広告宣伝規制以降に見聞きした事がある、スロットの段階設定示唆手法について

先週から今週にかけて、『パチ屋絡みの諸規制の出発点と現在地』というシリーズ記事を書いていますが、現在その最後である「広告宣伝規制」の記事の仕上げに掛かっているところです。

 

はじめに

この広告宣伝規制以降は、どういったやり方でおすすめの島/コーナー/機種を示唆して集客するか、どのお店も取り締まり行政からチェックが入らないように思案しながら四苦八苦している様子が見て取れます。

 

しかし、当の取り締まり行政側としては、こういった思案自体が「全て、規制の抜け道を探ろうとする脱法行為であり、本来は存在しないグレーゾーンの追求(白か黒かしかないのに、この程度なら~という解釈自体がおかしい)」という業界の悪しき体質が如実に出ていると指摘している事もあり、実際には遵法営業の範囲では特定の島/コーナー/機種などをしっかりと告知して集客することは難しくなっているのは読者の皆さんもご存知の通りです。

 

今回の記事では、特にスロットコーナーにおいて、おすすめコーナーや機種の示唆よりも、もっと突っ込んだ告知/示唆、つまり段階設定の示唆をどのように実施した事例があるかについてご紹介します。

 

これらの事例は、私が所属しているホール企業が持っている情報や、私自身が見聞きして得た他店情報、知人店長や出入り業者さんなどから教えてもらった他エリアのお店の事情などを、読みやすいように箇条書き形式でまとめたものです。

 

この中には、かなり具体的というか独特な手法もありますので、読者の皆さんの中には、ひょっとしたら「これ、ウチの近所のあのお店かも」というものも含まれているかと思います。

 

その際、コメントやメールでのお問い合わせなどで「これ、●店ですか?」などと言った個別の質問にはお応えできませんので、ご了承下さい。

 

ちなみに、全て広告宣伝規制が通達されて以降、つまり、以前よりもずっと告知手段へのチェック目線が厳しくなって以降の事例です。

 

それではご覧下さい。

段階設定示唆

お父さん・・・その台、設定6だよ!

 

告知手法一覧

・データランプの色

虹色、赤、緑などに変化で段階を示唆

※現行の大部分のデータランプは、遊技中に特定の条件を満たすと発光変化するような設定が可能

条件例:総回転数、BONUS間ハマり回転数、BB回数、データ送信後●時間後など

 

・筐体LEDの発光パターン変化

サミー系など一部の機種では赤や青などに発光パターンを変える事ができるので、その機能を利用

 

・下部パネルの表示パターン変化

オリンピア系などの一部の機種では表示画像を変える事が出来るので、その機能を利用

 

・リールずらし

朝一でリーチ目などを停止させておいたり、リール上にあるBONUS図柄やチェリーの数などで段階を示唆

 

・BONUS図柄揃え

7図柄などを揃えた状態で開店する

※中央揃え、右肩上がり、ダブルラインなど複数パターンあり

 

・キャラクターグッズの設置

遊技台上の棚などにフィギュアやぬいぐるみなどを置いて示唆

 

・機種全体のコーナー装飾の札や旗に見せかけておいて、設置物の区別によって段階を示唆

ルパン旗=5、不二子旗=6

ジャグラーのキャラクター札を6種類用意して毎日場所を変更する

ハイビスカス札の色や台上に設置してある造花などの色

 

・上棚に置いてある箱の色、形、数量の変化によって段階を示唆

蛍光黄色や緑色箱=中間、蛍光赤色箱=56確定

 

・専用のキャラクター箱の使用によって高設定を示唆

ジャグラーにおける、サイの箱の使用=56確定

 

・該当する遊技台付近に設置するパトランプの色によって段階を示唆

青色=チャンス、黄色=4以上確定、緑色=5以上確定、赤色=6確定

※営業時間中に、発展する場合もあり(パトランプの交換や追加)

 

・遊技台付近に掲示する案内物などの文字の色などによって段階を示唆

店長の今日の一言、今日の運勢など

 

・データランプの画像表示部分に使用する画像や文字によって段階を示唆

特定の台だけに、魚群画像やキリン柄の画像が表示されている

 

・メダル貸し出しサンドの画像表示部分に表示する画像や文字によって段階を示唆

親指を立てたGOOD!マークのイラスト表示=高設定

「傘の貸し出し中」の傘のイラストがレインボー柄=高設定

 

・椅子カバーの色、形などによって段階を示唆

王冠形状の金色のカバー=高設定

 

・椅子の座面の色によって段階を示唆

赤=高設定

 

・遊技客を装ったブログを運営して、お気に入り店舗の状況レポート記事などを公開して段階設定を示唆

マイホの絆は、大階段上がって手前から2644422並びかもな~

 

・筐体内のメダルホッパー前面に色札を貼り付けて、その色によって段階を示唆

赤=56、レインボー=6

 

・機種ごとの設定示唆/設定6確定演出などの画像を印刷した札を遊技台付近に掲示して段階を示唆

BONUS終了画面で高設定示唆するような機種に対して使用

 

・各メーカー機種の激熱演出背景を印刷したものを掲示して高設定を示唆

キリン柄、ケロット柄、豹柄、花火柄、虎柄など

 

 

・・・などなど

 

まだ他にもありそうですが、パッと思いつく限りでは、こんな感じです。

 

斬新な手法はまだある?

ほとんどの事はもうやり尽くされた感がありますが、もしも仮に、過去に全く事例が無く、取り締まり行政側から指摘されにくいものを企画しろと言われれば、それは匂いや触感くらいしかないでしょうか。

 

スペアミント=4以上、ラベンダー=5以上、ローズ=6とか?

椅子座面が固い=4以上、ふにゃふにゃ=5以上、トゲトゲしい=6

 

こんな感じですね。

 

・・・いや、匂いは、隣近所で混ざり合ってしまうので無理かも知れません。

 

或いは、ありそうで無い路線を追求するなら、音声でド直球の告知なども考えられます。

 

お馴染みの、キュインキュイン鳴るサウンドチュチュという装飾機器がありますが、これは音声の読み込み機能も備えています。

 

ここに、蠱惑的な声の持ち主の女性社員から「GO!GO!」などと録音して貰ったり、店長さん自ら「オニーチャン、これ6だぞー」などと録音して派手に鳴らしてしまうという手法です。

 

BONUSを引く度に鳴るので、くど過ぎるかも知れませんが、機能的には可能です。

 

まあ、最後の方は冗談ですが、規制でダメだと言われていても、やってしまう業界事情がご覧頂けたかと思います。

 

でも、これでも随分とマシになった方なので、それ自体が驚きといったところでしょうか。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

「しかし、アホな告知手法だぜ」、「懲りない業界だな・・・」、「ウチの近所には、もっと凄い事をやっているお店があるぞ!」という方は、そっと押して下さい。
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コメント
  1. 機種自体に設定示唆があるのは認められているのだから、
    設定示唆状態をうまくコントロールするようにできたら、イベントできるようになるのでは?
    と思いますが、、まさか、現時点の設定示唆も裏をついているってことはないですよね?

    • いしけん さん

      検定時は、仕様が規格通りか、払い出し性能面で規定数値以内かくらいしかチェックしないんでしょうね。
      まあ、無茶苦茶パターンが多い全演出をチェックするなんて事はないでしょうから、レア演出で示唆する現状は裏を突いていると言えるのかも知れません。

  2. 4号機末期でも厳しかった北海道では全く見かけませんね〜
    当時ですら「番長ZENRyOKU」なんてやってる店を見て「攻めてるな〜」なんて思ってましたので笑
    リンかけ全盛期の頃は東京に居たのでかなりの温度差を感じました。

    • シビ さん

      そうだったんですね、北の大地の事情には詳しくないので、参考になります。
      4号機時代なら、どこもかしこも煽りまくっていたものだとばかり思っていました。。。

  3. ガセで無ければ多いに結構。「お客さんが勝手に早とちりしたんでしょ」とガセイベント連発だと酷すぎる。

    • ゴンザレス さん

      店舗ブログで「ALL YOU NEED ISラブ(ラブだけ赤色)」や「こんな世の中だから、取り戻したいものですね、愛を・・・」などと書いてラブ嬢や北斗転生への高設定使用を示唆しておいてスカしたなどと言う話も聞きますので、やはりガセは横行している模様です。

  4. でちゃうの「MAJIKA」のガセは勘弁。
    ガセ2回で次は無いですね。(日程や店が苦しくない時期にガせった場合は一回で見限る)
    ガセる店は年一のイベントですら、余程毎年実績がない限り行かないでしょう。

    • 飛鳥 さん

      打ち手側が勝手に期待して売り上げが増える時に格好をつけられないお店は、信用を失うのはある程度仕方ないでしょうね。
      お店側としては、イベント時しか来ない極めて打算的な客層に還元しても意味は無いと考えているところも多いでしょうが、そもそも若い客層というのはそういうものと割り切るかどうか、ここらへんにどの程度の設定配分で臨むかどうか違いが出ると言えそうですね。

      また、若い客層が好む機種は全部設定配分を落として、会社員層や年配層向けの配分で臨み、それで(若い客層が発信している)web上でガセ判定される場面もあるかと思います。
      さじ加減が難しいのはパチンコの状況が悪いからであり、パチンコの数字のダウン幅をスロットでカバーしようと考えると、どうしてもどこかで回収対象機種を用意しないといけないというか、イベントでも頑張り切れない状況になるかと思います。

      もちろん、機種を特定して開催したイベントで、その対象機種の配分をべったり落とすのは愚策ですが。
      じゃあ、やるなよ!と。

  5. 上手い奴がいる店の方が、案外店にとって良いお客さんが固定客になるもんですけどね。
    抽選で指定機種が座れないときに、バラエティを耕してくれるのも良いお客さんです。
    「こいつらが勝てるなら、俺も勝てるかも?」精神ですね。
    上手い奴がいない店は、やはり信じがたいです。
    もちろん軍団ガチガチの店は近寄りにくいので、客層のバランスは重要ですが。

    • 飛鳥 さん

      近所にまさしくそういうお店がありますね。

      稼動が良い時には一般客に紛れて目立たないんですが、今のようにイベント営業でもないと高稼働にならない状況では普段は軍団構成員が目立ち、会員カードをシェアしたり、狙いどころの台が空いたら代わりに確保してあげてLINEで呼び、来るまで30分でも確保し続けるなど、けっこうやられている様子が見て取れます。

      私の場合は、ルールを守らない悪質な者なら、一切言い分は聞かずその場で貯メダルを全部出させて出入り禁止にして念書も書かせるようにしています。
      それくらい徹底しないと一般客が割を食う状況になるので、大多数保護の観点からも、ただ上手い打ち手ではなくズルくて上手いのなら打たせるべきではないと思いますね。

      もちろん、ご指摘の通り、ちゃんとルールを守ってくれる上手い打ち手なら、他の客層にも「期待しても良いお店なのかな?」と思ってもらえる場面があるのでウェルカムですが。

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