玉の首吊りは釘調整担当者の責任-決め打ちと玉ゲージ計測をサボってはいけない

生意気言って申し訳ありませんが、諸事情あって注意喚起させて頂きます。

 

情報提供が…

このようなブログを運営している関係上、お問い合わせフォームから結構ご連絡を頂く機会が多く、その中には店名を記載した上で、かなりマズい状態の画像が添付されている場合もあります。

 

例えば、

 

  • トラブル開放時に撮影した、平和のLupinus枠で左下部スピーカーのハーネスをビニールテープ巻きしている(開放時に引っ掛けて断線した?)
  • スロット化物語の設定カバーをガムテープで留めている(固定用の爪折れ?)
  • アイムジャグラーEXの3連ストップボタンユニットが、1台だけ印字色が違う(別ジャグのものと交換?)

 

こういった、遊技機整備面でのものや、これは一気に増えたのですが以下で挙げるような、釘調整に関する画像付きの情報提供です。

 

今年に入ってからのものだけでも、

 

  • 羽根物サブちゃんの中央始動口で首吊り
  • デラマイッタの命釘で首吊り
  • 銀河乙女のワープで首吊り
  • PROJECT TKの命釘で首吊り
  • 天下一閃の一般入賞口付近で首吊り(2カ所同時)
  • さくらももこ劇場ミラくるずきんちゃんの命釘で首吊り
  • 地獄少女弐ミドルの命釘で首吊り
  • 大海物語M55X3のワープで首吊り

 

こんな感じで、店名に当日の状況も添えて、

 

  • そもそも、なぜこういう状況になるのですか?
  • 釘のプロがやっているはずなのに、こういう状況は理解できない
  • ここまで閉めないと使えない機種なら、外してしまえ
  • オーナーから利益を出せと命令されてこういう釘になるんだろうが、釘の件は大問題になっているはずで、そんな中でこういう釘にしているのは事の重大さをわかっていないんじゃないか。店の人間の意識の低さが、そのまま釘に表れているようなものだ
  • 通報します
  • 通報しました
  • 地元の警察に電話したが取り合ってもらえませんでした。どこに通報すれば動いてもらえますか?
  • 駄目とはいわれていても利益調整上叩くのは仕方ないとして、それでもこれは酷過ぎると思います。釘を叩いた後で点検とかしないのでしょうか?

 

こんな感じの声が寄せられています。

 

苦情処理担当、楽太郎

まあ、ダメだと言われていても、これがパチ屋の現実である以上、避けては通れないという事で、私としては釘調整に関わる記事を書いたり、お問い合わせやコメントがあれば可能な限り詳しくお応えするようにしています。

 

また、このスタンスに関しては、今のところは、今後も変えるつもりはありません。

 

ただ、先ほど紹介したメールでのお問い合わせにしても、コメント欄にしても、最近は特に「近所の店がク●釘過ぎて、何ともならない!」的な声が非常に多いです。

 

どこの店長さんや釘調整担当者の方も、経営者が要求する営業数字を出すために釘を叩く訳で、それは今の業況ではほとんどがマイナス調整でしょう。

 

お客さんが苦しむ姿を見て楽しい店長さんは全国に1人も居ない訳で、可能ならプラス調整したいと思っているのは、皆同じ気持ちだと思います。

 

まあ、置かれている状況は皆違うでしょうが、1点だけ申し上げたい事があり、今回敢えて記事にさせて頂きました。

 

玉の首吊りは、釘調整担当者にとっては恥ずべき事のはずです。

 

もしも、同業の方で、この記事をご覧になっている方がいらっしゃれば、ご自身なり部下の方の釘調整業務の状況を、今一度見直して頂ければと思います。

 

たぶん…

こういう言い方をすると、ひょっとしたら失礼というか決め付けになってしまうかも知れませんが、私見では、このような首吊りが多発する状況は、釘調整担当者が若返って来ている事も原因のひとつなのではないかと思っています。

 

適当な規模のお店であれば、5~6人で釘を叩いていて、その中の半数ほどは20代後半~30代前半といった若手の管理職の方だという場面もあるでしょう。

 

若いから技術不足だ、取り組み姿勢に問題があるとまでは言いませんし、ベテランだから優れているとも言いません。

 

ただ、私の身の回りに関して言えば、やはり若手の釘調整担当者には、これから挙げる2点について、もっと気を付けなければならないのではないかと思っています。

 

<首吊りの原因①決め打ち>

釘を動かした後に、決め打ち(留め打ち/止め打ち/トドメ)を怠っていたり、やり方が雑な方が結構居るんじゃないかと思っております。

 

一般の読者の皆さん向けに、ごく簡単に解説すれば、これはハンマーや調整ドライバー(起こし棒)で上下左右に釘を動かした後に、釘頭を遊技盤面に真っすぐ打ち込む事で、固定を強くする調整技法の事です。

 

これを怠ると、場合によっては釘が元の位置に戻ろうと動いたり、或いはこの決め打ち自体が正確でないために、更に上下左右に動いてしまい思わぬ釘幅の変動を招いてしまうという状況にもなります。

 

<首吊りの原因②調整後に計測していない>

また、釘を動かした後に、仮にそれが目視して明らかに実寸玉よりも広い釘幅であっても、念のため該当箇所およびその周辺に対して馬鹿正直に玉ゲージを通して計測するべきです。

 

これは、マイナス調整をした場合であれば、必ずそうするべきです。

 

釘の学校なり、師匠なり、先輩からは最初にそのように指導されたはずで、それが慣れと共に軽視されてしまっている場面があるのではないでしょうか。

 

もしも、こういった基本を忘れている若手の方がいらっしゃれば、改めて気を引き締めて頂ければと思います。

 

自分が叩いた釘で首吊りし、それが遊技客の手によって写真に撮られて拡散されたり行政通報の対象となったりすれば、お店や会社にとってはリスクになる訳ですから、責任は重大なはずです。

 

打ち手の皆さんへお願い

最後に1点だけ、打ち手の皆さんに、お店側の者として弁明させて頂きます。

 

玉の通過が悪かったり、最悪の場合首吊りしたりする事に関して、釘幅だけが問題ではない場合もあります。

 

それは、店舗名などが彫り込まれている刻印玉の場合、真球ではなく角が立っている事により、狭い釘幅(11.03以下くらい)だとそれで引っ架かってしまう場合もあります。

 

また、この掘り込み部分に、手垢や脂汚れに埃が吸着してサイズが大きくなってしまい、それが原因になってしまう場合もあります。

 

更に言えば、島還元機のリフト部分やアウト/ドブ周りを掃除した際に、島内にあった古い玉の一部が錆び付いていた場合や、悪意ある輩が持ち込んだ大玉などが原因の場合もあります。

 

まあ、そもそもの釘幅が狭いんだから引っ架かる、首吊りするんだろうと言われればそれまでですが、もしも読者の皆さんがご遊技中に不幸にも首吊りに遭遇した場合は、すぐに「通報してやる!」と息巻くのではなく、まずはスタッフを呼んで対応を見守ってあげて下さい。

 

もちろん、その対応自体が悪かったり、その後も全く同じ状況で改善を見ないのであれば、私もこれ以上の弁明はできませんが・・・

 

 

以上、お叱りを受ける事を承知で、最近かなり気になっている玉の「首吊り」について注意喚起させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

[記事情報]

2017年2月15日公開

 

 

 

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コメント
  1. 首吊りしようが回ればいいんすよ。それに考え方を変えれば首吊りするだけワープを抜ける余地があるのでマシですよ。ヘソの首吊りは打つ方も打つ方と思います。

    • 鬼 さん

      命釘で首吊りした時は、怒りがこみ上げてくるよりはまず失笑でしょうね。
      アホかいな、と。。。

  2. 一発台があった頃の役物入口命釘での首吊りは、店員を呼び出せば即大当たりにしてくれましたね。振り分けがある機種であっても関係なく。この時代は首吊りは店(釘師)の恥という考えが浸透していて、変な噂にならないよう過剰なまでのサービス(?)だったのでしょう。羽根モノの場合、始動口に挟まったら扉を半閉めしながら2チャッカーに入れてくれたり、何故か玉が羽根と役物に挟まった場合のみV入賞してくれました。
    いつしか、ルールが厳しい(例えば休憩時間が無い等)お店が出てきて、その手の店では「そのまま打ってください」と言われるか、ひどい時は単に玉を取って一般入賞口に入れておしまい、なんてこともありました。その後それが普通になってしまいました。大手チェーン系のお店は店員さんや店長さんの采配で出来ることが少なく、ルールでガチガチに縛られた仕事しかできないのでしょうね。

    釘のお話については結構興味深いです(元に戻ろうとするとか)。もう少し掘り下げてお聞きしたいものですね^^

    • 獣 さん

      たしかに、一発台は当たりサービスでしたね。
      私なんかは、獣 さんはご存知の通り師匠が職業釘師だったもんですから、釘調整絡みのミスや怠慢などに関しては、無茶苦茶怒られました。

      それ以外でも、事務所で足を組んでふんぞり返って休んでいる姿を見つかると、「姿勢が悪いと釘も曲がる、背筋を伸ばせ!足を組んで座ると左右のバランスが崩れるからダメだ!」ですからね。
      おかげで、立っても歩いても座っても、妙に姿勢が良くなりました。。。

  3. とりあえず①なるべく多くの人数が別々に ②証拠写真や映像を沿えて ③状況や時間帯を詳しく書き 通報ですかね?

    通報先は所轄と県警本部(できれば所轄に何時何時通報したが全く動いてくれなかったという証拠と共に)ですかね?

    しかし甘い自治体と厳しい自治体がありますから、必ずは動いてくれないでしょうね。

    • ゴンザレス さん

      正直な話、警察はこの手の通報に関しては「めんどくせーな~」というのが本音でしょうね。
      何もパチ屋の相手が本業な訳ではないですから。

      • そりゃそうでしょうw安全生活課は範囲が広いし、摘発したところで注目はされんだろうから旨味は少ない。人員も足りない。圧力でもなきゃ動かんでしょうね。

        • ゴンザレス さん

          パチ屋の違法行為摘発が、評価上のポイントup項目になったりしたら、一気にやる気出すんですかね。
          スピード違反摘発みたいな感じに。。。

  4. 命釘やアタッカーの首吊りはどんな理由であれ駄目でしょ。
    某店の哲也のほぼ球が入らないアタッカー動画を見てたときに思いましたが、命釘やアタッカーで首吊りさせる店ってK0回で客の全財産全て奪いたいという意図がありありと見えすぎてなんと言っていいやらという感じです。

    • ひゅるる さん

      設定と違って、釘は見えますからね。
      目が肥えた打ち手なら、釘の状態でそのお店の考え方まで推測する訳で。

      なんなら、当たらずヤメしてもらって、売上を全部粗利にしたいと考えているんじゃと思われている時点で、かなりマズいお店ですよね。

  5. いつも勉強になります。

    セルがベニヤの場合、釘が奥に刺さり過ぎるので決め打ちしてない。
    アクリルの場合、釘が戻ろうとするのでしてない等聴くのですが、何かうまい決め打ちの仕方はあるのでしょうか?

    玉ゲージの通しは、自店舗の遊技球に刻印入っている場合は、ワンサイズ上で通して確認するのが良いですかね?

    • 北の養分 さん

      釘を叩く時の基本ですが、釘の中心にしっかり力が加わるようにして、盤面に打ち込んである根元の部分から上下左右に曲げる事です。
      適当に叩いて釘の腹の部分が曲がったり、変なクセがついたりすると調整数値も安定せず思わぬ玉掛かりの原因にもなったりするので。

      決め打ちする際にも、曲げた角度のまま根元がしっかり固定されるように意識して叩きます。
      こういうのは、活字ではなかなか説明しにくいですが。

      玉ゲージは、首吊り防止の観点では、自店の実寸玉ではなく、11.03が当たるくらいが限界という意識で計測するのが無難でしょうね。

  6. 昨今、釘問題が騒がれてるな中で、今回の「釘を弄ってる云々」をアップするのはマズくないですか?不特定多数の人間もこのブログを見てますし、案外行政当局も見てるかも・・・( ;∀;)

    • 葡萄連発 さん

      警察は、こんな場末のブログをチェックするまでもなく、十分過ぎるくらいに釘調整事情を知っているので、今更彼らに隠しても無駄といった感じですね。。。

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