このところ気になる事と言えば、株価、為替、そして気温の上下動といったところでしょうか。
特に、この週末は低気圧が発達し、一部地域では大雨の予報も出ており注意が必要です。
4円P | 20円S | |
21(日) | × | × |
22(月) | × | × |
23(火) | × | × |
24(水) | × | × |
25(木) | × | × |
26(金) | × | × |
27(土) | × | × |
♥:有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
○:遊べそうな日
-:普通の日
×:打ちに行かない方が無難な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
<解説>
パチンコ
先週に引き続き、有力な新台の販売が無く売り上げ増が見込めない週のため、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
読者の皆さんが日本全国どのエリアにお住まいか、また日常的にパチンコ店を覗きに行きどの程度しっかりと釘を見ているか否かによっても変わってきますが、最近は特に厳し目の釘調整で臨んでいるお店が多いのではないでしょうか?
経済産業省や各調査機関調べによる業況のマクロデータは大体は2ヶ月後くらいに発表されますが、おそらく2016年2月のパチンコの営業データは、直近十数年で最低水準のものになるでしょう。
確率1/399の旧MAX機種の新規製造販売が出来なくなり、釘曲げ問題(主に他入賞口のマイナス調整)、検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の撤去回収問題、更に庶民レベルでの実質的な不景気といった要因も絡んできた結果、パチンコの遊技客は大幅に減少しました。
パチンコ専門店は低玉貸しコーナー以外は閑散とし、パチンコスロット併設店はパチンコの粗利益ショート分をスロットでカバーしようと試みるもそろそろ息切れ気味かと思います。
※昨年11月頃から同じような状況で急場しのぎの営業を継続してきて、初めのうちはスロットの頑張りで何とかなっていたのが、さすがにスロット客も設定状況の異変に気付き始めていることかと思います。
特に、東京の読者の皆さんは、昨年11月2日以降は等価交換営業が廃止され、当初はこれまでの損益10割分岐ではできなかったような甘めの釘調整で臨むお店もあり、やっぱり交換玉数が変わればある程度回してくれるんだな、と少し安心したことかと思います。
しかし、どうでしょう?
以前の等価交換時代よりも、今の28玉交換の現状の方が、厳しい釘調整に感じるのではないでしょうか。
これには2つの要因があり、一つ目は前述の通りのパチンコのトレンドダウンが影響しています。
そして二つ目は、新規に販売されている機種の他入賞口周りは、しっかりと釘を曲げてマイナス調整しないと、ある程度勝手に拾ってベース値が30近くになってしまう場合があるからです。
他入賞口周りのゲージ(釘配置)の特徴としては
①他入賞口の左右両方から拾わせるような構造
②道釘(連釘)の途中にブロック釘があり、それに弾かれた玉が他入賞口付近で遊んで拾いやすくなる構造
このような感じになっており、拾う個数を減らすには、どうしてもこれまで以上にしっかりと曲げる必要があります。
また、他入賞口は取り締まり行政から閉めるなと言われているようなものなので、これに従った結果
・命釘をこれまで以上に閉める
・命釘を大きく下げて、命釘付近で遊んだ玉の受けを悪くする
・命釘の左側を少し上げて左からの玉の流れ込みを悪くする
・寄りをこれまで以上に割ってこぼす
・風車上の逆ハカマの出口の釘を左に流し、寄り玉を左にこぼす
・風車上の逆ハカマの出口を詰めて寄り玉の勢いを落とす
・風車を右に曲げて、寄り玉を左にこぼす
このような感じで営業しているお店が多いのではないでしょうか?
残念な見通しではありますが、今後はこのような釘調整で臨むお店が更に増えるかと思います。
ちなみに、釘を見るのがあまり得意ではないという方が、日頃通っているお店の今後の釘調整の方針をチェックするのに使えそうな機種としては、CRJAWS(1/319)、CRウサビッチ、CRアクエリオン、CR真花の慶次の甘デジ、これらの釘なら見やすいと思います。
これらの機種は、結構しっかりと他入賞口周りを曲げないと高ベースになるので、そこをどのように調整しているかにそのお店の考え方が出てくるように思います。
ヘソは適当に拾って保留も適当に点くけど、他入賞口は全く拾わない。
他入賞口は適当に拾って玉持ちが微妙に向上したけど、ヘソは拾わず液晶画面が動かない。
・・・どちらが良いですか?
もちろん、どちらも嫌ですよね。
なので、過度に釘を曲げなくてもバランスが良いスペック機の開発販売が待たれている訳ですが、なかなか出てこない、そういった状況です。
今週~来週の主な新台(地域差あり)↓
・CR天元突破グレンラガン(1/319で2スペック:16R出玉数違い) ・CRテイルズオブデスティニー(1/319) ・CR美男ですね(1/319) ・CRJAWS(1/99) ・CRA魁!男塾(1/99)
スロット
パチンコと同様に、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
しかし、スロットだけ見ればそれほど状況が悪いという訳ではありません。
適当に売り上げが見込める機種があり、ある程度は使えそうな新台もちょこちょこ販売され続けているので、2月中に関してはちゃんと集客意欲があるお店なら要所要所で遊べる設定配分にしてくれる可能性は十分あります。
また、前述のようにパチンコの粗利ショート分のカバーを考えなくて良い適当な規模のスロット専門店であれば、定番機種への高設定使用やイベントらしい設定配分で営業してくれるお店もあると思います。
ただし、更にその先の見通しと言えば、曇り空といったところです。
これまでそんなには悪くなかったスロットの空模様を変化させる要因としては↓
・直近では:3月の南国物語の動き方
⇒仮に利益がとりにくい機種だった場合、多めに導入したお店は状況が悪くなる
・半年~1年くらい先を見た場合:現状はまともな稼動だが、それが旧AT機種に依存しているお店
⇒現状、一番楽に(お金を掛けずに、頭を使わずに)粗利を稼いだりイベント営業をしやすいのは、北斗転生の章、ハーデス、ゴッド凱旋などを中古で購入して高設定投入アピールをして営業するという手法かと思います。
それに加えて、手持ちでバジリスク絆や沖ドキが多めにあれば、なお良いです。
ただし、これらの機種がパチンコの旧MAX機種と同様に「射幸心を煽る」と見做されて検定期間満了(3年間)と共に撤去になれば(認定=設置延長が不可の場合)、一気にまとまった台数の入替が必要になったり既存のヘビーユーザー層を失い費用負担面でも集客面でも状況が悪くなる可能性があります。
※ちなみに、バジリスク絆は、現在新たに中古市場で調達しようとすると、1台130万円前後はします。
全国的に入替が自粛される伊勢志摩サミット時期にかけて180万円程度まで値上がりすると可能性まであると思います。
沖ドキに関しても、現在100万円近い中古価格ですが、上記と同様に130万円程度まで値上がりすると読みます。
こういった観点で、現状でも1年以上先を見た場合でも、正統派の取り組みとしては
・Aタイプの主力機種を育成する
・主力機種が作れない場合は、Aタイプバラエティーコーナーを作り、固定ファンを育成する
この2点が肝要であると思います。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・マジカルハロウィン5 ・偽物語 ・ひぐらしのなく頃に絆
以上、今週の見通し解説は、これくらにしておこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※あくまでも私見ですので、いろいろご意見あるかと思います。
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