直近3年間の廃業店舗数の月別推移について

今回は、業界データ系の記事です。

 

直近3年の廃業店舗数の推移

下記は、2014年(平成26年)から2016年(平成28年)までの3年間での、月別の廃業店舗数の推移を表にまとめたものです。

 

<全日遊連加盟の廃業店舗数 月別推移>

2014(H.26) 2015(H.27) 2016(H.28)
1月時点の総店舗数 10,948 10,638 10,315
1月 18 33 23
2月 37 39 37
3月 55 51 61
4月 30 51 40
5月 33 78 34
6月 35 61 28
7月 39 40 37
8月 44 25 34
9月 34 40 45
10月 31 28 27
11月 28 33 37
12月 42 28 33
年間廃業数 426 507 436

※全日遊連資料、『遊技通信』2017年3月号のデータから独自に抽出。

 

※それぞれ、年間120~170軒ほどの新規出店があるため、廃業店舗数の分だけ単に減っている訳ではない。

 

※「廃業」には、「全日遊連からの脱退」店舗も含まれる。

 

※「廃業」とは別に、それぞれ、毎月平均10~20件のペースで「休業」店舗が発生している。

よって、公表される全日遊連加盟店舗数よりも、実際には「営業している店舗数」は100軒以上少ない

 

※店舗数の減少と共に、パチンコとスロットの設置台数構成にも変化が生じている。

 

この3年間の傾向として、パチンコは減台、スロットは増台している。

 

[参考①]

2016年1月時点のパチンコ総台数2,651,076台⇒12月時点では2,576,278台(74,798台減)

 

[参考②]

2016年1月時点のスロット総台数1,517,998台⇒12月時点では1,541,556台(23,558台増)

 

今後の見通し

決算の前後で、廃業店舗数が増えると見通します。

 

つまり、多くのホール企業が期末~期初にあたる3~4月、ここがボリュームゾーンになる気配がある、という事です。

 

また、この時点では一旦は廃業判断を保留するも、例年の傾向としてはある程度勝手に売上が増える7~8月だが、期待した程は増えない事が影響して、9月前後もボリュームが増すと想定します。

 

店舗数の減少に伴って

そもそも、これまでの1万数千店舗という数が多過ぎたとも言えるので、現在起こっている廃業の流れは、減ったファン人口に見合うだけの規模に縮小しているともとれるので、仕方がない流れとも言えます。

 

また、広告宣伝をはじめとする諸規制無視の不良店舗が廃業するのならば、業界の健全化が進むとも言えますが、実際に生き残るのは規制無視の大型店舗というエリアも出てくるものと見通します。

 

更には、これまで独自の広告宣伝や営業スタイル、機種構成、釘調整/設定配分などで営業していた中小ホールが廃業していく事により、業界的には、ホールの画一化が進む傾向も見えてきています。

 

地域経済の観点では、駅前の一等地にホールが居座るよりは、他の商業施設や福利厚生施設、地域民の役に立つ営業店舗が新規出店した方がエリアとして再活性するところも出てくるものと見通します。

 

しかし、それには景気や国の経済施策などの影響も大きく受けるので、いつごろからそのようなプラス効果が生じるかまでは分かりません。

 

 

・・・今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2017年3月1日公開

コメント
  1. 近くの交換率が少し残念だけど、まぁまぁ回り、一般景品が割と良い(たまに限定スイーツも入荷してたり、冬場はおでんと交換できたりw)ホールも潰れてしまいました。勿論特殊景品もありましたが、割と一般景品に交換することが多かったです。

    残るのは大手チェーンのみ。正直寂しい。

    • ゴンザレス さん

      おでんは実に斬新ですね~

      私は、イベント日に、なぜか入浴剤(ツムラの登別カルルス)を配るお店を知っていますが、やはり潰れました。。。

  2. 初めてコメントさせていただきます。いつも楽しく見させていただいてます。

    はなはだ田舎の私の行動範囲内でも年を挟んで複数のホールが閉店してましたが、正直「どうやって利益だしてたんだ?」ってレベルのお店ばかり(駐車場に3台しか車がないとか)なのでまあやむなしかなあと思っておりました。
    そして、まだ「どうやって利益出してるんだろう」な駐車場の入りな店が結構あるように見えるので、まだ底ではないかなあと。

    いわゆる大型店は直接益にならない”大勢の”役職者を客が養わねばならない、という点で行かないことに今年から決めましたが(笑)さりとて中小ホールが客に満足に還元できてるかとも思えないので、適正なサイジングの結果Win-Winな感じになってくれれば良いんですけども。

    • かずら さん

      リアルな地方エリア事情ですね。

      たしかに、駐車場の状況はひとつの判断基準になりますからね。
      東北の知人のお店は駐車場を一般開放していて、店内設置の無料ロッカーも買い物客が利用して人の出入りもあるため、外見上は結構集客しているように見えるが、実際にお店に入ってみるとガラガラの時間帯もあるとの事でした。。。

  3. 狭い市内に1000台規模の店が増えて、昔からある小規模店舗が淘汰されてきました。
    昨年のパチンコ強制撤去も影響があった様です。
    結果的に残るのは変わった台の導入が少ない金太郎飴的な機種構成の大型店舗ばかりでつまらんです。

    • シビ さん

      大型店は、扱いやすいスペック機しか導入しない場合もありますからね。
      叩く釘が多かったり、変則的なゲージ構成/盤面の機種だったり、定量制/一回交換向けの機種などは入れないとか。

  4. 初めまして。いつも興味深く拝読させていただいております。

    自分の最寄り駅の近くのホールも、ここ数年でほぼ半減しましたね。
    小規模のスロ専や、1パチくらいしか客付きがなかったホールが閉店して、
    残ったのは地域密着の中規模店と、某有名全国チェーン店くらいですね。

    ところで、今回の記事の内容とは、ある意味逆の話になるのですが。

    昨年閉店したホールの跡地に、とあるグループの看板がかかった建物が建ったのですが、
    それが何故だか、一向に開店(グランドオープン)する気配がないのです。
    自分がその建物を確認したのが昨年の10月初めですから、もう半年近くなるでしょうか。
    窓にはシートが貼ってあって、中がどうなっているかは窺い知れませんが、
    維持費だってかかるでしょうに、なぜこんなことになっているのか不思議でなりません。
    もしかして、建てたはいいが最終的な営業許可が下りなかったとか?などと考えても見ましたが、
    グループ全体ではかなりの店舗数があるようなので、そんな不手際があるとも思えませんし…

    近所で新店が出来るのは本当に久々なことだと思うので、これで周辺のホールの刺激になってくれれば、
    なんて考えていたので、結構楽しみにしていたんですけれど…
    営業できないならできないで、他の企業にそのまま譲渡、なんてことも簡単ではなさそうですし。
    時期的なタイミングを狙ったりしてるんでしょうかね?
    まぁ、それだったら年末年始とかあったわけで…

    ただこのグループ、ネットで検索してみると、過去に何度か不正の噂が出てるんですよね…
    だから、もしかしたらこのままオープンしてくれない方が、実は良いのかもしれません(^^;

    • ヤママヤー さん

      ビル物件として完成しているのであれば、全て自社使用するのか、一部をテナント貸しするのかによってもビルとしての開業日程は変わって来ますね。
      営業許可うんぬんに関しては、例えば近くの幼稚園の保護者会からクレームが来たとか、地域内でちょっとした揉め事に発展してしまっている可能性はゼロではないですが、こういう情報はその土地に行かないと正確なものは入手できないので何とも言えません。

      もちろん、この業界は機械産業なので、島に嵌め込む遊技機が無いと営業できません。

      先々の有力な新台の販売日程に合わせてそれを大量導入する形でのグランドオープンを目論んでいたり、系列店から手持ちの機種を集めてより理想的な機種構成での開店を準備していたりと、そういう事情はあるかも知れません。

      • ヤママヤー様、楽太郎様、こんにちは。
        営業準備が整ってから半年くらいオープンしなかった経験、過去(相当昔ですが)に近所のお店でありました。相当昔なのですが、店内を覗くとピカピカの新台ドリームXやファンキー7などが入っていたのですが、半年後に新規開店する際には一度も稼働しないままほとんどが別の新台に入れ替えられてしまっていました。
        私の想像ですが、風俗営業は許可を得るのが大変なので、本来オープンする予定日よりもずっと前に営業許可を取ってしまうことで、妨害対策にもなりますし、人員確保の準備もできるといったところでしょうか。もちろん、全て整っていないといけないので、適当にみつくろった機種を並べておく必要があります。
        同じ風俗営業において、飲食関係やゲームセンターでは検査の時は通路を広く、座席配置もゆったりして全体が見渡せるような状態で審査を受け、OKが出たらお客さんを詰め込めるように配置換えすると聞いたことがあります。勝手に増台することを防ぐためでしょうか、カラのゲーム筐体だけって売ってないんですよね、必ずおまけゲーム基板が付属してきます。
        この手の無駄な法律に振り回されていることって多いですよね・・

        • 獣 さん

          近隣他店の牽制目的というのは、特に郊外ではそういった事情もあるようですね。
          業界人の中には、空き物件情報や出店情報に耳が早い人も居ますが、私自身はそっちの方に人脈がないのでどうも疎いです。。。

          営業許可の話が出ましたが、税収面や法規遵守を考えた時に、営業実績(指導/処分の有無など)も考慮しながら2年ごとの更新制にすれば、ちょっとした変化は出るんじゃないかと思っています。

          まあ、それこそ反対意見も多そうですが。。。

  5. 2000年の初頭頃にパチ屋さん通いも遠退き年に5~6回程度のパチ遊びで
    あったものが、楽太郎さんやおかずさん(他ブログで失礼っすw)のブログ
    読むようになって、今年に入ってからもうすでに12回もパチンコをしに
    行ってます。たまたまでしょうが、今年に入って7勝5敗(収支+14000円)
    で推移しております。
    それは、ともかく今日時間があったので、日遊恊やらレジャー白書やらを
    参考にちょっと調べてましたので。記載したいと思います。
    これは、私がもっともお店に通っていたころの1995年を基準に5年毎の
    推移をしらべましたので、参考に見て頂ければ幸いです。

       年度       店舗数      遊技人口(千人)      備考
     1995      17631    29000
     2000      16021    20200
     2005      13163    17100
     2010      11576    16700
     2015      11310    10700
    となっておりました。
    ここで、2020年ころ予測として、過去20年における下げ率平均でゆくと
    店舗数年率=-1.8% →10292店 人口年率=-3.2%8900千人
    となり、さらに楽太郎さんの16年と15年対比歩率=-3.0%で推移すると
    もしかすると10000店を割り込むかもしれませんね。      

    • ニューマン さん

      おかず さんと私は活動エリアや考え方は違えど、マブダチです。

      他ブログで失礼…なんて事は無いので、こちらこそ失礼ながらコメント頂いたおかず さんの文字に、リンク貼りしておきました。
      ご贔屓のブログはどんどん紹介してあげて下さい!

      さて、ご指摘頂いた業界データの件、何かの記事かコメント欄で書きましたが、私のような世代が20代を過ごした時期は全国18,000店舗の巨大産業と言われていましたので、それが今や全日遊連非加盟もあわせて11,000店舗を割り込む状況。

      しかし、いかに機械産業とはいえ、実際に触れるのは人。
      ファン人口なり時代に見合った規模に変化している過程と考えれば、仕方がありません。。。

  6. もしかすると、2020年頃は、あの三共のフィーバー機や平和のブラボーが
    発売される以前の35年前の状況に近づきつつあるかもしれませんね?
    私のつたない記憶では、79年頃店舗数で9800店パチンコ台数216万台
    売上推定25000億円

    台数はパチスロがまだ登場してなかったので、今と様相が違いますが、とりま
    店舗数についてみれば近づきつつあるように思えます。

    • ニューマン さん
      時代は巡ると言いますからね。

      もしかしたら、娯楽施設利用税的なものの復活まである?

  7. パチ屋が減少するのは当たり前の話
    問題はパチ屋の減少の原因
    それは遊技人口の減少
    なぜか
    ハイリスクローリターンの現状
    焼き増しに飽き飽き
    しかしながらもパチスロは
    機種増加
    頭がオカシイとか思えない

    遊技人口の減少で個人的な金額負担は
    増加傾向であるにも関わらず
    クソスペックのクソ台連発で
    減少に拍車をかけた上で
    ホールをぶっ壊す

    ホール以上に反省しないと
    いけないのはメーカーなんだけど

    東京オリンピックが終わる頃には
    この業界オシヤカになっていて欲しいと
    願う

    パチスロは大好きなんだけど

    • レネゲード さん

      怖いのは、ECOパチ(管理遊技機)なんですよね。

      近い将来に風適法がより厳しくなり、この規格を満たす遊技機以外は設置できなくなるという状況になれば、より一層メーカー側に天秤が傾くともいえる訳で。

      結果的には、遊技機本体&サンドユニットの新規購入時だけでなく、相応のセキュリティを敷くため、ネットワーク維持費という名目でこれまでよりも月々の費用負担が多くなり、しかも新台価格は上がるという流れです。

      それに、部品交換における変更承認申請、届出も頻繁になり、結局はホール側と打ち手側の懐が大きく痛むという未来図も見えます。

      ホール側にとってプラスに働くのは、人件費削減、釘問題の解消(軽減)くらいでしょうかね。
      もちろん、正式な経過アナウンスはまだないので、あくまでも私見です。

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