自己破産の後パチンコスロットをやめていたが、また打ってしまった-回答

今回は、ご質問という訳ではありませんが気になるご連絡を頂いたので、記事にしてお返事させて頂きます。

 

れん さんからのご連絡

(導入部略:個人情報に関わる記載があります)

 

恥ずかしながら、2015年8月に借り入れ6社380万円で自己破産しました。

 

その後は、まじめに働いて、諸々の支払いで残る4~5万円は貯めていました。

 

もう何年も預金通帳の残高は給与振り込み、当日全額下ろし、数百円数十円、次の給与振り込み、当日全額下ろし

 

こんなような状況でしたので、残高が少しずつ増えていくのは本当に嬉しく、再生に向かっているのをその数字を見て感じながら励みにしていました。

 

もちろんその間は、パチンコ・スロットは、ゲーセンであっても打っていませんでした。

 

こうした生活が1年ほど続きまして、自己破産するまでは常にお金とパチンコ・スロットの事を考えていたのが、ふと気付くと仕事の事ですとか、部屋のテーブルやバスタオルなんかをを新しいものに変えようだとか、そんな今までとは別の事を考えるようになっていて自分でもだいぶ変わったなと実感できるようになっていました。

 

もう完全にパチンコ・スロットとは縁を切ったと、そう思っていました。

 

しかし、私の現状をお伝えしますと、80万円ほど貯めたお金はもう無く、先月の家賃を滞納してしまっています。

 

なぜかと申しますと、ゴールデンウィークの後に連休をもらったのですが、その時にまたパチンコを打ってしまって、昔みたくまたパチンコ店に入り浸ってしまったからです。

 

街中を歩いていまして、道路に落ちていたパチンコ玉が目に入りました。

 

近くにパチンコ店はないのですが、なんでこんなところに玉がと気になって、それから無性に打ちたくなってしまって貯金もあるから少しだけならと思って打ってしまったのがきっかけでした。

 

負けたらまた取り返したいと思い、打って負けてを繰り返し、気付いたら3か月もして全部使ってしまっていました。

 

家賃の方は大家さんに頭を下げて、毎月分に少し上乗せして何か月かで支払っていくことになり、これは確実にできるようにしたいと思っています。

 

お恥ずかしい話ですが、もう借り入れをすることはできないのでこれ以上に状況が悪くなりはしないのが救いでして、また一からお金を貯めて生活の立て直しをしたいと思っています。

 

このようなことになったのについては、やってしまった・・・・・という気持ちで、心底自分は駄目だと一昨日、昨日、今日と、ずっと考えていました。

 

そうした中、こちらのサイトを見つけまして、気持ちの整理になればと文章にして、お送りさせて頂きました。

 

パチンコ店を恨むでもなく、どこまでも自分が駄目なばかりにこうなっているのですが、自分では生活再建できたとそう思っていたのにたった3ヶ月で駄目になってしまったのに自分でも驚いています。

 

他にもこういう人間がいるのかわからないですが、パチンコ・スロットはもう打たないと強い気持ちでいます。

 

面倒な連絡をしてしまい申し訳ございません、これからもお仕事がんばって下さい。

 

ありがとうございました

________

ここまでが、れん さんからのご連絡です。

 

回答

私自身はただのパチ屋ですので、親身にご相談に乗って状況が改善される方策を示す事まではできません。

 

あくまでも、常にお問い合わせの門戸は開いておりますので、私なりの精一杯の対応をさせて頂く事くらいです。

 

今回ご連絡を頂き、依存問題の事情に明るい知人に連絡を取りました。

 

以下で、その時の遣り取りの内容をお話ししさせて頂きます。

 

駄目人間などという事は無い

過去に一度自己破産されているとの事でした。

 

その後は再起を図り、ある程度の期間は上手いっていたものの、たった1個のパチンコ玉という、ふとしたきっかけによって、また身を持ち崩しつつある・・・

 

ご自身では、自分は駄目人間だと責めてしまっているようですが、専門的な観点で言えば精神疾患(精神障害)を抱えている可能性があるとの事です。

 

精神疾患などと言うと言葉の印象が悪いので穿った見方をしてしまう方も多いかと思いますが、金銭管理が出来ない、或いは苦手な方というのはやはり一定数居て、そういった方は統合失調症や発達障害の可能性もあるとの事です。

 

なので、なにも れん さんだけがそのような状況の訳ではなく、ずっと自分を責め続けたりお金やパチンコスロット絡みの悩みを一人で抱え続けるよりは、専門家に相談してみる方が有効な場合があるかと思います。

 

ご連絡文面で「恥ずかしながら」と繰り返し仰っていますが、このようなブログにご連絡頂けるくらいの行動力や、何とかしたいというお気持ちがある訳ですから、思い切ってしっかりした機関にご連絡頂く事も選択肢の一つとしてお考え頂ければと思います。

 

相談相手を持つ

精神科を受診して精神障害と診断されれば、精神障害者保険福祉手帳が発行されて(2年更新)、その級数に応じて様々なケアを受ける事が可能です。

 

これは、教育/就労面のケアなどが受けられたり、金銭の管理を依頼できるソーシャルワーカーが居る施設や公的機関を利用する事なども出来ます。

 

今回のような悩みは誰しも抱えていますが、特にパチンコスロット絡みの場合だと、相談相手が居なくてその間にもどんどん生活状況が悪化していく傾向があるように思います。

 

周囲の人からは嫌な目で見られる場面もあるでしょうが、まずご自身が抱えている問題を解消して、生活の質を向上させる必要があるように思います。

 

そのためには、なりふり構ってはいられないとも言えますので、リカバリーサポートネットワークをはじめとした専門機関に連絡を取って頂くのが宜しいかと思います。

 

 

 

以上、特に返信を求められている案件ではありませんでしたが、少しでもご状況が改善されればと思い、お返事させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年8月18日

コメント
  1. おそらく、人間という生き物は誰でも何かに依存というか
    ハマるんじゃないですかね。
    その対象が何かによって、人生が変わってきますが。
    二次元にハマって周囲に気味悪がられたり、
    お酒に依存して寿命を縮めたり…。

    前回の会員カードの件でも思ったのですが、
    多重債務や生活保護の人を排除するために
    ホールの入り口や台サンドに
    マイナンバーカードを入れなきゃいけない日が
    くるのでしょうか…

    • 東京の通りすがり さん
      パチンコスロットとの付き合い方については、
      私の言い方だと「欲求のコントロール」をする必要があるもので、
      リカバリーサポートネットワーク代表の西村氏の言い方だと「適度な依存」に留める事や「周囲から目を瞑ってもらえる程度の遊び」にしておく事が肝要ですね。

      設備やシステムに頼り切ると窮屈なので、やはりソフト面、具体的にはおせっかいかも知れませんが昔のパチ屋みたいに「今日はこれくらいにしておこうよ」という常連客への声掛けが大事だと思っています。

  2. その「相談する」という行為すらなかなか出来ないのが依存症なんでしょう。
    だれかに気づいてもらって無理矢理、精神科や専門機関に連絡されたり連れていかれたりしたら楽なんでしょうが。本当に難しい問題ですよね。

    • 西田です。 さん
      人それぞれ当たり前の基準が違うので、私からしてみれば「相談相手をつくればいいんじゃないかな」と思う事でも、それ自体がハードルが高い人もいるのかも知れませんね。
      たしかに、仰る通りです。

  3. ふっと思ったのですがパチンコ屋にいる客の喫煙率は間違いなく世の中の平均喫煙者率より高いですよね。ご存知のとおり喫煙者はニコチンなどの有害化学物質中毒。
    何かに依存し易い人達の集う場所がパチンコ屋ですね。

    • 西田です。 さん
      特に女性は、来店率が高い人は3割近くが喫煙者だったというデータもあります。
      オリンピックで注目が集まる都内ですが、秋の臨時国会で揉まれる気配がある受動喫煙防止法に関して、都民ファーストの会は国に先駆けて都条例として制定してしまおうという動きがあるので、ここら辺の動向は気になるところですね。

  4. れんさん、パチンコ、パチスロ以外に趣味を見つけられるといいのですが・・・。
    人工的につくられた遊び(モノ)は刺激が強く中毒性もありますが、自然界に存在するモノを対象とした遊びや趣味は、奥が深く、私たちに何も要求してこないどころか、様々なものを無償で与えてくれますね。日々の散歩やジョギングなどの運動は、お金もかからず、いいこと尽くめです。始めは、疲れるだけで、物足りなさを感じると思いますが、継続する中で色々な発見があったり、何より心身ともに健康になっていく自分を実感できると思います。
    心より、れんさんの復活をお祈り申し上げます。

    • 十全 さん
      私自身も、料理をしたり、嫁さんと飲食店開拓したり、盆栽を弄ったり、犬のお腹の匂いをかいだり、このブログを運営したりとまあ趣味的なものは結構ありますが、そうした行動の選択肢が多ければ何かに依存する可能性は低くなるのかも知れませんね。

  5. 英雄オデュッセウスが怪鳥セイレーンの誘惑を退けたのは、
    強い精神力ではなく『自分をマストに縛り付ける』と言う知恵です。

    『自分は強い意志を持っている』と思い、具体的な策を取らなかった船員は皆セイレーンに殺されたことでしょう。

    • 通りすがり1号 さん
      含蓄のあるアドバイス、ありがとうございます。
      れん さんは「気持ちの整理のため文章にした」との事でしたから、ご自分の状況や失敗を客観的に見ようとする意志がある方なので、この先十分に光明はあると、勝手ながらそう思っております。

  6. 過去に3桁の借金をパチンコにつぎ込みつつ、生活を回すためにしていたことも過去の思い出ですね
    この記事を見て新たに思うわけですが、結局、依存症というのは時間軸なのかなと

    設定狙いのできるマイホを見つけ、設定狙いをして3桁の借金は全部完済したわけですけど、今も何かにとりつかれたようにホールに通ってますよ
    本当に欲求のコントロールというか、お金軸だけで考えると依存症問題って解決しないですよね

    • 匿名希望 さん
      私も若い時には借り入れがありましたが、それが無くなってみると「何でこんな事に悩んでいたんだろう?」と自分自身不思議に思う事ってありますよね。

  7. 「れん さん」の苦衷、お察し申し上げます。

    月並みな言葉ですが
    適切な医学的助言と
    カウンセリングによる
    衝動の具体的なコントロールが
    必要なのかもしれません。

    それにしても
    他のサイトであれば
    このような相談に対しては
    罵詈雑言や
    空疎な精神論を
    当事者に浴びせかけるのが常。

    しかしながら
    こちらでは
    こころの痛みに寄り添うコメントが多く
    何かしら
    救われたような心持ちがします。
    僭越ながら
    感謝の意を込めて
    太宰の小説から引用・・・

    わが足 か弱く 険しき山路
    登りがたくとも 麓にありて
    愉しき調べに 絶えず歌わば
    聞きて 勇み立つ人こそあらめ

  8. 市井無頼の徒 さん
    それ何でしたっけ?巻頭の讃美歌でしたか、詳しくは忘れました。

    たしか日記的なやつで、「今日はすこぶる気分が良いから、及第落第も気にならないぜ~」、みたいな事を書いたものの、単位を落としてしまって気を病む、そしてカルモチンに溺れ無理心中、でも生き残って結婚、したは良いがまた気を病んで今度こそ本当に・・・

    凄く悪い言い方をすれば太宰はただの破滅者/破綻者であり、その歪みみたいなものに触れたくて、或いは対岸の安全な場所から観察したくて読むのが太宰なのかも知れません。

    「私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行かう。絶望するな。では、失敬。」
    この言葉もまた空しいですよね。

  9. お茶の水女子大ワーキンググループら推計

     パチンコ・パチスロに過度にのめり込む「遊技障害」の恐れのある人が国内に約40万人いることが24日、お茶の水女子大のワーキンググループと精神科医や研究者らによる「パチンコ依存問題研究会」の初めての全国調査で分かった。調査結果を公表した牧野暢男・日本女子大名誉教授(社会学)は「社会的に対策を講じるべきだ」と訴えた。

     今年1~2月、無作為抽出した18~79歳の男女9000人に調査票を送り、5060人(56.2%)から回答を得た。直近1年間にパチンコ・パチスロで遊んだ経験があった582人のうち、精神面や家計、仕事、人間関係などのいずれかに支障が出ている「遊技障害」の恐れがある人は21人。全国では約40万人と推計された。遊技障害の恐れがある人の特性を分析すると、離婚経験がある人や預貯金のない人が多かった。一方、男女や年代、学歴、職業、居住地、店舗の遠近との関連は見られなかった。

     グループは依存度を科学的に計測するためのパチンコ・パチスロ遊技障害尺度(PPDS)を独自に開発し、依存時によく見られる状況や行動を27項目挙げて数値化。一定点数以上の人を遊技障害の恐れがあると判断し、医学的な審査を経て調査を実施した。今後、障害を引き起こす要因の特定や、障害の予防や治療法の検討に取り組んでいく。

    • やるせなす さん
      毎日新聞の報道でしたかね。
      この報告に誰がどんな反応をするのか、或いは何の反応も無いのかはまだ分かりませんが、取り締まり行政側が過度に反応した場合はまた動きがあってもおかしくない感じですね。

      • パチンコ屋の上級役職の方々がみな楽太郎氏みたいな、しっかりとした考えをもっていれば
        ここまで酷い状況にならずに済んだかもしれませんね。楽太郎氏は斜陽産業にはもったいない人材だとおもいます。

        • 余談ですが、大嫌いなクロロ氏が25日更新の記事で同じ題材(毎日新聞の記事)についてブログで考察している…

          • やるせなす さん
            個々人に対する好き嫌いというのはほとんど無いですね。
            ただし、言葉遣いや文章が汚い人は苦手です。
            品性、人格、思想みたいなものは、そういったところに表れて来ると思っていますので。

        • やるせなす さん
          料理、ペット、カレーライス、ビールといった好きなものは沢山ありますが、仕事にするとなるとパチンコスロットしか興味がないし精魂を込められない人間です。
          なので、一般企業を辞めて業界に舞い戻って来ました。

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