2016年5月26日と27日に先進国首脳会議(サミット)が日本で開催され、その会場が伊勢志摩に設けられることがすでに公表されています。
パチンコ業界と国際政治には、何の関係もないのでは?
一般の皆さんはそう思うのが普通ですが、業界人にとっては
「また自粛だろうな」といった感じです。
直近の入替自粛
思い起こせば、前回、日本を舞台に開催されたサミットは、2008年7月7日~9日の「洞爺湖サミット」でした。
※参考:参加国は日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアで、主となる議題は環境問題(特に地球温暖化対策)でした。
パチンコ業界としては、威信をかけて警備に取り組む警察に協力するという意味で、書類申請上の手間を掛けさせない=新台入替(中古機も含む)を行わないという対応をとりました。
また、議題が環境問題ということもあり、撤去機の廃棄が適正に行われているのかということで、対世間的に後ろめたい思いをしていた業界が、協力的にならざるをえなかったという背景もあります。
その期間には地域差があり、開催地である北海道は6月5日~7月21日(47日間)、青森県が最長で5月31日~7月21日(52日間)、東京は6月14日~7月13日(30日間)、そして当時私が店長として勤務していたお店がある神奈川県ではかなり長めの6月7日~7月21日(45日間)といった感じでした。
実際、警察の警備の規模はかなり大きいものであったようで、全国から2万人を動員したとも言われています。
なので、今回の伊勢志摩サミットでも、同程度の警備体制が敷かれることが想定されます。
※ISによるテロ行為の問題もありますので、それ以上の規模になる可能性も否定できません。
過去にもあった入替自粛
参考までに、更に時を遡ってみると、
・2002年「日韓共催サッカーワールドカップ」
・2000年「九州、沖縄サミット」
こういった事例もありますので、業界として入替自粛対応をとる(と現時点で予想される)のは、今回の「伊勢志摩サミット」で4回目ということになります。
今回はどれくらいの期間になる?
過去の事例を元にすると、関東圏ではGW直前の4/29(祝金)~サミット明けから1週間経過した6/5(日)くらいになるかと予想します。
テロの問題がありますので、開催地に近いエリアや、国際空港を備えた県とその周辺エリアでは、もっと長い期間の自粛になるかも知れません。
メーカーにとっては好都合?
2016年1月は、現行機種のスペック変更による甘デジ等の販売が主流で、しっかり企画開発された機種が無いという印象です。
高射幸性機種の撤去の問題も絡んでいますので、メーカーとしては新台をどんどん開発していかないと入替が進まないのですが、いかんせん時間が足りないという感じです。
この流れは1~2ヶ月程度では改善しないので、恐らく春先までは大した機種の販売は無いものと思っています。
なので、メーカーとしては3月下旬~4月中旬の期間中にしっかり開発した主力機種を販売して、ホール側はそれに飛びつく、そしてサミットによる入替自粛期間に備えるというスケジュールが頭に浮かんできます。
更に、サミット明けの6月初旬にも、ある程度のクオリティの機種が販売されれば、ホールはこぞって導入することが予想されます。
つまり、メーカー側としては、上記の通りサミット前後の時期に販売すれば買って貰いやすい訳ですから、販売計画は立てやすい状況なのかな、と思います。
今回は、このへんにしておこうかと思います。
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楽太郎さん、初めましてクロロ店長ブログでの≪昔の釘師さん≫の書き込みに感銘を受けたどり着きましたドンコと言います、歳は69年生まれなので楽太郎さんより少し年上のおっさんです。専業経験はありませんが兼業歴28年の自他共に認めるセミプロです。近年のパチンコ業界の衰退は大手メーカーとマルハンが大きな原因ではないかと前々から私も思っていた1人であります、これからちょくちょくお邪魔しますので宜しくお願い致します
ドンコさん
引退した師匠は、パチンコ業界はかつては「懐が広くて遊び心がある」業界だったと懐かしそうに言っておりました。
体が弱かったり学歴が無かったり、寡婦、経歴にキズがある人などなど、良い意味でも悪い意味でもなんでも受け入れて来たし、取り締まり行政との関係上、問題が発生すればその都度別の切り口でもって営業したり機械を製造して来たと。
現在業界を取り巻く諸事情やこの先の見通しは、ドンコさんのような打ち手の方々にも、私が所属する中小ホール企業にとってもそれほど明るくはありませんが、私は「もうドン詰まりかな」と思っても意外とその先があったり、形を変えた何かが誕生した瞬間をちょこちょこ目にして来ましたので、今後も懲りずにこの業界に居座ってやろうかと思っています。
ドンコさんは人生経験豊富な方と推察しますので、ホールとの上手な付き合い方を既にご存知かと思います。
諸規制下にあって、純粋な専業で生計を成すのは今後困難ではありますが、それ以外の方にとってはまだまだ遊びの余地がある業界だと思っていますので、過度に悲観せずにパチンコスロットと付き合ってやって頂きたいと思います。
今回は、コメント頂きましてありがとうございましたm(_)m
当方も打ち手で遊んでいたのですが、趣味の一環からパチンコ業界の職につきました。
パチンコ歴と言われれば30年は経とうかというところです。
ここ数年みてましても、スロットはかなり変動が激しい・・・
設定皆無の運だけ勝負(フリーズ)等の要素が強すぎる気がします。
パチンコにしてもどこのメーカーも、固定演出で面白みがないと思います。
ここ最近だと○楽さんなどが、陥落してるようですね。
打ち手の遊び心より、演出、瞬発力的な出玉に偏りすぎて、打ち手には不快に感じる台がほとんどになってきた気がします。
ギャンブルの一環かもしれませんが、パチンコファンとして遊び安く、世間からもグレーゾーンから違う観点で見られる業界になって欲しいと思います。
釘調整など問題発覚で、2016年は激動の年になるのかと思います。
所轄も天下り連中の集まりなので、今更としか言いようがない呆れようですが。。
ぷよたんさん
コメントありがとうございます。
仰る通り、京〇の状況は宜しくありませんね。
手持ちの版権押しで飽きられた感満点です。
開発意欲を全く感じません・・・
振り返ると↓
・ウルトラマンタロウ
➡すぐさま、そのスペック違いを販売
・ライダー
➡1年もしない内にGOLD、フルスロットルを販売
※しかもフルスロットル高い!特別買い取りオプションを付けてたたき売りする始末。
・セカンドブランドOK迷走
➡ウルトラバトル烈伝&トランスフォーマーでコケる
・若年層狙いでもコケる
➡AKBバラの儀式不人気&まどか☆マギカのパチンコ出す出す詐欺で、結局販売せず
業界的には、ピンチの時には何かしらエポックメイキングな機種が登場して
苦境をひっくり返してきましたが、今回の釘調整関連の問題に際して、そういった救世主的な機種が
誕生するのか否か・・・どうでしょうかね、見守る他ありません。