パチンコ業界と風の谷のナウシカの世界観

検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=いわゆる「不正」遊技機の撤去問題に関してですが、現時点では、メーカー側にはその入替費用分の内のまともなパーセンテージを負担するという考え方はなさそうです。

 

メーカーの状況

現時点での、新台価格や販売条件、下取り金額の提示などについて、ざっと例を挙げると↓

・これまで同じ枠では1台398,000円で販売していたのを、428,000円に値上げ

・新枠を開発したことを理由に438,000円に値上げ

・既存の色違い枠で手持ちのコンテンツ機種の新作を販売し、419,000円に値上げ

・10台以上の購入で最短納品可(通称:TOP導入)、5台以上で1週遅れ、それ以下ならそれ以降の納品

・中古で購入した場合は検定書類を出さない、或いは3か月遅れで送付する

 

こんな感じになっています。

 

大体は、これまでよりも2~3万円程度販売価格を上げて、下取り価格を1~2万円上げて対応するといった感じですが、これは誰が見ても「メーカー側の手取り金額は、ほとんど減ってないじゃん。遊技機の回収とか言って、全然自己負担してないじゃん」こういった印象を持つかと思います。

 

まあ、今に始まったことではないし、業界人ならこのような展開になることは割と早い段階から読めていたので別段驚きもしませんが、やっぱりこの業界は闇が深いな、このように思わざるを得ません。

 

ホールの状況

一方、ホール側を見ると、いわゆる「くぎ曲げ(主に他入賞口付近)」の是正や宣伝広告等の諸規制をしっかり守っているかといえば、そうではありません。

 

相変わらず店側に都合が良いように釘を曲げ、イベント営業に力を入れているお店が多く、それは大手であっても同様です。

 

ざっと例を挙げると↓

・他入賞口が拾いやすいゲージ構成の機種は、ノーマル調整ではベース30近くになり薄利になるので、付近をマイナス調整する

・風車上の逆ハカマの出口を詰めたり、左にこぼしたりすることで、寄り玉の勢いを無くしスタート入賞口に届きにくく調整する

・ライター招致系のイベントで、当日の営業状況をSNS発信してもらう

・出玉イベントや高設定投入を匂わせるイベントを、一般人管理を装ったブログで公開する

 

このような事は、日常茶飯事です。

 

遊技機の性能的には、マイナス調整しないと営業上必要な利益を生まない設計の機種が多いので、やむなく調整しているというお店も多いかと思います。

 

その場合、以前よりはさりげなくというか、健全化センターや取り締まり行政から目を付けられない程度に釘を叩くわけですが、今後ヘソ賞球が4~5個の機種が主流になった場合は、結構しっかりと曲げないと欲しい利益が残せなくなるように思います。

 

それは、私が管理しているお店でも、例外ではありません。

 

また、イベント営業に関しては、例えば業界のTOPカンパニーを自認する企業でさえ、露骨に実施している状況です。

※興味がある方は、関東圏のマルハンの自社ブログをご覧下さい。

開催日や機種を特定したイベント、ライター招致系、取材系イベント等、かなり派手にやっています。

(これは、それほどパチンコのトレンドダウンが激しい事の現れであり、規制を無視しないと営業が持たなくなってきているのだと推察します)

救世主

業界に救世主は…

 

打ち手の状況

打ち手がどんなお店を選ぶかは、大体はこんな感じかと思います↓

・行きつけのお店(告知や調整/設定は不問)

・設備面で凄く利用しやすかったり、好きな機種を設置してくれているお店

・告知や調整/設定面で、期待をさせてくれるお店

 

特に若い打ち手に関して言えることですが、いくら業界が健全化して行ってほしいと思っていても、実際に自分が好んで打ちに行くのは、規制を無視した派手なイベントを実施しているお店だったりします。

 

これは仕方がないことであり、打ち手側には何の落ち度もありません。

 

ただし、以前の記事(リンクします)でも書きましたが、これもやはり業界の根っこにある薄暗い部分なのかなと思います。

 

つまるところ、メーカーも、ホールも、打ち手も、長きに渡る不健全な遊びに慣れてしまっているというか、毒されていると言えます。

 

風の谷のナウシカの世界観

暗い話題になってしまったので、ちょっと話を変えてみます。

 

皆さんご存知、『風の谷のナウシカ』という作品があります。

ここでは、アニメ映画ではなく、原作漫画の方のあらすじというか、その世界観を箇条書き的にご紹介します。

※そんなの知ってるよ、という方は、読み飛ばして頂いても大丈夫です。

 

・「火の7日間」と呼ばれる大破壊以後の世界である

・人々は、空気や土壌が汚染された世界に生きている

・大国間のパワーゲームは依然続いている

・世界には、「腐海」と呼ばれるエリアが存在する

・「腐海」には巨大な蟲が生息し、また瘴気が充満し、人々の侵入をかたく拒む

・「腐海」の中では、人々は防毒マスク無しでは命を失う

・風の谷には、救世主伝説がある

・救世主は、青き衣を纏って金色の野に降り立ち、人々を青き清浄の地へ導くとされる

・「腐海」の深奥部には、環境が浄化された原初的なエリアが存在する

・大破壊後の長い時間をかけて、人々の身体は汚染された世界に生きるように適応してきた

・人々は、浄化された空気を吸い込むと肺が持たず、息絶えてしまう可能性が高い

・伝説にある青き清浄の地は、人々はそこでは生きられないという矛盾を孕んでいた

・人々が青き清浄の地で生きるには、数世代を経てその環境に再適応する必要がある

・ナウシカはその事実に一度は絶望し、王蟲の群れの中に身を投じる

 

国家情勢や他の人物などには触れずに、ざっと書くと、こんな感じかと思います。

 

こういった流れで、世界の矛盾や自身の絶望を克服したナウシカは、現時点の自分の世代では不可能であっても、人々には浄化された世界で生きる未来が待っているという確信を得るに至ります。

 

・・・何か、引っかかるものがないでしょうか?

 

私は、このナウシカの世界観は、現在のパチンコ業界を取り巻く事情に良く似ていると思います。

 

不健全が当たり前の業界だが

法令や諸規制を遵守する健全なパチンコ業界が望まれてはいるが、打ち手が支持しているのは出玉イベントや高設定投入イベント(期待感を煽るライター招致系、取材系イベントを含む)のようです。

 

取り締まり行政(監督官庁)が難色を示していることでも、平気で行う業界体質に変わりはありません。

※TOPカンパニーでさえ、堂々と違反するのですから。

 

世の中的な常識では、ユーザー(消費者、購入者等)に迷惑を掛けたら生産者側(製造元、販売元、施工主等)は謝意を示し、状況に応じて補償や賠償の責を負います。

 

しかし、パチンコ業界では、それはまず期待できません。

 

赤信号を皆で渡るかのように、依然として「くぎ曲げ」や規制無視のイベントを行うホールがまた増えてきているように見えます。

 

今現在は、このような状況ですが、仮に、業界に関わる全ての者が100%法令や諸規制を遵守した場合、どうなるでしょうか?

初めのうちは、現在よりも更に、遊技客が減るでしょう。

日々の営業上何の変化も無い、来店する理由も着席する理由も与えてくれない健全過ぎるホールでは、打ち手は立ち回りにくい訳ですから。

 

釘は納品時の状態からノータッチ、或いはそれに近い状態で営業に使用した場合、ホール企業の経営状況は致命的なまでに落ち込み、廃業が相次ぐでしょう。

無調整でも成り立つような性能の遊技機は、ほぼ存在しないのですから。

 

「不正」遊技機の撤去回収時に、世の中的な常識に則って、「監督官庁の取り決めに違反して販売した機械は、我々メーカーが全責任、全額負担にて回収致します」と決定した場合、更に数社のメーカーが倒産するでしょう。

現在のメーカーは営業マンの人件費や版権維持費の割合が大きく、それらを賄うためには常に新台を販売し続けて、高値でホールに買い続けてもらう必要がある訳ですから。

 

要は、現時点では、完全なる健全化はあり得ない訳です。

100%健全な状態で生き残れる打ち手、ホール、メーカーは存在しないように思います。

 

ただ、不正や非常識、不健全は是正されることが好ましいというか、時代の要請であることには変わりありません。

 

今すぐには不可能であっても、数年後、或いはこの業界がまだ存続していればの話ですが、数十年後になるかも知れません。

段々と業界全体が健全な方向へと変化していくのであれば、打ち手も、ホールも、メーカーも、全員は無理かも知れませんが生き残る術は十分にあると思っています。

 

しかし、ナウシカの世界観と決定的に異なる点が1つあります。

救世主の不在です。

 

かつて業界が苦難の時には、その時々においてフィーバーやゼロタイガー、海物語、大花火、北斗の拳といったエポックメイキング的な遊技機が登場して遊技客を増やすのに貢献してきました。

 

今後、それに匹敵するくらいの遊技機が誕生するのでしょうか?

或いは、革新的な営業スタイルでファンを魅了するホールが現れるのでしょうか?

・・・残念ながら、現在の両者の姿からは、その期待は薄そうです。

 

では、取り締まり行政側が、メーカーもホールも打ち手も健全に遊べるように、バランスよく手綱をとるようになるでしょうか?

・・・警察が国民に期待されているのは警備、安全維持であり、ただの余暇産業であるパチンコ業界の相手がメイン業務ではありません。

 

それでは、新規メーカーが参入して、業界の常識をぶっ壊すのでしょうか?

・・・閉鎖的で今や斜陽産業と目されるパチンコ業界に、敢えて参入してくる一般企業はイメージが湧きません。

 

どこにも救世主が出てくる気配がありませんが、読者の皆さんは、どのように考えますか?

 

 

長い記事に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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コメント
  1. 今回も楽しく勉強させて頂きました!

    ナウシカの漫画版の方は私は…なんだか苦手な記憶があります苦笑
    森の人が出てきたあたりでなんとなくおなか一杯になった様な。
    20年以上、読んでいないので今また読むと違う印象を抱くかもしれません。
    こちらのブログを機会にまた読んでみようと思います。

    さて救世主ですが…

    私は救世主の名前を知っています。
    その名は楽太r(ry

    冗談の様で本気です。業界に関わりある方々がそれぞれ然るべき動きをとる事こそ大きな動きに繋がっていくと思います。救世主は待っていては来ない、呼び込む土壌がなければ。もしくは自身がそれとならねば。

    今後の業界の変化予想として…

    営業形態は低貸し・低換金が唯一の正解だと思いますがいかがでしょうか?
    感覚としては賭場からゲームセンターに。
    各台計数機は人件費の見地から必須だと思います。特殊景品にばかり景品交換が向くような景品の揃えではいけませんね。
    また、景品の仕入れに企業努力が生まれるようになれば店舗格差が付きやすいと思います。

    メーカーは基盤交換…というかソフトの交換で新しいゲームができる仕組みを作る。大体新しいソフトが出るたびに新しいファミコンを買うことはありませんでしたからね。ファミスタとファミスタ’89はシールでしか外見が違わないという徹底ぶりだったな…。
    あとなんといってもゲーム性が上がらないと話にならない。課金してまでやるユーザーがいる携帯ゲームをなぜ勉強しないんでしょうか。可能かどうかは別にして、他のユーザーと競ってもらう仕組みあれば…と思います。

    今いるユーザーはギャンブラーなので新規ユーザーの獲得が必要だと思います。重なる方もいると思いますが、過去ユーザーの掘り起こしは特にナンセンスです。

    商売なので儲かる仕組みを考えなければいけませんが、業界全体で動く金額を一桁二桁変えていかないといけないとも思います。

    私のコメントは生意気で夢物語かもしれませんが、お目通しいただければ幸いです。

    次回更新も楽しみにお待ち致しております。

    • 読者何某さん

      ご指摘の通り、私の仲間内でも、今どきの4円パチンコは
      「1PUSH=500円の価値がある遊びではない」という話によくなります。
      まあ、低玉貸しならいいけど、と。

      商売の原則はやはり薄利多売であり、それが大きく崩れた今、業界としては
      ・低玉貸し化等のチャレンジによって、客数を再び増やしたいのか否か?
      ・一部の(売上が見込める)ヘビーユーザーを(撤去期限ぎりぎりまで高射幸性機種を置いて)維持したいのか否か?
      まずはこの二択を選ばないといけないと思います。

      しかし、後者の道は、取り締まり行政や世間からは依存症を問題視されており、またそういった
      人達が好む高射幸性スペックは今後販売出来なくなり、新内規ではこれまでと肩を並べられる程の
      ハイスペック機が開発販売出来ないのは目に見えています。

      となると、やはり採り得る選択肢は前者の方であると考えるのは自然かと思います。

      最近は低貸し専門店や複数レート併設店も増え、パラッツォなどは新規出店時点で
      低貸し専門で開店するといった事例もあります。

      既存の4円パチンコ専門店が一部を低玉貸しコーナー化する場合、例えば
      1列15~20台=1島30~40台の一角を玉積式から各台計数式に変更した場合↓

      ・各台計数対応のサンドユニット
      ・各台計数機器(受け皿)
      ・データランプ周りの設備変更(持ち玉表示用のランプに変更等)
      ・自動回収灰皿周りの改造
      ・島内配線の取りまわし(ホールコンとの接続工事等)
      ・作業人員費、工事費 など

      どのメーカーの製品を選ぶかにもよりますが、大体は1島で700~800万円位の
      改修費がかかる試算です。

      これを高いとみるか、今後の人件費等の観点から安いと考えるか、経営者次第ではありますが
      現在主流の二代目経営者層には「親父から店を貰った時は、業界がこんな酷い状態になるとは
      思っていなかった。もう旨みがある商売ではないなあ(撤退も覚悟するか…)」
      このように考えている方も多いかと思います。

      経営者の考えは、あまりに程度が低いと営業店舗にも現れてきてしまいますので、
      こういったホール企業がいくら低貸しコーナーに改修しても
      「稼動が落ち込んだから仕方なく低貸し化したんだな」程度の印象しか持って貰えないと思います。

      やはり、やるなら、沢山の人に来店して貰いたいんだということを全力で前面に提示する事が肝要であり、
      それがやりきれるお店なら客単価の低下分を客数の増加分で(100%は難しいが)相殺できるかと思います。

      例えば、東北エリアの知人のお店では、たしか1島=30台で↓
      ・4円P時代はその島の稼動が5,000~6,000個台まで低下
      ⇒月間の島単位での粗利が120万円程度に低下し、更に下がる予兆もあり。

      このような状況下で、自店では初めて低貸しコーナーを作りました(0.5円)。
      そうしたところ、約1年で
      ・稼動が25,000個以上で推移し、低貸し専門の新規会員が増加
      ⇒再プレーの利用率も来店回数も増加し、月間の島単位での粗利は120万円程度で推移。

      TELで聞いた話で恐縮ですが、このような営業状況で今もやっているとのことです。

      玉積式なので手間はかかるが、ホール内が閑散としていてスタッフが気だるい感じで
      巡回していた頃に比べれば、活気がある一角が作れて良かったとも話していました。

      まあ、いきなり全台低貸しで営業するのは難しくても、これまで低貸し化を全く考えていなかった
      お店であっても、今後は前向きに考えていかないと営業が持たなくなると推察します。

      また何かあれば、お気軽にコメント、お問合せ下さいm(_)m

  2. 当方30年来のファンです。
    一番良かった時期は、ラッキーナンバー制 40玉交換。
    スロットは7枚交換の時代だったように思います。
    (ボーダー以上の台、高設定がたくさんありました)
    コラムを拝見させてもらったところ結局「健全化」は難しいと読み取れますね。

    パチンコにおいて釘調整が必要であるという前提があるとしたら、
    1 釘調整を認めてもらう
    2 換金も認めてもらう
    3 パチンコ税を導入
    4 所得を捕捉し(証券会社のように)会員カードで管理する
    (マイナスが大きくなったら面談をする)
    ということをセットで行えば健全化できると思うのです。
    (「のめりこみ防止」対策を具体的に行う)

    4月からは釘調整が一切できなくなるといいます(正しいですか?)
    勿論今までも厳密にはいけなかったのでしょう。
    釘調整をしない経営=無理という前提があるのなら
    釘調整を認めてもらうようにしないと、また結局はグレーのままでの
    営業になってしまうような気がします。 

    • いしけん さん

      私も40個/7枚交換時代の思い出にひたることが最近特に多いです。。。

      ただし、一物一価の規制により、その交換率では難しそうです。
      以前の40個/7枚交換時代よりも、現在はパチンコの存在感大幅ダウン/スロットの存在感大幅アップといった状況なので、
      仮に40個交換にするならばスロットは8枚交換になってしまい、これではさすがに交換期待度が低すぎて
      今のスロット遊技客は大幅に減るでしょう。

      今はパチンコスロット併設店が主流なので、パチンコを40個交換に変更して再生を図るには、調子が良いスロットの数字を
      犠牲にする勇気がなければ取り組めなそうです。

      釘調整に関しては、無承認がNGなだけで、ちゃんと
      「ここを、こう変更しましたよ」と届け出して所轄生活安全課が立会いのもとで
      改めて営業に使用すればOKという解釈も成り立ちますが、実際にそれを試してみたお店というのは
      私は聞いたことがありません・・・

      また、日々の釘調整を認可してもらうというのは、どんなに全日遊連が働きかけても通らなそうな案件です。
      なので、乱暴な言い方ですが、グレーなままの方が取り締まり行政にとっても良かったのではないかと思います。

      警察庁の生活安全局保安課長の人事異動のタイミングでは、今回のように今までは見過ごしてきたことであっても
      突っ込んでチェックされるということはこれまでもありましたし、今回の釘調整絡みの騒動は2014年末に小柳氏が保安課長に
      着任してから発生しているので、おそらく警察庁内部でも「新任の課長が張り切っちゃったな」という認識はあるのではないでしょうか。

      釘の幅が広過ぎる/狭過ぎるといったことを所轄や健全化センターレベルで全店現場チェックするのはマンパワー的に不可能であり、
      これまで通り「概ね垂直だよね」ということでスルーして、本当に過度な調整をしているお店であれば勝手に遊技客が離れていくので
      その成り行きに任せた方が業界にとっても遊技客にとっても都合が良かったのかも知れません。

      ただし、他業種にも言えますが、世の中的な法の厳格化の流れは止めようがないので、今後は厳しくチェックされて仕方がない事かと思います。
      (それだけのことをやってきたというか、派手に告知して煽って、かなりの遊技料金を頂いて営業してきた業種ですので、その報いを受けているとも言えます)

      ・・・では、釘を過度に曲げないで、どうやって営業上必要な利益を生み出していくか?

      ■一番手っ取り早いというかありがたいのは、遊技機の価格を下げてもらえれば無理な調整をしなくて済みます。 
      ⇒ただし、これは全く期待できなそうです。
      先日某メーカーの営業マンと話したら、遊技機価格を値上げすることで、今後発生する「不正」遊技機の撤去回収時の
      引き取り負担分を賄う予定だという発言があり、結局はメーカー側は負担する気がないということが良く分かりました。

      また、ホール数が減っているので、遊技機の販売単価を上げないとメーカー側の手取りも減るといった発言もありましたので、
      なんとまあ世ズレした業界かとびっくりした次第です・・・

      ■傾斜値の変更や、ベース値補正機能など、釘以外の要素で調整する
      ⇒以前メーシーが販売していたパチコン的な遊技機は(CRドラゴンアタックなど)、現代風にうまく改良すれば需要があると思います。
      例えば設定1=スルー通過時の1/45で電チュー開放、設定2=1/35で…、設定3=1/25で…

      このようにすれば、確率に左右されるという点で技術介入要素を減らし「パチンコは遊技である」という建前も守れますし、
      ホール側も設定変更でベース値を上げ下げできるので都合が良いです。
      このシステムにさらに、スロット初期4号機時代の子役カウンタ機能的なものを加えて、「今のところ一定回転数の間に既定のベース値を下回っているので、
      それがベース30を超えてくるまでは電チューの開放秒数を平時よりも0.5秒長く開くようにして多く拾わせて補正する」といった機能を付加すれば、
      遊技客にとってより優しいゲーム性になるかと思います。

      思いつくものをざっと書きましたが、いずれにしても真の健全化にはまだ時間が掛かりそうですね。

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