直訳では”青い湖沼”ということで、一見とても爽やかな感じですが、実物はその正反対!
私楽太郎は、これこそ「ブラックラグーン」とでも呼ぶべき裏モノの「ブルーラグーン」を、20代中盤の頃、一時期狂ったように打っていました。
最近、20代の若手社員と雑談していると、けっこう昔のパチンコスロット機種の話になったりします。
保留書き換え、単発打ちで特賞させその抽選結果をコピーして連チャン、セット打法などなど。
権利物すら打ったことが無い世代ですので、みんな大体は「アブノーマルな時代ですね!」と目をキラキラ輝かせながら話を聞いてくれます。
※それもどうかと思いますが・・・
そんな会話の中で、特に人気(?)なのが、スロットの裏モノの話です。
2月はけっこう時間に余裕があるので、多めに記事を書けるかと思います。
なので、今月中に3~4記事くらいは、「私楽太郎がまた打ちたい懐かしの裏モノ」について書いてみようかと思います。
そんなこんなで、初めは「ブルーラグーン」を選ばせて頂きました。
ああ、こんな機種だったな・・・
そんなことを思い出しながら、オチもなく書いていきます。
池袋へGO!
時は2000年代初頭、良い意味でも悪い意味でも妙な活気があった街、池袋。
私楽太郎の印象では、一言で言うと「カオス」な街です。
20代前半の頃は軽くサラリーマン生活をしていた時期があり、その仕事の関係で渋谷、新宿、大宮といったエリアを電車で移動することが多かった私。
必然的に、それらの駅の中間地点とも言える池袋にも、外回りの”仕事の合間に”良く立ち寄りました。
そして、緊張感がある仕事の”息抜き”として、また”トイレを利用する”ために、仕方なくパチンコスロット店に出入りしておりました。
それで知ってしまったという訳です。
池袋には、私の大好物の裏モノを、複数台設置しているお店がけっこう沢山あるということを・・・
こんな機種だった
この手の記事の時はもはや恒例となっております、ごく簡単な機種紹介です↓
・2001年当時、謎の多いメーカーが製造したレアな機種
➡後に「空拳」でプチHITを記録する、リックコーポレーションというメーカー製品です。
私が把握している限り、長く設置していたのは東急沿線に1店舗、池袋(東口)に1店舗、新宿にもあったかどうか記憶が曖昧です。
・流通しているほとんどが裏モノ(と言われていた)
➡私の印象では、一般的な裏モノと比べれば(この言い方自体がおかしいですが)、ハマりはそんなに深くなかったです。
しかし、700~800Gで単発当たりばかりで、お財布に3~5万円以上入れて行き、それがゼロになるか10万円超になるかといった丁半博打的な機種だったという記憶があります。
・小役の3~4連続やBONUS直後のチェリーが熱かった
➡一言で裏モノといっても色んなタイプがあったようですが、今になって思えば、私が通っていたお店のものは、パイナップル図柄の連続やBONUS後の100G以内くらいでチェリーを契機にフラグ成立するタイプのものだったようです。
・爆連すればBIG50回超も当たり前
➡もちろん、その逆、爆●すれば5万円以上の負けも当たり前。
※一応、Aタイプです。Aタイプで5万円以上の負けは、当時の感覚では2~3日は凹む負け方です。
正規のAタイプ機種で立ち回れば、勝ったり負けたりで1週間遊べるくらいの金額が、この機種の場合だとハマり単発の繰り返しで1日で無くなります。
それでも、私的には、友人たちが大手メーカーのメジャーなAタイプに興じている中で、自分はこの機種やマツヤ商会のダイナマイトキッズなどを好んで打っており、「ミーハーな連中め!真の勝負とはこういうものだ」と完全に間違った方向に行っていた時期です・・・
・BONUS確率などは一切不明
➡今でも、私は知りません。おそらく、正式な内部仕様は最後まで非公表だったのでは?
しかし、そのブラックさこそが、打ち気をそそりました。
・なんでも極端、色んな意味で印象に残る
➡リール消灯すれば暗くて図柄が見えない、赤点灯すれば赤すぎて見えない、どの設置店もリールがグデングデンで7図柄を揃えても一直線にならない、演出(告知)音も「ゴン!」とか大きく鳴るので異常に興奮する、などなど(オッサンなので、細かいことは忘れました)。
※打ち手の負の感情を大きく刺激するので、リール正面や下パネル面などは激しい殴打の形跡が残ったりメダルで引っ掻いた跡があったりとズダボロの台が多かったです。

外見だけは爽やか
勝つまで打つ!負のループ
そんなこんなで、勝ち負けの幅が大きい、いかにも裏モノな感じのこの機種ですが、当然私の収支グラフもガクガクでした。
投資3万円くらいで持ちメダルなし
退店すれば良いものを、現金を引き出してリベンジ、そして失敗
結局、5万円負け。
こんなパターンが多かったですが、たまに7~8万円勝つと、負けた時のことなど忘れます。
そして、万枚でも出そうものなら、もう頭の中はブルーラグーン一色。
日々の生活でも、7図柄を揃える時の感覚や、パインが連続している時の期待感、告知ランプ(たしかイルカ)が点灯するときの安堵感などで、立派な依存症スロッターの完成です。
しかし、まあ、出るまで打つ、勝つまで打つといういわゆる養分打ちの末路は必然的にボロ負け・・・
かなりの中毒性があるので、典型的な裏モノと言ってよい機種だったと思います。
興味を持ってくれた若い読者で、お近くに懐かしのスロット機を設置しているゲーセンがあれば、ぜひ探してみて下さい。
そして、軽く遊んでみて下さい。
きっと、そのリールはグデングデンのはずです・・・
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
次回は、エルフドリームを取り上げてみる予定です。
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