出来の良し悪し、オールドユーザーの心象の良し悪し、そして若い打ち手の嗜好に合うか否か、ここらへんは全て別にして、せめて入替自粛期間中だけでも頑張ってもらわないといけない機種であるアステカ新作の設定6の営業データを入手しましたので、簡単にではありますがご紹介します。
導入から丸1週間経過して、「キャラクターはいらなかった」「女の子がかわいくない」「巨獣、強い」「創造の遥か下を行く出来に閉口」「機械代が高すぎる」といったマイナス評価ばかり聞く同機ではありますが、肝心の払い出し性能の方はどんな感じなのでしょうか。
評判は最悪
私が管理しているお店では必要最小限度の導入台数に留めておいたので、機種単位で終日ガラ空きという最悪の事態は免れたのですが、十数台或いはそれ以上並べて置いているお店などはかなり厳しい集客状況に見えます。
定価に近い価格で買えば50万円を超える機種な訳で、機械代分を作るのにさえ苦労しそうな気配満点です。
※また、入替自粛明け早々に売却したとしても、おそらく大した売却益は見込めない感じです。
実際、私にとっても、せいぜい6月末くらいまでの付き合いになりそうな機種ですから、毎日設定1(時々気分転換で2)を使用して少しでも多くの粗利益を残そうと、読者の皆さんからは「ボッタ店め!」とお叱りを受けそうな使い方をしている次第です…
そんな中、このブログでも毎回高設定データを提供してくれている交換枚数6枚台&7枚の知人店長から、件数は少ないですが設定6の営業データをもらうことが出来たので、ご紹介したいと思います。
設定6:営業データ
全7件 | IN枚数 | 差枚数 | 出率 | BB | 台売上 |
sample:1 | 13,800 | -1,200 | 109.41 | 21 | 16,000 |
sample:2 | 18,600 | -4,720 | 122.00 | 32 | 9,000 |
sample:3 | 21,200 | -3,310 | 116.05 | 33 | 14,000 |
sample:4 | 22,900 | -3,980 | 119.07 | 33 | 18,000 |
sample:5 | 22,200 | -3,700 | 119.15 | 30 | 11,000 |
sample:6 | 18,900 | -2,540 | 114.99 | 31 | 3,000 |
sample:7 | 20,800 | -3,570 | 118.79 | 32 | 16,000 |
※私が管理しているお店のデータはひとつも無し(まだ1と2しか使用していません)
※sample:1~2は知人店長(交換枚数6枚台のお店)からのデータ提供
※sample:3~7は知人店長(7枚交換店)からのデータ提供
2日間据え置き時のスランプグラフ

AZTECA6
sample:1とsample:2は、設定6を2日間据え置きした時のデータで、その時のスランプグラフデータがこれとのこと。
知人店長曰く、
「せめて機械代が35万円前後なら、要所で設定4以上を使うとか、もう少し別の使い方ができると思う」
「設定4以上を使うと、IN枚数15,000~18,000枚級の稼動で台売上3万円前後で遊ばれる場面が、今のところ多い」
「ウチには●台あるけど、導入1週間ちょっと経って、もうすでに平均でIN枚数20,000枚超とか、それくらい稼動させられるイメージが全く湧かない」
「設定5の出方も、打っていて違和感を感じるレベルのようで、客滞率はぐっと上がる」
「設定6なら半日稼動で2,000枚は堅い。一応BONUSは引けるので、追加投資機会がべらぼうに多いとか、そんなことはなさそう」
「設定6でIN枚数20,000枚級の稼動だと、今のところはBB確率1/210~1/230の幅に収まるようなデータが出ている。安定感はありそうだ」
このようなコメントを頂きました。
なにぶん、私自身がまともな設定を使ったことがないので、単に貰ったデータをご紹介するだけの記事になってしまいましたが、参考にして頂ければ幸いです。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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楽太郎参加中:参考になる記事が豊富です
本日も勉強させて頂いております。
何にせよそうなんでしょうが、朝から時間があって6確ならば打ちたくなるリポートですね。
私の悪友はアステカ愛が強すぎて、一周回って太陽の紋章すら好きになった様です。
スルメの様な機械になればいいですね。楽太郎様のお店でも、ぜひ設定使ってあげてください!
読者何某 さん
私も初代は相当打ち込んでおり、その残り香的なものを求めてバベルも結構打ちました。
ワードオブライツも好きでしたね。
現状では、アステカに6を使うくらいなら他の機種を可愛がった方が営業的には効果的・・・などと考えてしまうあたりが、業界にどっぷり浸かってしまった思考回路なのでしょうかね。
もしも店側(交換枚数5枚台)が設定6を使う場面があるとしたら、そうですね、6/6くらいの時期なら可能性はあるかと思います。
機械代を稼ぐ目処が立っていて今後もある程度の台数を残す予定のお店であれば、イベントに絡めて使ってみるというところはあると思います。
ところで、データ提供してくれている6枚台や7枚交換店の知人店長は、本当にノリで設定を入れているようなので、羨ましい限りです。
それこそ、「俺アステカ好きだから」みたいな感覚です。
私も、こういう遊び心いっぱいのお店で遊んでみたいですが、近隣エリアにそのようなお店は存在せず、私自身にも連日長時間遊ぶだけの時間や体力的な余裕も無いのが残念です・・・
ご返信ありがとうございます。
私の悪友もバベルまで愛して実機購入してましたね。後はレジェンドやらリターンズやら。
ゲーム性に深みがあるそうで…。しかもベタピンだろうにそれぞれで出すので愛とは奇跡という事を彼から教えてもらいました。
最初の拒否反応を過ぎれば意外と遊べる、むしろ面白い機種なのかもしれません。そこはユニバ様ですしね。初代の北斗の様にジワジワ人気が出ればいいですね。
昨日の夜の上野村は南国物語がフル稼働なのに対してアステカは50%稼働でした。
帰宅前のサラリーマンは蝶を飛ばすためにレバーを叩き、飛ばしたら即ヤメという、わりと『先が見える
』展開がお好みですよね。機種構成が適正なら時間がないとできないアステカ等のARTダラダラ系との共存が見えてくるんですかね?素人の想像ですいません。
パチンコ・パチスロは遊技で遊戯です。
知人店長の様な遊び心がある店長がいるお店はどこか居心地がいいものですよね。
どんな顔でお客様が遊んでいるか、お店によって全然違うのは店長の違いなんだと思ってます。
エンターテインの方法はたくさんありますからどれをどうアプローチするか。
顧客にそれを選んでもらえばいいですしね。
読者何某 さん
先が見える/止め時が明確/規定枚数が獲得できるスペック機と、時間消費型のスペック機(要はAT/ART機、或いは一部RT機)の設置比率というか共存手法に関しては、そうですね・・・5号機初期のスパイダーマンが出てきたあたりから、営業企画会議的な場ではよく話題に上がってくるようになったかと記憶しています。
BONUSで百数十枚取って、その後の熱いっぽいゾーンを消化したら手持ちは0で追加投資になり辛そうに打っているお客さんや、数百~千G超のAT/ARTをGET!でも営業中のサボり遊技でアポが控えているので消化不能、こういった場面も営業現場では結構見掛けます。
夜時間帯は特に、閉店までの時間が見えているのでジャグラー系の機種が賑わうのは当然で、読者何某さんが御指摘のように、うまく組み合わせれば意外に活きる機種も結構沢山あると思っています。
そこで大事というか気にするべきことは、エリア内での設置台数ですかね。
どのお店にも大量設置されている機種ばかり選択するよりは、自店の特色を生かした機種構成にすれば、それぞれの弱いところを補完し合うような島/コーナーが作れるのではと思っています。
そういった観点では、グリンピースは惜しいですね。
面白みがある機種を博物館的に設置して新台も適当数導入しているものの、高設定投入期待値が低いので、どうしても若年層の打ち込みが足りないお店が多いように見えます。
私のエリアには同店は無いので、最近の状況はわかりませんが、20代の頃は上野の広小路通りのお店に並んだり新宿に出向いたりして設定6確定札台をGETしようと躍起になっていた身としては、やはり時代は変わったというか、なんとも寂しい限りです・・・