日工組が、入替自粛期間明けの遊技機の開発販売方針を発表

4/19(火)に日工組が全日遊連に対して通知した「回収対象遊技機の早期回収に向けた施策について」という文書が、GW期間中の5/2(月)に公開されましたので、要点をご紹介したいと思います。

 

事の経緯の簡単な振り返り

まず、今回話題になる「回収対象遊技機」についてですが、これはパチンコの、検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の事を指しています。

 

この問題について、初めの頃(2015年夏場以降)からずっと、事の経緯を追ってきた読者の皆さんには、特別な説明は不要かと思いますが、最近になってからこの話題に触れたという読者の方のために、ごくかいつまんで説明すると↓

 

今後の撤去や回収が取り沙汰されている遊技機には、3種類ある。

①高射幸性スロット機

いわゆる、2万枚問題に触れる、払い出し性能が極めて高いとされるスロット機のこと。

→平成29年末にかけて段階的に設置比率を減らしていくことが取り決められている。

※設置比率データに関しては、過去記事(リンクします)を参考にして下さい。

 

②高射幸性パチンコ機

いわゆる、旧MAX機。大当り確率が1/399で継続確率が80%超といった特徴を有し、払い出し性能が極めて高いとされるパチンコ機のこと。

→スペック面での自主規制により、2015年11月以降は開発販売されなくなっている。

現状では、中古での導入は可能な機種もあるが、後述する「不正」遊技機に該当する機種も多いため、実質的には(段階的にではあるが)設置比率が落ちていくと考えて良い。

 

③「不正」遊技機

前述した通り、検定時の釘問題に触れるパチンコ機のこと。

→新聞紙面やweb上でも大きく世間を賑わせる事となり、早期の撤去回収に向けてのプランが策定されていたが、この程メーカー団体である日工組から「回収対象遊技機の早期回収に向けた施策について」という文書が公開されたことにより、一つの道筋が示されたという恰好になっている。

 

ざっと、こんな感じですので、これを踏まえて以下の内容を見て頂きたいと思います。

日工組文書

5/2(月)に公開された文書

 

今後の日工組の方針について

今回公開されたプランを一言で言えば、パチンコの高射幸性遊技機と「不正」遊技機は、割と似通った機種がリストUPされているので、どちらも早めに撤去回収して健全な遊技機(確率1/319より甘くて、しっかり検定通過して設置されたスペック機)に入れ替えて行こう、というプランであるとざっくりと認識して頂いて誤解は無いかと思います。

 

それでは、具体的にどうやって撤去回収を進めていくのかと言うと、

 

①リユース機の販売

撤去回収対象の遊技機の一部は、メーカー側が回収した後に、部品を再利用して別スペックで改めて販売していく。

 

その際の方策として

・セル盤面の価格は20万円以下(概ね15万円程度)の価格設定を想定

・サミット入替自粛期間明けにあたる6月以降、今年度中に20数機種の販売を予定

 

「ちょいパチ」というジャンル機を新規に開発販売

近年、取り締まり行政側から再三再四にわたり指摘されている”手軽に安く遊べる遊技環境の構築”に向けての、メーカー側からの回答と言って良い。

 

このジャンル機の特徴および今後の販売プランとしては

・大当り確率が甘い(確率1/50より甘いものを想定)

・6月下旬、7月下旬、8月下旬という3つの時期に、少なくとも合計21機種以上を販売していく予定である

・世間一般に周知のものとなるように、PR活動を実施していく予定である

 

※この「ちょいパチ」に関しては、既に数名の読者の方から「どんな感じの機種になるのか?ホール側は有効活用できそうなのか?」といったお問い合わせを頂いていることもあり、改めて別記事に仕立てて解説させて頂こうかと考えています。

 

記事の公開は、今週末~来週初を予定しているので、もうしばらくお待ち下さい。

 

③遊技機のバリエーションを増やす

今年度中に

・羽根物

・「過度なギミックを有しない遊技機」

・「高額な版権を使用しない遊技機」

 

これらの遊技機を開発販売していく予定である。

 

※それに伴って「非液晶機」の開発販売も進める方針であるとし、6月以降順次、今年度中に少なくとも17機種以上の販売を予定していると公表しています。

 

日工組の意識向上が窺える文言の記載あり

それでは以下で、「日工組発第7号 平成28年4月19日」付けの「回収対象遊技機の早期回収に向けた施策について」という文書の結びの箇所を引用して、この記事を締めたいと思います。

 

早期回収を目指すため回収期限を検討しており、期限内については入れ替えを促進するためのリユース機等の開発、型式試験申請、そうした遊技機の販売を最優先に行うよう努力致します。

 

販売にあたり、入れ替えに乗じた不当な販売行為は致しません。

 

行政とも協議の上、早期回収を目指します。

 

各社が従来から行っている値引き等は、今回の回収に係る条件とは別途での条件にて対応致します。

 

 

以上、このように撤去回収に向けてのプランが公開されました。

 

これが奏功するのか、また何か別の問題を発生させるのか、或いはホール側はどのような反応をみせるのか?

 

読者の皆さんには6月以降の成り行きを見守って頂きたいと思います。

 

また、タクラマカン太郎さん、おっさん さん、たけぞう さん、超村上さん、グランシエルさんにおかれましては、コメントの回答やお問い合わせへのメール返信にて「直近の記事にて補足説明を予定している」或いは「情報によると、5月初旬には、日工組の文書が公開される可能性が高いので、それまでは詳しい回答は少しお待ち頂きたい」と書かせて頂いた理由は、上記の内容の通りとなります。

 

詳しい回答が遅れましたことをお詫びすると共に、実際に文書が公開されるまでは記事に出来なかった事情をお察し頂ければありがたいです。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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