全日遊連加盟のホール数が10,000店舗割れ目前の水準に

先ごろ開催された全日遊連(全日本遊技事業協同組合連合会)の定例理事会において、減少を続ける組合傘下のホール店舗数が、10,000店舗の大台割れ目前の水準にあることが発表されました。

 

さっそく、店舗数データをご紹介します。

 

2016年3月末時点での店舗数データ

発表日:2016年4月20日

  2016年3月末時点 参考①:2016年2月末時点 参考②:2015年3月末時点
営業店舗数 10,210 10,273 10,571
廃業店舗数 年間累計61 年間累計37 年間累計51
休業店舗数 年間累計137 年間累計135 年間累計125

 

参考②の昨年度同月末時点でのデータとの比較上では、この1年間で店舗数では361店舗減となり、廃業/休業店舗数の増加ペースは早まっているのが見て取れます。

 

今後の予測

廃業店舗数には、全日遊連からの脱退数も含まれるため、現時点での見通しの通り2016年6月1日以降に組合規則が改定されて「脱退勧告/除名」の実行力が強化されることとなり、それに反発したホール(企業)が離脱する可能性もあることを踏まえると、今後も廃業店舗数の数字は増えていく(ペースUPしていく)と読みます。

 

更に言えば、

・2016年5月の入替自粛期間中の集客減

→事前の入替や営業努力による集客増を図り、色々と備えた上で自粛期間入りしたか否かで、この期間中の営業数字にはお店によって大差が出る可能性があると読みます。

 

・2016年7~8月期間の、売り上げ自然増幅のダウン

→例年、夏場はある程度売り上げが自然にUPする傾向がありますが、若者のホール離れ(スマホアプリゲームの台頭)や旧MAX機のように売り上げが進むスペックの減少により、今年の夏場に関してはその売り上げのUP幅は例年ほどの水準は見込めないと想定します。

 

・2016年10~11月のトレンドダウン傾向

→その時期に有力な新台が導入されたか否か、またエリア差も大きいですが、例年この時期は大きく売り上げを伸ばすのが困難な業況になりやすいと言えます。

※或いは、夏場に上昇した営業数字との比較上、トレンドダウンを意識しやすいとも言えます。

 

現在のメーカーの開発/販売状況から推測する限りでは、今年の同時期も、厳しい営業状況に陥るお店が多くなることと想定します。

 

結論

新規出店はあるにはあるが、大体どの月も1桁台に留まり、店舗数の減少を止めるほどのインパクトはありません。

 

よって、私見では、組合傘下のホール数が10,000店舗の大台を割り、新聞紙面などを賑わすのは2016年10~11月中になると見通します。

 

これに関しては、

・そもそも、これまでの1万数千店舗などという数が多すぎた

・規制無視の不良店舗が廃業するのならば、業界の健全化が進む

・生き残るのは大型店舗が主流となり、業界の画一化が進み面白味が失われる

・生き残るのは、規制を無視した営業手法で集客を図る大型店舗だったりするのでは意味が無い

・駅前の一等地にホールが居座るよりは、他の商業施設や福利厚生施設、地域民の役に立つ営業店舗が新規出店した方がエリアとして再活性するところも出てくるので好ましい

 

こういった感じで、様々な意見があるかと思います。

 

立場が違えば見方も異なるので、これはもう、読者の皆さんそれぞれが、今後の見通しについて考えて頂きたいと思います。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

 

今回のデータの見方はあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。

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コメント
  1. 厳しい状況ですね。4月には消費税が上がる予定です。さらに、
    消費税が2040年までに20%程度になることはほぼ間違いないとされていますが、
    消費税の業界に与える影響の大きさはどの程度のものなんでしょうか?
    また、その時点での営業形態はどうなっていると予想されますでしょうか?

    • いしけん さん

      おそらく、消費税10~12%水準では、これまで貸玉/メダル削りをしていなかったお店でも、削ってくるお店が一気に増えるかと思います。
      また、既に削っているお店でも、例えばメダル1,000円/47枚貸出であれば、45枚にするとか、そんな感じです。
      ※それほどまでに、持って行かれる分が5→8→10%と増えていく影響はホールにとっては大きいです。

      それでも、メーカー側は高ベース機を販売するようになっているので、貸出数が減っても遊技上はこれまでと同じ体感値で遊べますよ的なアナウンスをするお店が増えるのではないでしょうか。

      また、新台購入にあたっても、少台数分の発注しかできない小規模店はモロに増税幅を喰らう感じになったり、そもそも売ってもらえない場面も更に多くなると予想します。

      数年前のように、ある程度のクオリティの機種であれば20,000台以上は楽に売れるような状況ではなくなっており、現在では15,000台も売れれば御の字と考えているメーカーが増えているようです。

      当然、沢山欲しいお店から優先的に振り分けていくので、1~2台だけの案件(欲しいという希望出し)を入れたお店は余り物が出ないと売って貰えなかったりします。
      また、例えば、もろもろの値引きも込みで(前機種からのリピート注文値引き、早期注文値引き、10台以上の大口注文で1台あたり5万円値引き等)1台あたり10万円近く安くなるお店もある一方で、定価に近い価格のままで買うというお店もあり、その差はべらぼうに大きいです。

      大体は、小規模店舗にしわ寄せが行きやすいので、本当に「ウチは今の従業員がしっかり食べていければそれでいいんだ」という、堅実思考というか、こぢんまりとした営業を心がけているホール企業しか生き残っていけないような時代が来るように思います。

  2. 本日も勉強させて頂いております。

    GW後の閉店が数店舗出そうな気配を感じます。
    キング世田谷店もあまり例を見ない動きでした。おそらく閉店は無いと思いますが。

    アステカは値段も高く、今後のボディブローになりそうですね。お話伺う店舗様、初代アステカヘヴィユーザー、そして養分スロッターの小生が打った感覚すらも『厳しい』という事で評価が一致。自粛期間を乗り切るには酷な新台です。残念ながら楽太郎様のリポートとも合致しております。
    半業界・半ユーザースタンスでの視点としてはアクロスブランドからのリリースでスマッシュヒット狙いで良かったのに…という気持ちでいっぱいです。
    新内規でのポセイドンや絶景が高稼働を期待できるかは未知数、というかこちらも厳しいという予想の中、機歴を頑張って作られた店舗様にはなんと申し上げればいいか。。。

    ただGW中は入替自粛のため、各法人の力が試されている様にも感じます。業界の活性化があれば弊社としてもありがたいので『新台がなくても集客できる!』というところを見せつけてほしいです!!

    • 読者何某 さん

      新台の力で集客→売り上げを得る→その分で既存の定番機種(長く使いたい機種)を甘く使う

      こういった循環でずっとやっていたお店は今かなり辛いでしょうね。

      まず、最初の「新台の力で集客」のところで、高額な機械代&機種自体に集客力が無いというダブルパンチですから、前提が崩れてしまっています。
      もちろん、売り上げも進まないので、定番機種さえ可愛がる余裕も無いという…

      新台が無くてもある程度の集客は可能ですが、それには身を切る努力が必要で、売り上げが進まないのを承知の上で釘幅を開けたり良設定を使用する必要がありそうです。
      釘幅を開ける&良設定を使用する→遊技客が居心地が良いので入れ替わりにくい&売り上げが進まない…

      また、最悪のケースでは、自店では身を切って甘く提供した機種でも、打って貰えないという状況になるお店も多いでしょう。
      ファン人口自体が大幅に減少しているので、もはや薄利多売の戦法で成果を出すのには、ちょっと難しいエリア(特に地方)も増えてきています。

      いったん弱小店舗化してしまったり、エリア全体として遊技客が極端に減ってしまったら、そこから這い上がるのは困難な状況になりやすいホール情勢かと思います。

      なので、兎にも角にも、直近で気を付けるべきは一番最初の段階で躓かないことかと。
      つまり、無駄な新台を買って重荷を背負わないこと。

      特定機種にウェイトを掛けるリスクを冒さず、多機種構成島に活路を見出したり、Aタイプバラエティーを育成したり、ちょっと古めの機種でも再度固定客をつける意識で調整したり、そういった取り組みが結構大事かと思います。

      それには、経営陣から粗利益期待値を下げてもらうことが必須で、これはホールの経営陣にもメーカーの経営陣にも、両方に対してお願いしたいことでもあります。

      もちろん、「粗利益が下がるなら商売をする旨みは無い。さっさと廃業しちゃうぜ」というホール企業は撤退していき、より早期に10,000店舗の大台を割り込むでしょう。

      また、メーカー側も、こんな状況になってさえ、従来通りの既に飽きられたタイアップコンテンツの連発や異常に短い販売スパンでの新台リリース、機械代の値上げや機歴/抱き合わせ販売といった愚策を続けるのなら、そっぽを向かれて潰れる大手が出てくるかも知れません。

      ホールもメーカーも減少した先には何があるのか?
      間引き効果により、ある程度はトレンドが回復するのか、それとも単に業界が縮小の一途を辿るのか?

      だいぶ前に引退した釘の師匠(1950年代生まれ)に、昨年の夏頃に挨拶に伺った時、「規制には昔から波があったが、今現在業界に掛かっている規制は今後は緩むことはないだろう」「近年決定的だったのは、web環境の発達とスマホの流通だ」「複数社集まって、共通枠/筐体で販売するメーカーが近いうちに出てくるだろう」「メーカーの営業マンは大量に解雇されるだろう」
      このようなことを話しており、先行きにはネガティブな印象を持っていましたね。
      ※ちなみに、師匠は私がこのブログを書いていることを知っています。
      「引退してるから俺には関係ねー。でもデータ公開系はあまり派手にやるなよ」とのこと!

      まあ、現役世代としては、どんなに辛い業況であっても後ろからついてくる若い世代に猫背を見せる訳にもいかないので、この師匠の言葉をそっくりそのまま借りれば
      「上でもなく下でもなく、真っ直ぐ前を見る、これが一番難しくて、大事な事なんだ」といったところでしょうか。

      20代の頃、釘調整を教わるために深夜/早朝問わず調整するときはいつでもくっついて回っていましたが、初めのうちはまっすぐに釘を叩いて幅/角度をぴったり揃えるのが本当に難しかったことを懐かしく思い出します。釘の数も多かったですし。

      業界の現状は下げ釘で色んなものが零れ落ちていますが、また上げ釘となり、やってくるお客さんを受けとめることができるように、広告屋さんも含めて、頑張っていきたいですね。

  3. パチンコの売り上げは税金が一切かからずに北朝鮮に流れて日本を狙うミサイルに変わるから早くパチンコ全店つぶれてほしい。

    • abe さん

      実際のところはどうなんでしょうね。
      私のように18年ちょっと業界に居る者でも、具体的にどれくらいのホール企業がどれだけの金額を朝鮮半島に送っているのか、全くわかりません。
      おそらくそこらへんの事情は、朝鮮系企業でしかも経営者と相当近い人物でない限りはわからないことだと思います。

      ただ、火の無いところには煙は立たないと言いますし、ミサイルを造れるだけの金額が送られているかどうかは別にして、何かしらの金銭の移動はあるのではないでしょうかね。

      他の業種でも、経営陣がそちらと関係のある企業であれば同じようなことが起こるのでしょうが、パチンコ業界は動く金額が大きいだけに色々と疑われたり廃絶論が出たりするのは仕方が無い事かと思います。

      また、送金が事実か否かではなく、イメージでそう思われる事に関しても、業界は甘んじて受けなければならないような事を長らくやってきたとも言えます。

      特に、遊技しない方にとっては不必要産業でしかないので、abe さんのように業界ごと無くなったほうが良いという方がいらっしゃるのもまた仕方ないです。

      今回は、コメント頂きありがとうございました。
      また何かありましたらお気軽にご意見などお寄せ下さいm(_)m

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