茶番劇-メーカー団体の日工組が各組合員(メーカー)に「不適切な販売方法はダメ」と注意

4~7月くらいに公開した過去記事内で何度か、このままの販売手法がまかり通るのであれば、おそらく夏場以降から秋口にかけて、全日遊連から日工組(或いは個別メーカー)に「不公正な販売行為」に対しての抗議文が出るだろうと見通しました。

 

やっぱりね・・・

この業界、良い見通しはほとんど当たりませんが、悪い見通しは大体当たります。

 

検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の撤去問題に際して、メーカー団体である日工組は

 

・(ホール団体である)全日遊連と一致協力して、期限内での該当機の完全撤去に向けて取り組んでいく

・その過程で、手軽で遊びやすい新しい遊技機=ちょいパチの販売も進めていく

・ホールの入替負担が重くならないように、リユース機の販売を増やしたり、過度なギミック等を搭載したり大型版権のコンテンツ機に頼った機種だけではない、多様なスぺック機を開発販売していく

・今回の撤去/回収に際して、不当な販売行為は致しません

 

こういった主旨の発言や書面通達を何度も行ってきました。

 

しかし、実際に撤去問題の現場で日々起こっている事は、相も変わらず

・旧枠なのに値上げ

・これまでは1台399,000円といった具合に40万円上限を意識していたものの、もうそれは無かった事になり42万円~45万円水準の遊技機がどんどん販売されている

・抱き合わせを強く匂わせる販売手法

・機種購入履歴を重視していると強く匂わせる販売手法

・導入にあたっての最低購入台数(台数縛り)を強く匂わせる販売手法

 

このような事が繰り返されています。

 

結局は、口だけだった

こういった販売の仕方は、牙狼金色が世に出た時に全日遊連が公表した抗議文の文言をそのまま借用すれば「過度なお得意様営業」であり、それに付き合えるだけの体力がある大手ホール企業ならまだしも、大部分の中小ホール企業にとっては「誰がどう見ても不公平/不公正な販売条件だろ!」と思われるようなやり方と言えます。

 

私はどうしてもホール側の立場ですので、メーカーを批判するような書き方になってしまう事はご容赦頂きたいのですが、こういった事情に関しては過去記事で何度も書いて参りました。

【参考】

①2016年7月14日公開

『高価で不公正な販売条件の新台でも、なぜ買おうとするのか』

 

②2016年5月31日公開

『突っ込み所満載の「不当な販売行為は致しません」宣言について』

 

 

また、もっと言えば、上記②の宣言に関しては、

「これって、今まではガンガン不公正販売をやってきたって言っているのと同じ事だよね」

「これは撤去問題が絡んでいるパチンコ機の販売に関してだけなのか?じゃあ、スロットは不公正販売を継続するのね」

 

ホール関係者であれば、ほぼ全員が、このような素朴な疑問を持っていた事と推察します。

 

そしてやはり、最終撤去リストが公表されて以降も、ホール側にとって不公正な販売行為に感じられるような手法で、いくつかのパチンコ機/スロット機が世に出てきました。

 

その当然の帰結として、全日遊連が各組合員(ホール)からこの6~8月期間に寄せられた「不公正と思われる販売事例」をもとに、個別メーカー或いは日工組に対して抗議文が出て、大きく問題視されるものと楽太郎的には考えていた訳です。

 

それが、なんと・・・

 

とんだ茶番!

対象機の期限内における撤去/回収に向けて、一致協力して取り組んでいくという建前があるので、全日遊連としてはメーカー側に対して強くは出れなかったのでしょうか?

 

9月初旬に、このような通達があったようで、それが昨日9月21日に公開されています。

こんなの茶番だ

身内を叱るポーズ・・・
こんなのは茶番です

 

本来は、全国各地のホール側から寄せられているであろう具体的な事例を基にして、このような不公正販売があったと日工組に対して厳然と抗議すべきところを、メーカー団体内でこのような通達があったところで何にもなりません。

 

エリア差はあるでしょうが、蒼天を買っていないから北斗修羅は希望台数から1台削られただの、デッドオアアライブにお付き合い頂けないとまどかマギカ2はご用意できないだの、BLOOD+は北斗修羅購入の必須条件ですという案内をされただの、相変わらずの状況です。

 

「小さい会社/お店がごちゃごちゃ言うな、悔しかったら大きくなってメーカーから贔屓してもらえるような営業規模になればいいじゃん」というのでは業界はどんどん画一化し、結局は打ち手側は選択肢を失ったり、競争原理が働かなくなることで営業努力しないお店がより一層増えたりという状況にもなるでしょう。

 

私としては、より強い文言で、全日遊連が日工組或いは個別メーカーに対して抗議通達を実施する事を望みます。

 

組合組織というものは、弱い立場の組合員(中小ホール)の鬱屈とした感情の代弁者であり、暴風雷雨から身を守ってくれる家屋でもあるのですから。

 

・・・読者の皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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コメント
  1. 店長の怒り、よーくわかります。
    今こそ怒りの鉄槌を下したいですな。出来るなら、、、

    メーカーも最低台数何台以上買えとかいうなら、2年なり3年なりホールが買いたいと言ったらいつでも買えるように、台数限定販売にせずずっと販売しろって思います。4号機北斗みたいに何十万台と売ってみやがれ。そうしたらメーカーだって、今の半額で売っても利益が出るだろ。

    • ジャグキチ さん

      同じ機種がずっとお店に居座っていると、次機種が売れないから困る、こういう事なんでしょうね。
      だから、販売スケジュールの割合的にはク●台8割、本命2割みたいな感じになると。
      そして、その本命を買うためには、ということで、変な条件を付けて売ると。

  2. ブラッド10台がすでに通路となっています。当然デッドオアアライブ5台も通路です。(いくホールです)
    この条件を飲むということは、それでもトータルではプラスになるという判断なんですよね。
    でも、新台で回収をし続けると、新規のお客さんがつきにくいと思うんですよね。
    素人考えなんでしょうけど。

  3. いしけん さん

    なんと、私のお店のBLOOD+はまともに稼動しています。
    平均IN枚数16,000枚水準なので、かなり良い方かと思います。

    配置上、しっかり稼動させる必要があり、旧イベントやらゾロ目やらで導入して間もなく設定6を使いながらの営業だったので、それが奏功したのかも知れません。

    やはり、常連客に「新台にも良設定あるかも」と思ってもらう事は大事ですね。

    しかし、新規客はつきにくい感じです。

    今はweb社会ですから、そこらへんでク●台認定されたり無理ゲーとか言われていると、若い打ち手なんかは食わず嫌い的に近づいてくれない場面も多いように思っています。。。

  4. 楽太郎様

    こんばんは、お疲れ様です。

    今週導入されたまどマギ2の様子を見てると、
    時期がシルバーウィークと重なったせいもあるのでしょうけど、
    かなりアブレタ客が多かったように思いますが、
    どうだったでしょうか。

    供給不足だったように感じています。

    販売条件を厳しくして、買えないホールや
    トップ導入できないホールが多くなれば、
    人気機種になればなるほど、販売可能台数を
    割り込んでメーカーは販売していることにもなります。

    今回のまどマギ2でユニバさんも
    もっと売れたし、売れる時期を逃したと感じて
    少し販売の仕方に変化が出てくれるといいですね。

    メーカー側も得られる利益を喪失したと
    数字で明らかになれば、
    変わってくるのではないでしょうか。

    メーカーさんが上場されている企業であれば、
    当然株主の利益にも関係してくるので、
    単純に見過ごされない場合もありますよね。

    • 海の王様 さん

      本当に供給不足感があったり、販売ネタが無い時期であれば、パネル違いで増販してくる可能性はあるでしょうね。
      ただし、すぐには無いでしょう。

      理由は、他社が冬季賞与商戦の時期に本命機種を持って来れなかったからです。

      9月まどかマギカ2
      10月北斗修羅
      11~12月??? 犬夜叉では弱過ぎる
      1月モンハン狂竜戦線(ギリギリまで最良スペックを追求=型式試験に持ち込み)
      1~2月エウレカセブンAO(同上)
      2~3月番長(同上)

      このような流れが見えている以上、どこで本命を突っ込むか?

      11月最終週~12月2週目にバジリスクⅢが出て来る可能性はゼロではない訳です。

      もちろん、出す出す詐欺で保留してク●台を挟みこんできて、機歴を匂わせる可能性もあります。

      もっと言えば、じゃあ絆の認定は何だったのかという事にもなりかねません。

      店舗間移動できるように、ユーザーの根強い支持に応えられるように、劣化しやすい部品は交換した上で(有償)認定したという経緯はどこへ行ったのかと。

      ここで年内にバジリスクⅢを出して来るようであれば、単に自分たちが最も都合が良い時に出来るだけ多く稼ぐ事だけを考えているメーカーとして認定してあげた方が良いと思います。

  5. 楽太郎 様

    おはようございます。
    コメントへの返信ありがとうございます。

    メーカーの販売手法については、
    こちらのブログ、その他のブログでも
    批判されている意見が多いようです。

    とにかくヒット作を飛ばした
    メーカーが圧倒的に立場が強くなってしまう。
    こういう現状がありますね。

    販売手法の改善は、
    メーカー、ホール、組合の当事者間では、
    一向に進まないと推測されます。
    どうしても目先の利益優先になるでしょうから。
    そして組合は、アリバイ作りで終わりでしょう。

    第三者からの指摘の中で、
    今の販売手法では最大の利益は確保されていない、と
    証明されれば改善される可能性もあるかな、と
    自分なりに考えた次第です。
    ただメーカーのトップ同志が共通認識を
    持ってもらわないとならないので、
    難しいのでしょうね。

    年末はMAX撤去でパチンコ台の経費が嵩む時期でしょうから、
    そこにもしバジリスクⅢが出たら、
    MAX台をそっくりバジリスクⅢに切り替えた方が
    いいかもしれません。(笑)

    MAX台から離れてパチンコじゃなく、
    パチスロに行く客は多いのではないかと推測しています。

    • 海の王様 さん

      業界人が一番危惧しているのは、スロットの状況まで悪くなったらどうしたものか?という事です。

      単に5.9号機へのスペックダウンだけでなく、仮に、パチンコと同様に何かしらの力が働いて高射幸性スロット機(2万枚問題に触れる機種)は所定の期限内に全部撤去しろとなってしまったら、どうしたものか、と。

      可能性的には全くのゼロではなく、張り切って旧基準AT機でイベント営業して集客していたり、スロット専門店を新規開店したは良いがそんな状況になってしまったら、見通しが立たなくなります。

      なので、総合的に考えて、ジャグラー系をはじめとするAタイプ機の使い方には神経質になっているというか、ここで集客できないお店はこの先客数不足に陥るおそれがあるぞ、と。

      パチンコの復調には、確率1/319でHIT機種が出るか、それよりも軽い確率帯で会社員客の支持を得る機種が沢山出てこないと難しいでしょうが、私見では前者の可能性はかなり薄いと読みます。

      なので、私としては、自店での機種選定時には確率1/128~1/250近辺のスペック機を多めにチョイスして、何とか会社員客が遊びやすいように留意しておるところです。

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