暗黒面に落ちる 藤商事

過去の機種購入履歴や購入予定台数によって、新台を買う権利があるorない、最速導入できるorできないという風にお客(ホール)の区別を明確にするメーカー。

そのようなメーカーは、そういった販売の仕方に付き合いきれない中小ホールの店長からはほぼ例外なく嫌われます。

 

不当な販売の仕方?

・機種購入履歴販売=通称「機歴販売」

・購入予定台数による導入日の区別=通称「台数縛り」

 

このように呼びます。

 

例えば、メーカー営業マンとのやり取りで、

店長「今度沖ドキの新作で、沖ドキトロピカル出るんでしょ?3台注文するよ」

営業マン「それ、8台以上注文して頂かないと、お売りできないという条件でして・・・」

店長「え!だってウチ、おたくの機種かなり買ってるぞ。絆、まどマギ、やじきた、シャドウハーツ、B-MAX、サンダー、HANABI・・・機歴的には十分じゃないの?台数縛り8台?無茶苦茶嫌な売り方するな!」

営業マン「すみません・・・」

 

こんな感じに使われる言葉です。

 

メーカー側の言い分としては、製造する台数には限りがあるので、これまでご愛顧頂いているお得意様を優先するのは当然というものがあるのかも知れません。

 

しかし、太いお客(ホール)に優先的に販売することで売り上げ金額が読めたり、販売後のアフターケアがしやすいのでそうしているだけでは?という疑問が常に付きまといます。

 

実際、全国各地に散らばる少台数しか購入しないお客(ホール)が、その都度次回の新台を何台買うor買わないのは予測しにくいですし、部品が壊れた、全然利益が出ない機種なんだけど何コレ?といった面倒なアフターケアにかける労力は、彼らメーカーにとっては無駄なのかも知れません。

 

しかし・・・

 

おこぼれで販売されても

もしも、彼らメーカーにとって太いお客=大手ホール店舗からの注文だけで販売予定台数(売り上げ金額)が読めてこない場合は、中小ホールにも買える順番が回ってきます。

 

そういった場合、欲しかった新台を購入できると喜ぶか、それとも事の経緯から「気に入らないな」という心象を持ち続けるかは、店長さんや機械の購入担当者さんによって異なるとは思いますが、私楽太郎としては後者の方ですね。

 

ある機種が、その機種のクオリティ以上の価格で販売されたり、前述のような変な条件が付いていた場合、実際にお店で使ってみて

・稼働(アウト個数)も粗利益も無い

⇒面倒な事を言ったくせに、全然使えない機種だ

 

・稼働(アウト個数)はあるが粗利益が残らない

⇒これじゃ稼働を買っただけ。

 

・稼働(アウト個数)は低いが粗利益が出る

⇒今は利益があるけど、打つ人が居ない不人気機種なら設置寿命は短いな

 

・稼働(アウト個数)も粗利益もどちらも優秀

⇒せっかく貢献する機種なんだから、普通の販売の仕方をしていれば良かったのに。そうすればもっとメーカーを高く評価できて、次の機種の購入意欲も高くなるんだけど・・・

 

どんな状況になっても、購入する前の段階で凄く心象が悪くなっていたのでは、今後の良い関係を維持するためにはこちら(ホール)側の努力というか我慢が必要になります。

 

※機種評価について、かなり我儘なことを書いている自覚はあります。

ですが、消費者、ユーザーというものは、常にそういうものとも思っています。

1台40数万円のものを、自分にとって非常に不満な条件で購入した場合、どのように思うか?

気持ち良く使い続けることができるか否かは、使う人のメンタル面に左右されますよね。

 

えっ、藤商事が?耳を疑う販売条件

以下、先週初め(12/15)の営業マンとのやり取りです。

緋弾のアリア

緋弾のアリア

楽太郎「地獄少女、なかなか使いやすい機種だね。助かってるよ」

 

営業マン「高評価ありがたいです。設定も入れられますよね?(高設定も使えますよね)」

 

楽太郎「設定2以下ならしっかりした利益が出るし、中間設定は時間をかけて2,000枚くらいの差枚数だから典型的な中間設定の挙動、5はあまり使ったこと無いから傾向的な事はわからないけど、6なら稼働(IN枚数)20,000枚くらいで4,000~5,000枚出るから、ちょうど良いって感じだね。パチンコメーカーにしては、まともなスロット機じゃないか」

 

営業マン「バラエティーコーナーに1~2台置いてもらう程度のセールスですけど、リング以来の良い評価を頂いています。ヴァンヘル(ヴァンヘルシング)と金色のあれ(アレジン)でコケているので・・・」

 

楽太郎「どっちも買わなくて良かったよ!・・・というのは冗談半分本音半分だけどね。ところで、今度のスロットは緋弾のアリアだったよね?パチンコの甘デジはいい感じに使えているよ。コンテンツ的にはしっかりしたファン層があるみたいだね」

 

営業マン「スペック面でも、地獄少女でご評価頂いたように、どの設定も使えるように作ったつもりです」

 

楽太郎「資料見たけど、出率構成も悪くない感じだね。バラエティーコーナーに置きたいから、2台欲しいな」

 

営業マン「・・・店長、恐縮ですが、台数増やせませんか?5~6台ならTOP(最速導入)で、3~4台なら1週遅れ、それ以下だとさらに納品日が遅れる可能性もあるんですよ」

 

楽太郎「マジで?それはきついな・・・君に文句言っても仕方ないから言わないけど、ぶっちゃけ藤商事は今年、ホールにとってはお荷物機種ばっかりリリース(販売)したよね。営業本部が、そんな状況で台数縛りの販売に踏み切る意味がよくわからないよ」

 

営業マン「私も良くわかりません。顧客心理と向き合っていないというか、感覚が世ズレしていると思います。ハッキリ言って、売りにくいのも事実ですし。CRくのいち彩、CRリング呪い再び、CR着信アリ、アレジンでコケていて、まともに使ってもらえたのはCR地獄少女弐くらいですからね」

 

楽太郎「う~ん、京楽、サミー、平和は付き合うのが面倒で、それに藤まで加わるんならキツイな」

 

・・・これまでも、たまに変な条件を付けてきたことはありますが、今回はちょっとびっくりしました。

 

最近何かと話題のスターウォーズ。

私は今回、藤商事がダークサイドに堕落したように思えてなりません。

 

メーカーの意識は・・・

パチンコスロット業界のメーカーは、自分たちを必要不可欠な存在と認識してそれが肥大化した場合、大体はお客(ホール)の不評を買います。

 

私自身、この業界は機械産業だと思っているので、機械がなければ良い営業がしにくいという観点では、疑うべくもなく必要不可決だと言えます。

 

しかし、開きなおって、「こっちは売ってやる立場」的な販売条件を提示され続けると、さすがに気が滅入ってしまいます。

 

前述の通り、言いにくいこと(販売条件)を提示する立場である営業マンもかわいそうというか、単に怒鳴られ役になってしまう場面もあるらしいので、結局全てはメーカー上層部(部長以上)で決まっているのでしょう。

 

主任、係長、課長代理、課長、次長、ここらへんに文句を言っても、根本的な解決にはなりません。

 

また、ホールランキングでTOP5くらいに入る大手ホール企業でもない限り、意見を言うことすら無駄なのかも知れません。

 

こういった変な販売条件がまかり通っている現状を改善するには、遊技場組合という組織が、本当の意味で機能していかないと無理だと思います。

 

しかし、メーカーのこういった販売の仕方で大いなる得をしているホール企業も存在するわけで、そういう企業は現状のままの方が都合が良いと思っている、それは例外なく超が付くくらいの大手企業と相場は決まっています。

 

なので、私楽太郎としては、中小規模のホール企業が別個に組合を結成し、メーカーにある程度圧力団体的というか労務面における労働組合的なスタンスで臨むくらいしか解決策は無いと思っています。

 

組合傘下のホールは、今回の新台に関して、必要な台数を早期に導入したい。

それが叶わないなら、当組合では、おたくのメーカーの機種は、今後1台も購入しない。

 

これでは、ダメなのでしょうか?

 

まとめ

現実問題、一致団結が難しいホール事情というのも嫌というほどわかっており、これこそ机上の空論なのかも知れません。

しかし、世代は変わります。

 

現在、どのホールもメーカーも、世の中的なパチンコ離れの風雨に晒され続けていますが(もちろん、我々自身にも原因があります)、それでもこの業界に次世代があるのならば、彼らが少しでも機械を製作しやすいように、販売しやすいように、ホールで営業しやすいように、お客さんが遊びやすいように、無駄だと初めから諦めないで声を上げていく必要があると思っています。

 

なので、私楽太郎としては、変な販売条件を提示された場合には、思ったことは不満のままにしないで中小ホール企業からの意見として発言するようにしているつもりです。

 

 

今回は、このへんにしておこうかと思います。

 

長い記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

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