春眠落日遅し。日が長くなってきて、お休みの日などは昼食後にウトウトと・・・目を覚ましても、まだ外は明るいです。
4月もあっという間に中盤戦突入ですが、読者の皆さんのパチンコスロット状況はいかがでしょうか?
4円P | 20円S | |
17(日) | 💀 | 💀 |
18(月) | × | × |
19(火) | × | × |
20(水) | × | × |
21(木) | × | × |
22(金) | 💀 | 💀 |
23(土) | 💀 | 💀 |
♥:有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
○:遊べそうな日
-:全体的に、普通の日
×:特定の機種やコーナー狙いでない限り、打ちに行かない方が無難な日
💀:全体的に、絶望的な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
<解説>
パチンコ
基本的には、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
今回は、まずはじめに、自省の意味も含めて、こちらのブログ様をご紹介します。
『パチンコ店 役職者のブログ』(運営者:レオン さん)
私よりも断然ブログ運営歴が長いので、ここでわざわざ私がご紹介するまでもなくご存知の方も多いかと思いますが、ちょこちょこ この見通し記事をご覧頂いているようで、
「業界関係者が見るレベルの話で、打ち手の感覚とはちょっと違うかなという印象」を持たれているとのことでした。
うーむ、なるほど。。。
実は、私自身、思い当たる節があって、例えば他店でいち打ち手として弾いてみた時に、「28個交換店で、土日祝に北斗無双を千円19回ちょいの調整で使っているのか。良心的なお店だな」、このように思います。
ですが、どうでしょう、打ち手の皆さんからしてみれば、確率1/399の旧MAX機時代よりは明らかにスペックダウンして、首尾よく出せた時でもインパクトが弱くなった機種がそのくらいの回り方では「ショボい。全然遊べる調整じゃない」と思う方も多いでしょう。
また、スロットに関しても、「マイジャグラーⅡ、Ⅲで設定4や5を要所で使うならまともなお店」だと思うのですが、これも打ち手目線では「せいぜい100数%の出率なんだから、もっと日常的に使ってくれよ」という方が大多数かと思います。
もうちょっとで、業界にお世話になって丸19年経とうとしているところで、店舗管理責任者歴も長くなりましたが、その分だけ、自分では「私も、一歩他店に足を踏み入れれば打ち手の一人です」などと書いてみても、実際には本当の意味で打ち手目線になるのはやはり難しいんだなあと、改めて思った次第です。
なので、という訳ではありませんが、このブログに書いてあることはあくまでも参考程度にして頂き、例えば同じブログ村のランキング登録仲間で おかず さんという方も、この記事と同様のコンセプトの記事を毎週更新してらっしゃるので、そちらのブログなり色んなブログを覗きに行って頂き、自分なりの今週の遊び方を決めて頂ければと思います。
※私も勝手にご紹介してみます↓
『パチ屋店長のお客様応援隊』(運営者:おかず さん)
・・・そんなこんなで、いつものように「今週の見通し」を書くにはスペースを使いすぎました。
なので、今週のパチンコの見通しに関しては箇条書きで↓
・4月末にかけて、メインを張れる程ではないが、少台数なら使えそうな新台はちょこちょこ導入される
⇒新台に遊べる調整は期待できない。
しかし、導入1~3日目くらいであれば、数値を落としきれていない台も拾える可能性がある。
釘のチェックポイントとしては寄りのこぼし具合。
命釘幅が物足りなくても、寄りが壊れてさえいなければ高ベースも手伝って適当に回せる可能性がある。
・長めに遊技するなら、そのお店の定番機種
⇒平日に板1~2枚程度なら開けるお店が多い。
基本的には新台やバラエティーコーナーの釘は常に渋いと考えて、牙狼魔戒、海/ヱヴァ/北斗系といったそのお店ごとの定番機種コーナーの命釘をチェックする。
こんな感じです。
今週~来週の主な新台(地域差あり)↓
・CR牙狼復刻版 ・CR織田信奈の野望 ・CRマジェスティックプリンス ・CRソルジャー ・CRパトラッシュ など
スロット
パチンコと同様に、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
現在のスロットコーナー状況としては、2015年の夏場~2016年1月くらいの導入機種でパフォーマンスが落ちている機種を、南国物語やアステカ太陽の紋章或いは旧基準AT機の導入で減台/撤去したお店もかなり多いかと思います。
この戦法が当たりかハズレかは、すぐには結果は出ないかと思いますが、私見では、この4月に販売される(された)機種は全て、自粛明け以降でも何ヶ月かそのままの台数で置いておけるような(営業の軸になる)機種ではないのは確かだと思います。
また、現在は、昨年のように、とりあえずゴッド系や沖ドキ、北斗転生、北斗強敵、バジリスク絆などを多めに置いておけばある程度勝手に売り上げが進んで抜ける(大きな粗利益が残せる)という状況ではなくなっており、日によっては売り上げ不足の中で思いのほか差枚数が発生してしまい薄利に悩んでいる店長さんも多いことかと思います。
その中で、好調なのはやはりジャグラー系、或いはお店によってはAタイプバラエティーコーナーでしょう。
スペック的にどうしても薄利になってしまうのは仕方ないのですが、土日祝の日中や平日の夜時間帯はかなりしっかり稼動して店内の賑わいに大活躍するので、助かっているというお店が多いことでしょう。
※ちなみに、Aタイプ機(リアルボーナス連タイプは含まない、ノーマル機のみ)のざっくりとした台粗利ですが、交換枚数が5枚台のお店なら2,500~2,900円くらいの幅に収まるように設定管理しているお店が多いかと推察します。
これは、旧基準AT機が4,500円前後は見込めたのに比べれば、薄利と言えます。
この、適当に集客できるコーナーをどう使うかによって、4月後半戦~入替自粛期間中の稼動に差が出るかと見通します。
設定を使わなくても動くんなら、設定1で放置すればいいや、と考えるか、それとも要所要所で「まともな設定使ってるのかも」と邪推させたり期待させたりするような使い方をするのかによって、新台が無い期間のホールの雰囲気は変わってくるかと思います。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・アステカ太陽の紋章 ・ニューチバリヨ ・トータルイクリプス など
以上、今週の見通し解説は、これくらにしておこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※稼動や利益が良い/悪いという判断には、エリア差やどれだけの数字を期待しているかといったお店ごとの営業目標によって違いがあります。
また、この見通しはあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。
その際は、お手数ですがこちらからコメントお願い致します↓
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前から疑問なのですが、店は新台に対して
・どの程度の稼働率(例えば1週間平均)
・稼働期間
を期待しているのでしょうか?
いや、台を人にたとえて経営シュミをしてみたら(40万円で人を請け負う)、最近の1~2ヶ月で撤去される台ばかりの現状で、とても経営が成り立たないと思ったので。
稼働率50%稼働期間3ヶ月ならベタピンだろうな、と。
バブル時代のパチンコはよく覚えています。稼働期間は年単位が通常でした。
台単価も2分の1、稼働期間は数倍、でも玉単価、コイン単価は変わらず。
出さない店批判をよく聞きますが、以上からすればしょうがないとも思えます。
でも、それでは業界自体が崩壊するでしょう。
DK さん
薄利多売の状況が崩れたのがいつ頃なのか?
私自身が設定管理や釘調整業務をやり始めたのが大体2001年くらいからなので、それ以前の具合的な営業数字に関しては当時の店長や釘の師匠から聞いた話くらいしか書けません。
それで良ければですが、例えば店の看板機種だったギンパラ全40台くらいは、台粗利3,000円以下で使っていたそうです。
当時の交換玉数が2.5~2.63円くらいだったので、平日でも昼過ぎからはサボリーマンの皆さんでほぼ満台、夜時間も新たな会社員層で例外なく満台で、遊んでもらった上に利益も残り、万々歳であったと。
現在はとてもそのような台粗利では遊技機代分を作っていくのは困難で、仮にその水準の台粗利で40数万円を稼ぐのなら5か月以上は掛かってしまう計算になります。
導入から日が経てば経つほど売り上げる力は減少し、現在のパチンコ機であれば2週間も経てばアウト個数が10,000個以上減少する機種もかなり多く存在します。
売り上げ不足の状況では粗利益も不安定になり、店側が粗利マイナスになる日も出てくることさえあります。
そうしないために、エリア差はありますが、ある程度勝手に集客する金/土曜や夜時間の売り上げが見込めない日曜祝日などはかなり手堅い調整になり、しっかりとした利益を狙うお店が多くなるような現状かと思います。
スロットであれば、交換枚数が5枚台のお店なら、新台にはほぼ例外なく設定3以上は入らないと考えて頂いた方が良いです。
これも、設定1の放置でも導入4週間くらいは適当に稼動するので、その期間の内に多めの売り上げの中からより多くの粗利益を残そうと考えるからです。
※この例に当て嵌まらず、平時から高設定を使ってくれるお店をご存知であれば、それは良心的なお店だと思います。
例えば、最近の機種で言うとマジカルハロウィン(導入4~5台)で平均IN枚数が導入4週間時点でも14,000枚くらいはありましたし、更に日が経った今現在でも10,000枚以上はあります。
これはパフォーマンスが良い方で、すでに導入40日くらいで機械代分は作り終わっていて、まだこのままの台数で設置しておく目算がある、こういう状況で初めて「じゃあ、今日は7が付くから1台設定4を使ってみようかな。挙動が良くて適当に出れば、次の17日にも設定が入ると邪推してくれる人がいるかも」的な考え方でようやく高設定を使うといったお店(交換枚数5枚台)も多い事かと思います。
交換枚数や、1台あたりいくらで購入したか、そのお店が会社から求められてる粗利益期待値がどの程度か、或いはエリア差にもよるので何とも言えませんが、大体は導入してから2か月以内には機械代分を作り終わっておくのが理想と考えている店長さんが多いのではないでしょうか。
こういう釘調整/設定状況な訳ですから、店側が「遊ばせる気がないのか!」「全然出ない!」とお叱りを受けるのはある意味当然で、この業界に限らずユーザーは我儘で良いと思います。
立場を変えれば皆がユーザーなので、製品/サービス提供する側により良いものを求める心は当然で、それを否定するのはまともではないと思います。
ですが、店側としても営業店舗な訳ですから、経営者が要求する数字は出し続ける必要があります。
メーカー営業マンも、べらぼうに高価だとわかっていても、短命だと察していても、新台は売り続ける必要があります。
つまるところ、ホール側の問題もメーカー側の問題も現場レベルにはその原因が少なく、そのほとんどは経営陣にあると言って良いかと思います。
今回は、コメント頂きありがとうございました。
また何かありましたら、お気軽にご意見お寄せ下さいm(_)m
詳細にご回答ありがとうございます。
店側に対する苦言というか愚痴になってしまいますが、現状はひどいものです。
私もしばらく打っていません。打つ気が起きません。
特に、例の釘調整に関する行政指導(?)後、命釘、アタッカー、スルーなどの露骨なマイナス調整はなくなりましたが、全般的に寝かせがひどくなりました。釘の根っこを転がって行くべきところに行きません。スロットは推して知るべしです。
平成初頭ころからよく打ち、2.5~3円(7枚~6枚)が基本で、3円だったら25回、2.5だったら30ベースで店を見極めて、回るんだったら終日ブン回し、というよくあるスタイルでした。
発想として、「200回したら2300発の戻し期待値」が基本でした。
ですから、初期CR(それこそ源さんや初期海)はお得だったのです。勝てなかったけど、まあ楽しかった。稼働期間も年単位でしたし。
勝ちに行くならスロットでした。7000回回して3000枚だせば大勝ち。2号機~3号機の時代ですね。設定1なんて存在しないモノと思ってました。
即ヤメの人の方が少なかった時代なので、稼働率が高く、薄利であっても店は潤っていたと思います。
定量制の一発台(コンビ)とか羽モノなど、打つ側の選択肢もたくさんありました。
その後、スロットであれば初代ゴッドやパチならばダイナマイトみたいに射倖性が異常に高い台もありましたが、多様な台があり、バランスはよかったと思います。客の方も、博打として打つ人と遊技として打つ人、それぞれ納得して打っていた、そんな時代でした。
いろいろ問題はありましたが、「国民の娯楽」の体裁は十分に保っていたと思います。
その後、夏の駐車場幼児放置などの事件を通じてお上の規制があり、経営側、店側、メーカーともに苦労されたとは思います。しかし、私の乏しい直接の知見からすれば、業界慣習の方に問題があった(現在進行形)と考えています。
パチンコの周辺業界(広告系)の友人に、「等価の性で削りがきつい。3円で回せた時代がよかったのに」と話したところ、「業界最大手が等価だから、周りもそうせざるを得ないんだよ」という釈然としないことを言ってました。
また、仕事上、ある韓国系の大物の人と話していたところ、その方に電話が入り、要は、「慶次の新台をメーカーが入れてくれない、口利きしてくれないか」という電話でした。その後の無駄話の中で、業界の抱き合わせ販売の話などいろいろ伺うことができました。
長くなるのでここらでとどめますが、最大の問題はメーカーにあると思っています。なぜ、買う側(客側)である経営側・店側があそこまでメーカーにおもねらなければならないのかが、やはり理解できません。
客側も、「クソ台作りやがって」とメーカーを批判はしますが、一義的批判は店に対するものになります。「スペックを生かしていない」「クソスペックなら上方調整すべきなのにぼったくる」「そのそもあんな台なぜ大量導入した」などです。そして、その批判は当を得ているところがまた厄介です。
近時の行政の動きは、長時間稼働(長期、ではない)、入り玉出玉のマイルド化を計り、賭博性より娯楽性を高める方針と思われます。それ自体は抽象論としてはおかしくないでしょう。
しかし、経営側も客側も爆裂機という高収益、高差玉の「毒樹の果実」を食べてしまいました。
ただでさえ趣味が多様化している現在において、失われた客が戻ってくるとは到底思えません。
営業レベルでなく、業界レベルでメーカーと経営側が10年戦略会議でもやるとかしない限り、斜陽産業と断じられても仕方がないと思います。
とりとめのない鬱憤晴らしのような駄文になり、申し訳ありません。
DK さん
拝読して、私自身気づきを得ることもあり、業界をしっかりと見て来た方は流石にそれ相応の視点に至るものだなと感服しました。
私などのブログに、DK さんはじめ見識豊かな読者の方が沢山いらっしゃるということに、日々本当に感謝しております。
そういったレベルが高い皆さんからご覧頂くだけの価値があるブログにできるように努力しようと、妙な緊張感というか、身が引き締まる思いです。
ところで、今回の遣り取りですが、コメント欄に留めておくのももったいないので、記事にまとめ直して、より多くの読者の方からご覧頂こうかと思います。
同時代を生きた読者の方であれば、当時の懐かしさと同時に現状の業界の体たらくを嘆くでしょうし、20代の読者の方であれば、全く新しい気付きがあるかも知れません。
反対に、より業界歴が長い読者の方がいらっしゃれば、この業界はそんなもんじゃねえ!とお叱りを受けてしまうかも知れません。
いずれにせよ、それぞれの立場で何か考えるきっかけにはなるかと思いますので、ご協力頂きたいと思います。
記事としての体裁を整える必要がある都合上、段落分けしたり、改行したり、誤字修正したり、強調したり、注釈を入れたりといった微調整はお任せ下さいませ。
貴重なご意見、体験談をお寄せ頂き、ありがとうございますm(_)m