2016年夏の選挙の行方は、パチンコ業界も注目している

首相の選挙絡みの動向や発言に気を揉んでいるのは、現職の国会議員の皆さんだけではありません。

 

今夏の参議院選挙(或いは衆参ダブル選挙)には、消費税の10%への増税が予定通りなされるか否かについても影響が出るという事も相まって、大企業はもちろんのこと、パチンコ業界でさえも注目しています。

 

業界への影響は?

まず、今夏の選挙に対しての楽太郎的な考え方については、簡単にではありますが過去記事で述べさせて頂いておりますので、そちらをご覧頂ければと思います。

【参考】2016年2月15日更新

 『消費税増税が延期されればありがたい-7月の選挙の行方は?』

 

パチンコ屋風情が政治の事について語るのは生意気だというご意見もあるでしょうが、我々にとっても高額な遊技機の購入や設備関連の変更時、また日々の営業で発生する貸し玉/メダルの個数/枚数(料金設定)=すなわち売上にかかる税負担にもダイレクトに影響してくる訳ですから、注目しない訳にはいきません。

 

まあ、いずれは10%、或いはそれ以上に増税されていくというのは既定路線なのは承知の上ですが、現況の業界にとっては、先送りして頂けるなら本当にありがたい限りです。

 

その理由は、ここ数年来、業界に起こってる様々な事情により営業が非常に不安定であるからです。

 

言い方を変えれば、少なくとも十数年来ずっと維持出来ていたホール運営/営業のパターンが、大体2010年過ぎくらいから揺らぎ始め、2015年の冬場以降は、完全に崩れてしまっているからです。

 

以下で、その要因について、それぞれ簡単にではありますが解説させて頂きます。

 

不安定な要因

時系列は無視して、ここ5~6年で業界に起こったことについて、ざっと書き進めていきます。

 

①等価営業の廃止

地域差はありますが、2005年過ぎくらいには、読者の皆さんがお住まいの地域内は全て等価店になったというエリアが増えていったかと思います。

 

この営業スタイルが良いか悪いかはここでは触れませんが、このスタイルが最近になって廃止されたことにより、今までの営業手法が通用しなくなったというお店が沢山発生したのは事実です。

 

また、打ち手の皆さんの中にも

「どうせ回らない台ばかりなのだから、勝った時のリターンの大きさ、魅力に勝るものはない等価営業店で旧MAX機を打ちたい」

という方も多い事かと思います。

 

こういった打ち手がお店から遠のくことにも繋がったという点で、等価営業の廃止がもたらした影響は大きいと言えます。

 

【参考】大阪エリアで各組合員(ホール)に送付された通知書

その後、東京はもちろん、全国的に等価営業の廃止が波及していく事となりました。

また、所属エリアの理事会で決定された交換玉数の取り決めに従わないお店が発生するなどして、組合の意義が改めて問われる状況になるきっかけともなりました。

大阪等価廃止

下から4行目は、2か所白抜きしました。具体的な内容や数が記載してあるため。

 

②広告宣伝規制

チェックのされ方が厳しい/緩いの差はありますが、新台入替や店休を伴うリニューアル開店以外の大々的な告知はNGというエリアがほとんどかと思います。

 

ガセイベントが大幅に減ったから良いという見方もありますが、ガセも含めてお店との付き合いを楽しんでいたという打ち手も非常に多く、個性的な営業をしていたお店が激減していくのを残念な気持ちで見ていたという読者の方も多かったかと思います。

 

これは特に、長らく低レート(交換玉数/枚数)で営業していたお店にとってはダメージが大きかったと言えます。

 

同一エリアの他店が20個台/5枚台の交換枚数で営業している中で、敢えて30数個交換或いは40個/6~7枚台交換での営業にこだわって、派手な告知でもって打ち手の注目を集めて他店ではできないような釘調整や高設定使用によって支持を得ていたお店が、そういった他店との差別要素を前面に押し出すことが禁止された訳ですから、これは非常に痛い出来事となりました。

 

ちなみに、この広告宣伝規制に高さ規制も関わってくることで、具体例を挙げると、外看板に「サミー系が熱い!」と貼り出して、該当機種に「会長(設定6)or 社長(設定5)確定!」といった札を挿すといったことが出来なくなったので、お店側としては集客力を大きく落とす事となり、打ち手側としては台選び時のネタを失うことになりました。

 

③パチンコのダウントレンド

至極冷静に見れば、パチンコは既に、時代に見放された遊びであると言えそうです。

 

今や誰でもスマホを持ち歩いており、手軽且つ安価に「自分なりの遊び」や「時間の過ごし方」を個々人が手にすることになったからです。

 

その流れの中でパチンコ業界は、ホールでしか体験できない何かを提供することに拘ることで生き残るという選択肢もあったものを、売り上げが落ち込んだりファン数も減っていく中でも、以前と同水準の粗利益を期待するホール経営者やメーカー経営陣が大多数であったため、見るも無残な状況に陥ってしまいました。

【参考】小規模店舗のパチンコの営業数字の変遷がご覧頂けます↓

2016年2月9日更新 『パチンコのダウントレンドの確認』

 

④高射幸性遊技機時代の終焉が間近に

射幸心=幸せを射止めたいと願う心。

これを過度に煽ることは遊びの範疇を逸脱した博打と見なされます。

 

高射幸性機種を支持しているファン層がどれだけ居ようが、依存症(のめり込み)問題が深刻化している状況にあっては、「家庭崩壊しようが何だろうが、全部自己責任じゃん」では済まない世の中になってきています。

 

まだ高度経済成長期のような時代であれば、世の中が色んな矛盾を孕みながらも、いずれは目の前にある問題は解消されていくんだ、国も家庭も、社会も個人も、より豊かで良い方に進んでいくんだというポジティブな見方が出来たのかも知れません。

 

ですが、現在は、パチンコに限らず多くの業界や家庭/個人はネガティブな考え方にならざるを得ない状況にあります。

 

このような状況では、何かマイナス要素があればそれに注目が集まってしまい、「じゃあ規制しよう」となるのは仕方がない事と言えるかと思います。

 

結果的には、その後スペック面での見直しがどんどん進んでいき、旧来のファンでも「もう、これじゃ打てないな」と判断し、パチンコスロットから足を洗ったという人も多く発生したかと思います。

 

このスペック面での見直しに関しては、高ベース機の登場や、大当り確率や確変継続率の自主規制、「ちょいパチ」の導入が控えていることなど、色々な事が進行中ですが、ひとつ言えることは

「今後の営業の軸になるようなスペック機の姿が、全く見えてこない」

このように考えている業界人や打ち手が多いことと推察します。

 

⑤「不正」遊技機問題

検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の問題に関しては、これが世間に周知のものとなった事により、業界のイメージを決定的に悪くしました。

 

この問題に関しては、たまたま私がこのブログを開設した時期(2015年10月)以降、業界の主要な話題になっていったこともあり、過去の記事で「これでもか!」というくらい採り上げて参りました。

 

なので、私の考え方や、事の経緯に関しては、それらの記事をご覧頂ければ幸いです。

 

・・・以上、これらのような要因によって、少なくともここ十数年来は維持出来ていたホールの営業パターンが崩壊したと言えます。

 

他にも、ここではご紹介しなかった色々な事情がありますが、興味がある方は過去記事をご覧頂ければと思います。

この記事の中で、近年の諸規制について、箇条書き的に解説させて頂いております。

【参考】2015年10月28日更新

『全てがマルハンの都合の良い方へ向かっている【その①】』

 

 

伊勢志摩サミットの入替自粛期間後に・・・

消費税の増税が予定通り実施されるのか?

 

また、前述のような要因によって不安定な状況にあるパチンコ業界が、今後どのような道を歩むことになるのか?

 

それは、直近では、梅雨の時期から夏にかけての政治の動きに左右される割合が大きいでしょう。

 

私自身、非常に緊張感を持って日々のニュースを見ている毎日です。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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