先日、「不正」遊技機の撤去問題に絡んで”ベニヤ板張り”に関しての記事を書きました。
その時、daidai さんから、そのような措置を取らざるを得ないような、営業状況が良くないお店も増えてきているというニュアンスも含めて、以下のようなコメントを頂きました。
はじめに
まずは、先日公開した記事への、コメントの一部をご紹介します。
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daidai さんより
体力のないホールはなかなか厳しいことになろうかと思いますが、どうでしょうか。
地元はそこそこの客付き(全盛期からは見る影もない)のグループ数店と、別に一軒ありますが、問題は後者です。
昔は優良店でさんざん遊ばせてもらいましたが、等価移行からいろいろおかしくなりました。
最近は等価廃止にともない、2.5円に移行し4パチは終日客がいません(外から見える)。
ここ1年近く、新台入れ替えは全て中古(あるいは在庫)です。
通常の新台入れ替えの体力がないと思われます。
そこで、MAXタイプなど、通達通りに入れ替え、かつ新台が入れ替えできず(体力の問題もあるし、1年ほど機歴がないことになる)となると、店の三分の一がベニヤになります。
おそらく、数少ない収入源の1パチも同じことになるでしょう。
数年前からエレベーターを停止して階段代わりとした辺りで相当苦しい印象は受けていましたが、そのような店舗は市場から退場いただく、というのが業界とか行政の立場なのでしょうか。
遊技としてのパチンコからは卒業したので、特に痛痒を感じるわけではないのですが、青春時代を過ごした風景が変わるのには一抹の寂しさを感じます。
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今回は、このコメントにあった40個(2.5円)交換営業について、簡単にではありますが解説させて頂こうかと思います。
なぜ今、話題にする?
なぜこのタイミングで採り上げようと思ったかについては、特に20代の打ち手の皆さんだとどうしても40個(2.5円)交換営業についての基礎知識であったり、良い点/悪い点、お店側としては運営がやり易い点/やりにくい点といった具合に、その特徴が掴みにくいのではないかと思ったからです。
また、実際にはそういった低レートで弾いてみた事が無いという方もいらっしゃって、それゆえの誤解があるかも知れません。
解説というと偉そうな感じになってしまいますが、実は別件で同業の若手店長さんという方からも、40個(2.5円)交換に変更しようと企画しているが、楽太郎的にはどう思うかといった意見を求められている事もあり、そちらへのお返事の意味も込められています。
結論から言ってしまえば(同時に、こちらの若手店長さんへのお返事の要点とも言えます)
経験値不足、釘調整のノウハウ不足、経営者の理解/協力が得られない店舗責任者が、「交換ギャップが発生するから利益確保しやすくなる」という考えで手をつけるのであれば、絶対に止めたほうが良いです。
40個(2.5円)交換の営業には、それ相応の難しい点があるのです。

一筋縄ではいきません・・・
では、具体的にどういった理由/要素があるかについて、前編と後編に分けて記事にしたいと思います。
まず、前編では営業数字の特徴について解説します。
40個(2.5円)交換店の営業数字について
まずは、話が分かりやすいように、頭の中に仮想店舗をイメージして頂こうかと思います。
・ちょっとした都市部の駅前
・小規模パチンコ専門店/200台
・全て4円貸し/40個交換
・持ち玉の台移動不可/共有不可/貯玉再プレーなし
・全台玉積み(各台計数システムではない)
・近隣に極端に強い営業力を有する他店が無い
こんな感じで行きましょうか。
この時点で既に、あまり業界事情に詳しくない若い読者の方からは、このような疑問というか驚きがあるかと思います。
「低レートで移動/共有/再プレーできないなんて、凄く不利じゃん」
しかし、40代以上の読者の方からすれば、こうでしょう
「低レートは高価交換店よりも甘い釘調整が前提なんだから、移動等に関するハウスルールがキツいのは当たり前」
「現行の規制下では再プレー手数料を貰ってはいけない訳だから、再プレー時に交換ギャップ分を削って貸し出ししないで遊ばれるとお店側としてはどんどん損をする。だから再プレー不可は当然」
こんな感じで、すでに認識に違いが生じるかと思います。
こういった世代間の認識のズレや、高価交換店との営業手法上の違い(取りうる営業戦略の違い)、釘調整の考え方の違い、そして打ち手の体感の違いなどについては、後編で解説させて頂くとして、ここでは一旦保留しておきます。
話を、仮想店舗の営業数字に戻します。
お店全体の営業数字例
ある一日の、主要な営業数字だけ、適当に置いてみます。
- 当日売り上げ/372万円
- 粗利益/116万円
- 利益率/31.2%
- 景品割数/11割
- 全体出率103.3%
- 稼動(台あたりアウト個数)/14,000個
まあ、駅前の立地を生かして、相当な利益を取った日だと言えそうですね。
ひょっとしたら、入っているビルの家賃がかなり高かったり、スタッフ数が多くて、そういった事情を考慮して、どうしてもガッチリ抜いておきたかった日なのかも知れません。
前出の若手店長さんからの相談でもあったような、「交換ギャップが発生するから利益確保しやすくなる」というのを体現した、と言えるかと思います。
しかし、それでも、当日の出率は103%台ですので、見る人によっては「適当に出ているな」という印象を持つ場合もありそうです。
もちろん、しっかりと玉を出すときは、40個交換の損益分岐である16割からは程遠い上記の11割などではなく、14~15割水準(利益率10%台~数%水準)といった非常に高い還元度で臨む日もあるでしょう。
次に、このお店の主力機種であるCR北斗無双の営業数字を見てみます。
個別台の営業数字例
<CR北斗無双>
- 稼動(アウト個数)/30,000個
- 回転率(分間スタート)/6.20
- 千円スタート/20.25
- 通常ベース/23.50
- 確変ベース/75.00
- 余ベース(BY)/5.00
- 差玉数/-3,500個
- 出率/116.00%
- 初当たり/ 1/300
- 台売上/42,000円
- 台粗利/7,000円
- 機械割数/13割3分
ちなみにこれは、40個交換店の知人店長から教えてもらったリアルな営業データを基にしています。
28個交換のお店では超薄利~粗利マイナス水準の釘調整や当日の出方であっても、しっかりとした利益が残っている事がわかるかと思います。
あれ?なんか良さそう?
ここまで見てきて、どうでしょう?
このお店がやる気を出してくれれば、読者の皆さんが日々目にしていたり実際に弾いているお店や遊技台よりは、断然遊べそうに思えるのではないでしょうか。
また、目線を変えて、仮に自分が店長だったらと考えれば、大きな利益を残す事もできるし、派手に出玉演出することも可能な攻防一体の営業形態に見えるという方もいらっしゃるかと思います。
見方によっては良い事づくめにも見える、色んな意味で余裕があるのではという、その印象は間違っていません。
実際に、パチンコ業界に、一般的な商売の基本である薄利多売の原則が成り立っていた頃=ファン人口が多かった頃であれば、店内に出率120%の台が沢山あったり、千円25回転くらいの優秀台も沢山あったりして、営業上の見た目も遊技客の体感値も非常に良い状態のお店も沢山あったと言えます。
しかし、現在の業界の姿に視点を戻して頂けば、この40個交換という営業形態の難しいところも見えてきます。
後編では、40個交換営業の様々な側面というか、重要なポイントについて解説させて頂く予定です。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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40個交換=ラッキーナンバーとかで持ち球になれば よっぽどのぼった点以外 勝てる調整だった
ですよね。
スロットも同様で(昔はビッグで交換)設定6がごろごろしてましたよね。
いしけん さん
40個交換店にも7枚交換店にも、どちらにも知人が居て、店長/営業部長クラスです。
なので営業数字の情報は手に入るのですが、まあ高価交換店の私からしてみれば自由度が高く感じますね。
そちらのホール企業が遊び心があるというか、店長さんの裁量が大きいお店なので、常連さんはお店との化かし合いというか、持ちつ持たれつの良い関係がまだ生きているようで羨ましい限りです。
まあ、現代パチンコ業界においては、経営者の理解があってはじめて成立する、「遊技」を第一に置いた営業形態と言えそうです。
2000年ぐらいの関西のパチンコ屋は43玉交換がデフォや!!
1箱で4500円ぐらいしかならんが、この頃は1kで25回ぐらい回ってたから低換金率でも5万円以上勝てとった!!
>上沢さん、毒蛇さん
>どっちなんですか!
>まあ、どっちでも良いですが。
↑
上沢は知り合いでわしと同一人物ではない!!
http://blog.livedoor.jp/uesawa5555/
↑
なお上沢はここでブログやっとる!!
>武藤かグレートムタか、くらいの感覚でお付き合いすれば良いのでしょうか?
ムタの毒霧とムーンサルトプレスは最高や!!
http://www.youtube.com/watch?v=DCESxt7wndI
↑
中西学あほや!!
1分19秒過ぎで辻義就にいきなり襲いかかって
「お前が!!ぐぁあほ!! おら!!ボケ!!カス!! お前がうああほ!!」わめいとる!!
発作か~!!
何ゆってんのか訳わからん!!
爆笑じゃ~!!
それと最後の控え室のインタビューの7分22秒過ぎで関西弁で滅茶苦茶怒って
「おーい!!辻よー!!お前襲われた後のあのお前ふてくされた態度何やねんお前!!
解説者やろ!!メインの解説者やろお前が!! ゆっといてよ 先輩やろ なー ふてくされる前に!!
何でそうなったか!!よー考えろ!!」わめいとる!!
発作か~!!
辻はメインの実況やんけー!!
爆笑じゃ~!!
剃れと6分34秒過ぎから怒鳴っとる永田裕志と花田勝そっくりや!!
花田の画像
↓
http://www.nhtinfo.com/images/pop_04.jpg
http://www.youtube.com/watch?v=481EuatbwUc
↑
ポーゴ&シャドウWX VS 中牧昭二&グレート小鹿のドライアイス棺桶デスマッチや!!
ポーゴあほや!!
3分45秒過ぎで電動回転式の刃物取り出して
小鹿の額と中牧の額と腹えぐっとる!!
発作か~!!
4分8秒過ぎの中牧の大袈裟なリアクションは傑作や!!
爆笑じゃ~!!
毒蛇 さん
毒蛇さんと上沢さんに関しては了解しました。
武藤に関しては、三銃士時代に観戦したことがあり、会場が「ム・ト・ウ!ム・ト・ウ!」、「チョ・ウ・ノ!チョ・ウ・ノ!」と声を揃えて煽る中で、橋本だけ「ハッ・シモト!ハッ・シモト!」というリズムが観客の間でどんどんズレていって最後の方は何を言っているのか分からなくなっていたので可愛そうでした。
やはりリングネーム/名前は3文字の方がコールしやすいです。
中西はたしかにアホです。
グレート・ニタと若手アナのやりとりも面白かったかと。
海に入水して復活しただの魔界から帰還しただの。
Mr.ポーゴは、たしか変則タッグマッチだったかでボコボコにされて、コーナーに鎖で縛り付けられて、試合後に「俺、もうやだよ」と泣いてしばらく消息不明になった事件があったかと記憶していますが、まあ、得がたい人材ですよね。
なんか、勝手に他サイトにリンクしていると怒られる場合があるみたいなので、しばらくしたらYoutubeのリンクだけ外させて頂きます。
毒蛇 さんは発作か~!で済みますが、怒られるのは私なので!
低交換率では持ち玉プレイが有利ということを知っている人が昔に比べて多いですから、こういう交換率にしたらプロの住み家になってしまいますね。近所でも40玉交換でがんばっているお店がありましたが、年々台数が減って行き、今は2シマが残るのみで回りません。同じレートで1パチ(0.625円交換)は残っています。さすがに1パチだとプロが生活していけるレベルにはならないのでしょう、お年寄り以外には、やることがないニート系がお小遣い稼ぎ程度にやっているでしょうか。ちなみにここはパチスロもレートを合わせて8枚交換になっちゃってます・・確かに高設定多数ですが、一度お金を突っ込んだらまず戻ってこないのにもかかわらず、持ち玉が無くなるまで打ち続けなければならないのがツライところです。低交換率は無制限営業でなく、一回交換やラッキーナンバーとの組み合わせが理想でしょうかね。
獣 さん
そういった意味で、やはり難易度が高い営業形態だと思っています。
後編記事でも触れますが、近隣の他店舗がどれくらいのスタート数値で使っているか、スペックに応じた叩き分け、機種選定、体感上の他店との差別化、専業層のハンドリング(一般客へのしわ寄せを減らす)といった様々な事が必須になるので、高価交換よりは考えることややることが多いですから。
PS併設店に関しては、経験豊富で腕が良い店長さんなら40個/7枚交換なら遊ばせつつ会社が必要とする利益も残しつつといった調整/配分がしやすいでしょうが、一物一価の規制がネックになりそれが不可能。。。
払い出し性能が落ちている現行スロット機で8枚交換となると、集客面で苦労しますよね。
立場を変えて、自分で打ってみろと言われれば、「私、夜から遊技の会社員だから、ノーサンキューで。高価店でジャグラー打ちます」となる訳で。
頭書のコメントをした者です。
なお、結局例に挙げた店舗はリニューアルという名の閉店となりました・・・
以下、2.5円時代(3円が高価交換だった時代)に打っていた者としてのコメントです。
パチンコ店は、利益が出るのが当たり前の時代でした。
2.5円は持ち玉遊技が前提、利益率よりも稼働率を高めるための方策だったと思います。
200回転辺り2300発ほどが期待値でしたが、2.5円だったら1000円あたり25回転以下はぼったくりでした。30回転を釘を見て試し打ちしながら探していたもんです。
連チャンせずとも、初回出玉は2000発以上ありましたから、持ち玉勝負、という遊技性を前提に遊んでいました。
daidai さん
丁半博打か遊技か、今後のメーカー/ホールが提供する価値は遊技であるべきとの風潮が高まっているご時勢ですから、釘調整的にもある程度の時間弾いていてもストレスにならないような調整で臨むのが理想ですよね。
出たり入ったりを経て、結果的にいくら勝った負けた、ああ、遊んだな
これが遊技かな、と。
リニューアルという名の閉店・・・空しいですね。
二代目ボンボンオーナー「お、あそこは集客が何故か多いな!よっしゃノルマ上げたろ!」
ゴンザレス さん
この業界、冗談抜きでそういう経営者が居るので困ったものです。。。
程度の差はあれ、苦労をしていない&理解力に乏しい無能な二代目はどの業界にもいますよねw そういう人らに薄利多売だの説明するのはキツそう。
逆に上昇気流に乗っただけの創業者を、理性的かつ理論的に支えつつ、従業員には優しく接して意見を取り入れる、良い意味でのお坊っちゃん気質の二代目もいますが。
ゴンザレス さん
サミーの後継ぎも凄いですよ。
いかにもなボンボン顔をしてらっしゃいます。
画像貼りたいくらいです。
橋本の息子の大地は好きかー?
大仁田あほや!!
ムタの真似してニタと名乗って、試合後に毎回アナウンサーの真鍋の顔面に水吹きかけとる!!
発作か~!!
何がやりたいんじゃこいつはー!!
なおこいつは長崎県知事選に立候補した時の政見放送でカンペ棒読みのうえに噛みまくっとる!!
発作か~!!
爆笑じゃ~!!
蝶野のマイクパフォーマンスとか全然何ゆってんのか訳わからんぞ!!
2000・10・9東京ドーム
蝶野・Mr.T VS渕・越中
試合後のインタビューで蝶野が
「酸素ボンベおめぇ酸素ぼんめぇ酸素ぼんぺぇ○△□・・・」わめいとる!!
発作か~!!
何ゆってんのか全然訳わからん!!
爆笑じゃ~!!
昔、ポーゴの若手レスラーへの合宿トレーニングの写真が載ってたが
砂浜で腕立て伏せするトーレーニングで鎖鎌を砂に埋めて、腹に刃が向いた状態で若手に腕立て伏せさせとった!!
剃れと1990年8月29日にプエルトリコでポーゴ、グラン・メンドーサ、エル・プロフィッソ、ホセ・ゴンザレスの4人が
事務所におった大仁田を襲撃してブロディ刺殺したホセ・ゴンザレスが刃物で大仁田の下腹部刺して重傷負わせとる!!
発作か~!!
襲撃直後の写真
↓
http://livedoor.blogimg.jp/dumballover/imgs/c/1/c1e56afa.jpg
youtubeの件は了解や!!!
毒蛇 さん
大地は神宮での始球式の時につば九郎にシャイニングウィザードかましたまでしか知りませんね。
最近は活動しているんでしょうか。
髪の色が変わってた記憶がありますが、グレたんでしょうか?
大仁田はたしか若い時は渕とタッグ組んで有望株扱いだったのが、ナルシストのダメ人間という事で見世物みたいな興業しかできなくなったかと。サンダーファイヤーなんちゃらもニタもそうですが、真似っ子ですし。くわえタバコの角度がいやらしいですし。
砂浜トレーニングと言えば、個人的には美濃輪ですね。
上空を飛んでいる航空機を追いかけて砂浜をダッシュするというトレーニングは斬新でした。
ついにパチンコのパの字もないコメントになってしまいました。。。