2016年4~6月の営業数字を上下させる3機種について

伊勢志摩サミット絡みの入れ替え自粛日程が、各都道府県ごとにほぼ出揃ってきました。

また、メーカー側からの4月末までの新台の販売日程(検定の適合状況)もほぼ提示されてきている状況ですので、このタイミングで、この先3カ月くらいの営業数字に影響を与えるであろう新台3機種の見通しについて書かせて頂こうかと思います。

 

まずは、新台の営業数字の考え方に関しての一般論から簡単に書かせていただき、その後、自粛明けの6月までの営業に影響を与えるであろう新台3機種(パチンコ1機種、スロット2機種)について見通してみようかと思います。

 

新台にどの程度の数字を期待するか?

まず、これから出てくる新台の営業上の貢献度についてですが、これは簡単には見通せません。

 

パチンコスロット両方について言えますが、導入前にスペック等をどれだけ一生懸命に精査したところで、実際に営業現場で使ってみたら全く別の顔をみせる機種も沢山ありますし、なにより確率というものは水物です。

 

直近では、例えば私が所属しているホール企業ではCR北斗無双は凄く辛い機種(初当たりが重く売り上げが進む&連チャンが弱い)という認識で通っていますが、出入りしているメーカーの営業マンなどからの情報では、連日の薄利で参っているお店も多いとのこと。

 

その情報によれば、5台購入したとある小規模店舗では3月の営業数字の多くを同機に期待し、当初は月間平均稼働35,000個/日当たり台粗利15,000円以上を見込んでいたが現状ではかなりの薄利であり、1日単位で見てマイナスになってしまう日も何度かあるとのこと。

 

粗利益の設定の仕方を見るに、3月1週目に導入してその後の3週間ちょっとで150~200万円の粗利益を期待していたわけですから(5台分の購入費用を当月中に出し切る目算)、やはり釘調整的にはシビアなものになっているでしょう。

 

思ったよりも利益が出ないので更に調整数値を落とし、おそらく近隣の他店舗よりも(一般の打ち手目線でも)遊べない釘の状態になってしまい売り上げ不足→その中で突発的に発生する大量計数に耐えられずに粗利マイナスになる日が出て悪循環に陥っているものと推察しますが、私が管理しているお店とはエリアが違いますし交換玉数/目標とする営業数字も異なるのでこれ以上は何とも言えません。

 

ただ、多くのホール関係者にとって、この機種は出来の良し悪しに関わらず伊勢志摩サミットの入れ替え自粛明けまで付き合っていかなければならない機種になると分かっていましたし、私自身も3月は抜けるだけ抜こう(粗利益は多ければ多いほど良い)とは考えておらず、今でもその考えに変わりはありません。

 

例えば、私にとって3月に欲しい稼働が33,000個/日当たり台粗利が10,000円だったとしたら、これで十分な数字であり、前述のお店の店長さんにとって「欲しかった台粗利に全然届かない、10,000円しかないよ!」という機種であっても、私にとっては「当初思っていたよりも平均稼働が3,000個くらい高くて、台粗利も十分」という機種評価になります。

 

ある機種に対して、「甘い、抜けない」という印象を持っている店長さんがいる一方で、「いやいや、十分貢献しているよ」という店長さんもいるのは、こういった営業数字の期待値の違いにもよるのかなと思います。

 

・・・それでは、具体的に、直近3カ月くらいの営業に影響を与えてきそうな機種(パチンコ1機種、スロット2機種)について簡単にではありますが解説してみようかと思います。

 

①CR機動戦士ガンダムLAST SHOOTING

良い方に期待を裏切ってくれればありがたいという淡い期待はありますが、私の感覚では、この機種は大コケするかと思います。

 

理由としては、コンテンツへの飽きという要素もありますが、やはり釘調整というか営業上バランスが良い数字で使いにくい機種になるように思います。

 

他入賞口付近の調整などでスタートとベース、あるいは稼働と粗利益のバランスをとれるタイプの機種とは異なり、今作のガンダムはヘソ賞球が多く、それがネックになりお店側にとっても打ち手側にとっても都合が良い調整数値あるいは営業数字で使いにくい機種になると予想します。

 

もちろん、当初の見立てよりも非常に高い水準の人気を獲得し売り上げがどんどん進んで、これならヘソ賞球が多いとはいえしっかり寄せて命釘もまともな状態(釘幅12.00以上で、下げ釘にはしない)で使えるぞ、という可能性も全くのゼロではありません。

 

しかし、実際にそうなってくれるかどうかといえば、かなり難しいと思います。

おそらくは、1カ月持たずに稼働が低下し、設置している期間は慢性的に薄利になるかと予想します。

 

なので、仮に3月下旬~4月末までのパチンコの営業数字の多くの部分をガンダムに期待して、沢山導入するというお店があれば、私としてはちょっと心配です。

 

②南国物語

次は、スロットの新台についてです。

南国物語

店側は使いにくい?

 

手元にある資料では全国で37,000台前後の販売になったとのことですから(真偽のほどは不明・・・)、10~15台くらいズラリと並べてちょっと早めに夏到来的なコーナー装飾でもって設置するお店もあるかと思います。

 

仮に、現在、北斗強敵や秘宝伝などの機種が沢山あって超低稼働であったり、この平和オリンピア系の機種やそれ以外でも複数メーカーの機種をちょこちょこ導入したは良いがもう稼働する見込みが無いお荷物コーナーを抱えていて悩んでいるお店であれば、一応は話題作なので短期的には(2~3週間)売り上げ増をもたらしてくれるかと思います。

 

ただし、私見では、この機種は稼働が早期に落ち込み(1カ月以内)、それによって売り上げ不足→粗利益の上下幅が大きくなり、店長さん泣かせの機種になるように思います。

 

よって、打ち手の皆さんがこの機種の高設定に触れる機会はほぼ無く、自粛期間明けには大きく減台される運命にあるかと思います。

 

③アステカ太陽の紋章

現時点では、案件ベースで考えると40,000台前後の販売になるだろうという観測がある話題作です。

※案件=欲しいお店は言ってね!的にメーカーが導入希望台数を募っている状況と考えて頂いて良いです。

 

販売時期的には4月中旬ということもあり、自粛期間入りする直前の売り上げや稼働への貢献が見込まれます。

 

今のところ、ホール側の人間の印象としては

①高い

⇒これは台数値引きの適用具合などにも依りますが、おそらくは値引き有りの税込みで48万円前後で購入することになるお店が多いかと思います。

これは、従来の機種に比べて税込みで3~5万円程度高く、小規模店舗ほどこのUP幅は辛く感じると思います。

また、一番恐れているのは、この価格が標準化してしまうことです。

他メーカーもこの価格設定に追随して、今後同等の新台価格を提示してくることになれば、自粛期間明けの購入計画にもかなりの影響が出てくると言えます。

 

②出率構成に疑問符

⇒同機は、設定1で98.5%とされています。

仮に、毎日設定1を使用したとしても、業界人の感覚では98.5%という最低設定出率は非常に高いです。

これで、これまで通りの水準の粗利益を期待するのであれば、遊技客が入れ替わり立ち替わりやってきて売り上げが進む状況になる必要があります。

一方、設定6は109.0%とされているので、この程度であれば交換枚数5枚台のお店であってもイベント時などの要所要所で十分に使用できる数値です。

なので、同機に関しては、仮に設定1での動き方が思いのほか良くお店にとって欲しい利益も残せる機種だった場合には、最高設定を使ってくれるお店も出てくると予想します。

 

 

以上、まだ導入されてもいない現状で3カ月先まで見通すのにもちょっと無理があるのですが、読者の皆さんが知りたい、読みたいのは「まだ何にもわからない」というあたり障りのない所感ではないと思いますので、色々なご意見があるのも承知でざっと書かせて頂いた次第です。

 

あくまでも私見ではありますが、何かの参考にして頂ければ幸いです。

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