5/30(月)に警察庁生活安全局保安課より通知された、検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の撤去問題についての、今後の予定についての情報が出て来ましたので、資料と共にご紹介します。
5/30(月)にどのような遣り取りがなされたかに関しては、既に、方々で噂や口頭/文書での情報が出回っていましたが、本日付けでしっかりとした資料が出てきましたので、ご覧下さい。
警察庁からの通知内容(確定)

警察庁からの通知内容及び今後の予定について
今後の予定について
6/24(金)開催予定の「全日遊連総会」に伴う全国理事会の場にて、日工組から、今後の具体的な撤去機種および撤去/回収日程が報告されると見通して良いものと思われます。
以上、情報入手が早い読者の方にとっては特に新しい情報ではありませんが、確定したということで記事に致しました。
参考にして頂ければ幸いです。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
コメント頂ける方は、下の方からお願い致します↓
「今後の成り行きが心配」という方は、押して頂けるとありがたいです。
私も心配です・・・
今年中に撤去されるパチンコ台は、
1.MAX台
2.大当たり確率320分の1以上継続率65%超の台
3.検定時と異なる仕様で納品された台
以上の3種類で宜しいのでしょうか。
初あたり出玉保証が少ない台も含まれるのでしょうか。
そして複数の撤去条件に該当する台を
一つのリストに掲載して3回に渡って
発表していくようですが、今回の3回目が
最終のリストになるのでしょうか。
昨年以前に納品された台なら、
約1年余りで撤去ですので、
普段の買い替えベースと
さほど変わらないようにも感じます。
上記3については、悪質だと思いますが、
メーカーもホールも、検査担当部局も
グルになっていたわけで、知らなかったのは
客だけですね。
一般入賞口に玉がはさまって入賞しないような台に
遭遇した場合は、どこかに通報すべきなのでしょうか。
海の王様 さん
旧MAX機は、高射幸性遊技機として検定満了と共に或いは自主撤去推進で徐々に減っていく・・・という流れのはすが、実質は2013年検定通過の機種からどんどん「不正」遊技機の撤去リストに載っていったので想定よりも早めに中古流通ストップ&6月末に「最終(第三次+第四次)撤去リスト」が公表されるのでその撤去日程に則って早めに退場していくという流れにありますね。
なので、検定期間満了できない機種も出てくるという観点では、当初の見立てよりは早めに撤去が進んでいるものと推察します。
ただ、2016年内に全廃できるか否かに関しては「最終(第三次+第四次)撤去リスト」が公表される事が濃厚である、6/24(金)全日遊連理事会待ちといったところでしょうか。
※確率1/320~、継続65%~機種の扱いに関しては日工組のリストUP次第というかさじ加減次第なので、どれくらい記載されるかは出たとこ勝負で何の情報も出回っていないといった感じです。
今回の記事の添付資料の通り、日工組は6月中のリスト公表にはその場で承諾したものの、2016年内の全廃には正式には回答していないようなので、その後の話がどうなったかは、やはり6/24(金)まで誰にも分からないかと思います。
一般入賞口に玉が挟まる=前掛かりとか首吊りとか言いますが、こういった場合の通報ですぐに所定の機関が動いてくれるかは不明です。
一応、
・遊技産業健全化推進機構
・東京都遊技機検査機構(健全化センター)
・遊技産業不正対策情報機構(PSIO)
・全日遊連パチンコパチスロ健全化ネット
これらのHPには常設の投稿フォームがあるはずですので、ご覧頂ければ宜しいかと思います。
ちなみに、「最終(第三次+第四次)撤去リスト」公表後の動きというか、どの機種がどれだけ全国のホールに設置されていて、リスト公表の影響を受けそうかといった見通しに関しては、つい先ほど記事を書きあげたところです。
明日(6/10)の早朝の公開を予定しておりますので、もう少しお待ち下さい。
以上、参考にして頂ければ幸いですm(_)m
楽太郎 様
私のつたないコメントに真摯に回答いただいて
ありがとうございます。
撤去リストの発表も気になりますが、
ホール関係者や或いはメーカーの方は、
すでに察しは付けている筈と思いますが、
どうなのでしょうか。?
私たちユーザーはさすがに予測は難しいですが、
ホール関係者の方は既に自分のホールにある台を
撤去対象、自主規制対象と棲み分けしていると
思っています。
ただ大手のホールが
撤去後にどのような機種構成になるのか、
撤去スケジュールはどう組むのかが、
中小ホールさんには、最大の関心事でしょうか。
また、今回問題にされた釘の変更については、
仮に撤去リストに載っていなくても、
ホールで変更していて一般入賞が極端に少ない場合は、
ホールでこっそり打ち直すしかないんでしょうね。
私たちユーザーは、パチンコに関して言えば、
回らない台は打たなければいい、のですから
気楽な立場ではあります。
ただ末永くパチンコは続いてほしいので、
ホールさんには踏ん張ってほしいものです。
ホールさんが泣けば、次はお客が泣くのが常ですので
何とか客へのしわ寄せが少ないように
対処されることを祈っています。
海の王様 さん
私が所属してるホール企業を例にとってお話すると、世の中的には顔をしかめられるような規模の利益をあげて、遊びにしてはキツい回転率/設定配分で営業しているダメなお店に正に当て嵌まります。
他方、知人が営業部長をやっている小規模ホール(PS併設店)では、ざっくりと聞いた範囲ですが、こんな水準でよくやっているなと驚くほど少ない利益で営業しています。
(機械代や家賃、人件費等全て払って残る純利益は、一般的な国産車が買えない程度です)
また、ベース問題にしても、さすがに取り締まり行政側が求める水準(十分間に数十個の入賞)までは無理でも、私の感覚では有り得ない程の高ベースで使っています。
しかし、それでも遊技客は激減し続けている模様。
自分たちの感覚では、これ以上は無理だという水準まで身を切って打ち手に還元しながら営業しても、「昔のようにパチンコで勝って得たお金がパチンコ屋に戻って来なくなってきている」、「ウチでの勝ち分を、より高いレートのお店に持って行って射幸性が高い遊技機を打っているようにも見受けられる。特にスロットの若い客層はウチを熱そうな日だけ利用して、平時には絶対に来ない」と話していました。
よく、低レートで遊べるお店、小規模でも身の丈経営を信条に打ち手と共生しようとするお店が優良店と言われますが、この知人部長のお店は、私が見て、設備が古い事以外には欠点が見つけられません。
しかし、それでも客数を維持出来ない。
このような話を聞くと、世の中全体から「もう、パチンコなんかやってらんね~よ」という声が聞こえてくるような気がします。
違法営業店はどんどん潰れて良し。業界の健全化が進む、とはよく言いますが、実際にいち早く閉店するのは、こういった遵法営業の小規模店舗だったりするのかも知れません。
違反とされる派手なイベント告知などしないでひっそりと営業し、パチンコ機を高ベースで使用し、高価な新台は全く入れず・・・これでは売り上げ不足になり、最低限必要な粗利さえも残せない。
贔屓のお店とお金を出し入れし合うような客層はどんどん減っていますので、そういった観点では、長らく続いてきた形でのパチンコ業の寿命は近いのかも知れません。