ならばゆすりようがない。
    釘を曲げてる前提の話やん。
    釘確認シートが出回ったところで、メーカーにはなんのデメリットもない。
    なぜなら、その状態で出荷して、検定も通ってるわけで、客が打つ台は釘確認シートのままの釘のはずやから。
    それが秘密事項だとしたら、なにかあると考えるのが普通。
    馬鹿でもわかるわ。

    • おおの さん
      釘調整してきた時代が70~80年と圧倒的に長いので、まだ無調整で利益を得る体制が出来ていない感じですね。
      完全に違法行為ではありますが、派手にやったり執拗に通報しないと動かない警察庁にしても、それを内心では分かっているという事です。
      つまり、業界全体が馬鹿でも分かる事を分からなかったり、分かっている振りや見て見ぬ振りをしていたりするのが現状です。
      管理遊技機時代になって、合法な利益コントロールができるようになるかに注目ですね。

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