知っている方が少ない超マイナー機種かと思いますが、お構いなしに書いていきます。
なにせ、このシリーズは、私楽太郎の単なる思い出話なのですから・・・
前回は、20代中盤の頃、池袋東口で狂ったように打った「ブルーラグーン」について書きました。
読んで頂いた方は、全く得るものがなかったかと思いますが、今回はそれ以上に不毛な機種、「エルフドリーム」です。
御徒町へGO!
このエルフドリームですが、やはり設置店が極端に少なく、私の記憶の限りでは御徒町を出てすぐの某店に3~4台あったのが都内最多台数だったかと思います。
時期的には、裏モノ時代の末期にあたりますので、たぶん2003年初め頃ではないでしょうか。
この機種を打つためだけに、貴金属店ひしめくマイナーな駅、御徒町で山手線を降りていました。
こんな機種だった
・JSIという超弱小メーカーが製造した徒花的な機種
⇒このメーカーのHIT作を敢えて挙げれば・・・いや、何もありません。
・子役3~4連でBONUS?
⇒曖昧な記憶を辿れば、スイカやチェリーが連続した後、上部パネルの告知ランプが光っていたかと思います(オッサンなのでうろ覚え)。
※裏モノには、初当たりや連チャンの契機が異なるタイプが複数存在する場合があるため、ここでは●連で確定とは書きません。
・パッと見は王道Aタイプ
⇒しかし、1,500G以上のハマりも頻発する極悪機でした。
確率表なんてものは、何の参考にもなりません。
・パッと見はファンタジーな台
⇒上下パネルに描かれている、ビックリマンチョコのキャラクターのようなデザインのエルフがとても可愛い。
しかし、その妖精は、いつも私のお財布からお札を抜き取っていく盗人でした。

Lが不格好に長い
ハマり中は物語を妄想
天井があったのか否か不明ですが、2,000Gくらいは平気でハマっていた記憶があります。
軍資金と戦意を喪失しかけたその時に、不意にやってくる子役連、そしてBONUS。
運良く20連くらいすれば10万円くらいならすぐに戻ってくるので、また打ってしまいます!
※若い読者のみなさんは、こういった打ち方は絶対にしてはいけません。
4号機の初期の機種には当たり前ですが、液晶なんて贅沢な物は実装されていないので、実戦中に展開される出目やBGM、ランプ発光などから自分で物語的なものを構築というか妄想しないといけません。
※ハマり中は、こうして妄想することで退屈をしのぎます。
楽太郎的なエルフドリームの解釈としては↓
①美しい花が咲き誇り、川の流れは清らかな辺境の地エルフランド。妖精たちは昆虫、動物、植物たちと日々平穏に過ごしていた
②ある日、その平穏はあっけなく破られる。王宮の地下に祀られている魔法石を神官が動かしてしまい、それによって地中深く封印されていた古代の邪なる王が復活してしまった
③邪王はあらゆるものから生命エネルギーを吸い取り、自らの力とする術を用いてエルフランドを壊滅させようとしていた、その時・・・
④森に住む心優しい妖精族の少年は、湖畔に数千年聳えるという巨木の声を聴く。
湖底から突如現れた諸刃の斧を手に、少年は邪王へと挑む
⑤エルフランドだけでなく、全世界をもその手にかけようと目論む邪王。その力は強大で、倒すことなど不可能に思えたが・・・
⑥平和を取り戻したいという少年の願いが斧を金色に輝かせ、邪王の結界はついに切り裂かれる。
1,800回転にもわたる戦いの末、少年は邪王を打ち破り、エルフランドは救われる。
・・・ざっとこんな感じです。
しかし、
⑦邪王すぐに復活、また800回転以上戦う
⑧勝つ、でもまた復活、次は1,200回転戦う
⑨軍資金が底をつき、旅を続けられなくなり、失意のうちに帰宅する
・・・まあ、大体はこんな感じに負けます。
裏モノが当たり前のようにホールに存在していた時代、打ち手は異様とも言える熱気で有り金を握りしめながら遊技台に挑んでいました。
健全化の流れの中で、2003年にかけてでしょうか?
裏モノ機種はしだいに姿を消していきましたが、もし叶うなら、また一勝負してみたいと思うこの頃です。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
次回は、電撃あらっ太郎をとり上げてみる予定です。
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