表題の件、速報的にお伝え致します。
未確定情報が多い中で・・・
まず、依存問題への取り組みやカジノ関連の動きにより、本年GW前後くらいから
- 新基準に該当しないスロット機の設置比率減への取り組みの見直しについて
- 高射幸性スロット機(2万枚以上の払い出し実績があるスロット機)の優先的な撤去について
- 風適法改正に伴うスペックダウン等について
こういった事が、憶測も含めて色々とweb上に出回っておりました。
私自身、手元にある情報が正しいのかどうか分からない状況でしたが、「信頼度が高い」と判断していたのは、以下の3項目です。
- パチンコに段階設定が認められる
- 新基準に該当しないスロット機の2017年内での完全撤去は有り得ない
- 2017年8月初旬までにパブリックコメントが公表される
段階設定については、5月初旬に知人店長から「都遊連第●ブロック会合の場でその話が出た」という情報提供があり、そのブロックは複数の大手ホール企業が店舗展開しているエリアであるという事から、何か具体的な情報を持っているホール企業があり、そこから漏れた話なのかな、と信ぴょう性が高いものとしてTwitterで軽く呟いたという経緯があります。
事情通の知人から、「試作品として、段階設定機能が搭載されたちょいパチが出る見通しがある」と聞いた。出て来たら試してみたいが、ちょいパチじゃなくてライトミドルのほうが嬉しい……
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2017年5月12日
次に、新基準に該当しないスロット機の撤去等々については、再三にわたって「法的な必要性がないため、法改正を待たずに警察庁が強制力をもって臨む事はないと見通す」旨の記事を書かせて頂きました。
もちろん、監督官庁が関わる事について、いち店長職の私が今後の成り行きを見通すのにも限度がある訳ですが、多くの同業の方や読者の方から見解を求められたリ、
「web上で2017年内での完全撤去が確定しているという情報が出回っているが、事実か?」
このようなお問い合わせが多かったため、僭越ではありますが、強めの表現で「それは無い」と申し上げさせて頂くに至ったという経緯であります。
「旧基準スロット機が2017年内に完全に撤去される事が確定。確かな情報元に取材したため間違いない」という情報が先週末から出回っているが本当か?というお問い合わせが8件来ています。取材しようにも現時点では決まっておらず確かな情報元すら存在しませんよ、と回答しているが、記事にするか…
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2017年5月29日
また、パブリックコメントについては、これも出所は不明ですが「2017年7月1日に公表される」という情報が出回っていたとの事でした。
なので、「それは事実なのか」といったお問い合わせが複数あったため、私としては信頼度が高いと思っている方からの
「警察庁と業界団体との意思疎通上、日程的には6月末時点では何か”確定”する事は無いと考えるのが妥当」
「よって、即座に、7月1日でのパブリックコメント公表は無い」
「警察庁が業界団体代表を呼んで意見交換等々を何度か経るため、7月1日ではなく8月までには公表されて半年後の2018年2月施行というのが妥当な日程だと思う」
このような見解を支持しておりました。
私のところには「未確定情報」しかないですね。全日遊連や日工組/日電協の理事クラスに突撃取材出来るような硬派なメディアと、ごく一部の業界人による有料配信物とかで、その手の法改正情報が出るかと思いますが、現時点ではどれも参考程度にしておいた方が良いですね。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2017年6月20日
遅くとも7月末~8月初には法改正内容の青写真が出るので、打ち手の皆さんはそれ待ちで良いと思います。お店側は、法改正以前にどの機種を保有しておくか、中古機購入にどれだけ予算を割くか等、色々と考えることがある訳ですが。
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) 2017年6月20日
そんなこんなで私自身も全日遊連からの正式なアナウンスを待っていた訳ですが、ひとつ見通しとして示せるような通知がようやく出て来たため、ここで紹介させて頂きます。
通知書面
2017年17:00に通知された資料
【追記】警察庁保安課発の資料らしきもの
一応、手持ちの資料を紹介しておきます。
以上、
2017年7月5日警察庁に6団体代表が招致-法改正の概要説明等、今後の日程について
速報的にお伝え致しました。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。
「法改正の内容が気になるぜ・・・」という方は、そっと押して下さい↓
[記事公開]
2017年7月6日
2017年7月7日追記(警察庁保安課発の資料らしき画像)
どっちにしろ期限切れのやつは来年1月いっぱいでさよならですよね(´・ω・`)
ニトロ さん
法改正の意義を厳格に考えれば、旧法/規則化での認可は失効する、早期に改められなければならないとも考えれらますからね。
まだ、正式なアナウンスが無いので、どうなるかは不明です。
結局は絆、ゴッド系もしばらくは安泰ということですね。
6号機も噂としてはいろいろありますが、何も決まっていないというところなのでしょう。
パブリックコメントの広く国民に意見を求めるというのがポイントですね。
緩和の可能性も0ではないということでしょうか。
ishiken1018 さん
法改正と共に、ではなく、各々の機種の検定/認定期間の満了に応じて撤去、という可能性は、現状ではゼロではないですね。
楽太郎さんが昨日ツイッターで上げられていた警察庁保安課かららしい資料拝見しました。
本当にあの通り決まったら最悪です。
業界団体頑張ってくれ!
寶 さん
私自身、組合組織の力を信じて、ファンの力を信じて、応援しています。
ホールにとってもユーザーにとっても、何一つとして明るい話題がないパチンコ業界。
それでもジャグラーのゴーゴーチャンスランプは今日も神々しくペカります。私はそれだけで幸せです。
ねこたろう さん
善き人の傍らには倖せあり。
穏やかな心持ちで過ごしたいものです。
よく分からないのが、デジパチが出だしの頃は、確か2500玉が出たから、賞品においても10000円相当まで取り揃えても可能ということで、上限がアップされました。
でわ、6月の書面によれば、出玉の抑制に伴いその賞品の上限を引き下げる・・という件のところで、何となく筋は通っているように思うけれど、現実問題として今大阪での特殊賞品と呼ばれる品物は、1ケ2000円であり、玉交換に於いてもその賞品の積み重ねで処理されている以上、現実問題として引き下げに特別に依存症問題や諸問題を解決する実行力があるのかどうか疑わしいし意味が分からない。
世間で問題となっている「振り込め詐欺」を解決するため、一回の引き出し額や振込額を引き下げると解決する・・みたいな論法であるように思えてならない。
ニューマン さん
ご指摘の通りで、パブリックコメントを募る以前の問題というか、突っ込み所が満載の法改正案になっていますよね。
そもそも、依存問題への対策とさえ言えばなんでも正当化されるような流れになっている、そのように持っていこうとしている節もありますし。
なので、私としては「射幸心」と「依存問題対策」は取り締まり行政が業界に対峙する二刀流の武器であると思っています。
>>ishiken1018
文盲キタ━(゚∀゚)━!
ニトロ さん
みなし機の扱いに関しては、どうなるかまだ分からないので、情報が出てくれば記事にしたいと思います。