会員カードのデメリットについて

あると便利な会員カード。広告宣伝や総付景品の規制によって、以前ほどの優待メリットは無くなったとはいえ、それでもやはり、お店ごとに特色があるサービスを受けられたり来店ポイント交換もできたりする魅惑のカードと言えます。

今回は、この便利な会員カードのデメリットについて書いてみたいと思います。

 

まずは、諸規制下にあるパチンコスロット店で、会員カードを保有していることのメリットから確認してみます。

 

ここらへんは、それぞれ特色がある数店舗の会員カードを保有していて、優待サービスなども使いこなしている読者の方なら、読み飛ばして頂いても構わない内容かと思います。

 

会員カードを保有するメリット

①端玉の有効化

⇒特殊(金)景品を取得できるように調整できる。

タバコもドリンクもチョコレートもいらないよ、交換所に行きたいだけ。このような方には必須のアイテムです。

 

②貯玉/メダル再プレー時の利便性

規制の一環として、貯玉/メダル再プレー時に手数料をとる(残高から減算する)ことは禁止されています。

 

なので、全国的な等価交換の廃止の流れにあって、この貯玉再プレーの活用は来店回数が多い打ち手にとっては非常にメリットが大きいと言えます。

 

また、お店によっては貯玉(再プレー)共有OKな場合もあり、年配夫婦が1枚のカードで持ち玉をシェアしてのんびり遊んでいるといった場合もあるかと思います。

 

いちいち財布を開かなくても良いですし、いくら使ったかなどの投資金額管理もしやすいので便利です。

※2016年1月現在、東京都での再プレー上限値は10,000円分まで(2,500個/500枚)となっています。

 

大手チェーン店舗中心に、この上限値を上方修正したいという陳情が都遊協に寄せられているようで、そのうちこの玉数/枚数は変更になる可能性もあります。

 

③暗証番号機能の有効性

⇒計数チケット、現金残高があるICカードを紛失してしまった!

 

こんな時でも、毎回の遊技/計数時に会員カードを使用してそれに現金残高や貯玉が入っていれば、仮に他の人から拾得されたりしても、拾得した人から暗証番号を盗み見されてでもいない限りは、引き出される可能性は非常に低いです。

※色んな会員システムが存在するので、必ずしもこの通りではありません。

 

よくあるタイプでは、カードに内蔵してあるICチップに現金残高データが蓄積され、塗りつけられている磁気帯部分に貯玉や遊技データ等が蓄積されています。

 

磁気はより強い磁気に引かれるとデータが剥がれてしまいますが、景品カウンターの端末で再度磁気データを書き込むことで、剥がれたデータを復活させることが可能です。

 

なので、会員カードに登録されたデータは、お店が潰れない限りは半永久的にお店側から管理されていると言っても良いです。

 

④カード呈示による優待サービスを受けられる

⇒良くあるのが、雨の日の傘貸出サービスや閉店直前の遊技時間延長サービスなどです。

 

また、これはかなりグレーなサービスとも言えますが、たとえば他業種の協賛店の割引が得られたりする場合もあります。

 

近所のラーメン店で呈示すれば味玉が付くとか、そのホール企業が経営している別業種のボーリング場やカラオケ店などの利用料が割引になるとか、そういったサービスです。

 

⑤会員専用のメール/DM送付サービス

⇒広告宣伝および総付景品の規制により、会員に限定して熱いイベントや高設定のヒントをメール配信したり、会員DMを持参しての来店で何か特典が得られるといったサービスは禁止されているので、これは近年メリットを失いつつあると言って良いかと思います。

 

⑥来店ポイントが貯まる

⇒お店のシステムによりますが、現在の規制下では1日1ポイントの来店ポイントを付与しても良く、それに最大で20円までの金額的価値を付与しても良いとされています。

 

また、ポイント交換時は、最大で10,000円相当の品物と交換しても良いとされています。

 

言い方が乱暴ですが、ただ来店してサンドユニットや計数機、景品カウンターのどこかでカードを使用すれば1ポイント=20円貰えるので、かなりお得です。

 

実際に、私が管理しているお店には、会社帰りにカード挿入だけ行って退店、貯まったポイントで発泡酒1箱を交換取得するという賢い会社員の方も結構居ます。

 

・・・他にもあるかと思いますが、まあ、会員カードを使用するメリットは、大体こんな感じかと思います。

会員カード

あると便利だが・・・

 

会員カードを使用するデメリット

それでは本題です。

 

以下で、デメリットについて触れてみます。

 

これは、どの程度カードを使いこなすかにもよるのですが、仮に店に居る時は常にカードを使用(挿入)している人は、その来店時の行動や収支を全て店側から管理/データ化されていると言っても良いです。

 

例えば、会社帰りのお父さんが

①CRヱヴァンゲリヲン10の2115番台で8,000円の現金遊技

②3時間遊技して、20,000個の持ち玉を作ることに成功

③計数して、カードに貯玉する

④CR乙女フェスティバル1115番台で30分間2,000玉分の貯玉で再プレー

⑤景品カウンターで10,000個分を貯玉から交換して帰宅

 

このような日があったとします。

 

この全ての場面でカードを使用していたとすれば、店側には

・会員番号777番 姓:楽 名:太郎

1975年12月23日生まれ 40歳

①●月●日

2115番台10,000円入金:8,000円玉貸し(現金残高2,000円)

②アウト個数18,000個:持ち玉数20,000個

③●時●分計数

貯玉残数20,000個

④●時●分再プレー遊技開始

1115番台:2,000玉分を貯玉から減算

アウト個数3,000個

⑤●時●分貯玉の景品交換

10,000個分の景品を取得

貯玉残数8,000個

 

こんな感じに記録されます。

 

なので、例えばこのお客さんが1ヶ月でいくら、半年でいくらの収支だったか、遊技したのはどの機種で、どのくらいの時間(アウト個数)遊んだか等の来店時のデータが、全て店側から把握されることになります。

 

とあるパチンコ専業者の例

これは、私が管理しているお店で実際にあった例ですが、7~8年ほど前に、週に5~6日来店するかなり腕が良いパチンコ専業の若いお客さんがいました。

 

この人は、前述のように、来店時はどの場面でもカードを使用していたので、全ての遊技データや収支が店で管理できました。

 

ある日、興味本位で個人データを集計した上級管理職が居て、私にこのように報告してきました。

 

「店長、いつも朝一からエヴァとか海打ってる黒い帽子被った若い奴居るじゃないですか、アイツ半年で250万以上勝ってますよ」

 

「ポイントもかなり持ってて、毎回得なやつばかり交換取得してます」

※当時は規制下ではなかったので、使用金額や遊技時間等に応じて遊技ポイントを付与しており、来店頻度が多い専業者ならどんどんポイントが貯まりました。

 

「コイツ打たせておくと損害が大きいから、出禁(出入り禁止)にしましょうよ!」

 

・・・私は、この管理職の気持ちは分かるものの、あまり良くない傾向だと思い、詳しく話を聞きました。

そのお客さんは、遊技ルールを守っているか?

他のお客さんと揉めたりしないか?

 

私の考え方としては、パチンコスロットは技術介入する遊びなので、自力で回転率を上げたり、効率良くお店を利用するために努力しているお客さんに対しては、仮にかなり勝っている専業者であっても放置します。

 

ただ、徒党を組んだり慇懃無礼な態度で遊技することで周囲に悪影響を及ぼしたり、店側から何か声掛けされた時に素直に応じなかったり、店を利用するにあたってのハウスルールを順守しなかったりした場合は、お引き取り願ったり以後の来店をお断りします。

 

このお客さんは、いつも粛々と遊技し、ハウスルールへの理解もあるようでしたので、別に問題視する必要はないと判断しました。

 

データ閲覧が好きな管理職が居ると・・・

上記のように、店側の人間には、持っていかれている金額が大きいとそのお客さんの心象が悪くなる管理職も居ます。

 

ちなみに、この上級管理職は、会員の詳細データを集計するのが癖になったようで、事あるごとに事務所でデータを閲覧していました。

 

何かそのお客さん絡みでトラブルや不正の疑いがあったり、確認したい事項があるときは仕方ないのですが、頻繁に個人データを閲覧していると、お客さんを色眼鏡やバイアスがかかった目で見るようになってしまいます。

 

読者の方で、どうしてもこういったことで嫌な思いをしたくないという方は、カードを使用するのは「出口の部分(計数して貯玉、貯玉の景品交換)」や再プレー時、ポイント交換、呈示してのサービス利用時等の要所要所だけにしておいた方が良いかと思います。

 

「入り口の部分(カード挿入状態で現金で遊ぶ)」でも常にカード使用していると、前述のように店側から一定期間での収支を完全に把握されてしまい、

 

「アイツいつもボロ負けしてる奴だ」

「でかく勝っててムカつくな」

 

こんな目で見られてしまう可能性も無いわけではありません。

 

本来、ルールの範囲内で遊んでいれば全てのお客さんに対して平等な目線を向けるべきではありますが、なにぶん把握している情報が多いと、その情報に基づいた偏った目線でお客さんを見てしまう場合もあるということです。

 

これが会員カードを使用するにあたってのデメリットと言えるかと思います。

 

カード絡みで、メリットに関する記事はあっても、デメリットに触れているものはあまり見掛けないようでしたので、今回記事にしてみました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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コメント
  1. 初めまして。
    過去の記事へのコメントですみませんが、この記事(デメリットの部分)を見て気になったので質問させてください。

    まず、私は現在いつも行くホール(都内)で長く遊んで月平均10~15万円くらいしか勝っていないので、この程度の金額でお店からウザがられることがないのでしたらこの時点で不安は解決です。(大きくは勝ちませんが、マイナスの月はほぼありません)

    一応最後まで書きます。
    私はついクセで、現金投資のときは会員カードを抜いてしまうことが多いです(時々忘れて挿したままのこともありますが)。
    しかしこれですと、例えば、貯メダルと現金投資分合計2000枚使って、2300枚出したとします。最初の500枚は当然貯メダル使用です。500枚が上限なので、以降は現金で3万円(=1500枚)使用です。収支は実質300枚浮きなのですが、店側からは「あの客は500枚使って2300枚出したから今日は1800枚勝っていった」と思われてしまうのではないでしょうか…?
    現金投資でも毎回いつもカードは挿したままの方が店側にも勘違いされずその方がいいのでしょうかね?
    カードに現金残高を残すと退店時に精算機でいちいち暗証番号入力があるので、そんな小さいことですがなぜか面倒と感じてしまい、現金投資ではカードは抜く癖がついています。(パッキーカードですと入れるだけでお金が戻ってくるので)
    あとは、台を離れる際に私はカードを抜き忘れがちなので、もしも盗られるんだったら会員カードとその中の現金両方となるよりは現金だけの方がマシ、とも思ってしまうもので。

    とにかくお店には目をつけられたくないです。
    私は実は今行っているホールの、隣の駅前ホールで出禁となりました。
    理由はメダル数十枚の持ち出し・持ち込みです。
    といってもあれは2003年ですので13年も前ですが、若かったので悪い事という認識に欠けていました。
    もちろん今は1枚たりとて絶対しません。
    その店と現在通っている店は駅1つの距離で近いので、もしもブラックリストのようなものが出回っていて前科があるとバレて、今の店からもそれを理由に入店禁止&貯メダルも没収…などということになったら最悪です。(←考えすぎでしょうか…)

    まとめの下手な文章ですみませんが以上です。
    台移動OKの店なので客個人の正確な収支の把握は難しいのかもしれませんが。

    • KASSY さん

      月平均10万円ちょっとで店側から目を付けられることは有りえないというか、仮にそれが50万円でもそれ以上でも問題無いと思います。

      別に●万円以上のプラス客には声掛けして以後の出入りをお断りするようにという基準値というかマニュアルが存在している訳では無いので、毎月毎月かなり大勝ちしていて声が掛かるのであれば、それは金額が大きいからというよりは、その人の店との付き合い方に、目を付けられるだけの問題点があるからだと思います。

      例えば
      ・執拗なハイエナ行為やクレジット抜き、拾い玉/メダル、持ち込み等
      ・他の遊技客と揉める要素がある(台の取り合い、開店前並び時の割り込み、遊技中の素行が悪い等)
      ・遊技ルールを守らない(店にもよるが、固定ハンドル、上皿に肘をついて盤面を隠す、変則打ち等)

      こんな感じですかね。
      要は、スタッフの声掛けに応じなかったり、他の遊技客と面倒を起こしたり、そういった行為の常習者であって、その方がかなり大勝ちしているのであれば、じゃあこの機会にご退店願おうかということはあると思います。

      次に、遊技時は常に会員カードを使用した方が良いか否かに関しては、どちらでも構わないというか、店側は大多数の遊技客の動向に対してそこまで細かく気にしないというか、敢えてチェックすることはないので気にしなくて良いかと思います。

      これも、やはり気にするべきは、チェック対象に引っかかってしまうような少数者にならないことです。
      つまりは、ルールを順守して遊んで頂くことです。

      また、エリア内で不良客がブラックリスト化されていて、ある店でのNG行為により他店での遊技にも影響が出るのか否かとのご質問についてですが、これはかなりの犯罪行為でもない限りは有りえないです。

      玉やメダルの持ち込みも(窃盗が絡んだ)犯罪行為と言えますが、数個数枚レベルならどうしても発生してしまうので、KASSYさんが過去に行ったくらいの数量で「持ち込み常習者/大量の持ち込み事例あり」といった具合に厳しくチェックされるということはないでしょう。

      また何かありましたら、お気軽にコメント/お問い合わせ下さいm(_)m

  2. ご返答、感謝いたします。
    考えすぎだったようでほっとしました。
    どうもありがとうございます。

    • KASSY さん

      店側の心理というか、そういった事は打ち手の皆さんは分からないことが結構多いかと思います。
      今後も、ちょっとした疑問でもお気軽にお問い合わせ下さい。

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