「不正」遊技機の撤去が問題になるまでの経緯(お問合せへの回答)

1月29日(金)

「トリプルH」さん からのお問合せ

 

遊技機の撤去が話題になっていますが、事の経緯や現在の途中経過などがごちゃごちゃしていて今一つよく分かりません。


高射幸性遊技機の撤去は、大当り確率や継続率などの変更で、今後は一撃で大量獲得しにくい性能のものに射幸性を落として入れ替えて行くということで把握していますが、(中略)くぎ曲げ問題による撤去はどんな事情があるのでしょうか?

 

お時間があるときで構いませんので、解説希望です。

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「トリプルH」さん お問合せフォームからのメールでのお問合せありがとうございます。

 

さっそく、わかりやすいように時系列で整理してみましたので、ご覧下さい。

 

「くぎ曲げ」&検定時と異なる状態で販売した可能性がある遊技機の撤去について

 

<2014年>
・12/11
警察庁生活安全局保安課長に小柳誠二氏が着任

<2015年>
・1/23全日遊連全国理事会
小柳課長が「遊技くぎ」の不正事例に言及

・2月特に動きなし

・3月特に動きなし

・4~5月
遊技産業健全化推進機構が、くぎ曲げのチェックを強化
※他入賞口に全く入賞しないように、玉サイズよりも狭い間隔に閉めて(業界用語では”潰して”)設置している台がないかなどを立ち入り検査時の項目に追加。これには警察庁の要請があったと言われている。

・6/1
遊技産業健全化推進機構による、「性能調査」開始
※営業中のホールに立ち入り、遊技客同様の条件で玉貸し遊技し、他入賞口への入賞の有無をチェックする。

・6/11日遊協総会
小柳課長が、検定を通過している遊技機においては、「一般入賞口に入る玉数は10分間に数十個」程度であると認識していると発言。

・7~10月
遊技産業健全化推進機構による立ち入り時の「性能調査」の経過が公表される。
検定時と同じ「性能」の遊技機が営業現場には存在しないという結果が出されたに等しい内容であった。

・11/4
日工組が、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機が存在する旨、警察庁に報告。

・11/6
警察庁は、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機の速やかな撤去を要請。

・11/17余暇進の会合
警察庁生活安全局保安課長補佐の大門雅弘氏が、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機の存在には、メーカー側だけでなくホールにもその責任がある旨の行政講話を行う。

・11/25
大門課長補佐により、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機の撤去のためには、新しい遊技機を開発することが第一である旨の補足的な講話を行う。
※これにより、撤去には緊急性まではなく、ホールが遵法営業できる&メーカーが適正に開発販売できる遊技機が新たに開発されてから段階的に入れ替えて行けば良いという認識が業界内に広まる。
※このことに関連して、中古市場における旧MAX機種、ハイスペック機種等の価格がより一層上昇し始める。

・12/10
日工組が、4月以降は全てのメーカーが販売する遊技機は射幸性を抑えたスペックかつくぎ問題をクリアしたものになる旨の文書を公表する。

・12/11
全日遊連が日工組に対して、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機問題は、日工組側に全ての責任がある旨の抗議文を通達。

・12/24
読売新聞&毎日新聞が、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機問題について紙面を割き、メーカーが出荷段階で不正し、今後数十万台で自主回収になる見込みである旨の記事を掲載する。

・12/25
全日遊連&日工組は、警察庁に、以後の取り組みの指針としての「健全営業宣言」を提出。

 

 

以上、私の手元にある組合関連の資料と、業界誌の『遊技通信』、業界人向けwebの『PLAY GRAPH』などの資料をもとに、整理してみました。

 

12月初旬の時点で、2016年1月末以降、検定時と異なるくぎの状態で販売した可能性がある遊技機、いわゆる「不正」遊技機の撤去に向けて「撤去対象リスト」を段階的に公表して進めていくと日工組から発表されていましたが、現時点では正確な情報は出てきていません。

 

なので、途中経過的の解説に関しては、「まだ何も始まっていない」という回答でご勘弁下さい。

 

 

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