会社員の皆さんは、年末年始でかなりお金をつかって「早く給料日来ないかな」という毎日かと思います。
そんな中、自宅でTVを観ていても、ベッキー、ゲス極、SMAPのトピックスばかり。
さすがに飽きてきたけど、退屈しのぎにパチンコスロットを打ちにいっても良いものかどうか・・・
4円P | 20円S | |
17(日) | × | × |
18(月) | × | × |
19(火) | × | × |
20(水) | × | × |
21(木) | × | × |
22(金) | × | × |
23(土) | × | × |
♥:有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
○:遊べそうな日
-:普通の日
×:打ちに行かない方が無難な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
<解説>
パチンコ
先週に引き続き、有力な新台の販売が無く売り上げ増が見込めない週のため、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
特に関東圏において、ここ2~3年来、パチンコの売上減傾向は継続中です。
その原因は何か?
これは人によって見解が変わってくるかと思いますが、私楽太郎としては、やはりアベノミクス絡みの消費増税が後々まで影響を与える重いボディーブローだったのかなと考えています。
「持てる者は尚も持ち、持たざる者はより一層苦しくなる」という状況は、自民党が政権を担っている以上、仕方ないことであり、それに対抗しうる野党は一つも無いわけですから、この流れは当面変わりそうにありません。
大企業や富裕層、不労所得のある家庭にとっては現状の政策はウェルカムであっても、一般家庭にとっては可処分所得が増えていない状態で日々の生活における必要支出が増えるわけですから、当然お父さん方のお財布も薄くなってきます。
近年のパチンコの稼動は、会社員客が支えていたといっても過言ではないので
・気軽に遊べるスペックが少ない
・焼き増し的な似通った機種ばかりで、面白くない
・ホール側には売上減傾向(今後の見通しも悪い)という不安要素が常に頭にあり、甘い調整の台が少ない
・・・このような状況では、とてもではありませんが、仕事終わりに遊んで帰るか!
そんな気分にはなりにくいのは、仕方ないことだと思います。
更に、こうした傾向に拍車をかけるように、2015年9月以降の更なるトレンドダウンや11月以降世間を巻き込んでの「高射幸性遊技機の撤去」や「くぎ曲げ」問題の表面化、「確率1/400MAX機の製造終了」「東京都における25玉/5枚等価交換の廃止」といった状況が重なり、多くの関東圏のホールは辛気臭い営業を続けているといって良いかと思います。
こうした状況に変化を生み出すには、やはり目新しい機種が必要になってくるわけですが、私見では6月以降にならないと全く変化が出ないように思います。
直近で販売される予定の機種は、概ねこのような機種、スペックになるかと思います↓
・以前MAXスペックだったもののスペックダウン(1/250、1/199、1/120、1/99近辺)
・確率1/300近辺で大当たり出玉1,500個、確変65%の機種
・確率1/199~1/150近辺で、確変突入率が厳し目で継続率が高い機種(高継続のカラクリは1Rや2Rも含むので、連チャンした割には獲得出玉が凄く少ない場面も)
➡特にこの継続率65%以上のスペックは、5月以降は販売できなくなる予定なので、メーカーとしては売れるうちにさっさと作って(一度作った機種のマイナーチェンジにつき、開発労力は少ない)売ってしまいたいという事情も手伝っています。
・手持ちの版権の使い回し(~再び、~2、~3、~絆、などなど)
この業界はやはり機械産業なので、メーカーには精一杯頑張って貰いたいところですが、数年来タイアップ機種や過去のヒット作の続編機種ばかり開発販売してきたメーカーに、いきなりオリジナルコンテンツの面白みがある機種の開発を期待するのには無理があります。
現に、手持ちの版権やタイアップにばかり頼ってきた最たるメーカーともいえる京楽は、ここ数ヶ月全く動きがありません。
このような状況下において、直近で販売される機種が甘デジばかりというのは、ある意味仕方のないこととも言えます。
今週~来週の主な新台(地域差あり)↓
・CR機動戦艦ナデシコ(1/99) ・CRゴールデンゲート(1/99)
・CR悪魔城ドラキュラ(1/128) ・CRキング・オブ・ファイターズ(1/99) ・CR絶狼(1/99)
スロット
パチンコと同様に、有力な新台の販売が無く売り上げ増が見込めない週のため、しっかりとした収益を狙うお店がほとんどです。
ただし、翌週には平和オリンピアのキラーコンテンツである戦国乙女、その翌週以降は(2月に突入)沖ドキトロピカル、月中にはマジカルハロウィン5やひぐらし絆、そして注目度が高い偽物語などが控えているため、パチンコほどは深刻に売上減の心配をしているお店は多くないと思います。
なので、適当な規模の新台入替ができて売上増が見込め、店長さんの自由度が高いお店なら、新台への高設定は期待できなくても、ある程度長めに設置しておく予定の機種や定番機種には高設定が入る可能性は十分あるかと思います。
こうした状況で、営業がきつくなってくるのが、小規模店舗です。
仮に
・小規模企業で、他事業をもっていないか、あってもその収益が少ない
・1店舗しか運営していない
・4円パチンコ200台以下
(稼動減でどんどん低貸し玉コーナーにしていくも、状況は変わらず)
・20円スロット50~80台程度
このようなお店があったとします。
私見では、このようなお店は余程社内の体質改善(人件費等の削減など)を実施していない限り、今後の生き残りは難しいかと思います。
理由は、収益の柱であったパチンコの数字が崩れ、その分をスロットで頑張ろうと思っても、売り上げが期待できる新台を「売ってもらいにくい」状況だからです。
※もしもジャグラーが凄く高稼動で毎月しっかりした粗利益が見込めたり、店長さんにかなりの営業手腕があり古めの機種構成でも月間平均IN枚数10,000枚くらいのまともな稼動があるお店なら、少し事情は異なります。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・機動戦士ガンダム
以上、今週の見通し解説は、これくらにしておこうかと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※あくまでも私見ですので、いろいろご意見あるかと思います。
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